1. ペンギン・ハイウェイ
《ネタバレ》 佳作。軽薄そうなタイトルというだけでなく、声優が芸能人、テーマソングが宇多田ヒカルという時点で、相当期待値が低く、正直見るつもりはなかったのだが、森見登美彦原作ならばと思って見に行った。【ネタバレ注意】つまらなかったとまでは言わないが、終盤までペンギンの得体がしれないのが、なんだかスッキリしなかった。もちろん原作からそういう展開なのだと思うけれど、そうした状況について「不思議なことに」以上の説明がないのは残念。 [映画館(邦画)] 6点(2018-08-23 19:29:37) |
2. ヘイトフル・エイト
佳作。タランティーノの映画らしく飽きさせない面白さが最後まで続く。だから何か心に残るというわけではないけれど。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-07 20:58:18) |
3. ペイチェック 消された記憶
《ネタバレ》 点数はちょっとおまけ。ユマ・サーマンがよかったので。アクションシーンは、もう少し軽めでよかったと思うがそこそこ飽きずに最後まで見られた。ただし、突っ込みどころは多い。【ネタバレ】最終的に「壊して逃げる」にしては、やることが複雑すぎる(←そうでなくては映画にならないが)。あれだけの未来を確認しながら必要なものを入手していたのだとしたら、とても何週間程度の準備では足りないはず。どうせすぐわかるのなら事前に彼女に話を通じておけばよかったはず(←そんなことをしたら映画にならないが)。とまあ、「映画だからしかたがないな」と思いが続いてしまった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-28 00:34:29)(良:1票) |
4. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 がっかり。長尺でありながら、それなりの展開はあるので「腹が立つほどつまらない」とまでは言わないけれど、これでアカデミー作品賞ノミネートとは。いってみれば「SF映画」なので細かい突っ込みはしないでおくけれど、「年寄りで生まれて若返る」という一本調子に、とってつけたようなエピソードをちりばめただけという感じがする。ああ、脚本が「フォレスト・ガンプ」の人なんだと知り、何となく納得してしまう程度。しかし、死に際の回想やハリケーンという設定に、オチを期待したのだけれど、何もなし。若い顔も老け顔もよく作ってあるな、と感心してしまうのが、感情移入しにくいという意味で逆効果だったかもしれない。 [映画館(字幕)] 6点(2009-02-24 00:44:48) |
5. ベオウルフ/呪われし勇者
映画館で3Dで見たが、3Dであることを活かそうとすることにばかり力を注ぎすぎている感じがする。ディズニーランドのアトラクションならばよいだろうが、(頭が固いと言われようと)「映画」として高評価は与えられない。脚本も、それほど印象深いものではなかった。 [映画館(字幕)] 4点(2008-06-16 00:43:23) |
6. ペリカン文書
《ネタバレ》 ジュリア・ロバーツやデンゼル・ワシントンの演技はよかったが、いかんせん脚本がよくない。なにしろ最後のほうまで明かされないペリカン文書の中身が、それまでの話の筋とは何の関係もない。伏線も張られていなかったので「そこで真犯人登場させるなんてアリかよ」とすら思わなかったけれど。そもそも殺された弁護士の奥さんがビデオをメディアに送っていれば、ペリカン文書がなくても終わっていたよね、とか、そもそも文書は出回っているわけだが、何もせずにほうっておくほうが闇に葬りやすかったのではないか、とか。まあ、それでは映画にならないけど。 [DVD(字幕)] 5点(2008-04-15 02:51:41) |
7. ヘアスプレー(2007)
《ネタバレ》 のっけから凄い勢いです。歌と踊りを堪能したい人にはよい映画でしょう。トラボルタは『シカゴ』を蹴って後悔した反動なのか、と思うくらいです。でも、ミュージカル映画っていうのが私には合わないのかもしれません。話の展開に意外性というか深みがないのはなぜだろうと考えたのですが、歌っている間に変化がないんですよね。だから、あまり複雑なストーリーにできない。特別、裏切りも悲しみも伏線もなく、ただただ前向きな主人公のサクセスストーリーです。 [映画館(字幕)] 5点(2007-11-01 10:01:58) |