1. ブラックパンサー
《ネタバレ》 ○アクションシーン以外がテンポ悪く、結構しんどい。○アクションシーンもこのブラックパンサーならではのオリジナリティを感じない。電車が通ると力がなくなる??など映画内のルールがよく分からない。これはこういうものとして観るべきなんだろうが、このブラックパンサーがキルモンガーを倒す上で大事なシーンなのに。○主人公のブラックパンサーよりキルモンガーの方が存在感あり、やられてからのリベンジも変化球なく王道すぎる。○ワカンダの力を世界に共有するといって終わったが、普通に考えて悲しい未来しか見えない。 [映画館(字幕)] 3点(2018-03-04 12:25:31) |
2. フェンス
《ネタバレ》 ○タイトルのフェンス(原題はfencesと複数形)が黒人と白人、家族とそうでない人、主人と息子と色々な意味にかかっており、その境で展開していくドラマは見応えあり。。○主演のデンゼル・ワシントンはもちろん、アカデミー賞助演女優賞受賞のヴィオラ・デイヴィス(主演でも良かった?)も表現が難しそうな場面で素晴らしかった。○様々な事情はあるのだろうが、これほどの良作で知名度ある俳優の監督とあらば、他国の日本とはいえ劇場未公開は悲しい。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-15 13:16:13)(良:1票) |
3. プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード
《ネタバレ》 ○映画におけるモーツァルト像はトム・ハルスがまず思い浮かぶため、大変だったろうが徐々に様になってくる。○とは言え、モーツァルトも不倫をしているのに善人役であることにまず突っ込みが入ってしまう。確かに男爵は殺人等を犯したが、モーツァルトはどの面下げて言っているんだと。○あとは、スザンナとモーツァルトの恋愛が退屈なこと。背徳の危機感もないし、惹かれ合う所もイマイチ。もっとモーツァルトの音楽をもって劇的に描いても良かった。 [映画館(字幕)] 4点(2018-01-14 23:06:24) |
4. 複製された男
《ネタバレ》 ○非常に考察のしがいのある映画なんだが、蜘蛛のところだけは調べないと分からない。観客の一体何人が意味を理解できたというのか。○隠喩や暗示は好きだが、もう少し分かりやすく見せるのも監督たちの仕事だろう。 [DVD(字幕)] 6点(2017-10-13 08:34:17) |
5. プロミスト・ランド(2012)
《ネタバレ》 ○終盤の告白には驚かされた。○レモネードを25セントでしか売らない少女の描写はセンスを感じた。○アリスとの出会いのシーンからなんとなく想像できたが、オチが安直すぎる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-03 15:29:31) |
6. フライト・ゲーム
《ネタバレ》 ○某飛行機サスペンス映画と被る印象もあるが、これはやはりリーアム・ニーソンの映画。○二転三転する展開に、要所でのアクション要素も良い。ただ、終盤の飛行機に穴が開くのは、この手の映画の鉄則なのかね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-01-17 09:12:38) |
7. ブリッジ・オブ・スパイ
《ネタバレ》 ○スピルバーグ監督作品は久々の映画館鑑賞。○マーク・ライランスの演技が見事だった。動じず、人を見ている賢さ。○何度かやり取りのあった、恐怖を感じるかの問いに「役に立つのか?」の訳がどうもしっくりこなかったのが残念だった。○各所への交渉の術は非常にスリリングだった。 [映画館(字幕)] 8点(2016-01-16 18:58:00) |
8. プリズナーズ
《ネタバレ》 ○重厚なサスペンスに見事な配役。多少の長さを感じるものの、サスペンスミステリーとしてなかなかの出来。○終盤の展開がもうひとつだが、エンディングの伏線などは見事だった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-18 01:00:48) |
9. フォックスキャッチャー
《ネタバレ》 ○さすがにラストは残酷だが、五輪で映画のピークを迎えると思わせながら嫉妬が招く悲劇というミスリードは何とも素晴らしかった。○スティーヴ・カレルのコメディイメージがいい前振りとなり怪演が引き立っている。ラファロ、テイタムももちろん素晴らしかったが。 [映画館(字幕)] 7点(2015-05-17 16:07:54) |
10. 42~世界を変えた男~
《ネタバレ》 ○いつぞやのイチローが満塁ホームランを撃った時に確か知ったような話だったが、人種差別がテーマの一つの割にあっさり風味の味付けだと感じた。○映画では語られなかったが、ジャッキー・ロビンソン氏は結構早くに亡くなられたのだね。亡くなる直前の式典映像など少しでも見せてほしかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-04 16:17:48) |
11. フューリー(2014)
《ネタバレ》 ○これがアカデミー賞作品賞最有力候補という謳い文句なのはかなり疑問。戦争映画の良作程度かな。前作作品賞もこれがという印象だったが。○多少会話劇も意識的に取り入れつつあくまで戦争アクション映画かな。○フューリー号の演者も良かった。マイケル・ペーニャが発射するシーンのかっこよさは何とも言えない。 [映画館(字幕)] 7点(2014-12-21 22:56:38) |
12. BLACK & WHITE/ブラック&ホワイト(2012)
《ネタバレ》 ○最初はどうなるかと思ったが、割と面白くまとまってる。○リース・ウィザースプーンてまだこんな役やれるんだね。少し老けたがやっぱりかわいい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-15 21:04:47) |
13. フライト
《ネタバレ》 ○一番印象に残ったのは特殊な癌に罹患した男性による神の話。すべてを神のせいにして前向きに生きている。○一方で神などどうでも良く、すべて自分さえ良ければ良く他責ばかりするウィップ。○結局これだけの上映時間がありながらなぜ最後に自分の非を認める決断に至ったかがあまり描かれていない。亡くなった不倫相手の写真をしばらく見つめるシーンがあるがそれで気持ちが変わったのかな。○また最後のセリフである「Who are you?」のインパクトはなかなかだが、親子関係の修復の経緯も説明が不足すぎやしないかと。 [映画館(字幕)] 6点(2013-12-07 12:52:47) |
14. ファミリー・ツリー
《ネタバレ》 ○今まで何度も扱われてきたようなテーマだが、コメディとドラマのバランスが絶妙。ジョージ・クルーニーここにありという感じさえ受けた。○まるで音楽が傍観者のように何があってもけだるい音楽が流れる。ハワイという舞台も良い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-28 22:02:12) |