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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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1.  ボクと空と麦畑 《ネタバレ》 
本作はほのぼのとした邦題とは裏腹に、ゴミ収集業者のストライキで文字通りのゴミ溜めとなった町に生きる、イギリス最底辺家庭の子供の現実を描く、暗澹とした映画となってます。本物のゴミ溜めの中での暮らしは、自分達の生活自体がゴミ溜めだったことを一時、忘れさせてくれたものの、町からゴミが一掃されると、残った自分達はゴミ溜めに巣食うネズミと同等であったことを嫌でも認識させられてしまう。こんな暮らしに未来は無い。しかし暮らしは、ゴミの収集の様に役所が何とかしてくれる訳ではないのです。「モーヴァン」よりは良かったものの、ラストは死に行く少年の妄想なのか、実際の引越しなのかが解り難い(私は妄想だと思う)。テーマ自体も、私には不鮮明に映りました。ということで、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-05-08 00:01:56)
2.  ホームドラマ 《ネタバレ》 
普通のホームドラマには絶対登場してこない要素だけで構成された、裏ホームドラマ(これがフランソワ・オゾンの長編デヴュー作になるのかな?)。この映画は、家庭が崩壊する過程(オヤジギャグじゃありません…)を描いてる訳じゃない。この家庭も含めたほとんどの家庭は、とっくの昔に崩壊してるのです。言わば本作は、「家庭という幻想」を打ち破る過程を描いてる。通常のホームドラマはすったもんだの挙句、常に良識に押し付けられた幻想に戻ることをハッピー・エンドとしています。しかしこの家族は、最後まで幻想を追った父親を排除することで幻想を否定し、独自の家庭を作り上げるのです。幸せな家庭のイメージからは程遠くても、結束した家族って、現実にも結構多いんじゃないでしょうか、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-09 00:02:40)
3.  ポーリー(1998) 《ネタバレ》 
鳴き真似ではなく、本当に言葉の喋れるインコ(私もここのレヴューを読むまでは、オウムだとばかり思ってました…)の語る波乱万丈の半生記。これはロード・ムービーであり、アドヴェンチャー映画であり、友情の物語でもある。もちろん子供向けのファミリー・ムービーですけど、これならほとんどの大人も満足できるんじゃないでしょうか。社会の底辺を動物の視点で見せていく映画としては、トニー・ガトリフの「モンド」よりも余程素直に受け止められます。ラスト、辿り着いた家から成長した女の子が出てきたシーンには、流石の私も目が潤んでしまいました、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-14 00:01:02)(良:2票)
4.  ポカホンタス
【kiku☆taro】さんのご指摘通り、吹替版が素晴らしい出来栄えで驚いた。湯川れい子の名前は伊達じゃなかった。かなり前に字幕で観てた筈なのに、受けた印象は全然別物でした。特に「カラー・オブ・ザ・ウインド」なんか聴いてるだけで涙が出そうになってくる(母国語の力は偉大だ)。詩と映像が見事にマッチングしてるのにも感心。話の出来を音楽で無理矢理補う力技ではありますが、これもまた映画のテクニックの一つです。今後ミュージカル映画は湯川女史に字幕翻訳して欲しい(間違っても戸田奈津子を使ってはいけません)。という訳で、日本語訳詩に+1点して7点献上。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2005-10-18 00:02:24)
5.  ボーイズ・オン・ザ・サイド 《ネタバレ》 
力強くも傷つき易く、自らの足で立ちつつも支えを探し求めて漂流する、現代の女性達の友情物語…と見せかけた、黒人中年レズビアンのプラトニック・ラヴ・ストーリー(だと思う)。ハリウッド映画では無い物強請りかもしれませんし、女性映画の巨匠(?)ハーバート・ロスにも無理な注文かもしれませんが、ストーリーをもう少し同性愛者の苦悩に寄っていれば、もっと良い映画、そして95年時点での新しい映画になっていたと思います。それにしても「出産」は強い。命の誕生は何物にも勝るハッピー・エンド。これこそ女の特権、「ボーイズ・オン・ザ・サイド」です、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-02 00:02:24)
6.  鉄道員(ぽっぽや)(1999)
