1. ミクロコスモス
大自然の中に生きる虫たちの営みを延々と映し出していくだけの映画なんだけど、その映像があまりに繊細で力強く思わず見入ってしまう。虫たちの営みのドラマにハッとさせられ、感動させてくれる。それにしても、このドキュメンタリーを紡ぎ出した監督の粘り強さには感服する。 7点(2003-10-06 12:31:05) |
2. ミスター・ルーキー
まあクオリティにどうこう言っても仕方ない類の映画なのかもしれないけど、もう少し盛り上がる内容に出来たと思う。設定自体は滅茶苦茶で漫画だけど、タイガーマスクの覆面投手というのはとても映画的に画面に映えていたし、阪神ファンじゃなくても胸高まるものだったと思う。それだけにあまりに陳腐な映画作りにはもったいない感じがした。 3点(2003-08-27 22:50:29) |
3. ミクロの決死圏
体内描写の美術やその他の小道具・大道具が良い意味で実に時代を感じさせて味わい深い。映像的にもストーリー的にもほとんど違和感なく映画に引き込んでくる。この映画が40年近く前に作られたというのだから驚きは大きい。もちろん今観ても存分に楽しめるけど、最新の技術でリメイクされたものも観てみたいと思った。 8点(2003-07-07 03:58:42)(良:1票) |
4. 耳に残るは君の歌声
非常に良く出来ている映画でこのままでも充分ドラマティックではあったのだけど、ストーリーが重厚な分もっと長い尺で撮ってほしかったと思う。演出も演技もとても濃密なものを見せているのに全体の尺が短く展開があまりに早いので主人公らに充分に感情移入させることができなかった。 7点(2003-06-07 21:49:23) |
5. みんなのいえ
三谷幸喜のコメディセンスは設定が「限られた空間」である時に最大限発揮される傾向があるので、今作のように広がりすぎる空間での話はいまひとつ面白さに欠ける。題材は良くて笑えるところも多々あるので、もっと焦点を絞って描いていれば傑作になっていたかもしれない。 5点(2003-06-06 22:11:20) |
6. ミッション・トゥ・マーズ
なかなか酷評が多いみたいだけど、個人的にはとても面白かった。宇宙概念的な話が好きな人にはツボにくる映画だったと思う。星空を見れば気が晴れるように、小さなことで悩んでいた自分がバカらしく思えてくる映画だった。手塚治虫の宇宙観と重なるものを感じ非常に好感触だった。映像的にも文句はなかった。 8点(2003-06-05 13:51:41) |
7. ミッドナイト・ラン
世間の評価のわりにあまり印象に残らなかった映画。ラストに清々しさはあったけど、ストーリーにいまひとつ深みを感じなかった。 5点(2003-06-04 11:53:19)(良:1票) |
8. ミミック
個人的に虫が大嫌いなので気持ち悪く、モンスター映画としての迫力にはやや欠けたかなという印象。でもドロドロとした感じはこの映画の雰囲気をよくあらわしていて緊張感はあった。 6点(2003-06-04 11:50:20) |
9. 水の旅人 侍KIDS
全体的な安っぽさが拭えない映画だった。クライマックスにかけてさらに盛り下がる印象がある。 3点(2003-06-03 13:33:21) |
10. ミンボーの女
伊丹監督お得意の日本の社会の裏場面をユーモア交じりのリアルで見せてくれる秀作。 7点(2003-06-03 11:55:29) |
11. ミセス・ダウト
発想とかロビン・ウィリアムスの演技は優れていて笑えたけど、いまひとつ面白さを感じなかった。他のアメリカのコメディと比べると1歩後退という印象を受ける。まあコメディは個人のセンスによって面白さは大いに変わるから仕方ない。 5点(2003-06-03 11:32:52) |
12. 身代金
それなりに楽しめるクライムサスペンス。ゲイリー・シニーズが悪役としてインパクトのある演技を見せてくれ作品の質を高めている。 6点(2003-06-02 12:38:55) |
13. ミッション:インポッシブル
観た時は単純に楽しめたので良かったと思う。でも再度観たくなるよな厚みはない。 6点(2003-05-29 18:46:32) |
14. ミクロキッズ
自分ちの庭で決死の大冒険を繰り広げるという発想がとても面白い。老若男女問わず楽しめる映画だ。 7点(2003-05-29 18:12:54) |
15. M:I-2
1も大した映画ではなかったけど、今作の出来は酷い。かなりの失敗作だ。ジョン・ウーにスパイ映画を撮らせること自体が間違っている。かなり期待はしてたんだけど。 3点(2003-05-29 17:53:23) |
16. 耳をすませば(1995)
公開当時は丁度主人公たちと同じくらいの歳で、ちっとも感じるところがなかったんだけど、あの時代が過ぎて数年たつ今は観ているとどうしても涙が溢れてくる。やはり戻らない時間とみずみずしいエネルギーに対する惜別と羨望の想いがそうさせるんだと思う。思春期の多感な想いを見事に描いている。 9点(2003-05-28 01:25:06) |