1. Mr.インクレディブル
新しいピクサー作品ですね。いまさら外部から新しい風を入れるなんてやりますね。見事に成功。 単身では失敗するが、次なる機会は仲間の協力で成功するという単純なプロット。しかし、娯楽に徹した見せ方や演出で秀作に。 個人的には家族の繋がりなんてわかりきってることだから、魅力に欠けます。 「カリオストロの城」も同じプロット(こちらは最初から次元もいるけれど)ですが、ルパン一味の関係性でそれをやるから魅力あるんだな~。 [試写会(字幕)] 8点(2007-03-25 05:24:24) |
2. M:i:III
物語に必要な設定事項がしっかりとなされているので、とても観易い作品でした。 確か前作、前々作は地上波放送されたものを録画するも(理由は忘れましたが)途中で観るのを辞めてしまった記憶があるので今作が一番良い出来なのではないでしょうか。 しかし、シチュエーションが二転三転するので詰め込み過ぎな気がします。 1時間ドラマ3話分ぐらいに分けられるような展開。 [DVD(吹替)] 7点(2007-03-01 14:32:43) |
3. ミスティック・リバー
内容、展開ともに特筆するものはないが、監督、役者の確かな力量のおかげで精度は高まっている。 [DVD(吹替)] 6点(2007-03-26 12:05:45) |
4. ミリオンダラー・ベイビー
個人的にこれを観て改めて考えさせられるようなことはなかったけれど、人によっては考えるきっかけとなるでしょうから意味のある作品なんでしょうね。 「いつか死ぬのに生きている」という状況の中で何を選択するか。 そして、思うがままに生きても、必ずやって来る生かされている状態。 個人的にはああいう状態で死にたいと願っている人を生かすことはないと思う。 「死」を悪と捉えるような向き自体が理解不能(「生」賛美も同様に)。 [DVD(吹替)] 5点(2007-08-15 03:34:42) |
5. Mr.&Mrs. スミス
ああいった組織があの程度のことでこんな派手なことをする方が問題あるだろ、という疑問を観客に抱かせること自体がコメディとしての伏線なのでしょう。 展開するに従ってチープになっていく内容。しかし、それに反比例するかのように派手になるアクション。よって伏線はより効果を増す。 イベントとして映画を楽しむ人向け。もっとコメディだと売り文句を出していた方が総体的な評価は上がっていたと思う。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-26 11:59:16) |
6. ミニミニ大作戦(2003)
殆ど一直線な内容。 前半の準備部分をもっと手早く処理してもらいたいところ。 あとは・・・まあ中身をとやかく言うような映画じゃないからね。 [DVD(吹替)] 4点(2007-03-25 14:16:46) |
7. ミヨリの森(TVM)
ミヨリにとって森がいかに重要なのかという切実性をクローズアップする必要があると思うのですが、どうにも不十分。 ダム建設派との攻防といった展開、またその内容も既視感だらけの代物。 それにしても、話の内容は別として今時こんな低レベルのアニメ作品を作る方が難しいと思うんですが・・・。 [地上波(邦画)] 3点(2007-09-10 01:57:39) |
8. みんなのいえ
家を建てるという方向性で何とか映画になっている様な作品。 職人と芸術家の対立はどちらのにも露骨に非があることがわかり過ぎで、幼稚。 その攻防も子供の喧嘩レベルで意外性のかけらもない。 [映画館(邦画)] 3点(2007-03-23 12:13:11) |
9. みなさん、さようなら(2003)
《ネタバレ》 メインは父子のはずでしょうが、彼らにはドラマはなく、あるのはヘロイン中毒娘の改心ぐらい(これも一過性の反応にすぎないでしょう)。 このダメ男の死に際をみて、どう生きるか見直してみては、という丸投げ的意味しか見出せない内容。 父親の態度の出自は「自分を試すようなことをしなかった」という言葉から窺い知れる「出来る範疇でしか動いてこなかった後悔」だったり、死を遠ざけて、あるいは一切死に接することなく育ったからのように思える。しかし、あの年齢でそんなことは単純にあり得ないでしょうから、どうにも不自然。客を納得させるにはもっと説得力ある設定を与えといて欲しい。 何はともあれ、やっぱり進路選択という時期の前に死と向き合うようなキッカケがあった方がいいんでしょうね。これぐらいの感想しかない。 [DVD(吹替)] 1点(2008-01-11 05:24:14) |