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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2265
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  レッド・サイレン 《ネタバレ》 
 序盤はサイコホラー。中盤からはサスペンスアクション。  緊張感があって面白い。  女捜査官に助けを求める娘。『母が家政婦を殺しました。』  これだけで面白そうなのに、娘を助けるもう一人の傭兵あがりの男。偶然娘が逃げ込んだ車が、戦闘のプロの車。随分都合の良い展開ではありますが、そんなことはどうでも良いのです。面白ければ。  アリス、ヒューゴー、スターロ刑事、母親エバ・クリステンセン、それぞれが強い個性をはなっていて良いですね。  母親から逃げながら、同時に死んだと言われている父親に会いに行くという設定も良い。  複雑になりすぎない程度に、複数の要素が絡み合うストーリー展開が楽しい。  アクションの一番の見せ場かもしれないビジネスホテルでの攻防。ここがあまりに暗すぎて何が起きているのか雰囲気しかわからないのがもったいない。その分恐怖感はあります。  冒頭の意味深なプロローグ。警察機構と富豪エバの癒着。スナッフビデオ。  映画に面白い味付けを出来そうな調味料は他にもありましたが、その辺はさらっとスルーされてしまいましたね。  そのぶん、映画がわかりやすくはなっていますが、最後まで見てなんとなく物足りなさも残りましたね。  やや尻すぼみ感のある作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-03 13:07:40)
22.  レジェンド・オブ・アロー<TVM> 《ネタバレ》 
 テレビ映画なので、画質が良いわけもなく、スケールも小さいが、中身は面白いです。  ストーリーが淡白すぎるので、物足りなさは感じます。  アクションもなんだかもたもたしています。  ですが役者さん達が結構良くて、飽きずに見られるクオリティに仕上がっていますね。  そんな中でも、ロビン・フッド役のスチュアート・ウィルソン。飄々とした雰囲気がなんとも言えず魅力あります。彼が出るシーンはウィットに富んでいてユーモアを感じさせます。  誰だか知りませんが、フィリップ王子役の人も良い。最初はただのバカ王子かと思いきや、意外にもなかなかの賢王です。  そしてなんと言ってもグウェンを演じるキーラ・ナイトレイでしょう。きれい。かわいい。美しい。特にショートにしてロビン・フッドの格好をしてからが最高に良い。まるでRPGの主人公みたい。その旅立ちの姿にほれます。  ただ、旅立ちのシーンの期待値とは裏腹に、思ったほど活躍のシーンがなかったような気もします。  どちらかと言えば罠にはめられてばかりで、あんまり良いところがありません。  もっとロビン・フッドの娘ならではの美技や体術で活躍するシーンが見たかったですね。  やたら感情的なところも、主人公の神秘性が薄れてしまってもったいないです。  どうせよくある御伽噺の域を出ない単純明快なストーリーなんだから、もっと圧倒的に強い主人公が大活躍する冒険活劇でも良いような気がしますね。  ちょっとけちをつけてしまいましたが、魅力溢れる主人公であることに間違いはありません。  あの笑顔は最高です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-16 14:45:55)
23.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 
 『レクター博士が鉄格子の中からプロファイリングをし、推理する。』このスタイルが、やはりこのシリーズ一番のウリなのかもしれません。手負いの獣が危険であるように、鎖でつながれているほうが、レクター博士の狂気が滲み出るような気がします。  ですが、本題は、悲しき殺人鬼ミスターDの物語。  彼の犯した罪に同情の余地はありません。ですが彼の生い立ちは同情を誘うものです。  鑑賞者の心の琴線に触れるバランス感覚が絶妙な脚本。いえ、これは原作があるわけですから、原作が素晴らしいのでしょう。  リーバ・マクレーンという女性とのエピソードを通し、ダラハイドの善良性を前面に押し出す描き方は最早卑怯な感じすらします。  観客はいつの間にかダラハイドに感情移入します。そしてその一方で、いつ彼が暴走するのか、不安な気持ちがいつもつきまといます。  もともと人の心の闇を描くサイコスリラーが好きなので、好きなジャンルをこの完成度で仕上げられると、ため息しか出ません。  ただ一つ注文をつけるならば、犯行動機についてです。『幼き頃の虐待』という抽象的で曖昧な表現にとどめてしまっています。  標的となる家族の選び方の基準も、『自分の会社にビデオ製作を頼んだから』というだけのもの。  そうではなく、なぜあの二家族が標的にされたのか、それこそがこの作品で一番知りたかったことです。肝心の部分を描いてくれていません。ダラハイドの生い立ちと、彼が狂気に走った理由を、もっと明確に結びつけてほしいのです。  ラストは、ダラハイドがサプライズを仕掛けます。  エンターテイメントとしは成功でしょう。映画としては間違いなく盛り上がります。  ですが作品の格はどうでしょうか。  ラストの仕掛けによって、よくある娯楽サスペンスに成り下がってはいませんか。  ダラハイドが愛する女性を殺せずに、自殺して終わる。  美しく悲しくやるせないラストとして相応しいと思ったんですけどね。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-06-26 17:51:32)(良:3票)
24.  レッド・プラネット 《ネタバレ》 
