1. M:i:III
フィリップ・シーモア・ホフマンが演じるデイヴィアン、凄いです。飛行機の中でイーサンを挑発するシーンは突出した臨場感でした。ここまでは「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター並みの怪物のような悪役ぶりに心躍りましたが(笑)、最後がちょっとかな・・・。かなり凡庸に終わってしまって残念でした。その点が少しがっかりだった事を除けば、アクションシーン目白押しでとても面白い。数多くのアイデアが散りばめられていて、楽しく鑑賞できました。すかっと気軽にアクション系の映画を楽しみたいのであれば、お薦めの作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-02 14:55:31) |
2. ミュンヘン
スピスバーグ監督の才能のひとつに人が死ぬシーンのリアルさがあると思います。この作品もそこかしこに、そう感じる場面が多々あります。女暗殺者が殺されるシーンは本当に凄いとさえ感じてしまう。この重いテーマの作品に対してはなかなかコメントが思いつかない自分がありますが、スピルバーグ嫌いの自分にしては心に残る作品です。誰にでも薦められる映画ではありませんが、こういう映画を観て何かしらの感想を自分で考えて、自分の感想を持つべきだと感じました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-27 01:01:12) |
3. Mr.インクレディブル
あ~面白かった。すっきりさっぱりで余計な評価はしないで、肩肘張らずに楽に見るべき映画ですね。ピクサー作品の中では一番のおすすめ。キャラの造形ががもうすこし自分の好みだったらプラス1点ですね。お父さんは好きですが(笑) [DVD(字幕)] 7点(2005-08-05 17:31:37) |
4. ミリオンダラー・ベイビー
「ミスティックリバー」、そして「半落ち」を見たあとではこの映画の印象は思っていたよりも高くはならなかった。が、本当の本当にクリントイーストウッド、モーガンフリーマンの演技を見れただけでも大満足でした。この2人の存在感というか、あまりにも熟練した演技には脱帽の一言。ある意味モンスターだと思ってしまった。物語があまり私好みではなく(先にあげた2作品もあまり好きではない部類に入る)、最後まで見るのに少々気力を要したので、やや厳しく評価で5点です。見終わった後は心底疲れを感じました。嫌いな映画とまではいかないのですが・・・。 [映画館(字幕)] 5点(2005-07-01 02:35:40) |
5. ミスティック・リバー
この映画が好きな人、申し訳ない。私はかなり厳しい評価です。上手くいえないのですが、「割り切れの無さ」をあえて緻密な計算によって映画にしたこの作品には、「この映画の狙い(割り切れなさ)」をあざといレベルにまで際立たせており、正直腹立たしさまで感じております。私の4点は全て俳優の熱演に対しての評価であって、それがなければ、私的には0~1点レベルの映画でありました。 結末に対する「好き嫌い」の中で、「嫌い」が大きくなったのは私の好みの部分ですが、これが率直な感想でした。 [映画館(字幕)] 4点(2004-09-04 03:54:23) |
6. 壬生義士伝
全体の4分の3くらいまでは良かった。あとははやり、自決までのシーンが長すぎたりで、急激にテンポが悪くなった。ここ十数年繰り返されている、日本映画独特の展開の幼稚さと、冗長さがモロに出てしまって残念だった。「たそがれ~」もそうだった。私は「ラストサムライ」で感動してしまったタイプなので、やはりこの作品も物足りなさを感じてしまった(手放しでラストサムライを褒め称えているわけではないのだが)。なぜこんな話を出すのかというと、「ラストサムライ」を見てしまうと、今の日本の映画(特に時代劇)に何が足りないかを痛切に感じてしまうからなのだ。やはり演出の稚拙さと、殺陣が(頑張っていて悪くはないのだが)やはり弱い。ちなみに批判ばかりなってしまったが、吉村と斉藤のやり取りは非常に良かった。これだけでも、この映画を見れた事に喜びを感じます。なにはともあれ、思う所はたくさんあったし、私的には普通の良作日本時代劇です。でも点数はちょっと渋めにいたしました。 5点(2004-01-26 01:14:10) |
7. ミッション・トゥ・マーズ
途中までの特に宇宙船から脱出して、火星に降り立つ所までは傑作でした。リアルな描写はSF映画としては久し振りに「いい!」と感じました。ラストはご愛嬌でしょうか(笑)。私としてはやや良くて、ひどく悪い出来でもないと感じました。(変なコメントになってしまった・・・) 7点(2003-10-09 05:04:57) |
8. 耳をすませば(1995)
観てて恥ずかしいと感じたのは私が大人だったからか?(^^;)。この作品に思う事は、「アニメにする必要が全く無い作品なのによくぞここまで作ったもんだ」で、「んで、何?」という感じなのです。普通の作品なのにアニメにしちゃいけないという訳では無いのですが、この映画を最初に観た時、真っ先に思った事なのです。必然性が感じない。この程度の作品だったらTVドラマにも充分作れます。普通のドラマをアニメにしたらどうなるか実験したかったのかな?もしかして 4点(2002-12-18 20:32:37)(良:1票) |
9. 未知との遭遇
たぶん私が「スピルバーグ」の作品だと意識して初めて観た映画です。途中までの謎解きのような展開は面白さがありました。ただ、最後がちょっとなぁ~・・・。あの宇宙人が「地球人の子供だよ~ん」である事が仕草や動作で、「モロ」に判るじゃないですか。もっとあの辺りのがっかりが無ければよかったのに。小さい子供ですから演技の指導は難しかったと思いますが、あまりにもひねりが無さ過ぎ。それまでの「不思議な感じ」が一挙に失せてしまった。もったいないです。 5点(2002-12-18 20:24:43) |
10. ミッション:インポッシブル
うん、普通によかった!トムクルーズよく頑張った。ジャンがかっこいいね。やっぱり宙吊りのシーンはよかったです 6点(2002-12-15 06:51:35) |