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1.  北京的西瓜
大林宣彦監督作品としては、あまり見てる人は居ないかもしれない作品である。テーマがテーマだけに地味といえば地味だけど、人間って良いな!例え、国籍、人種が違っても、同じ人間同士仲良くやろうではないかという思いが画面から伝わってきます。前半と後半で話がどんどん違う方向へ変わって行ってしまうのは残念ですが、大林映画らしい優しさを感じることができます。残念といえば、当時の時代背景をモロに受けてしまった為か?本当なら違う終わり方にしたかった筈です。大林宣彦監督の無念を憶えずにはいられません。
[DVD(邦画)] 7点(2020-06-29 22:42:44)
2.  ペコロスの母に会いに行く
えっ?この作品がこの年の一番の邦画なの?森崎東監督の作品の中でも一番評価されている映画らしいけど本当にこれが森崎東監督の最高の作品なのかな?良い映画かもしれない。言いたい事、伝えたい事もよく解る。でも森崎東監督じゃなければならないのかな?という意味でこの点数が限度です。認知症、介護の世界の描き方、人間ドラマとしてもよく出来ているとは思うけど森崎東監督というと寅さんをはじめとするパワフルな喜劇を幾つも書いてる脚本家だ!そんなパワフルな面白さがこの作品には感じる事ができません。こうした難しいテーマを題材として扱えば普段は辛口な評論家達にも評価してもらえるかもしれない。それでも森崎東作品にしかない毒のある笑いで楽しめる作品が観たい。どうせなら元気な頃の渥美清主演、認知症の母をミヤコ蝶々で見たい気がする。主人公の母がお世話になる施設の名前がさくら館というのもどうしても寅さんを思えてしまいます。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-21 19:21:48)(笑:1票) (良:1票)
3.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 
まず最初に日本じゃ絶対にこういう映画は作れないであろう!二つの人種、白人と黒人が同じ国の中で同じように1つの家の中で生活する。アメリカだからこそより強く感じられる人種差別問題と人種を超えた友情、そういうものが丁寧に描かれていて感心させられた。タイトルにある「ヘルプ」という本を書くことになる白人女性、ヒステリーな白人女性と金髪姿に巨乳を意識させるかのような馬鹿女全開の白人女性、いずれも全くタイプの異なる3人の白人女性の存在があるからこそそれとは対照的な黒人のメイド達の白人女性に対する接し方の難しさというものを大きく感じられる上にこの映画、白人にも黒人にもそれぞれ共感出来るようにきちんと描かれているのがこの映画の良い所である。黒人だというだけで白人の警察官に逮捕されてしまうエイビリーン、そんな中でもめげずに頑張ろうとする姿、そして、無事に帰ってきたエイビリーを優しく向かえる同じ黒人達大勢の姿に仲間意識、仲間を思いやることの素晴らしさを教えてくれる。色んな意味で考えさせられる映画になっていて見応え十分!ほとんど女性の視点的な雰囲気の映画ではあるけれど、男諸君も見て損のない映画である。それにしても見ている間、やたらと腹が減ってきて困った。そういう意味でも「ヘルプ」な映画でした。暗くなりがちなテーマなのに笑える部分もあったりと単なる暗いだけの人種問題映画になってないという意味でも評価したい。
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-06 21:44:51)(良:2票)
4.  ヘアー
