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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 
 正統派パニックムービー。オリジナルは未見。だからなのかもしれないですが、素直に面白かったです。  ビッグウェーブにより豪華客船が一瞬にして転覆。CGによるビッグウェーブの映像は圧巻。CG、特殊効果、大好きな私としては「これこれ!」って気持ちになります。豪華客船転覆のパニックが、まず最初の見所でしょう。  船がさかさまになって、きらびやかな世界が一転。これぞパニック映画の醍醐味。栄華が崩れ去る瞬間ってのは、ある種のカタルシスさえもたらしてくれます。これは一部のゾンビ映画なんかにも共通する感覚です。  後半は豪華客船からの脱出。船はさかさまになっているのでまともなルートはなし。つまりここからはアドベンチャーになるわけです。パニックムービーながら、広い豪華客船からの脱出はある種のわくわく感があります。広くて高さのあるエリアでの、奥行きのある映像は美しささえ感じます。  脱出メンバーが子供も含め、老若男女全員揃っているのが良い。エレベーターや排気口のルートは、手に汗握る難所。何度も水中に閉じ込められるシーンがあり、こちらまで息苦しさを感じる臨場感。ディランがややスーパーマンすぎるきらいはあるが、それをふまえてもスリルに満ち溢れたA級エンタメパニックムービーです。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-05-30 01:11:39)(良:1票)
22.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
 中盤まではコメディなんでしょうが、笑いのツボが合わず。むしろイライラする場面ばかり。  中盤以降は妙にサスペンスホラーな展開。『スクリーム』のようなスラッシャー系+ポリスアクションといった、ありそうでなかったコンボ。この辺りは結構好きです。ミステリー要素もあって、ワクワクします。  そして後半から終盤。オチがわかってからが、もうしっちゃかめっちゃか。動機なんてあったもんじゃない。これじゃあ村ぐるみで『悪魔のいけにえ』やっているのと一緒ですね。  署長も警官達もみんな怪しいと思っていた私。だって、人がこれだけ死んでいるのに事故だって言い張って、にこにこ冗談言い合っている警官たちはかなり異常。これがイギリス流コメディなのか、自分の肌には全く合わず。でも黒幕は署長のみで、警官達はみんな関係なかったって、逆に無理がありませんか。更には、あれだけ散々バカにしてきたのに、突然警官たちが署長ではなくエンジェルを信じるってかなり不自然。そんなことを気にしちゃだめなんでしょうか。  そしてエンジェル。冒頭でスーパーコップみたいな紹介されていたので、結構期待しちゃってたわけですが、ラストのアクション、結構普通。もっと圧倒的な強さで天誅くだすもんかと思っていたので拍子抜けです。  要所要所ではもっと面白くなりそうな雰囲気をはらんだ作品。内容を見ても、万人受けするタイプではなく、見る人を選びそうな作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-11-18 04:25:58)
23.  僕のピアノコンチェルト 《ネタバレ》 
 IQめっちゃ高くて、ピアノがめっちゃひけて、自分が天才すぎることを悩む少年の物語。  気に入らないことがあると、両親を家からしめだすなど、小さい頃からやりたい放題。  そんなこともあってか、正直主人公ヴィトスには共感できない部分が少なからずあります。その一方で、そこに人間味を感じもします。  プロットは面白いのですが、山場がないので、平坦なイメージが強い作品。  『親も医者もだまして、頭が悪くなったフリをする。』というのは面白いのですが、そこにたいそうな理由や目的意識がないため、いまいち盛り上がりに欠けます。むしろ中盤からは父親が会社で窮地に追い込まれていって、そちらのほうが見応えがあるくらいです。  また、両親が苦しんでいるのに、本人は才能と金を無駄遣いしてじいちゃんと遊んでいる様子が気に入りません。  もちろん、最後は両親を助けてあげるし、ピアノの先生のとこにも行くし、これ以上無いハッピーエンドではあるので、後味はいたって爽やかに仕上がっております。
