1. 燃えよドラゴン
ブルースリーの勇姿が全編に渡って描かれています。鍛え上げられた肉体で、熟練のカンフー技を繰り出すその姿は、一つの理想の「漢」の姿であります。そんな名作品にイマイチ入れず、アフロが気になったりしだした私は、まだまだであると自らの未熟さを痛感しています。 5点(2004-09-12 04:05:26) |
2. モンキー・ビジネス
特にストーリーのないドタバタコメディ劇でした。内容的には凡作ですが、ケーリーグラント目当てで見たので、彼が恥も外聞もなく暴れ回ってくれているので、個人的には充分満足できました。特に自らを短髪にしたり、インディアンごっこする姿には涙。テレビ放送時の新聞の作品解説は「若返りの薬を発明した科学者が、自分も薬を飲んで若返り、上司の秘書と恋に落ちる…」。最後の部分はどう考えても違うやろ~、とつっこんでしまいました。 5点(2004-01-16 02:03:57) |
3. モリー先生との火曜日<TVM>
コメディ作品の多いジャックレモンがシリアスな役を演じているのにも驚きましたが、それ以上に『バード・ケージ』での役どころが印象に残っていたハンクアザリアの両作品のギャップがすごかったです。『老い』『死』がテーマでジーンとくる感動作ですが、インパクトが弱いというか、すぐに忘れてしまうような感じも…。原作の紹介がDVDの中でされていたので、是非読んでみたくなりました。 6点(2004-01-06 08:21:43) |
4. 燃えつきた納屋
殺人事件の捜査が展開されますが、それはおまけに過ぎないです。最大の見所はシモーヌシニョレの演技でしょう。終始疑念と不安にさいなまれる彼女の表情が秀逸!寂れた冬の農村が舞台なのも良いです。そして家族の絆がバラバラに崩壊していく終わり方が、何とも言えない哀愁さを感じさせ、とても印象に残ります。一応アランドロンが主演ですが、この作品では珍しく脇に徹しています。彼の抑え目な演技が彼女をより引き立たせています。難を言えば音楽が電子音で少し耳障りなことでしょうか。 7点(2003-11-19 21:37:31)(良:2票) |
5. 目撃(1997)
さほど複雑でも難解でもなく、サクッと見られるライト・サスペンス。事件自体はそれほど盛り上がらなかったけれど、上手い役者が揃っていたので中々良かったと思う。殺人現場を目撃したクリントが、外の会話にウンウンとかイヤイヤとか相槌を打っている冒頭のシーンが特に好き。全体的に年齢の高い(シワの多い)キャスティングだったけれど、ガキは必要ない映画なので良いでしょう。 4点(2003-05-14 01:15:09) |