ロックとオペラ、そして、戦争告発みたいな内容に予想してなかったほど飛び交う言葉の過激なこと!ミュージカル映画というよりは社会派のドラマとして観るべきなのかもしれないような?何とも複雑な感じが漂う。監督のミロス・フォアマンという人は社会派の監督というイメージが私の中にはあり、そういう意味でも強烈な戦争批判を歌に乗せて描くというこれまたかなり政治色の強い映画に感じられた。期待したほどの映画ではなかったけど、それでも普通に楽しむことは出来たので一応、この点数ですがミロス・フォアマン監督の才能を持ってすれば、もっと凄い映画になっていても不思議でないような気がする映画でもある。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-16 21:38:25)
5.  ベン・ハー(1959)
今ならおそらくCGで描いてしまうであろう例の有名なレースのシーン、戦車の動きと迫力ある映像、これなんてCGでないからこそ出せる迫力が観る者に迫ってくる。またこの映画は人間ドラマとしてもきちんと描かれている。だからこそ多くの方に楽しんでもらえる映画になっていると言って過言でもない。監督のウィリアム・ワイラーという人は何を撮っても外れが無い。どの映画も今の映画よりも全てにおいて面白く見れる所がこの監督の凄さ、しかもそのジャンルにおいても多彩である。名監督と言う言葉はウィリアム・ワイラー監督の為にあると私は思う。キリスト教徒というテーマにおける難しさを差し引いても娯楽映画として十分に成立しているし、とにかく3時間以上の長さを飽きさせないろ所も素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-18 21:27:57)
6.  ベニイ・グッドマン物語
これは確かに「グレンミラー物語」の二番煎じみたいだし、主人公を演じている俳優もいまひとつな感じだし、他にも不満もあるけれど、音楽映画、伝記映画としての面白さ、素晴らしい音楽が見られるという意味では評価出来る。スウィングすること、音楽に乗せて身体を動かしたくなることの素晴らしさを感じることが出来た。教えて貰った。改めてジャズって良いなあ!て何だかそう思えてくる映画である。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-05-20 22:03:32)
7.  ベリッシマ 《ネタバレ》 
何?ヴィスコンティ映画なのに人情喜劇だって?なるほどね。これは確かに人情喜劇である。イタリア的な如何にも人間的な感情を剥き出しにして、とにかくしゃべる。しゃべる。台詞の途切れることがほとんどない。アメリカ的な笑いを期待するとガッカリするかもしれないが、そこはイタリア映画、しかも、監督は人間ドラマを描かせたら上手いルキノ・ヴィスコンティである。人間の感情を上手く描いている。この映画の最後に近い所でのあの監督をはじめとする映画関係者達の前で娘のテストフィルムを流す場面で娘の泣き顔を見て、それを笑いもののようにして、楽しんでいる連中に対して母の「何がいけないの?」「どうして笑うの?」と激怒する姿は子を持つ親としての本当のあるべき姿であり、また、その後、今度はまるで手のひらを返すようにして、娘さんを是非、映画に出させてくださいと頼む監督に対して見せる母親の姿、契約書へのサインを断った母親の姿にこれまた母親らしい娘への思いやりが感じられる。こういう人間としての本来あるべき姿を映すことの出来るこのルキノ・ヴィスコンティという監督さんは素晴らしい監督である以上に一人の人間としても素晴らしいと思わずにはいられなくなる。ヴィスコンティて名前を聞くと、それだけで何だか難しそうな映画ばかりだとか、退屈そうな映画だとかそう思っている方に特にお薦めしたい。ヴィスコンティ映画の中ではある意味、特殊である映画かもしれないが、誰が見てもよく解るという意味では最も見やすい映画ではないだろうか!