[DVD(字幕)] 6点(2017-08-25 08:50:36)
24.  ホステル 《ネタバレ》 
 問答無用の殺戮ゲーム。かなりグロい上に悪趣味。だから人格を疑われそうで嫌なんですが、このハラハラドキドキ感は本物なので高得点。この作品はもう『脱出劇』として最高にスリリング。また、自分達を騙し、罠にはめた人間たちに逆襲するラストの展開は、爽快感さえあり胸のすく思いです。つまり、基本はスプラッタ要素の強いサスペンスホラー作品に違いない。ですが、ラストのバイオレンスアクション的ノリは、元来やられっぱなしで終わりがちなホラーの常識を、ちょっとだけ爽快なものに変えちゃっているわけです。  だらだらした前半も、『これから何が起きるのか』っていう不穏な空気を纏っているためそれなりに見れます。そしてオリーがいなくなった辺りから、俄然緊張感が増していくわけですが、その種明かしが『人間ハンティング』っていうのは、あまりにも安っぽかったですね。もっと意味のわからない狂気。もしくは国家権力がらみの狂気を想像していたので、少々肩透かし。  また、パクストンが助かるのであれば、パクストン以外の生贄の見せ方が大事だろうと思うのですが、そういった意味ではオリーやジョッシュといった数少ない登場人物を瞬殺しちゃうのはもったいない。  そういえば、ホステルの従業員は明らかにグルなんでしょうが、あの人達は何も制裁受けていないですね。
[DVD(字幕)] 9点(2017-08-14 12:03:18)(良:1票)
25.  ホリデイ 《ネタバレ》 
 良く言えば丁寧な作り。悪く言うと丁寧なだけの作品。  『恋愛が上手くいかなかった二人の女性。傷心旅行を兼ね家を2週間交換。その2週間のうちに新しい出会いがあり、恋をする。』  たったこれだけのことを延々2時間以上。このスローテンポでいくのであれば、もっとドラマ性を持たせて欲しい。コメディ調で楽しくしたいのであれば、もっとテンポ良く、メリハリを利かせてほしい。この作品は、キャストの知名度、魅力、演技力におんぶにだっこ。それを巷では『手抜き』って言うんじゃないの?  キャメロン・ディアスもケイト・ウィンスレットも好き。だから見たといってもいい作品です。結果は期待はずれ。  出てくる人達は皆良い人。好感が持てる人達ばかり。逆を言えば、その好感度だけで2時間を押し切ろうとしている風にも見えます。  好きなシーンは結構あります。アマンダがグレアムの家を初めて訪ねるエピソード。娘達との交流。アイリスがロスにやってきたジャスパーを追い返すシーン。この辺は結構好き。素直に良かったと思えます。それぞれの人物の魅力が最大限に描かれている良いシーンです。  やっぱストーリーのつまらなさでしょうね。  根本的な解決がされないまま迎えるラスト。雰囲気だけで盛り上がるハッピーエンド。この作品に相応しい、中途半端な終わり方です。  全然関係ありませんが、ラブコメを敬遠される方って、『食わず嫌いな人』が多いと思っています。そんなラブコメと疎遠な方には、逆にウケるかもしれないですね。ラブコメ好きな方は目が肥えていらっしゃるので、今更この作品じゃ盛り上がれないんじゃないかなー。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-06-16 11:20:14)(良:2票)
26.  ドゥーマ 《ネタバレ》 
 ドゥーマとの出会い。父親の病気、死別。母親との新しい生活、新しい学校。  ドラマ性が強い序盤、正直面白いのはここまでだと思います。  主人公の男の子がドゥーマを自然に帰しに行ってから物語は失速。  そこから先は男の子一人とチーター一匹のロードムービーなわけですから、当然人間ドラマなんてないわけです。  ようやく出会った旅人、っていうかバイクドロボー?目的不明、素性不明で怪しさ満点。これはちょっとテイストが変わってくるぞ、と期待します。いったい何者?善人?悪人?ってね。で、結局どっちかつーとただの善人で凡人です。  つまり、序盤の人間ドラマから、中盤以降はアドベンチャー形式のロードムービーと移行するわけですが、このアドベンチャーがどうにも弱いんです。『ファミリー向け』という大きな壁が、この作品から『スリル』『緊張感』『刺激』、そういったものを根こそぎ奪っています。  よって映画としてはとても中途半端。腰が引けてると言い換えても良いでしょう。  友情や家族愛を訴えるドラマとしては浅く、アドベンチャーというにはあまりにもつまらない。  『激流』『ワニ』『ライオン』、危機という危機がすべてだだすべり。  唯一主人公パーティーをわかりやすく窮地に陥れたのは『虫』。虫か・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2017-05-24 02:55:27)