世界の高倉健には誠に申し訳ありませんが、この映画では健さんはミス・キャストだったと思う(今回は広末涼子も、オーラが有り過ぎて田舎の素朴な娘には見えない)。青年期を演じるには歳を取り過ぎですよ。頻繁に回想シーンに切り替わる構成なので、健さんだけ見ると、過去なのか現在なのか直ぐには判別がつきません。ま、この脚本構成自体が非常に下手くそだったので、唯でさえ回想シーンの見分けはつきにくかったんですけどね。どうしても健さんで行きたいんなら、青年期は「セカチュー」みたいに顔の似た若い役者を使うべきでした。折角の大規模ロケや豪雪映像も活かされず、浅田次郎ならではの終盤の泣かせシーンも、演出が弱くて泣けません。絶対にもっと良い映画に出来た筈なのに残念です、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-05 00:06:24)
7.  ぼくの国、パパの国
「ベッカムに恋して」は現代のインド系家族の話でしたけど、こちらは70年代のパキスタン系家族の話(私はこっちの方が酷い邦題だと思う)。ことさら宗教等を意識しなければ、封建的な父親と家族の葛藤という、日本人にも馴染み深いテーマだと思います。私的に不満なのは、父親と母親の関係に今一踏み込みが足りなかったこと。これだけ祖国の文化にこだわる男が、そもそも英国女性を娶ったのは何故なのか?(しかも、経営してる店は選りにも選って「フィッシュ&チップス屋」) 多分この父親は自分の過去を後悔し、子供達に同じ轍を踏ませたくないんだと思う。対して母親の方は初志貫徹、理不尽な伝統を振りかざす男に最後まで着いていく覚悟。どんな文化に於いても、かくも男は弱く、かくも女は強いのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:08:05)
8.  ポンヌフの恋人
フランス映画史上屈指の製作費を注ぎ込んだ当時の大作映画ということでしたけど(結果的にそうなってしまっただけの様ですが…)、映画を観る限りでは超低予算映画にしか見えないのが凄い! 「タイタニック」も結果的にあそこまでの予算に膨らんでしまった訳ですが、膨らんだだけの仕上がりにはちゃんと見えます。そう考えると、こりゃ壮大なる無駄遣い。レオン・カラックスって人の頭の中を覗いてみたいもんです。(↓)「良く解らないけど感動した」という意見が多い所を見ると、かなり感覚的な映画なんだと思われますが、ご想像の通り私の感性には全く合いませんでした。ところで、「九番橋の恋人達」に、意味不明な「ポンヌフ」というロマンチックな響きを持つカタカナを残した方のセンスは褒めてあげたいです、4点献上。
4点(2005-03-08 00:16:44)
9.  ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 
ま、ヒロインが最初っから不治の病だった訳ですから、二人が結ばれるには死ぬ以外にないし、従って、ある意味これはハッピー・エンドと言えなくもない。でも、やっぱり私的には後味が悪すぎるし、それまでの馬鹿っぽい展開とは余りにもそぐわないと思う。もちろん回転し疾走し続けるストーリーは充分面白かったですけど、レーダー使って迎撃自転車を発射させる等の有り得ねー展開から、直ぐシリアスになってしまったので、私はちょっと着いていけませんでした。もっと徐々にシリアスな展開に盛り上げていけば良かったと思います。そういうことで、6点献上。
6点(2004-12-07 00:06:23)
10.  ぼくのバラ色の人生
日本に入ってきてなかっただけかもしれませんけど、まず典型的なサバーブを舞台にしたヨーロッパ映画ということが珍しかった。そのライフ・スタイルはほとんどアメリカのそれと一緒、そして住人が極端に保守的であるという点も同じ(舞台はベルギーなんでしょうか、フランスなんでしょうか、若しくはパロディなんでしょうか?)。性同一性障害だろうが、女装趣味だろうが、ゲイだろうが、息子をそのまま受け入れてあげたい気持ちと、社会常識を振りかざす世間の目との間で苦悩する家族。映画としてはラストに救いをもたらした感もありますが、基本的にはある共同体から排除される異端者家族を描いている。しかし、まるでリカちゃんハウスの様な女性化への幼い憧れは、物語の主題を不明確にしてしまったと思います、6点献上。
6点(2004-10-13 23:14:38)
11.  ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
姉妹にとっての「ターニング・ポイント」を、それぞれがロンドンへの「帰宅」とドイツへの「演奏旅行」に別れる朝に定めた、「ほんとうの愛と喝采の日々」。まず姉の視点で物語を進め、そこに欠落した「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」という謎で引っ張る巧みな構成で、愛を得る為に才能を開花させ、才能の為に愛を得られなかった女の、哀しく皮肉な生涯が描かれていく。動きの少ない題材だからか、カメラの方が動き(回り)過ぎるのが玉に瑕ですけど、ジャクリーヌの主観映像・音響等も凝っていて、彼女の孤独は充分伝わってきます。それにしても時代が違うんでしょうか、既に一流の音楽家だったジャクリーヌに付き人もつかず、言葉も通じない外国での演奏に一人で出されて、孤独に苛まれていたというのには大変驚きました。という訳で、7点献上。
7点(2004-10-05 00:16:10)
12.  ポネット
確かに平和な時代の「禁じられた遊び」って感じですね。平和な時代だけあって退屈は退屈だし、【もちもちば】さん同様、私も基本的に子供ものってダメなんですが、出ずっぱりのヴィクトワール・ティヴィソルちゃんのお陰で始めっから終わりまで見入ってしまいました。これってこの子が天才なのか、演出が神懸り的なのか、それとも、何度も何度も唯ひたすらカメラを回し続けた努力の成果なのか?(しかも彼女の演技は良いカットを繋ぎ合わせたのではなく、どれもが長回しの1カットです!) あと、もう一つ気になったのが、この幼児達の醸し出す性的匂い。これが奇異に映るのは私が日本人だから? フランス人はこれを観て性的印象は受けないんでしょうかねぇ(アメリカでは即カットでしょうけど)。う~ん世界は広い、6点献上。
6点(2004-06-17 23:05:31)
13.  ホーンティング
ドリームワークス的と言うよりはアンブリン的な一作。中身はまるっきり「ポルターガイスト」。ヒロインにリリ・テイラーを配する辺りも、美女嫌いのアンブリンの悪しき伝統を受け継いでいる。思うんですけど、ヤン・デ・ボンってヘボ監督じゃないのかなぁ。特にスピルバーグの軍門に下ってからは映像にも演出にも全く独自性が無くなった。本作の映像と演出も、ちっともホラーっぽくないスピルバーグ・スタイル。怖くないだけならまだしも、ド派手なVFX等で面白がらせてもくれない。この人は結局「スピード」一本で終わりそうな気がする…、3点献上。
3点(2003-01-12 18:48:35)
14.  ボーン・コレクター
(いきなりネタバレ) 自慢じゃないけど開始10分で真犯人を看破。リーランド・オーサー、全てはあなたのキャスティングの所為です。中身も、犯人の行動原理に全く説得力の無い最低のミステリー。【イマジン】さんじゃないですけど、アンジーに危機が忍び寄らないのも拍子抜けの原因の一つでした。ところでデンゼル・ワシントンって、頑なに白人女優とのキス・シーンを拒み続けてるって知ってました? ジュリア・ロバーツの熱烈アプローチも本作のアンジーも振り、古くから自分を支えてくれた黒人女性ファンのイメージを一番大切にしているんだそうです。ということで、初心を忘れないデンゼル(今気がつきましたけど、この映画って「ワシントン」が「リンカーン」を演じてます!)に4点献上。
4点(2002-11-23 18:42:50)
15.  微笑みをもう一度
お若い皆さんにはまだ解らないと思いますが、社会へ出て中堅どころともなると、実際にこーゆー人に出くわすことって多々あるんですよ。昔はスポーツができてモテた、昔は美人でチヤホヤされた等々と、学生時代に人生の頂点を迎えてしまって昔を懐かしんでばかりいる人達に(高度成長期に人生の頂点を迎えてしまった営業系の諸先輩方も、ほとんど同じ懐古馬鹿)。少なくとも私の経験からだけで言わせていただくと、そーゆー人に限ってこの映画の主人公同様、全く魅力がありません。昔を懐かしむ前に今を磨いた方がいい、4点献上。
4点(2002-11-23 18:41:54)
16.  ボーイズ・ドント・クライ
この映画の登場人物は異常なチンピラばかり(だからこういう事件が発生したんでしょうけど…)。たまたま「性同一性障害」のチンピラが主人公というだけで、一人として理解可能な登場人物がいないから、私には問題提起やメッセージが伝わってこない。確かに自分の身内に「性同一性障害」者とつき合ってる人がいたら、自分ならどうするかは考えさせられますが…(「性同一性障害」者がいるってのはどうってことないんですけど…)。というわけで問題作ということと、汚れ役が一段と板についてきたクロエちゃんに5点献上。
5点(2001-10-26 23:02:32)
17.  ボルケーノ
うぉー、初めて【Mrs.Soze.】さんの意見に同意。そうなんだよ、溶岩通ってんのに下水道溶けないのかよっ!というのがこの映画で一番印象に残ったこと。最初の噴火でわんわん降り注ぐ溶岩のシーンは迫力があって良かったですが、以下尻すぼみ。あんなんで街を救えるんかいな?と疑問を残しつつ4点献上。
4点(2001-10-03 16:45:10)
18.  ホワイトハウスの陰謀
結構容疑者が二転三転するのには驚きました、もっと単純な映画を想像してたもんで…。スナイプスとダイアン・レインだとB級っぽいと書いてありますが、ダイアン・レイン、綺麗じゃないですか! クール・ビューティに成長していただいて、私も満足です。と言いつつ6点献上。
6点(2001-10-03 16:31:54)
19.  BODY/ボディ
マドンナのヌードと湖畔の邸宅で繰り広げられる手錠プレイにはワクワクしたものの、映画自体ではちっともワクワクさせてくれない内容。なんでこういう「エロティック・サスペンス」系の映画って無くならないんでしょうか? こっちはサスペンスが観たいのっ、エロを観たけりゃポルノ観るって! 情けな~いウィレム・デフォーに3点献上。
3点(2001-10-03 16:27:10)
20.  暴走特急
「沈黙の戦艦」に続き、良くできたアクション映画だと思います。一回列車から落ちちゃった時は「どうすんだよ」って思いましたけど、再び乗り込んでくるあたり、無敵っぽさが出てて好きです。しかしあの列車の正面衝突で平気なセガールっていったい…。6点献上。
6点(2001-10-03 16:11:48)
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