1. ブンミおじさんの森
何が言いたいかもわからないし、漠然とした理解さえできない描写が多い。自然の音だけ心地良い。それしか書きようがない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-12-28 14:45:41) |
2. 普通の人々
《ネタバレ》 先ず静かな映画と感じて、それ故に人々の感情の機微を感じることが出来る。 三人で囲んだテーブルを見て、何となく普通の人々で構成される家庭ではないと感じる。それがセラピーや家族の会話を中心に少しずつ明らかになっていく。謎解きのようでとても興味を惹かれます。 序盤は親子の溝があるのかと感じていたが、徐々に父親と母親の子に対する差が理解できてくる。そして母親に腹立たしさを覚えて、さらには怖さをも感じて大方の原因を悟ることが出来る。庭で横になっていた子のコンラッドを見て母親が庭に出てくるところを見るに、きっと母親も子と仲良くしたかったのだろう。でもやっぱり母子の会話は噛み合わない。写真撮影で子が声を荒らげて、普通を演じていたメッキが剥がれる。このシーンのインパクトの大きさは作品の静かさ故だろう。二人の関係はますます悪くなっていき誰も止められなくなる。 母親とセラピーの先生のコンラッドへの対応は正反対だと見えました。一方は感情を隠し本音を言わず父親のフィルターを通す。もう一方は気持ちと感情を露わにし思っていることを言葉でぶつける。母親のように気持ちを表せない人を、私自身も身近な人に感じることがあります。確かに母親は体裁とか過剰に気にする人として象徴的に描かれていますが、多くの人はそういうものが全くないわけではないでしょう。家族が特殊な状況にあってということを考えると母子両方の苦悩が理解でき切ない気持ちになりました。 カレンの両親の電話対応やセラピーへの母親の反応が印象的でした。精神疾患やセラピーをネガティブに捉えるのは良くないことということを改めて感じ、真っ直ぐ問題と向き合うことが大事であると感じます。今の時代にも通ずることで社会的にも意義がありますし、映画としても興味深く見ることが出来る素晴らしい作品でした。コンラッドが自らの力で歩み寄ろうとする姿は感動的です。 皆表面的に普通に見えても、背景を知ると普通って何だろうと考えずにはいられません。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-31 15:08:36) |
3. プレイス・イン・ザ・ハート
《ネタバレ》 ありきたりな物語でまずまずだなあと思っていたら、最後の教会のシーンは意外でした。そこに作者の思いがあるということは分かるのですが、アメリカ人ではない生まれも育ちも日本の私には十分に伝わらなかったと思う。でも、そういった違いを感じることの面白さもあると思いました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-10-12 17:39:54) |
4. フォレスト・ガンプ/一期一会
ストーリーについては色々と途中で言いたくなったのだけれど、終わってみたら感動。 邦題に付いている「一期一会」の生き様を主人公から教えられたような気分になりました。彼は身近な人をとても大切にする。もちろん幼少期から周囲との関係の構築が難しかったことが大きな要因になっているのだろうが、成功者になったことを無視してもガンプが立派に見えたのは、私自身が考える理想の人間の振舞いに彼が重なったからだろう。 身近な周囲の人を大切にする。言葉では単純なことだけど、なかなかできない。でも改めて実践していきたいし、しなくてはならないことだと改めて教わりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-06 00:27:01) |
5. フェイス/オフ
よくある類のハリウッド映画。よくある無理のある展開、よくある銃撃戦、よくある追っかけ合い、よくある爆発で、よくある面白さ具合でした。 [地上波(字幕)] 5点(2017-01-21 16:20:43) |
6. プリズナーズ
《ネタバレ》 最後には良い感じでまとめてきたなという印象だけれども、長めのわりに人物描写が十分でないと感じた。 ホリーが犯人ということは唐突感があったけれど、犯人と分かるまでの登場が少なく驚きは無かった。 またケラーがアレックスを拷問している時も、アレックスが犯人でない感じが逆に伝わりすぎて惨さしか感じなかった。 もちろん被害者の少女たちとその家族は気の毒なのだが、ケラーの残忍さが犯人のホリーを上回る印象を受けてしまい(本当はそんなわけない)、同情心もスッキリ感も無いまま終わってしまったという感想です。やはり、疑わしきは罰せずの精神は大事です。 [地上波(吹替)] 4点(2017-01-05 18:09:34) |
7. ブラック・レイン
大阪育ちの私には古臭さを感じて、自分が年を取ったことを思い知らされた。 作品は雰囲気は好きですが、物足りない感じがしました。 [地上波(邦画)] 5点(2016-12-06 18:50:49) |
8. フレンチ・コネクション
退屈せずに見れたが、人物描写に深みが無く、最後のオチも「なんじゃそら」という感じ。 地下鉄で敵を追走するシーンがアホらしくて一番記憶に残っている。 [地上波(吹替)] 5点(2016-09-10 11:24:08) |
9. プリティ・ウーマン
《ネタバレ》 こういう映画、最初は嫌悪感もあったりするのに最後はジーンときてしまう(笑) ホテルの従業員の盛り立て具合が好きです。 [ビデオ(吹替)] 7点(2014-11-17 18:50:04) |
10. ブラス!