27.  ポリーmy love 《ネタバレ》 
 なぜ出会ったばかりのポリーにそこまで夢中になれるのかがわからないため、ルーベンにまず共感できません。  寂しさを紛らわすためだけに、次の女に手を出しているように見えて仕方がないのです。  つまりは、ポリーである必然性が感じられない。もし会場で偶然出会ったのがポリーではない誰か別の女性であれば、その人にも同じようにアタックしたのではないでしょうか。  で、個人的には、ポリーにもそこまで魅力を感じることができません。  つまるところ、ヒロインには魅力が足りず、ルーベンには共感できないのです。  コメディとしてはどうでしょう?私は過剰な演出があまり好きではないので、この作品のコメディは肌に合いません。  下ネタも多く、下ネタが苦手な人にはウケないと思います。  これは作品の出来の良し悪し以前に、完全なる好みの問題です。  ちなみに、私の嫌いなシーンベスト3。(本当は10くらいあるのですが・・・)  3位。サンディがルーベンの代わりに会議で熱弁をふるうシーン。  2位。ルーベンがサルサを踊るシーン。  1位。ルーベンがトイレをつまらせるシーン。  もちろん、面白い部分もあるのですが、大筋のストーリーや全体のバランスを見ると、この作品は大して面白くないと思います。  ラストは一応ハッピーエンドなんでよかったのですが、なんとも煮え切らないまま終わったのでやや消化不良です。
[DVD(字幕)] 5点(2017-03-26 12:06:29)
28.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
 シリーズの中で、一番ついていくのが大変でしたね。  疲れた頭にムチうって、頑張ってついていった結果、『え?それで終わり?』っていうのが率直な感想でしょうか・・。  スパイ系アクションとしては見所満載で高水準。常に相手の一歩上をいく、爽快な頭脳戦は健在。  『記者と接触を試みようとする前半。』  『ニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)と行動を共にする中盤。』  どちらも記者やニッキーを守りながらピンチを脱するという展開が今までにないパターンで面白い。  ジェイソン・ボーンはもう無敵感丸出しなので、『ボーンが守るべき対象を守りきれるのか?』というシチュエーションは、新たな緊張感を生み出すことに成功しているようです。  ただ、今までのシリーズと違い、後半からクライマックスにかけてが今いち盛り上がりません。  『迫りくる危機をどう回避するのか?』の1作目。  『最愛の人を奪った者達への復讐』の2作目。  それに比べると、この3作目の動機はパンチが弱い気がするのです。  正直言うと、3作目ともなると、『ボーンはいったい何者なんだ?』っていうのに、・・・そもそも興味が湧かない・・・。  前菜、メインディッシュは凄い良かったんですけどね!やはり〆のデザートも大事っていうことです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-01-30 04:14:02)(良:1票)
29.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 