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-01-23 10:53:37)
8.  ペイルライダー
これは既に何人もの方が書かれているように「シェーン」そのものである。あの壮大なる西部の町並みの美しいこと!美しいこと!美しさにおいては完全に「シェーン」よりも上だし、アクションものとしてもこっちの方が上かもしれない。ただ、私は「シェーン」の方が好きです。確かにクリント・イーストウッドは文句なしにかっこ良いし、馬に乗っているだけでも絵になる。それでも「シェーン」ほどの感動を味わうことは出来なかった。面白い映画であることは否定致しませんので7点ぐらいは与えても良いかとは思うけど、8点以上はとなると個人的には難しい。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-14 21:11:46)
9.  弁天小僧 《ネタバレ》 
市川雷蔵の前に弁天なし、雷蔵なくして弁天なし!とにかく市川雷蔵の美しさとかっこ良さ、その両方が遺憾なく発揮されている。歌舞伎役者としての市川雷蔵もこれもまた良し!女方を演じても、違和感なく見せれる貴重な俳優の存在、それがこの市川雷蔵という俳優の持ち味でもあり、それでいて、勿論、男らしい活きの良さ、粋という意味でも見せてくれる。男が男に惚れる俳優の一人である。市川雷蔵演じる弁天小僧菊之助が青山京子のお半さんに対して襲おうとする場面なんてどこか同じ市川雷蔵主演による人気シリーズ、代表的シリーズの眠狂四郎みたいです。宮川一夫のカメラは相変わらず美しく、市川雷蔵が屋根を登るシーンや部屋を出入りする時の外からの風景や川の水の美しさなども印象に残る。とにかく全てにおいて美しい。ところで、最初、あの遠山の金さん、勝新だとは解らなかった。しばらくして、ようやく勝新であることが解ったけど、なんだろう?遠山の金さんと勝新ねえ!何だかイメージ的に違う気がする。あまりにも良い人過ぎて物足りない。勝新にはやはり「座頭市」の市や「悪名」の朝吉のようなアウトローな役こそ似合う気がする。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-12-05 16:46:31)(良:1票)
10.  平原児 《ネタバレ》 
ゲイリー・クーパー主演による西部劇の大作!ゲイリー・クーパーの西部劇というと真っ先に「真昼の決闘」を思い浮かべるけど、好みで言えば断然「真昼の決闘」のが上であるが、しかし、この作品もなかなかの出来栄えになってはいて、何と言ってもゲイリー・クーパーが文句なしにかっこ良い。ジーン・アーサー演じる気の強い女にキスをされるたびに唇を拭き取るシーンなど俺はお前には用はない。お前のことなど好きじゃないんだと言っているようであり、いちいち言葉になど出さなくても伝えたいことはきちんと伝えていると感じることが出来る。こんな男は女からしてみたら何て嫌な男でキザったらしい野郎だと感じるかもしれないが、ゲイリー・クーパーだからこそ良いのであり、これがどうだ?俺っていかにもナイスガイだぜ!みたいな奴とは大違い、男らしくてかっこ良い男の象徴、それがゲイリー・クーパーという俳優である。またそんな男に対してしつこく迫るジーン・アーサーがバーでお金を払おうとせずに立ち去ろうとする男を縄で引きずり込んで無理にでも金を払わせようとする場面、正しく強い女の象徴的な場面を表している。勿論、西部劇らしいアクションシーンにしてもきちんと用意されていて飽きずに楽しめる一方で妙に説教くさかったり、戦争の面影を引きずってたりと気になる部分も多いのがマイナスではあるが、役者の芝居、そうそう、若きアンソニー・クイーンも印象に残るこれまたなかなか見応えのある西部劇に出合えた気がする。この監督のもう一つの西部劇「大平原」も観たいなあ!何しろバーバーラ・スタンウィックが出ているらしいし、近所のレンタル屋にあったかなあ?
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-08-24 11:28:56)
11.  兵隊やくざ 《ネタバレ》 
痛い映画だ!殴られる痛み、殴る側も殴られる側もどちらも痛い。そんな痛みをここぞちばかりに表現しているような如何にも増村保造監督らしい痛みの伝わる映画である。軍隊なんて所は誰が見たって嫌なことばかりしか見えてこない。軍隊における生活は人間をどんどんと嫌な者に変えてしまう。この映画を見て益々そう感じると共にそんな非人間的な奴だらけの中にあって勝新と田村高廣の二人の演じた男には人間的な魅力、バカだけどそのバカな部分こそ人間本来の持っているものではないだろうか!何とも荒けずりで、とにかくやってることは間違いだらけかもしれないが、この映画の持っているその荒けずりな部分こそ昨今の日本映画に一番欠けているものではないかと思う。増村監督の描く世界はいつも心の痛みが観ていても伝わってくる。あの風呂場での喧嘩のシーンにおいての男達の取っ組み合いの凄まじさ、男って奴の大馬鹿ぶりが男である私から見たら微笑ましく思えてしまって単なる大馬鹿野郎とは言い切れないものを感じる。しかし、あれだけみんなして、裸で殴る。蹴る。暴れるシーンを見せながら男にとって最も大事な殴られても蹴られても踏まれても女には絶対に解らないだろう男にしか理解出来ない痛さを感じるあの場所が何一つとして映らないのはある意味、この映画以上に凄いことかもしれない。
[DVD(邦画)] 7点(2008-07-04 21:18:27)
12.  ベニスに死す 《ネタバレ》 
まず最初に言っておきたいことがある。今までアメリカ映画しか見たことのない人、これからヨーロッパ映画を見ようと思っている方、そういう方にこの映画を一番最初に観る。選ぶのだけは絶対に止めた方が良い。間違いなく退屈だと思うし、二度とヨーロッパ映画なんか見るものかと思うに違いないからである。そんな映画なのに何故7点も付けているの?と思われるだろうけど、映画はただ面白いだけが映画じゃない。この映画は人間とは如何に惨酷な生きものかという問いに応えて見せている。年老いた主人公がイタリアの美しいベニスという場所で出逢った一人の美しい若者、それも同姓に対し惹かれていく。同姓が同姓に対し描くあこがれ、それは人間の本質のようなものであるという監督からの強いメッセージと取れる映画がこの映画ではないかと私は思う。美しいものに対するあこがれというものは人間なら誰しも持っているはずです。あまりにも美しいベニスの街並みと美しい若者、そして、美しい音楽、この映画は何もかも美しい。その美しさが故にけして、自分は美しくとも感じない一人の老人が美しさの中にある惨酷な少年の心というものに心を奪われたまま最後は病気で死んで行く。誰にでもある老いたくない気持ち、人を愛するということと愛されたいと思えば思うほど浮かび上がってくる惨酷さ、この映画は単なる人間の妄想だけでない人間の惨酷な部分を美しくも哀しく描いた作品で、楽しい映画でもないし、笑えるとかスカットする映画でも勿論、ない。しかし、ただ面白いだけが映画ではないということを私に教えてくれているという意味で外せない作品である。何度も繰り返し見て楽しみたい映画でもない。そして、やはりこれから初めてヨーロッパ映画を見ようと思っている方には薦めることは出来ない。色んな国の映画を観て、色んなタイプの映画を体験した上でこの映画を観る方が良いと思うし、そうでないと間違いなく二度とヨーロッパ映画は見るものかとなることでしょう!
[DVD(字幕)] 7点(2008-06-22 20:36:08)(良:2票)
13.  ヘッドライト 《ネタバレ》 
フランス映画を代表する二人の俳優、ジャン・ギャバンとフランソワーズ・アルヌールの「フレンチカンカン」コンビによる大人の恋愛映画です。人間の刹那さ、やるせなさ、哀しみ、そして人としてどう生きるべきか?この映画ではそういった要素が描かれています。フランス映画を見るといつも思うのは哀愁漂う雰囲気作りが本当に上手い。ハリウッド映画にはない独自の静けさ、悲しさみたいなものが素晴らしい音楽と心に染み入る。親子ほど歳の離れた二人が愛し合うという話そのものは古く感じるし、また派手さがない分、退屈に感じる人もいるかもしれないけれど、人間の深い愛情を本当に二人の好演によって見せる辺りはいかにもフランス映画です。ジャン・ギャバンの背中から感じる男の哀愁、そして、フランソワーズ・アルヌールの女性としての哀しみ、ラスト、霧の立ち込める中、トラックに乗って去っていくジャン・ギャバンが何とも言えない男の悲しさを表しているようで、本当に切なくてやるせないそんな映画として、いつまでも心に残りそうです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-21 11:47:40)(良:1票)
14.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 
やっと自分の期待に応えてくれるミュージカル映画を見ることが出来た。「ムーランルージュ」「オペラ座の怪人」「シカゴ」「プロデューサーズ」「ドリームガールズ」と近年のミュージカル映画はどれも自分としては物凄く不満であっただけに期待半分、いや、それ以上に不安のが大きかったけど前評判の良さに今度こそという思いで見てきました。いや~もう、楽しかったなあ!歌に踊りにそして、何と言っても魅力的な登場人物達と、こんなにも楽しいと感じることの出来たミュージカル映画なんて、おそらく自分が生まれてから、そして、映画館で初めて見ることが出来たそんな気がする。良き昔のハリウッド映画の雰囲気がここには感じられるのと太ってることがコンプレックスというよりもそれを生かして、一生懸命に前を向いて生きようとする主人公の姿がとても気持ち良くて、これぞミュージカルって感じのとにかく楽しくて、楽しくてあっという間に終わってしまった気がする。主演の女の子が本当に良い。あの女の子の演技と表情だけでも見ていて本当に楽しいのに、脇を固める俳優陣がこれまた皆、良い。ジョン・トラボルタのお母さん役も全く違和感なし、父親約のクリストファー・ウォーケンのコメディアンぶりもやたらと面白く、あの変なおもちゃ屋さんでのミシェル・ファイファーとのやりとりなんて、本当に笑えるし、そして、黒人問題やらの深い問題を描きつつも、けして、重くならずに誰もが見ていて本当に幸せになれると思うそんな作品です。白人も黒人も同じ人間であるということがこの映画を見ると誰もが思うはずです。人種を超えた仲間意識、素晴らしい人達によるこの秋、一番の作品だと思いました。最後にミシェル・ファイファーのあの悪女ぶりといい、大人の色気といい、何なんだ!恐るべき、もう五十歳にもなろうというのに信じられないほどの色気とかっこ良さはどうしたら出せるんだ?
[映画館(字幕)] 9点(2007-10-20 17:46:23)
15.  ベルリン・天使の詩 《ネタバレ》 
これはドイツがまだ東西、東と西とに分かれていた時代の映画で、この映画の主人公、天使であるダミエルはブランコに乗った一人の女性に恋をし、そして、自分も人間になって、彼女との愛を掴もうとする。ピーター・フォーク演じるテレビの人気者に人間になるには天使は死ななくてはならないと聞かされるというこれは人間になりたい天使の視点から描かれているとても切ないお話です。そんな主人公ダミエルは天使の時と人間の時とでは色が違うのだ。天使の時はモノクロで、人間の時はカラーという映像により浮かび上がるものは何か?天使の姿である以上はどう頑張っても、彼女とは一緒にはなれない。このモノクロの映像は心の中の悲しさ、寂しさみたいなものを描いてるように感じるし、また、人間の姿になった時のカラーによる映像は心の中に人間としての血が流れているというような監督からのメッセージみたいなものを感じることが出来ます。正にタイトルの如く、「ベルリン・天使の詩」そのものと言える映画ではないだろうか!
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-02 21:55:16)
16.  へそくり社長
へそくり社長ていうこのタイトル、なかなか面白く、またこのシリーズ、これが観たのは二本目だけど、それなりに楽しめたけど、思ったほどの面白さというものは感じられなかった。この作品では石とお園さんが、いや、そやなくて、森繁久彌と越路吹雪が何と夫婦という設定で、次郎長三国志ファンとしてはこれまた楽しみだったものの、何かいまひとつの感じしか残らないのが不満!けして、つまらない作品ではないけど、もう一つ、ハチャメチャな面白さが欲しかったなあ!
[DVD(邦画)] 6点(2006-06-18 21:15:03)
17.  ベイブ
ベイブ、可愛かったなあ!公開当時、かなりの評判でアカデミー賞候補にまでなるぐらいだし、それなりの作品なんだろうなあ!けどたかが豚じゃねえか!本当に面白いのかよ?この映画?と全く期待もせず、観に行ったのを覚えています。で、えっ?豚の映画でここまで完成度高くて良いの?この映画の前では日本映画がよくやる動物ものなど、どいつもこいつも腐って見えるぐらい良かった。感動してしまった。まさか、豚にやられるとは不覚!そんな一本です。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-14 20:58:12)
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