1. モータル・コンバット2/魔界来襲
《ネタバレ》 前作に続きオープニングで「モォータルコンバァーット!」と叫ぶ曲で、あ、これちゃんと続編なんだな、とわかる作品です。 いや特に前作観ていなくても大丈夫なんですけど(笑) 冒頭いきなり魔界が侵攻してきてからの展開はや!と思っているとどんどん話が進んでいき、とにかく強くなって魔界の侵攻を止める、というふわっとした目的が語られたあとはひたすら戦っていくだけ。 時々、(時代のせいもありますが)チープなCGのモンスターなんかが出てきますが基本は徒手格闘。それはなかなかいい動きをしていて見応えがあり。スタントダブルで我らがトニー・ジャーが出ているそうなのですが見ている最中は全く気づきませんでした(当たり前か) ただ、本作というか、原作ゲームのうりといえばやはり残虐なフィニッシュフェイタリティ(究極神拳)、それの再現はあまり出てこなかったかなーという感じです。 それ抜かすとただの格闘映画なのですが、その格闘部分はそれなりに見応えがあったので今回は6点ということで。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-19 01:25:41) |
2. 燃えよデブゴン
《ネタバレ》 デブゴンってこれまたひどい邦題だなーと思ったら原題の時点でFat Dragonってなってて、あー(笑)と思いました。 燃えよドラゴンというよりはドラゴンへの道、といった感じでしょうか。コメディセンスについては、盟友のジャッキーやユンピョウがいないため、ネタの爆発力には欠けるかなという感じですが、ブルース・リーを模したカンフーアクションやサモハン独自のカンフーアクションはなかなか見応えがあり、個人的には面白い作品でした。 一見ただのネタのようなサモハンが舐めてかかった敵を圧倒するのは観ていてとても気持ちがいいです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-29 01:46:58) |
3. モード家の一夜
《ネタバレ》 小難しいこと言ってる、、、風でいて結構聞き流していてもそれなりにストーリーが入ってくる作品。 ほぼ会話劇というか今でいうワンシチュエーションに近い演出なんじゃね?という感じの作品ですが、人との会話、特に異性との会話を退屈しそうでいてここまで見せてくれるのはさすがだなーともいます。 フランソワーズの不安感というか狼狽ようというかと、中盤お話のくだりで二人の関係はひょっとして?というのは想像できおますが、そこはやっぱりラストの「若かりし頃の火遊び」という旨の発言でとりあえずの決着がつくのと、いかにも教訓的だなという点で、なかなか観応えがありました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-04 00:17:43) |
4. モンソーのパン屋の娘
《ネタバレ》 意中の相手となかなかすれ違わない。夕食の時間を削り、通りを往復するのに、小腹を満たすために入ったパン屋で店員の女の子と親密になり、という感じのショートムーニー。 自惚か、勝手にパン屋の子が自分に気があると思ってたり、デートに漕ぎ着けたと思った瞬間意中の相手と遭遇したり、と常套的な展開ながら、なかなかドライな演出も相まって非常に面白い。 最後のあっけらかんとした展開も個人的には好み。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-01 00:52:15) |
5. モータルコンバット(2021)
《ネタバレ》 ストーリーの入り込みやすさというか単純明快さでいえば95年版の方が好きなのですが、なんと言っても本作は近年の原作ゲームでより一層残虐度が増したフェイタリティの再現と、圧倒的に格好いい真田広之の役回りです。 もはや主人公食う勢いですが、そんなのお構いなしに暴れ回る冒頭(と終盤)だけで観てよかったと思える作り。 そして旧作ではマイルドだった(と言ってもこの頃の原作ゲームの描写自体の限界でもあったのですが)フェタリティがしっかりと「トドメの一撃」として無慈悲かつグロテスクに演出されていてもはやそこらのスプラッター映画よりも過激なのがまたいいです。 アクションに関してもスピード感が増していて迫力ありますし、欲を言えばもう少しストーリーを単純にして時間を短くしてくれれば良かったかなーとも思いましたが、十分面白い作品でした。 [映画館(字幕)] 7点(2021-06-20 02:32:23) |
6. モータル・コンバット(1995)
《ネタバレ》 21世紀になっても未だ続編が出続けている残虐格闘ゲームの実写版、というか我らがボンクラ、(ダメな方の)ポール・アンダーソンの初期作。 結構ダメ映画?みたいな感じですが、意外とまともに作ってあります。 ↓みなさんも突っ込んでいる通り、冒頭から流れる「モォータルコンバァーット!」としか叫んでいない(笑)BGMもなかなかツボですが、結構話が単純で世界観に入り混みやすく、ゲームの設定とか知ってると色々と笑える場面が多いです。 なんで人間界守るために武術大会なの?とか、なんで10回勝たないととかそんなめんどくさいの?とか気にしたら負け。原作ゲームも半分以上が残虐なフィニッシュブロー、フェイタリティ(究極神拳)を楽しむようなものだから良いんです。 ゴア度はマイルドになりましたが、一応フェイタリティの数々も再現されていますし、後半になれば格闘シーンも結構見応えあるものになってきます。 ただそれと同時に、結構敵側もあっさりやられたり、単調になったりするので終盤になると飽きてくるのですが、それもご愛嬌ということで。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-20 02:23:04) |