 まず冒頭でマリー(フランカ・ポテンテ)が射殺されちゃうのにびっくり。  自分を狙っているのは誰なのか。ボーンに罪をなすりつけようとしているのは誰なのか。  前作より明らかにミステリー色とドラマ性が強い。そして展開が早い。アクションも速い。カーチェイスは凄い。  少年漫画のようなノリはナリを潜め、完全なる『映画』になっていますね。  カメラワークの臨場感も前作を凌いでいる気がします。  手ぶれ撮影が平気、むしろ結構好みな私にとっては、迫力が感じられてとても良かったです。  特にカーチェイスのリアル感は凄い。  今までのカーチェイスであれば、『ありえないでしょ』の神業連発で、なんだかんだ言って切り抜けちゃうのがセオリーっちゃあセオリー。  ところがこの作品は違います。ぶつかる。ぶつかる。  いや、そりゃ急に道路に飛び出したり、車線変更すれば、そりゃそーなるのが普通なんですが、映画ではそーならないのが普通なのに、あえてそれをやっちゃうっていうね。あれ?何を言っているのかよくわからなくなってきました。  個人的にはカーチェイスであんま熱くならないのです。車やレースに興味が無いっていうのもあるんですが。私にとってカーチェイスって、どちらかというと退屈なシーン。であることが多い。  ところがところが。この作品ではもう目が離せません。  すべてのアクションが最高級のレベルで仕上がっていて、それでいて前作の雰囲気を少しも損なっていません。サスペンスアクションの最高級と言ってもいいくらいです。  恋愛要素が完全に排除されたのも、個人的な好みと合致しました。  トレッド・ストーン最後の生き残りとニッキーの使い方が、おいしいけど、ちょっと出番少なくてもったいない気がします。  そしてブライアン・コックス演じるアボット。唯一サプライズ演出をできたかもしれないのに、ステレオタイプの黒幕で悪いやつってのがばればれ。これじゃあダニーが殺されちゃうシーンだって全然驚けません。まさにダニーは無駄死にですね。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-12-31 03:13:58)(良:1票)
30.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 
 ストーリーはともかくとして、アクションは好き。  『静』から『動』へのシフトが鮮やか。アクションで大事なのはこのメリハリかも。  プロの殺し屋同士の戦いというのは、理屈抜きでワクワクします。少年漫画に慣れ親しんできた者であれば、この作品に心ときめく部分があるはず。  4,000万$(でしたっけ?)かけて作られた人間兵器。その強さの度合いも、比較対象があって初めてわかるというもの。その意味では、ジェイソン・ボーンと戦ったプロの殺し屋たちの強さは合格点と言えるでしょう。また、得意科目に個性が感じられるのも◎ですね。『異種格闘技戦』はこうでなくては。  よって、個人的には、この作品は『ヒーローもの』ではないかと思うわけです。少年漫画で使われても面白そうな題材。こーゆーシチュエーションは、いくつになってもわくわくしちゃいますね。  また、前半から中盤にかけての緊張感は、ミステリー要素が強くてここも◎。この辺りは一級品のサスペンス映画を見ている興奮が味わえます。中盤以降はジェイソン・ボーンの強さがはっきりしちゃって、爽快感は増すのですが、緊張感は半減。要は、『ボーンがこの連中にどう落とし前をつけるのか』ってのが後半最大の見所になるのでしょうが、その点に関しては『賛否』の『否』の意見が多いのもわかる気はします。ただこれは前半の面白さによる期待値の膨れ上がりも要因になっていそうですけどね。確かに大作映画としての深みはそれほどでもないかもしれません。  ですが記憶を亡くした超強い主人公が、機転とずば抜けた戦闘力で次々とピンチを切り抜け、敵を撃破していく。単純だけれども、それだけで映画は十分面白いと感じさせてくれる作品です。  マイナスポイントはやはり恋愛パートかな。個人的にフランカ・ポテンテという女優にあまり魅力を感じません。  だから彼女とのラブシーンも『はあ。』  お金を渡して『逃げろ』って言うシーンも『はあ。』  最後再会できたときだけは、ハッピーエンドで『良かったね。』とは思いましたが、それ以上の感情は湧かず。残念。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-12-25 14:49:43)(良:1票)
31.  僕のスウィング 《ネタバレ》 
 まるで教科書。いや、夏休みの日記。  エンターテイメントのかけらもない。  こーゆー特殊な教養、感性を要求してくる間口の狭い映画は、本当に苦手。  ってゆーか、『スウィング』って人の名前かよ。騙された。  平均点よ、下がれ。
[DVD(字幕)] 1点(2016-07-04 02:14:41)
32.  星ノくん・夢ノくん 《ネタバレ》 
