Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  モーターサイクル・ダイアリーズ
傑作の誉が高かったので期待してましたけど、私的にはそれ程でもありませんでした。【TOSHI】さん同様、私も前半が退屈で退屈で仕方なかった。馬鹿で無軌道な若者の冒険を手ブレと寄りの多い映像で写してる、どっかで見たことある様な低予算青春ロードムービー。しかし後半、「モーターサイクル・ダイアリーズ」じゃなくなってから、ようやくエルネストにチェ・ゲバラの片鱗が見え始める。こうなってくると俄然、映画に興味が湧いてきます。自分の目の前しか見えてなかった少年が、遠くを見通す大人へと成長したかの様にカメラも落ち着き、南米の雄大な風景と厳しい現実を切り取り始める。医者として患者を治すが如く、革命家として社会を正したい。少年よ、大志を抱け。若い人には結構いい映画だと思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-19 01:02:06)
2.  森のリトル・ギャング
「悲哀」と「環境問題」を省き、「害獣」の視点で再構築したアメリカン・テイストの「平成狸合戦ぽんぽこ」(彼らの住処は邦題にある「森」ではなく、最早「緑地」)。基本は、退っ引きならなくなったチンピラが朴訥で善良な人々をペテンにかけつつも、やがてそのチンピラにも良心が芽生えていくという、オーソドックスなフランク・キャプラ的ストーリー展開。しかしそこに「ミッション:インポッシブル」張りの潜入アクションにギャグやパロディ、そして「スーパーサイズ・ミー」にも通じるジャンク・フードへの皮肉を交え、誰でも楽しめるファミリー・ムービーに仕上がってます。小さなお子さんのいるご家庭には、ノスタルジックでマニアックだった「カーズ」よりも断然こちらをお薦めします。点数配分は個人的な好みの問題ということで、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2006-08-02 00:05:42)
3.  モンテ・クリスト伯(2002)
まず、少しサクサク進み過ぎなのが勿体ない。伯爵のお披露目パーティーなんか、もっともっと豪華絢爛に、そしてじっくりと見せて欲しかったし、フェルナンも真綿で首を絞められる様に没落して欲しいのに、あっと言う間に破産。終盤の登場人物達の台詞が説明的になってるのも、かなり白ける。嫌味な男を好演したガイ・ピアーズに対し、ジム・カヴィーゼル(「髭面で鞭打たれる」という「当たり役」に開眼した作品?)から復讐に取り憑かれた男の迫力や怨念も感じられなかった。と、色々と不満を並べましたが、それでも話自体は楽しめたので(原作未読だからかな?)、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-23 00:03:02)
4.  もういちど(2000)
燃え尽きる寸前の蝋燭。一瞬明るく燃え上がった灯火は直ぐに消え、後には煙が漂うばかり。自分達を、若しくは周りにいる人達を火傷させようとも、この二人にはその後、後悔したり築き上げたりする未来など残されていない。二人の愛はしがらみや打算とは一切関係の無い所で燃え上がる。そういう意味で“Innocence”というタイトルは、「もういちど」などという邦題よりずっと的を射てる(ま、ずっとありふれてもいますが…)。女の夫にしても、ここまでくれば苦しむ時間も凄く短くて済む(それにしても「熟年離婚」という設定だと、どうしていつも男の方が被害者みたいな扱いなんだ? 逆に婆さんと別れられて、早速若い女を捜しに行く位の豪傑はおらんのか?)。それに自分の人生は、まず自分の為にあるのです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-13 00:01:24)
5.  問題のない私たち
とにかく脚本が稚拙。映画が完全に前半と後半に分かれてしまってる。それぞれの話はそこそこ観れたのに(沢尻エリカが本当に意地の悪そうな転校生を好演)、一つのストーリーだと思って観てたこっちは、映画の分割が最後まで違和感として残ってしまう。こんな脚本なら、最初からオムニバスの二話構成として明確化しておけば良かった。で、まず第一話の感想。いじめってこんなにあからさまなの? もっと陰湿に隠れてやるもんじゃないのかなぁ…。第二話は中々興味深かった。これは学校に於ける新たな問題を提示してる。それは、大人である教師が子供である生徒のレベルにまで落ちてしまってる実情。今更「教師は聖職」等と言うつもりは毛頭ありませんが、最低限「大人」ではあって欲しいと思います、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-25 00:03:40)
6.  モンド 《ネタバレ》 
