1. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 ドラマ・原作未見。小説のドラマ化のそのまた映画化というと駄作の匂いがプンプンしますが、評判の良さにつられ鑑賞。本作の場合、ドラマの映画化という側面を控え目にし、小説のタイトルで勝負していることからも意気込みの高さは感じられます。主要人物の描き方が薄いのは気になりましたが、ドラマをみてなくてもしっかりと一本の映画として成立していました。シンプルなストーリーですが、展開の仕方と堤さんのただならぬ雰囲気の力で思いもよらないほど重厚な一本になっていたのに感嘆。 おそらく原作とか観てないと福山の演じる湯川がどんな人物かわからないため、主役なのに漫画っぽいキャラクターが一人浮いているように感じてしまったのは残念。脇の魅力も弱く、堤さんの独り舞台になっていましたが、無償の愛に心震えましたので甘め。 [DVD(邦画)] 7点(2009-03-29 21:01:45) |
2. 酔いどれ詩人になるまえに
救いようもないし、同情の余地もない飲んだくれのダメ人間を見守る映画。 ちょっとした小ネタがたまに笑えるものの、とても退屈な内容なのになんとなく見れてしまうのはマット・ディロンの存在感のオカゲなんでしょうか。 こんなダメ人間に教訓垂れられても・・・。一生懸命見るものではない、ダメのガイドライン。感情移入したら負け。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-13 10:32:11) |
3. 40歳の童貞男
タイトル通りの男が奮闘するコメディ。なんというかアメリカ人との感覚の違いをこれでもかと見せつけられた気分です。これがアメリカなのか、デフォメルなのか判別できません。まぁ、笑えるとこは多いし面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-23 14:57:24) |
4. 黄泉がえり
《ネタバレ》 特別つまらなくもないんだが、ファンタジーっぷりがわざとらし過ぎて、冷めた眼でみてしまった。そこを我慢できてもラストが酷すぎる、柴咲コウのプロモかのように三曲も聞かされてうんざりします。商売の香りがぷんぷんする映画でした・・・。 [ビデオ(邦画)] 3点(2008-10-23 14:54:04) |
5. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 社会主義東ドイツの監視人が芸術家の反体制の証拠を探すため、盗聴しまくるお話。監視員のおっさんの感情の変化の経緯がちょっと説明不足な気がしました。それがこの話の要なだけに、イマイチのめりこめませんでした。良い映画の匂いはしてるんですが、若干眠かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-23 14:47:28) |
6. 妖怪大戦争(2005)
《ネタバレ》 豪華製作陣に過大な期待をして映画館に足を運んでしまいましたが。 妖怪たちが大暴れして人間を困らせたり、ぶっころしまくったりするのを主人公がバッサバッサ退治するような方面の人間対妖怪の大戦争を期待してたのに、人間と妖怪が手を組んでわけわかんないやつに立ち向かう話とはね。 へぼいきぐるみとかサブイギャグとかはまだ全然許せるが、妖怪が全然活躍しないのはどうなんでしょう。妖怪特有の攻撃を次ぐから次へと繰り出し、悪と戦ってほしかったです。良くも悪くも子供騙しで退屈さはなく楽しげではありますが、消化不良。 [映画館(邦画)] 4点(2008-10-23 14:44:12)(良:1票) |
7. 陽気なギャングが地球を回す
いやぁ、すべってます。最初の10分くらいのスピード感と安っぽいCGはなかなか良かったんですが、見事な尻すぼみっぷり。早すぎる展開の割りに話が混みいって、時間軸ぐちゃぐちゃだし、考える時間もないし、話が整理されてないので何が何だかわかんない。ラブストーリー要素も余計。 キャスト、映像はまぁ許容範囲ですが、脚本がひどい。ちなみに原作は好きです。ロックストックみたいな仕上がりを期待してたんですが。 [DVD(邦画)] 4点(2008-02-16 16:37:58) |