 星ノくんと夢ノくんが、他の星から地球に修学旅行にやってきて、帰りの汽車に乗り遅れてしまうお話。  ある意味SFながら、二人の年齢をはじめとした様々なディテールがすべて省略されている潔さはなんか良い(笑)  まあ、ファンタジーの様相を呈してはいますが、どちらかと言えば第三者的視点から、人類を弁護するようなテーマ性のあるストーリに仕上がっています。  キャラづけや雰囲気は悪くないんですけど、人によっては好みが別れそうな作品です。なにせ、まったりだらだら進むうえに、大して大きなイベントもありません。ちょっと変な人が途中参加するくらいです。  個人的にはシュールすぎて苦手な部類に入るんですけど、何となくへんな魅力で最後まで見れてしまう不思議な映画。はっきり言って面白いとは思いませんけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2015-06-06 04:41:02)
33.  ボイスレター 《ネタバレ》 
 小粒な人生を送る、小粒な自分にとって、小粒なサスペンスこそ最良の友。この作品はスマッシュヒット。これぐらいの規模だからこそ、逆にハラハラできるし、臨場感を味わえちゃうんですね。  ミスリードさせてやろうという空気、なかなか好きですよ。もちろん『ミスリードされるかー。』って思うんですが、それ以前に、これだけ怪しい人たちがたくさんいると、そもそも誰が犯人かなんてわかりません。結局は消去法で、ラスト二人になったときにはじめて誰が犯人かピンときます。それまではもう全然わかんないですよ。それに、展開がわりと速いので、考える間もないです。  こーゆー小粒ながらもしっかりとストーリーを練ってあり、緊迫感もスピード感もあるサスペンスは良質です。意外にも指を切っちゃう視覚的に痛いシーンなんかもちゃんと用意してあります。特に、あの人の指が切られるときが、結構な迫力です。  欲を言うならば、4人から2人に減らすのがちょっと早すぎちゃった気もしますね。ジュディ(でしたっけ?)なんか、もう少し泳がせても面白かったかもしれません。  まあ何にせよ、ラストまでノンストップで盛り上がれるオススメのサスペンスです。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-30 20:01:19)
34.  ホワイトハウス/殺人連鎖<OV>
 いまどき珍しいくらいのオーソドックスなサスペンスものです。ミステリーの要素もあるんですが、浅いし、興味もわかないしょっぼいミステリーです。何しろ真相がしょぼいしょぼい。演出も安っぽいし、ストーリーも安っぽいし、安っぽさばかりが気になって、いまいち物語に入り込めません。まあ正直、『こんなもんか。』という感想です。  と言いながらも、中盤過ぎくらいからちょっとずつ面白くはなってきます。安っぽさにも慣れてきます。ぐだぐだのアクションも全然気になりません。全然必要性のない無駄なラブシーンだってへっちゃらです。こんなんで脱がなきゃならない女優さんがちょっとかわいそうだなって思うくらいです。それに要所要所でやけにうまい盛り上げ方をするシーンが無きにしも非ずです。特にラスト5分はなかなかグッド。終盤が面白いと、映画全体が面白く感じちゃうものですね。ゆえに、おそらく正しい評価とは言い切れないのがつらいところですが、最期見終わったときの素直な感想です。  『そこそこ面白い』
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-22 06:45:09)
35.  香港ゾンビ 《ネタバレ》 
 全然期待していなかったこともあって、大変面白かったです。  ゾンビ系エンターテイメントにしては、ちゃんとストーリーを作りこんでいるほうだと思います。人物の掘り下げ方もなかなか良かったです。  ショッピングモール内での逃走劇っていう舞台設定も嬉しいですね。ショッピングモール内に、いつの間にか少しずつゾンビが増えていく感じが、ゾンビファンにはたまらないんじゃないでしょうか。かくいう私も、今作の雰囲気が大好きです。それにアジア系ゾンビ映画って始めて見たので、結構新鮮さを感じました。  ロメロ版の『ゾンビ』のショッピングモールに比べると、何しろ通路が狭いので、いつどこで何が潜んでいるかわからないドキドキ感があります。また、全面ガラス張りのショップばかりなので、近代的な雰囲気と哀愁漂うゾンビたちとのミスマッチ感が良い雰囲気出してます。  ホラー的な側面だけではなく、香港ならではのコメディタッチな演出も多いです。主役?のモーディとビーが、ゾンビを倒すガンシューティングのゲームをやっていて、ふわっとゾンビの知識があるし、ヒロイン?のサイギュンがゾンビに襲われないように、ゾンビのフリをするし、なかなか小ネタが効いています。  その一方で、エレベーターで非難しようとしたとき、最期の一人が乗ったら定員オーバーのブザーが鳴るとか、ゾンビ映画ならではの悲劇的な演出もしっかり押さえてあります。  人物同士の友情、愛情も丁寧に描かれている本作。なかなかの掘り出し物で、良かったですよ。