文字通りの「犬の生活」か、フランス版「誰も知らない」といった風情。私としてはそのまま、野良犬をストリート・チルドレンに見立てた(決してその逆ではない)ファンタジーとして受け取りました。見た目の可愛い野良犬が歩いてれば、頭を撫でる人も餌を与える人もいる。しかし、その存在に危険を感じる人もいる。どっちが良い悪いじゃありません。むしろ前者は無責任な人で、後者は社会的責任を感じてる人とも言えるでしょう。これが現実。モンドは可愛い無垢な少年の姿をしてるからいいですけど、小汚い中年のホームレス姿だったらどう感じるでしょうか? 5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-17 00:09:12)
7.  モーヴァン
うっ…、意外にも評価が高い…。ということは皆さん、この映画に描かれていたことが理解できたんでしょうか? 私には最初から最後まで何がどうなってるのやら、さっぱりと解りませんでした。モーヴァン・カラーはエモーショナルな部分や目的意識等を一切削ぎ落とした、一種の無垢な人間ということなんでしょうか? そうなると、便宜上、常識的な善悪に分類して考えれば、もちろん彼女から「悪意」を汲み取ることは出来ませんが、これは性悪説に則って人間を描いてることになりますね。それにしても、サマンサ・モートン以外の人の台詞が全く聞き取れなかったなぁ…、2点献上。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-05-25 00:10:07)
8.  盲獣
スッゲェなぁ、こりゃあ…。盲目故に妄想を誇大化させ、触覚を鋭敏に研ぎ澄ませた男。獲物となった女は闇に囚われ、やがて自身も光を失い、触覚世界の住人となる。盲獣と化した雄と雌の根源的な本能が、暗黒の中で限りなく蒸留され純化していく。エスカレートした触覚の欲望は、痛覚の欲求へと至り、遂に禁断の領域へと達する…。ダリを思わせるシュールなセットの中で、イッちゃってる船越英二と処女だと言い張る緑魔子が、凄いコトになっていきます。江戸川乱歩自身をして、「ひどい変態ものである」と言わしめた原作が著されたのは昭和6年(満州事変の年)。こんな昔に、既に究極のフェティシズムが表現されていたとは、全く持って勉強不足を痛感致します。ということで、少し気後れしつつ気圧されて、つい8点献上。
8点(2004-12-07 00:09:51)(良:1票)
9.  モンスター(2003)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップや「ロード・トゥ・パーディション」のジュード・ロウ等にも感じたことですけど、最初は超美人女優がわざわざ不美人を演じることに違和感があり、単なる賞狙いとしか思えませんでした。しかし観終わってみれば、前述の男優達とは違って、この役にはシャーリーズ・セロン以外は考えられない程の説得力。また、こういった社会性のあるシリアスな作品では、とかく失敗しがちなアメリカ映画的演出が、本作では非常に効果的だったとも思います。本当に凄いモノを見せて貰いました。生きる為だけに男を殺し続ける「怪物」を造り上げたのは男達自身。だから安らぎを見出せる相手は必然的に女だった。きっと世界中に無数のアイリーン・ウォーノスがいるに違いありません、8点献上。
8点(2004-10-05 00:33:48)
10.  木曜組曲 《ネタバレ》 
(だいぶ雰囲気は違いますが)「オリエント急行殺人事件」にも似たテイストに、女同士ならではの火花散るサスペンスを加えた、ほとんど舞台劇の様な密室ミステリー(密室じゃありませんけど、テイストがそうなんです)。個人的に狂言というオチではむしろ意外性が薄れると思うので、鈴木京香の推理を結論にした方が物語的に一番意外性があって面白かったとは思う(殺意がありながら、しかし無意識的な殺人共犯というのも刺激的なテーマ)。加藤登紀子や、特に富田靖子の芝居芝居した演技もマイナスですけど、話題性だけで製作される中途半端な推理モノに比べれば出色の面白さだとは思いました。でもこれって、監督や脚本家よりも原作(もちろん未読です)に拠る所が大きいんじゃないのかなぁ…、7点献上。
7点(2004-08-17 00:10:44)
11.  模倣犯
前半に事件を被害者とメディアの側から描き、中盤に同じ事を犯人の側から描き、終盤にようやく話が動き出すというのは、この全く唐突で、無茶苦茶で、何の意味も感じられないストーリーを語るのには無駄な作りに思えた(いつもの如く原作は未読)。また、例によって構図や編集、音楽、カメラ・ワーク(そして「(ハル)」で憶えた掲示板の表現)なんかは凝ってるのに、物語上重要である筈のワイド・ショーらしきテレビ番組のスタジオ・セットは何だ! 日本テレビ製作なんだから、「ズーム・イン」とか草野さんの番組をそのまま使う事もできた筈。とにかく皆さんの大激怒も納得の2点献上。
2点(2003-12-29 21:52:55)
12.  モンキーボーン 《ネタバレ》 
最初は寒いティム・バートン位にしか思えませんでしたけど、物語が前半後半で転換する二段構成になっていたことで「おっ」と思わされ、クライマックス、クリス・カターンの登場で一気に笑いがヒート・アップ。臓器摘出中の死体が逃げ出し、臓器を撒き散らしながらモンキーボーンと戦い、それを医師団が必死で追いかけるという一連のシーンには大いに笑わされてしまいました。このクライマックスだけはティム・バートンを超えたかもしれません。そして個人的に、ブリジット・フォンダは本作が一番綺麗に見えました、6点献上。
