1. フェノミナン
《ネタバレ》 空から謎の光線が降り注ぎ、トラボルタが謎の力を得る、というシンプル極まりない分かりやすいオープニングからの・・・ 前半はコメディ路線であの能力にワクワクして楽しいのですが、種明かし後からは、生きる意味とは?と問うような話になり、この急展開はせつなすぎて、まるでアルジャーノンを見てるようでした。 良い映画だとは思うのですが、悲しすぎ。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-15 01:10:57)(良:1票) |
2. プライドと偏見
《ネタバレ》 ドラマ版(コリン・ファース版)を見た後に視聴しての感想になります。 ドラマ版との比較になってしまいますが、Mr.ダーシー役のマシュー・マクファディンが少々気弱な青年にしか見えず、「傲慢」が根底にあるからこそのあの態度だった!とは思えないところが少しだけ残念でしたが、全体的なテンポはむしろこちらの方が良かったように思います。ベッタベタのシンデレラ・ストーリーなので、幸せ気分に浸りたい時にぴったりな映画です。 (コリンズ牧師役のトム・ホランダーが岡村に見えて仕方なかった。) [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-19 23:59:08) |
3. プレステージ(2006)
《ネタバレ》 2度目の鑑賞を終えて投稿します。 この作品も、テネットなどと同様にもう一度見たくなる映画になっています。 一度見ただけではモヤモヤしていた部分が、二度見ることで、様々な伏線が見つかり、そのほとんどがすっきりと回収されました。 ただ、気になる点が2つ。 1つ目は、当時の警察捜査の実際を知らないので何とも言えませんが、ロバート・アンジャーの妻が脱出に失敗した原因は、明らかにアルフレッド・ボーデンが結んだロープの結び方にあるにも関わらず、「覚えていない」で済まされてしまうのが、人が一人死んでいるにも関わらずあまりにも杜撰だと感じました。(もちろん、覚えていないのは、もうひとりの彼が結んだため) もう一つは、二人の確執です。ヒュー・ジャックマン演じるロバート・アンジャーがクリスチャン・ベール演じるアルフレッド・ボーデンを恨む気持ちは分かりますが、その逆がよく分かりませんでした。もしかしたらまだ見落としている部分があるのかもしれませんが。 おもしろかったです。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-19 23:42:57) |
4. プラダを着た悪魔
《ネタバレ》 序盤、アン・ハサウェイ演じるアンドレアのシンデレラ・ストーリーなのかな?と思っていたら、そうではなかった。 どんどん別人のように垢抜けていく恋人を、普通だったら友人たちに自慢げに語りそうだけど、これもそうはならなかった。 あと、エミリーにもっとひどく意地悪されるんじゃないかとハラハラしたけど、そういう展開もなくて、 さらりとサイモン・ベイカーを活用しちゃうところとか脱帽しちゃったし。 なんだかんだとお約束的な展開ではないところがこの映画の魅力のひとつなのかも。 出演者たちの華やかな服装とメリル・ストリープの圧巻の演技力も必見。 この映画を見ると、仕事頑張ろう!と前向きになれる。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-23 08:42:47) |
5. ブラック・ウィドウ(2020)
《ネタバレ》 本作は、シビルウォー後のブリッヂストーリー的な位置づけだと思います。 ナターシャの驚愕の生い立ちが明らかになり、暗い雰囲気が見え隠れするスタートに少し不安になりましたが、シリアスに徹しておらず、笑いのツボはしっかり押さえていて、妹・エレーナの"Such a poser."というところは、大ウケでした。 エレーナ役のフローレンス・ピューは、ある意味スカーレットの後継者になると思うのですが、次回作に期待が募る好演でした。 アクションの迫力も満点。 カイロ・レンの第二形態みたいな奴(アントニア)は、この先も登場して欲しいと思える強敵で良かったです。 全体的なストーリーは時代劇のような勧善懲悪お約束の展開で、安心して見ていられます。 ナターシャに再び会えた感動を味わいつつ、あっという間の134分でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-10-12 11:57:48) |
6. ファースト・マン
原作は『ファースト・マン: 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生』上・下。 人間模様を織り込みながら、事実を淡々と描いています。実際のドキュメンタリー映像が使用されている部分もあり、臨場感・迫力満点で、見ごたえ十分。 ライアン・ゴズリングの感情を抑えた演技には好感が持てましたが、人間ドラマが映画全体を暗くしているので、少々残念です。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-01-23 01:16:39) |
7. 舟を編む
先に原作を読んでからの視聴。 ほぼほぼ原作に忠実に映画化されていると思います。 辞書作りの奥深さ、大変さを、涙あり笑いありの心温まるストーリーに仕上げてあります。 辞書は誰でも一度は使ったことがあるだろうし、興味はなくとも身近なものだし勉強にもなるので、たくさんの若者に見てもらいたい映画です。 [DVD(邦画)] 6点(2019-04-26 07:25:29) |
8. ブラッド・ダイヤモンド
ズウィック監督は紛争ダイヤモンドの話を広く世に知れ渡らせることが目的だったと思うので、その役目は十分に果たしたと思う。 ただただ悲惨な映画にもなりうる題材ですが、恋愛と更正と友情を絡ませて、切ないけど清々しい作品に仕上がっています。 この年代のアウトローな人物を演らせたら、レオ様の右に出る役者はいないのではなかろうか。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-08-07 17:29:49)(良:1票) |
9. 50/50 フィフティ・フィフティ(2011)
このネタをコメディにしてしまうことに関する是非を問うたらキリがないので、そこは敢えて言及しないものとして。 こんなに不満のない映画も珍しいほど、よくできたヒューマンで、 役者の演技、脚本、すべてに納得できる作品でした。 ◆ 最後の方、カイルの家でアダムが本を見つける場面。あれは実に良かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-05-09 13:58:57)(良:1票) |