[DVD(字幕)] 8点(2015-01-20 14:03:11)
36.  ホネツギマン 《ネタバレ》 
 主人公のエドワード・ブリス(ホネツギマン)が両親と婚約者を殺され、復讐する物語。(※ただし、婚約者のほうは生きています。)  完全なイロモノ系B級映画と思っていましたが、タイトルの割に意外に真面目なストーリー設定です。  特に、エドワード・ブリスが父親と和解するまでが一番面白い。ブリスの過去から現在までをダイジェストのように紹介してくれるシークエンスは、希望に満ち溢れています。とてもドラマとして完成度が高いです。  で・す・が。やはり両親が殺され、婚約者が撃たれてからはB級色が強くなります。いや、まあそれは良いのですが。復讐するにしても、もっとストレートにいってほしいです。  両親と和解し、新しい人生を始める直前に大変な悲劇に見舞われ、大きなショックを受けてしまうのはすごく伝わってきます。ただそれをラストまでひっぱりすぎです。ドロレスの存在価値も不明です。  それに、ホネツギマンならではのバトルはとても良いのに、その対象がやたら無関係な人ばかりです。なのに、肝心の復讐相手にはそのホネツギバトルがほとんど出ません。そこでこそ、見せてほしいのに。そしてスカッとしたいです。  一応ラストはハッピーエンドっぽくしめていますが、両親は殺されています。婚約者も重傷なので、おなかの赤ちゃんがどうなったのかが気になります。本人は捕まっているし。プロレス関係者たちも良い人ばかりだったのに、ホネツギマンから骨折られまくって気の毒です。  B級映画とは言え、あんまり暴走されると応援しづらいし共感できなくなっちゃうので、残念です。
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-12 13:48:56)
37.  ポーリー(1998) 《ネタバレ》 
 今まで見た動物ものの中では、『ベイブ』『奇跡の旅』と比較しても、これが一番良かったです。『奇跡の旅』と同じようなロードムービー形式をとっているのですが、今作のほうが必然性が高く、最早ドラマとして面白いです。つまり、たとえ主人公がインコじゃなくても、きっと面白くなったに違いないくらいの完成度なんです。  マリー、アイヴィ、メキシコ人、ミーシャ、出会う人がみんなそれぞれの個性をもち、それぞれの優しさでポーリーと接するところに感動があります。思いやりや友情、人と人(※今作の場合インコですが)との絆を、押し付けがましくならない程度に、限りなく自然な表現で表してくれているところに本作最大の魅力があると思います。  更にはラストに、ミーシャとマリーの『ちょっとだけラブストーリー』をにおわせる展開まで用意してくれちゃって、凄く幸せな余韻に浸れます。  所謂べた~な動物ものが苦手な人であっても、これは見て損はないかもしれませんね。  本作の感想とは全く関係ないのですが、大学教授って人格的にも立派な方が多いのに、映画の中では割と悪者に描かれることが多い気がします。肩抱きや公的権力に逆らいたくなっちゃう人間の性ってやつでしょうか・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2014-08-18 02:25:18)
38.  ボスニア戦線 《ネタバレ》 
 戦場に行ったことがないので、この作品がどれほどリアルなのかはわかりませんが、少なくとも私にはかなりリアルな戦場に映りました。  ドキュメンタリータッチではありますが、断片的な映像の中に確実にストーリーが存在する不思議な作品。過剰な演出を極力抑えながらも、映像だけで限りない情報をものすごく雄弁に語りかけてきます。映像の力というものを肌で感じることができる貴重な作品かもしれないです。  銃撃や地雷、迫撃砲で、日々無力で無関係な人々が死んでいく一方で、そこに住む人々は食事を作り仕事をし学校に行っているという現実があります。そこにいる人々にとっては日常なのでしょうが、戦争を知らない自分にとっては日常と非日常が混在する混沌とした世界に戸惑います。  そこで働く戦場カメラマン、報道陣は戦地に来るまでは戦争と無縁の人々。そのような人達が、戦地において自分たちの価値観や理性、モラルの狭間で揺れ動いている様子が感じ取れてしまうのも、本作の大きなポイントかもしれません。  そしてこの作品を見ると、もしかすると政治的な力が働いて私たちが目にすることができないだけで、実際の戦場の現実を映し出した資料というのは世の中に膨大な数眠っているのではと想像してしまう次第です。  きっと一般の人々に知られてしまうと極一握りの人達が困ってしまうような不都合な真実っていうのは数限りなくあって、そんな世の中だからこそ、この映画に出てくる人達のような存在は必要なのかもしれませんね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-09 05:39:17)
39.  ぼくのプレミアライフ 《ネタバレ》 
 てっきりですね、もう少し軽いタッチのコメディを予想していたんですよね。  ところが本作、さすがイギリス映画だけあって、コメディなんですけど、ちょっと真面目なんですよ。主人公のポールのダメ人間っぷりが、ちょっとリアルな感じで、これじゃあ笑うに笑えません。  もちろん、面白いシーンや演出はそれなりに用意されているのですが、それ以上に不快感やじれったさが物語りの大半を占めていて、観ていてストレスが溜まります。  『こんな映画には2点、いや1点か、ってゆーかもう観るのやめたい。』と思っていた矢先、85分くらい我慢して見続けた頃だったでしょーか、ラストのほんのわずかなシークエンスで評価が大きく変わりました。  いやー、こんなことってあるんですね。なんか今までいろいろ気に入らなかった部分を、ノリと勢いだけで帳消しにされちゃった感覚。  これはもう7点くらいか、と思ったんですけど、ラストのラストで結局結婚することにしたのか、それともそのままなのか、肝心なところをはっきりさせてくれないんですね。最後の最後で、またちょっとイラっとしちゃいました。  でも個人的には二人はそのままやっぱ結婚することにしたと思いたいです。  ・・・でもそうなったらそうなったで、・・結婚生活大変でしょーね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 06:23:13)(良:1票)
40.  暴走特急 《ネタバレ》 
 セガール映画の中では一番好きかもしれないです。舞台は列車ですが、そこから衛星を乗っ取って全世界を攻撃できるというスケールの大きさがノリノリでよいです。更には、秘密のコードを聞き出すために、目をレーザーで焼こうとする拷問のシーンは、かなりのインパクトがあります。デインやテロリストグループの冷酷・冷徹・非道な性格が印象づけられるのです。  そしてテロリストグループに一筋縄ではいかなそうなやつらがたくさんいるのも盛り上がるポイントです。この作品が一番良いと思える理由はきっとテロリストグループの質の高さだと思うんですよね。だって主役のセガールは変わりようがないですもん。セガール映画を面白くしようと思えば、あとは敵キャラを変えていくしかないんです。そういった意味ではこの映画はほぼ満点。これだけのタレントをそろえたスーパーテロリスト集団が、どんなことにも全く動じなかったのに、ライバックが列車に乗っていると知っただけで、「大変だ」ってどんだけですか(笑)  だけど、セガールがいったん動き出すと、どれだけストーリー、脚本、敵キャラに味付けをしていても、一瞬でセガール味に染められちゃうんですよね。しょうがないです。ハリウッドの水戸黄門ですから。クリリンとヤムチャには実力差がありますが、スーパーサイヤ人の前ではどちらも雑魚扱いですもんね。セガールはそれといっしょなんですが、それをふまえても楽しい作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-26 14:45:20)(良:2票)
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