6点(2003-09-28 06:38:42)
13.  目撃(1997)
クリント・イーストウッド、そしてスコット・グレンまでが走りに走る序盤のシーンでは、「この二人、大丈夫か?」と、つい心配になってしまいました。爽快感漂う話では無い上に、役者も燻し銀の様な人達が勢揃い。イーストウッドの枯れた様な演出もあって、実に地味な仕上がりの映画となってます。この落ち着き加減が良くも悪くもイーストウッドの味なんでしょうけど、皆さんご存知の様に、ちっとも落ち着きの無い私にはとても相性の悪い映画となってます。ま、演出よりも脚本の方に問題がある様な気もしますが、落ち着きの無い私的には4点献上。
4点(2003-08-14 05:21:43)
14.  モンスーン・ウェディング
まず興味を引くのは物語ではなく、スクリーンに映し出されるインド(の、たぶん相当な上流階級)の文化。言語もヒンディ語とパンジャブ語(らしい言葉)と英語のチャンポンなら、生活様式も伝統と西洋化されたもののチャンポン。それらが融合することなく同時に存在している奇妙さ。そして相変わらずの、女優陣の過剰な妖艶さ。ホント不思議な国だと思います。本作は完全に西洋スタイルで作られており(資本も西洋)、話も決して珍しい内容ではなく、また、女流監督の良さと悪さが同時に出てしまっている様にも感じました。そんな訳で、6点献上。
6点(2003-04-02 07:02:35)
15.  モンスターズ・インク
ハリウッドって、ホントこの手の映画作らせたら巧いですよねぇ。「スモール・ソルジャーズ」もそうでしたけど、モンスターの世界は現実世界の完全なる写し絵。つまりはパロディです。巨大企業の為に悪事を働くCEOとエリート社員、マドンナは美人受付嬢で総務部のお局様は融通が利かない。そして軍の科学部隊にスシ・バー、挙げ句の果てはビリー・クリスタルのスタンドアップ・コメディ。それらがあくまでも物語を語る上での背景でしかないというのが素晴らしい。そして何よりもブーの表情の秀逸さ。全編、存分に楽しませて貰ったので、8点献上。
8点(2002-09-05 20:05:08)
16.  萌の朱雀
最後まで時と場所が判らない。家族構成が判らない。途中10年もの月日が一気に流れても、そうと判らない(暫くの間、成長した子供達を新しい登場人物かと思ってました)。父親の死因も判らない。だからストーリーもよく解らない。なのに、つまらなくはない不思議な映画。母親と娘と従兄の間に流れる性的緊張感にドキドキする(果たして製作者の意図かどうかは不明)。風景と音、日本家屋、山村の生活、そして、ほとんど素人の出演者達が良い(前半は中国映画を彷彿とさせる程。この辺が受けてカンヌで新人賞を獲ったのでしょう)。同じ臭いの「EUREKA」も、この位の長さなら良かったのに…、6点献上。
6点(2002-07-19 18:56:26)
17.  モルグ
「ナイトウォッチ」(未見)のオリジナルのデンマーク映画。深夜の死体安置所の醸し出す緊張感が恐怖を増幅するらしいのですが、ホラー慣れした身には退屈に映ってしまった(だいたいあんな所でHできるか、せめてトイレへ行け!)。そもそもスプラッタっぽいものを想像してたからいけないのかもしれませんけど…。きっと初めて観たデンマーク映画だと思いますが、サスペンス映画ということもあり結構普通でした。ということで、5点献上。
5点(2002-05-02 21:04:06)
18.  もののけ姫
感想的には【ちっちゃいこ】さんに一番近いかな(私にとっては「ナウシカ」も×ですけど…)。結構なアクションやスペクタクルがすぅっと素通りして行ってしまったような印象。なんか「神々しさ」や「荘厳さ」「重量感」等を出そう出そうとする余り、逆に軽薄になってしまったのではないかと思います、アニメーションとしての技術には一目置きますけどね。やっぱり純粋に子供向けにしないと宮崎アニメって破綻してしまうのだとつくづく感じたものでした。技術点、5点献上。
5点(2001-12-06 22:57:23)
19.  モハメド・アリ かけがえのない日々
半ば伝説化した「キンシャサの奇跡」と呼ばれるアリ対フォアマンの世界戦を追いながら、黒人達の精神的カリスマとしてのモハメド・アリを浮き彫りにしていくアカデミー受賞ドキュメンタリー。試合を中心にしたドラマチックな展開の中で、「人種分離」ではなく「民族の文化の再興」を望むアリの饒舌な主張は、今世紀の「文明の衝突」を予見させて非常に考えさせられます。完成までに20年をかけた労作に7点献上。
7点(2001-10-07 12:21:43)
20.  燃えよドラゴン
敢えて言います、ブルース・リーのカンフー映画という、ただそれだけの映画。ストーリーも何もあったもんじゃない。ただただリーを観る為だけの映画。ということはリーが好きか嫌いかだけの判断で、私は特別心酔者でもないので(嫌いではないですが)3点献上。
3点(2001-10-03 17:04:36)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS