1. ほえる犬は噛まない
ところどころ面白くはあるが、ぶつ切り感が強くて 何が言いたいのかよく分からない。 でもここから「殺人の追憶」「母なる証明」を経て、「パラサイト」でアカデミー賞獲っちゃう監督の 初監督作と思ってみると、資料的価値ぐらいは感じたかな。「社会の暗部を映画でえげつなく見せる」ってところは、最初からあったんだなと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-12 07:38:30) |
2. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 描き方がコロコロ変わって、一つのテーマなのに飽きずに見させるのはさすがだと思う。 そしてKマートのくだりは素晴らしい。企業のイメージアップにつながることと 売上減を天秤にかけたんだろうけど、監督本人の言う通り 思ってた以上の大成果が得られた。とはいえ、それをスケールアップして アメリカの銃産業全体を転換させられるような産業を見出すのは難しい。 自由が阻害されると言って、周りで何十万人が死んでもマスクを拒否するアメリカ人。銃もアイデンティティに組み込まれちゃってるんだろうなあ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-17 17:20:03) |
3. ボーダーライン(2015)
とても臨場感のある映画だった。監督・撮影者が相当腕が立つんだろうと思う。 ストーリーも推理小説的な謎解きではなく、状況が把握できない謎にひきずられる感じで引き込まれた。終わってみれば よくある話ではあるんだが、そこまでの持って行き方がうまいと感じた。 メキシコって本当にやばいよなあ。どうやったら改善するんだろう・・・ [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-06 22:28:58) |
4. ホテル・ニューハンプシャー
ストーリーは破茶滅茶で、登場人物もブッ飛んでる。でも何故か憎めない。それどころか、いとおしくなる。 昔観て いい印象を持っていたけど、改めて観て やっぱりいいなあと再び楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-06-09 10:37:33) |
5. ぼくのエリ 200歳の少女
《ネタバレ》 ヴァンパイア映画は私に合わないらしく、途中でアホらしくなって見るのを止めちゃうものもあったんですが、本作は子供が主人公という変化球なところもあってか、最後まで見ることが出来ました。「いじめっ子にやり返すのと同じ、生きるために仕方なくやっている」というテーマ的なものも、まあまあ。普段あまり触れる機会がないスウェーデン映画というのも、レア感があって良かったのかも。残虐描写はそこまでドギツくないので、そういうのがダメな人もまあ見られそう。あえて言うならオカルティック・メルヘンって感じ。 邦題はオカルトものと暗に伝えたかったのかも知れないけど、センスない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-18 08:21:41) |
6. 冒険者たち(1967)
《ネタバレ》 主人公がギャンブル好きの破茶滅茶なので、ある程度脚本も行き当たりばったり的で合ってるかも。 でもレティシアがマヌーじゃなくてローランを選んだ理由がよく描かれてないのと、財宝かっさらおうとしてる側が何故自分たちで引き上げないのか意味不明ってのが気になりました。 あの島は軍艦島を連想させますね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-05 14:38:45) |
7. ホンドー
短いから気楽に見られるけど、確かに脚本荒くて設定を活かせていない点もいくつか。 特に練らずに作っても、見てくれる人がいる時代だったってことかな。 でも65年前の作にしては「退屈で見てられない」って訳でもなく、ちゃんと最後まで鑑賞できます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-16 23:46:58) |
8. 僕はラジオ
こんな善人が本当にいるのかと疑いたくなってしまうような内容でした。しかし実話を基にしているんですよね。もちろん見せるための脚色や、見せていない部分(ラジオの兄は一切映りません。何故?)もあるとは思いますが、そんなことは別にして コーチの言うとおり「ラジオに学ば」なければいけないんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-02 22:42:33) |