7. ももドラ m o m o + d r a
《ネタバレ》 作品自体の出来は他のアイドル映画同様と考えてもらって構わないと思います。 ストーリーはありきたりだし、設定や小道具などは内輪ネタ状態、役者の演技も素人に毛が生えた程度と云うところでしょうか。 しかしそこに目を瞑ればそれなりに楽しめる作品に仕上がっていると思います。 5話のそれぞれ独立したストーリーはそのほとんどが恋愛関係のエピソードですが、学生時代の多感な時期を思い出させてくれますし、目隠シストさんご指摘の3話についてはその異色さがかえって作品のテンポを引き締めてくれていると思います。 それぞれ主役を務めている女の子たちも可愛いですし、演技はまだ十分とはいえないかもしれませんが、微妙な表情の変化など、頑張ってるなぁと思わせる場面もチラホラ。 それなので、作品自体は5点、彼女たちの笑顔等々に+1点の計6点と云うことで。 補足ですがこれは一映画ファンとしての点数です。モノノフのみなさんはここに4点(と云うより計測不能)をプラスしてください。ちなみに自分もかなこぉ↑↑(赤)寄りの箱推しです。茶畑のシンデレラといえば~?? [DVD(邦画)] 6点(2012-09-07 00:22:51)(良:1票) |
8. モダン・タイムス
主人公は機械を使う側から使われる側になってしまったといっても過言ではない。今の我々も一歩間違えばこうなるという事をこの作品は教えてくれる。そして、我々はこの映画のラストのように均一化された世界の中で幸せを見つけなければならない…そのことをチャップリンは面白おかしく我々に教えてくれるのである。 7点(2004-03-20 20:53:01)(良:2票) |
9. 模倣犯
《ネタバレ》 皆さんかなりの酷評ですねぇ~…といいながら僕も決して良い出来とは思いませんでしたけど、こういった複雑な構成をしている映画が大好きなんで、そこそこ楽しめました。ただ、これを見る限りでは網川は別にコピーキャットと言うわけではないみたいですね。それと、ラストのドカ~ン…そして赤ん坊…アレで意味不明と思われてる人もいるみたいですけど、僕の場合、“最高に目立ちたがりのキチガイの選んだ最高に目立てる最期”“自分が得られなかったものを自分の代わりに手に入れて欲しい”と解釈をしましたが、いかがでしょうか? 5点(2003-12-27 13:48:20) |
10. モルグ
大ざっぱに説明するとすれば“ネクロマンティック”の舞台を遺体安置所に移して過激なシーンを殆ど削ぎ落としたような作品だな。感の良い人やこういうものを沢山見ている人なら恐らく中盤で大体犯人の目星がつくし、慣れてりゃ怖くも何とも無い。ただ、あのラストはやってくれたなぁ。 5点(2003-10-25 02:23:35) |
11. 無問題2
《ネタバレ》 始まって早々マトリックスかぁ。それに酔拳、挙句にグリーン・デスティニー?それにあの波動拳はなに?さらにブルース・リーもどき、馬鹿にしないで貰いたいなぁ。内容は色々な映画のごった煮みたいだけど、それにしてももう少し捻ってくれ。岡村のファイト・シーン期待してたのにがっかりだぁ… 4点(2003-10-16 02:42:25) |
12. モンキー・シャイン
これがロメロ作品だとは思いたくないなぁ…。遺伝子操作の薬を打つとサルと意識が融合するってどんな仕組みなんだ?前半まではまだありえる話かなと思いつつ見てたけど後半でそんな感想は一気に吹っ飛んだ。 4点(2003-07-29 03:45:47) |
13. もののけ姫
劇場に見に行き、TV放映時にも見返したがどうだろう、、確かに映像は迫力があって、それなりには見ごたえがあるし、環境問題を扱っていたり、人間の、自然と共存できない愚かさを前面に押し出しているのでメッセージ性は高いかもしれないが、それにしてもストーリーに深み、というか魅力が感じられないので、見た後、面白かったなぁ…と心からは思えなかった。しかしながら宮崎監督、これが最後って言ってたのに、続々と新作を撮り続けて…いったいあの言葉は何だったんだ?そして、こう思ったのは絶対俺だけではないはずだ… 5点(2003-05-25 20:26:51) |
14. 燃えよドラゴン
思えばこの作品を見て大きな衝撃をうけ、格闘技というものに興味を持った。ブルース・リーの映画が他のカンフー映画と違うのはやはりその“動き”だと思う。J・チェンなどのカンフー映画は、確かにアクロバティックで派手だが、どこか鋭さにかけている。その点ブルース・リーの映画はみな、その痛みが伝わってくるようなほどに動きがしなやかで切れがある。静から動に転じる時の動きの速さ、蹴りのスピード、そして滑らかな体の運びと、まるで実戦を見ているような緊張感がある(いまの役者でリーに匹敵する人物といえばリー・リンチェイくらい)。その中でもこの作品は、扱う武器もヌンチャクや棒などと豊富で、その他、各格闘技のチャンピオンなどが多数出演していたりと、格闘術も本物の動きで色々と見るところが多い。正にカンフー映画の傑作。 9点(2003-05-25 20:12:39) |