1. リップヴァンウィンクルの花嫁
《ネタバレ》 前半部分は現実感を求めてしまったがために、救われることにも不幸にもなり得るようなSNSのミステリアスな展開に引き込まれますが、中味の方はちょっと肩透かしでした。ヒロインの優柔不断さと人間関係の曖昧さに次第にイラついてきますが、こういう流されてしまうような愚直さに日頃の計算高い左脳が癒されます。最後の裸になって泣きながら酒を酌み交わすコメディ(?)には思わず吹きだしますが、彼らの気持ちが分かったような錯覚(?)を覚えてしまう不思議な映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-04-02 17:27:57) |
2. Ryuichi Sakamoto: CODA
坂本龍一氏の素晴らしさや感性は伝わってきますが・・・ [地上波(字幕)] 5点(2019-02-02 21:34:25) |
3. 旅情(1955)
ベネチアの休日はローマとは大違いですが、アラフィフヘプバーンがハイミスの可愛らしさをとても自然に演じています。それにしてもイタリア男は女性の自尊心を傷付けないようにもっとスマートに口説くのかと思いきや、あまりにストレート過ぎて少々きつくないですか? [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-22 23:37:00) |
4. 理想の女
戯曲の原題の方がしっくりくるように思います。やっぱり男にとって「理想の女」とはメグのような「鈍い女」ですか? [地上波(字幕)] 6点(2017-10-11 23:23:24) |
5. リンカーン弁護士
シリーズ物のテレビドラマのような作品。二転三転の意外な展開は確かに面白いけど、無理矢理感十分なキャラクターやストーリーがちょっと残念。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-06-03 23:10:04) |
6. リトル・フォレスト 冬・春
冬場の厳しさがあまり伝わってこないけど、食糧の確保や雪で押し潰されそうな家に熊対策、越冬するには相当の覚悟が必要なんだろう。人間は居場所がないと生きていけないので帰るところがある人は救われる。夏・秋編から延々と続く自給自足レシピにも退屈することもなく、つきたての納豆もちやタラの芽のテンプラにそそられる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-21 00:06:43) |
7. リトル・フォレスト 夏・秋
人間ドラマとしては嘘っぽいけど、自給自足の暮らしと料理に引き込まれる。合鴨のさばきに感心し、甘酒やイワナ、クルミご飯にそそられる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-21 00:05:33) |
8. 利休にたずねよ
海老蔵はミスキャストでは?演技でカバーしようとしているんだろうけど、野性的過ぎて全くそれらしくない。それでも途中までは何とか我慢できるが、高麗女との回想シーンあたりからこれはギャグかと思わせるような中味に苦痛感だけが増してくる。 [地上波(邦画)] 3点(2016-10-11 23:31:03) |
9. リバティ・バランスを射った男
《ネタバレ》 脅しに屈しない正義感の強いインテリ法律家のジェームズ・スチュアートはいつも通り安定感のある演技。銃が幅を利かす社会では彼は無力で、とても勝ち目のないリバティ・バランスとの対決で、驚いたことにこの無法者を撃ち殺してしまう。このインテリをさりげなく助けていた西部劇のヒーロー、ジョン・ウェインは、自分が思いを寄せている女の心がインテリ法律家に移ってしまったのを悟ると、やけ酒の揚句彼女と暮らす予定だった建てたばかりの新居を燃やしてしまう。最後にリバティ・バランスを射ったのは西部劇のヒーローだった事が明かされるが、今まで観たジョン・ウェインの作品の中では切なくも一番かっこよかった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-25 21:32:39) |
10. リンカーン
当時の民主党のヘタレ具合に愚妻のファーストレディ、アメリカ国民でなくても偉人の強い信念とトップとしての苦悩が伝わってきます。「暗殺より結婚の方が悲劇」とまで言われた悪妻っぷりをもっと描いてくれると盛り上がったのでは。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-11 21:37:19) |
11. リプリー
オリジナルがどう変わるのか興味あったが期待外れ。リメイク版の方が原作に忠実らしいが、いつまでもバレずになりすましていられる無理っぽいシナリオがきつかった。 [地上波(吹替)] 4点(2015-11-24 19:59:39) |
12. リトル・ランナー
コメディーかと思えばそうでもなくファンタジーかといえばそうでもない。かといってリアリティがあるわけでもなくそれほど心に響くような話でもない。この中途半端感は製作年から遡ること50年という時代背景やこの作品の宗教観に対する個人的な消化不良からくるものかも。 [地上波(字幕)] 5点(2015-10-02 20:50:28) |
13. 理由(1995)
大分前に観た映画でその時は気持ちよく騙されました。面白い展開の映画ですが2度目ともなると意外性も薄れます。後半の復讐シークエンスもラストを無理矢理盛り上げるためのものなのか不自然さが目立ちます。後半がダレ気味なので早過ぎるどんでん返しをもっと後に引っ張った方が良かったように思います。 [地上波(吹替)] 6点(2015-03-04 18:31:17) |
14. リーサル・ウェポン2/炎の約束
シリーズ初観でそこそこに面白い映画ですが、今作だけで十分満足です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-02 18:21:47) |
15. リオ・ブラボー
ジョン・ウエインの西部劇でこの面白さは意外でした。登場人物たちに素直に共感できるとても楽しい映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-10-01 20:13:17) |
16. リトル・ダンサー
イギリスの炭鉱の町が舞台で、貧しさも付いてくるので「ブラス!」とちょっとダブります。共感できるところが結構入っているとてもいい映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-25 19:42:44) |
17. 理由なき反抗
一応退屈せずに最後まで鑑賞できました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-31 12:53:56) |
18. リオ・グランデの砦
前半ホームドラマ風でしたが、悪役となるインディアンが登場してからは昔の西部劇でした。全体的にあまり面白くない映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-20 22:20:03) |
19. リバー・ランズ・スルー・イット
美しい自然の景色が一番印象的だったそこそこの映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-17 12:59:54) |
20. 利休
この映画の利休と秀吉もそうですが、本能寺の信長・光秀や関ヶ原の家康・光成等、結果は明白な日本史の重大事件の中でも当事者たちの本音は思いめぐらすしかないのでしょうね。利休と秀吉の描き方もデフォルメされているかもしれませんがあり得ることなのかなと思わせる映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-04 21:02:02) |