1. プルーフ・オブ・マイ・ライフ
《ネタバレ》 数学の話で、それでいて心を病んでいる人。 というと「ビューティフルマインド」を思い浮かべる。 ただ、今回は見ていてイライラするというかナカナカ夢中になれない。 誰の研究か、キャサリンは正常なのか否か、父親は。 それらの要素がめまぐるしく過ぎっては、流れ落ちてゆく。 あまりに不要な部分に時間を割き過ぎたのでは? あくまで数学か、恋愛か、家族愛なのか、人としての再生なのか。ボヤケた。 ただただ狂った様を見せられ、それを「受け継いだ才能」で消化するには 少々胃もたれしてしまう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-06 23:48:28) |
2. プラダを着た悪魔
ファッション界、というとかなり特殊な職場に感じられる。 実際、私がトンと無縁な世界ではあるのだが分かり易い作りで好感が持てる。 アン・ハサウェイとメリル・ストリープ、二人の絶妙な関係、距離感が堪らない。 ありがちな綺麗な部分だけじゃなく、その世界に生きる人たちの内側を デフォルメしつつ掻い摘み上手いこと小じんまりとまとめている。 エミリーに対するフォロー、ミランダから離れるラストなどスッキリできる。 シーン毎の各人物の言葉、着眼点を変えればまた違った面白さが見出せるかも? アンドレアとミランダの仕事の決着、その着地点にはやや不満が残る。 その他諸々ありますが、やっぱりメリルって素晴らしい女優だなとしみじみ感じました。 加えると、変身しないアンも素敵。いや、厳密に言うと”変身しないアンが素敵”。 序盤に「コツコツ」らにダメ出しされた、ダサダサのセーター。 いやダサくないよ?全然ダサくないよ?特にお胸の辺りが最高・・。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-09 18:36:38)(良:1票) |
3. フラガール
静ちゃんが端役かと思ったら結構重要なポジションで、 泣かせ所を持っていってます。コレは意外。 キャラの掘り下げが今一歩で、サラリとまとめ流してる感がある。 スポットを当てる部分が局地的過ぎてる気がする。 厳しい時代というのが伝わりにくい。妙にアッサリ風味。 反対住民の根底にある思いや、それに伴う衝突等を深く描写しないと。 訛りや勢いで端折る前に、ストーリーに揺るぎない芯が欲しかった。 変に長かった割には強く心に残るシーンに乏しかった気がしないでもない。 [地上波(字幕)] 6点(2007-10-07 01:03:04) |
4. プレタポルテ
《ネタバレ》 皮肉めいたファッションショーを舞台とした群像劇。 所々笑えるが、キャストが多く話も見えてこないのが難と言えば難。 ラストのヌードショーは普通かな。 誰もが思うところなので、少々肩透かしを食った感じ。 この作品を手放しに褒めるのも、ヌードショーを絶賛するのも根底は同じか。 難しいところだ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-24 15:13:35) |
5. ファイナル・カット(2004)
《ネタバレ》 何が言いたいのかよくわからなかった。 唯一、幼少の頃の記憶なんて当てにならないものだということくらい。 規則が定められてる以上、編集者の選考は厳しいものじゃないのか。 しっかりとチップ保管庫に管理されてるというのに、いかがなもんかと思う。 チップ反対派との衝突にしても、背景が薄ボンヤリ過ぎて「だから何?状態」。 ラストのやり取りも半ば意味不明。君の死は無駄にはしないとか言われても。 チップの目的がただ編集し、追悼上映会で流すだけというのはおかしい。 喜んでそれを望み、高額でも購入する人々が多いというのは説得力に欠ける。 少女にしたって、父との秘密を知っている中年親父と平然と対話なんて無理。 人の人生覗き見する男に対する嫌悪感しか生まれてこないと思うのだが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-04-04 06:59:18) |
6. ブロークン・アロー
クリスチャン・スレーター、軟弱者って感じです。 腰抜けと煽り立てるはジョン・トラボルタ。ゴツいです、悪役にハマってます。 煙草の吸い方とか決まりすぎてて、主人公側の薄さが際立つ。 ヒロイン含めても、どうも太刀打ちできるような雰囲気は無い。 否定しようのないB級臭さに苦笑いしつつ、話のベタさに胃がもたれる。 素人の自分にも、核弾頭の取り扱いが大雑把過ぎるとわかる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-01 22:27:12) |
7. ブラザーズ・グリム
《ネタバレ》 そう、黒い魔女・・・モニカ・ベルッチにピッタリです。 それだけで満足です。 しかし、彼女の美しさをもっと見たいと思う間にさっさと終わってしまった。 彼女のシーン少ないよ!どうなってるの! お話は中途半端な印象、ファンタジー色全開かというと果たしてそうか?と首を傾げる。 ダークにまとめあげてる風でもない、コレは子供騙しに近い。 映像もどこかぎこちなく、綺麗なようで嘘臭い。 ギリアムっぽいといえばそうなのかも知れないが、肩透かしを食らった気分。 特にラストが強引だと感じた、なんとも言えない微妙さが残った。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-29 00:20:03) |
8. フロム・ヘル
《ネタバレ》 ショッキングなシーンは少なからずあるが、もうちっと見せ方に凝って欲しかったかな。 どうも地味で面白みにかける、デップの過去や予知能力の存在意義にも疑問。 ラストはたまにはこういうのも良いと感じられた。 ただ、あの流れでそりゃないよとは思ったけど。 久々にデップ、カッコいいなと見ていて思えた作品である。 ロビー・コルトレーン演じる、部下のピーターがいい味出してた。 にしても、ああも見事な局地的犯行ならいくらでも手の打ちようがゲフンゲフン。 もうデップが切り裂きジャックでもいいよ、と思えるほど展開にたるみがあるし。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-14 21:56:20) |
9. フライトプラン
《ネタバレ》 「母は強し」とか「コレも愛ゆえに成せる業」みたいな雰囲気ですけど ジョディーの凄い自分勝手さが浮き彫りに。 一般的にどう見えたかはさておき、彼女ちょっとオカシイ。 同乗したくない種類の人間です、飛行機ですし。最悪の取り合わせです。 彼女にもイライラしたが客にもイライラ、どうしようもないんですけどね。 夫の死によりジョディーは精神不安定だが、娘もちょっと不安定。 その夫も死んだ、とは言うがその夫のこともよくワカラナイ。 家族の繋がりというか描写が少なく話が掴みづらいのです。 開始10分弱で「はぁ?・・・ふぅ~ん」って感じでした。 もう少し娘とトークなどをして欲しかったとです。 で、娘は居ない?死んだ?ジョディーの頭がおかしい? この作品としてのふらつき具合が最高潮になったところまでが面白かったかも。 でも、この時点でジョディーの我が強すぎてお腹がモタれ気味。 そして、ここまでの引きをするからには娘を隠したトリックは凝るべき、アレは酷い。 当てつけかは知りませんがアラブ人に対する仕打ちも酷かった。 確かに他人事だし、実のところ興味の無いアラブ人に代わり私が怒るのも変ですが あそこでジョディーがちょっとでも謝るそぶりでも見せれば印象変わったかも。 少なくとも、大人らしい行動を一つは見せれたはず。 ショーンビーンが出てたし彼だけ謝ってたのでちょっと嬉しいけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-13 04:40:22) |
10. プロフェシー
《ネタバレ》 結局のところモスマン(蛾男)という人知を超えた存在で締めたが ギアが何かを握ってそうで別になんでもなかったというのがしっくり来ず。 奥さんを亡くしたことが強く生きてくると思ったのだが。 死者を追わず、R・リニーを選択することで彼女(37番目の死者の予定)を救った。 でRギアはなんなのよ、という思いが沸々と湧いてくる。 奥さんを失くし、異常と言える体験を通じ見知らぬ地で事件を追う。 何故、そこまで・・・オチてるようでスッキリしない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-20 21:00:14) |
11. ブレイド3
《ネタバレ》 2で無理に生き返らせたウィスラーに対する扱いは酷い。 長く相棒として共に戦ってきた彼への愛が感じられなかった。 ハンニバルキングという大層な名前を冠する新キャラも微妙。 出戻りらしいが吸血鬼の大男相手に関節技決めるなんてアリエナイ。 ウィスラーの娘も妙に強く、音楽聴きながらの戦いぶりに萎え。 吸血犬や変身した始祖吸血鬼がプレデター的なビジュアルにガッカリ。 日の光を浴びても平気、という点を採用するなら霧化や蝙蝠化などもして欲しい。 どうしても始祖らしからぬ弱さが終始気になった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-11 02:19:31) |
12. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
《ネタバレ》 短い分サラリと見終えてしまうが、鑑賞後の退屈だった感は凄まじい。 意味の無いシーンや説明が多い気がする。 それならまだラストバトルを盛り上げるなどして欲しかった。 自分らで事故を起こし、それを広げ自分らでまたそれを処理するといった虚しさ。 能力の見せ場担当が燃える男だけってのも地味。 キャラやストーリー、アクション全てが面白みに欠ける。 ジェシカアルバが下着姿になるなど頑張ってるが、見慣れてるのでプロモ的にも×。 個人的にタイプじゃないし・・・どうにも空振りみたいです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-05 09:48:30) |
13. フランケンフィッシュ
《ネタバレ》 確かに水上じゃ逃げようにも逃げれず船潰されるともう全滅です。 徹底抗戦といくにも人員少なく、装備も乏しく。 あのような地味な展開しか道は無い、感じ。 捜査が漁業省(?)の女博士と検視官の二人ってのが考えられない。 生まれ故郷の周辺だからって駆り出される変な前置き。 これが後々の女性キャラとの結びつきのためってのにガッカリ。 それだけのための前振りかよ、と。 開始早々に水着になった女博士の顔が立たない。 安パイと思われた彼女も暴発事故により顔半分を吹き飛ばされるという始末。 呪いだ、魔女だ、災いだと騒いだ割には・・・といったところ。 普通に普通。虐殺の限りを尽くし最後もお約束、安心のB級テイスト。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-04 05:29:49) |
14. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 最後までライアン二等兵を救うという任務の重要性、存在意味を掴めなかった。 3人の兄貴が戦死し、残るは末っ子のライアンのみ、国に送り返さねば。 もう最初から最後まで「何故?」でした。 途中からそんな任務はどこへやらといった展開になってましたけど・・・。 冒頭とラストの老人がミラー大尉ではなくライアンだった、と いう事のためにミラーを殺したのでは?と思えなくもない怒涛の畳み掛け。 戦争映画嫌いでありながら音響、そして映像にぐいっと引き込まれたけれど 気になるところもあってか素直に楽しめなかった、残念。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-23 12:16:16) |
15. フィフス・エレメント
《ネタバレ》 ミラのプロモですね。 キャラ設定、インパクトあれど底が浅い。 ゲイリーに罪は無い・・がしかし辛い。 ギャグティストで音楽も所々そんな匂いを醸してます。 明らかに狙ってますよね、コント調を。 なので第五の要素だなんだと騒ぎ立てて、結局愛で世界を救うとか陳腐過ぎます。 もう少し突き抜けても良かったのでは?壊滅的にストーリーがツマラナイです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-02 06:18:26) |
16. フォーガットン
《ネタバレ》 何故ジュリアンだけが他の親達と違ったのか、説明が無い。 根拠の無い自信も同じ。 得体の知れない何か、といったら宇宙人。 字幕では、ですが明確にその単語は出て無かったように思えます。 「彼ら」と政府が密接な関係にあるといったらそうに違いない、みたいな展開。 笑いどころです、とはいえ彼の国では割とマジで定着してるネタですからねぇ。 やっていた事といったらドタバタとした逃走劇。 ミステリーともサスペンスともつかず、SF要素も薄い。 邪魔な人間は空へ飛ばす、派手過ぎない?穏便に事を運べないのかな。 なかなかどうして高い技術を有しておきながらスマートじゃありません。 いや人間を空高く吹っ飛ばすのは単純に凄いですけど、一歩間違えばギャグですし。 実験内容の必要性が不明瞭で、愛という絆を量るには少々苦しい。 その強引さが上映時間の短さに反映されている。 この内容で長くても困るけど。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-12 23:07:11) |
17. 不夜城 SLEEPLESS TOWN
《ネタバレ》 演技面に難あり。 金城君の鼻が終始気になってしょうがない。 山本未來も好みではない、関係ないですが。 話もわかりづらく、展開も緩い。 Vシネみたいな雰囲気が肌に合わなかったのだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-03 14:19:00) |
18. フロム・ダスク・ティル・ドーン2
《ネタバレ》 1のヴァンパイア集団から、かなりのパワーダウン。 今度は4匹です。 前作と同じくダニー・トレホが出ますが序盤で退場。 怒涛の急展開もなくアッサリと。 今になってストップモーション方式というのも驚く。 そして、十字架に異様に弱い敵には唖然。 互いの立場を忘れたかのように語り合うラストはちょっといい感じ。 しかし、これではフロムダスクティルドーンの続編とは言えないと思う。 良くも悪くも普通の吸血鬼物になってしまった。 ロバート・パトリックのグラサン姿は相変わらず決まってますね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-05 01:51:01) |
19. フレンチなしあわせのみつけ方
《ネタバレ》 調味料とかその他諸々のぶっかけ合戦は少々やり過ぎた感が否めない。 しかし、ヴァンサンが浮気相手に同じようなことやらかすシーンは深い。 シャルロットは魅力的な女性、煙草を吸う姿がセクシー。 男どもが馬鹿やってるなぁ・・って感じだった。 取り留めの無いシーンの連続、言いたいことが不明瞭、上手いこと濁してる。 なので、エンド後の「幸せに暮らしましたとさ」とかイマイチしっくり来ない。 何だかんだ言っても奥さんが一番、という答えが待ってくれてるのかと思いきや。 デップがちょろっと出てたのにニヤリ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-26 03:02:08) |
20. ブリジット・ジョーンズの日記
共感できるか、そうじゃないか。 私は後者、理由は「レニーが可愛い」からだ。 30歳、行き遅れで負け組、加えて太ってる。 でもモテモテ。淋しい生活を送ってるとも思えない。 夢とか希望を見出すのだろうか、女性なら。 不思議、だがそういうもんなんだろうなぁ・・と変に納得もした。 ブリジットの感覚で生きると更に行き遅れる事になると思った。 なので、私はコメディーとして完全に割り切って見ることを勧めます。 レニーの魅力全開です、笑えるかどうかはこの際どうでもいいです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-25 21:20:05) |