ちょっとインパクト不足かなあとも思いましたが、閉鎖になる炭鉱の町の物寂しさの演出は見事ですし、そこで働いている男たちの実直さに素直に感動しました。 [地上波(吹替)] 5点(2011-10-23 18:09:24) |
11. フィールド・オブ・ドリームス
ファンタジーはあまり受け付けないんだけど、自分も天の声に引き込まれたように夢中になりました。ただ感情が高ぶるようなところは無かった。また何年後かに見てみます。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-26 20:20:43) |
12. フリック・ストーリー
《ネタバレ》 刑事ものとしては面白みに欠ける。悪者の方がドラマがあった気がしたのでトランティニャンにスポットを当てたマフィアものの方が面白そうだ。ビュイッソンはあれほど無慈悲で残酷な救いようがないワルだったのに、捕まって死刑になったときどこか物寂しい感じが残ったのは意外だった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-02 00:30:42) |
13. フロント・ページ(1974)
最後のオチがすごく好き。ウォルターマッソー演じる編集長?の性質を象徴するようで意外性もあってセンスを感じますし、この映画を印象に残るものにしてくれました。ビリーワイルダーはやっぱりスゴイ! [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-10 18:22:43)(良:1票) |
14. ファミリー・ゲーム/双子の天使
難しく考えず楽しめる映画ですね。度を過ぎたイタズラはありましたが笑。執事やお手伝いさん?の存在も家族の暖かみに花を添えていました。しかし双子と思い込んでいたがCGだったのか。まったく気付かなかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-27 12:44:28) |
15. フラガール
凄く無難な映画。どこかで見たようなシーンが多過ぎて気持ちが乗ってこない。いろんな人の見せ場を作ろうとして深みが出ていないように思う。田舎という舞台を自然に見せていたのは良かった。 [地上波(邦画)] 5点(2011-05-23 23:43:32) |
16. フレンジー
相変わらず撮影技法で楽しませてくれるし特に長回しのインパクトは絶大。ただ殺人犯の狂気性と比べてそれほどスリルを感じるところは無く、ドキッとしたところは死体のアップのところくらいでお化け屋敷のような感覚でした。それでも話のまとまりは良いのでそこそこ面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-25 09:11:20) |
17. ファーゴ
血生臭すぎて残酷な印象しか残らなく笑えるものも笑えない。ポジティブな存在も取って付けたようなものに見えて受け付けなかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-04-20 10:39:32) |
18. 不毛地帯
相変わらず腐敗してます。今まで見た山本薩夫作品の中ではインパクトのあるシーンが少なかったが、それでも3時間はあっという間だった。丹波哲郎がカッコよかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-16 00:52:21) |
19. プロジェクト・イーグル
ジャッキー映画では好きな方だ。砂漠で水欲しがるシーン印象に残ってる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-06 17:36:47) |
20. フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白
戦場の霧の中で常に正しい判断はできない。武力を行使しないことが唯一の正しい判断だと信じたい。 こういうドキュメンタリー映画は勉強を促してくれて良いですね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-27 02:05:18) |