1. リヴィッド
《ネタバレ》 前半は、時間を持て余しているかのようなダラダラとした見せ方をしておいて、後半は急に難解ホラーになり、よくわからないまま終わる。もっと伏線を散らす余裕はあったと思うんだが。映像が良いから、そこまで退屈はしないが、なんだか釈然としない。 ヒロインがめっちゃ美人。 [DVD(字幕)] 4点(2013-05-25 17:08:06) |
2. リンカーン弁護士
正義とは? 法とは?という難しい問題を軽快に語る大人の法廷サスペンス。 刑事コロンボとか好きな人は好きなんじゃなかろうか。特に音楽の使い方がクール。弁護士モノで効果的にヒップホップを使っている映画って初めて見たかも。 地味だけど、それ以外の欠点は見当たらない。ガツンと来る感じではないが、上質でセンスが良い。 ポテチで例えるならうすしおのような作品。 [映画館(字幕)] 7点(2012-09-15 18:50:37) |
3. リアル・スティール
童心に帰ってみるべド派手なロボットバトルが熱い作品。 細かい設定の説明や、人物の過去などはあまり描かれず、「今」この瞬間に重きを置いているよう。これは、主人公の子供視点であることを意識しているのだろう。あの子が知らないことは観客も知らない。退屈させない気合の入った(金がかかってそうな)カメラワークは、常にいい位置に滑らかに動くので、迫力がある上に非常に見やすい。 見せ方を分かってる!という感じのかっちょいいロボットアクションが堪能できる。アクションをぶれぶれカメラワークでごまかしている最近流行りのスタイルとは一線を画している。 [映画館(字幕)] 7点(2012-07-29 02:00:20) |
4. リメンバー・ミー(2010)
《ネタバレ》 大人になりきれない21歳の男(学生)がパパと喧嘩したりする、マジメなヒューマンドラマ。テーマは「コミニュケーションの難しさ」かな。脚本が良いのだろう。よくある題材だし、派手なストーリーではないながらも、ちゃんと面白い。特に後半のシリアスなストーリー展開は、かなり真剣にみさせられた。 色々な人物が出てくるけど、みんなある意味正しく生きていて、実は、正しく見えていたタイラー君が一番間違っていたりするのだ。この映画では、主人公であるタイラー君が必ずしも正しいという風に描かれなく、パパさん達がしっかりとカッコいいのが良い。 むしろ、これはパパ映画なのである。 ある隠されていた設定が、ラスト直前で明らかになる。でも、これっていくらなんでもズルくない?これがあることによって傑作だと言わせたいようなスケベ心をちょっと感じてしまった。(実際、鳥肌たってしまったのは確かだが) 今時珍しいくらい、しっかりと地に足のついた正統派ヒューマンドラマとして綺麗に着地させても良かった気もするが、どうだろう。 [映画館(字幕)] 8点(2011-09-04 00:25:15) |
5. [リミット]
《ネタバレ》 最初から最後まで暗くて狭くて息苦しい。閉所恐怖症の人は見ない方が良いだろう。主人公の視点意外は出てこないから、観客は主人公と一体となる。時間の感覚もなくなり、30分見たのか、60分は過ぎてるのかわからなくなった程。 そんな空間を作り出し、1シチュエーションでやりとおした事は確かに評価される部分だろう。 でも、つまらないのだ。一人だと起こる出来事にも限界があるから、携帯電話の機能にずいぶん頼ってるように見える。携帯電話がなくなるとストーリーを展開させられないからか、電源なかなか切れないし。そういう面も、ちょっと工夫不足だなーと感じた。 つまらないながらも、こっちは主人公と一体化しているので、最後どうなるのかの一点だけで、集中して見ることはできる。 それだけに、この結末は・・・ナシ! こんな内容を、90分ちょいとは言え長編でやる意味がわからん。 15分くらいの短編だったら、いいネタかもしれないんだが。 「ライアン・レイノルズが密室でハァハァしてるところに萌えまくりたい!」 そんな方には文句なしにオススメ!! [映画館(字幕)] 3点(2010-11-22 00:46:35)(良:1票) |