 映像が美しい。画に迫力がある。キャストも良い。ただ如何せんストーリーがつまらないですね。  ストーリーがつまらないというよりかは、ストーリーが生かされていないといったほうが良いでしょうか。  太陽のフレアなんたらに母船がやられたり、そのせいで予定とは全然違う場所に落ちちゃったり、ハブ(基地)が昆虫に壊されていたり、エイミーとかいうロボットが暴走したり、嵐がきたり、仲間が崖から突き落とされたり、トラブルやアクシデントには事欠かないのに、なぜか中だるみしてしまうときがあります。きっと登場人物たちの心の変化、人間ドラマの描写が足りないからでしょうね。  そのために、まるでニュース番組のような関連性のないエピソードをただ並べられただけの内容に、脳が退屈しちゃったのかもしれません。  あとは、機械関係で何をやっているのか、何をしようとしているのかの説明が全くありません。母船がやられたときもそうだし、火星から脱出するときもそうですけど、何をしようとしているのかがわかりづらいと、そもそも興味が引かれないです。  キャストの中ではヴァル・キルマー、トム・サイズモアの二人が凄い良いです。特にトム・サイズモア。かれの自爆シーンは壮絶。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-12-10 14:34:04)
25.  レジェンド・オブ・エジプト 《ネタバレ》 
 はじめてクレオパトラにまつわる物語を見ました。何しろ世界史にはてんで疎いもので、シーザーだの、オクタヴィアヌスだの、知っている名前がクレオパトラと絡むのを見て、変に感動しちゃいました。クレオパトラって、もっと神話的な人物かと勝手に思っていましたので、何とも打算的で人間臭いところが、新鮮で面白かったです。  140分の長い映画ではあるんですが、全く長さを感じさせない面白さ。むしろ、駆け足に感じてしまうくらい、ストーリーが次々と展開します。  ストーリー的には『シーザーとクレオパトラの第一部』、『アントニーとクレオパトラの第二部』となりそうですね。  タイトルも邦題より、原題の『クレオパトラ』のほうがしっくりきます。何しろ、エジプトに限定した話ではもちろんなく、ローマ主体のストーリーになっているからです。  ただ、面白い作品ではあるんですが、好みの面で尋ねられると、やはり悲劇の物語ですからね。後半につれて、どんどん状況が悪くなるってのは、見ていて気が滅入るし疲れますね。なーんかむかつくオクタヴィアヌスが、後半は我が物顔で活躍するわけですから、そりゃあ楽しい気分で鑑賞するのは無理ってもんです。  したがいまして、今回の採点はかなり自分の好みが入っていますが、歴史ものにしてはそんなにお難くなっていませんので、エンタメ作品としてのクオリティはなかなか高いと思いますよ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-09-20 17:29:05)
26.  レイン(2000) 《ネタバレ》 
 耳が聞こえない殺し屋が主人公。その主人公に殺し屋としての生き方と技を教えた友人のジョーとその恋人。メインの3人はもちろんのこと、たくさん出てくる脇の人間たちが、非常に丁寧に個性豊かに描かれています。  この作品は、バイオレンス、サスペンスとしての見所もあるし、人間ドラマとしても抜群に面白い。特に、心温まるロマンスパートは、本編の悲哀をより際立たせます。  肝心なのは、ロマンスパートに出てくる人たち。それは主人公が恋する心優しい女性のフォンであり、その同僚であり、フォンの祖母です。主人公の素性を知らない三人は、暖かい眼差しで主人公と接します。その様子を見ていると、主人公には、また別の生き方もあったのではないかと思えるのです。  そして主人公がフォンと心を通わせ、その後友人のジョーとその恋人、たった二人の友人を殺されたとき、はじめて自分が奪ってきた人々の命の重さを知るシーンが印象的です。  ちょっとしたことなんですが、時系列をちょっとだけずらしてみる演出が何気に凄い良かったです。特に後半。主人公がジョーの復讐を決行するシークエンスや、何気ない仕事の一つのように挿入された車の襲撃が、終盤主人公にとって深刻な局面を生み出す展開なんかがほんと見事です。  大変バランスが良いうえに、見所も多く、ハラハラするし、スカっとするシーンもある一方で、最後は泣けるという、映画として完成された一本です。力作です。
[DVD(吹替)] 8点(2015-07-01 05:06:30)
27.  レ・ミゼラブル(1998) 《ネタバレ》 
 原作を読んだことはありません。ですが、思っていた程小難しい作品ではありませんでした。万人が楽しめるように作られています。ちゃんとエンターテイメントとして成立しています。2時間強という長尺ながら、全く時間を感じさせることのない作品でした。  この作品は、絶望と希望が良いタイミングで入れ替わるところに大変魅かれます。絶望的な状況下の中に必ず希望が生まれるんです。事態は好転と暗転を繰り返していきます。まさに人生の縮図を見ているようです。  はじめはただ単純に、ジャン・バルジャンが、ファンティーヌが、コゼットが幸せになり、彼らの願いが叶うことを願っていました。  劇中最も過酷な状況下にも関わらず、コゼットのために生きぬいたファンティーヌ。彼女がコゼットと会えないままに、非業の死を遂げたことに憤りを感じ、その怒りの矛先はジャン・バルジャンと共にジャベール警部に向かいます。ジャベール警部は公平さを欠き、弱者を虐げる悪徳警官だと、そう刷り込まれてしまった気がします。  ですが、ラストまで見てしまうと、ジャベール=法であり、そこには善も悪もないということにようやく気付かされます。思えば、ジャベールは法の長所と短所を見事に体現しています。法は遵守すべきもの。その一方で、法は必ずしも万能とは限らない。『法=善』は常に成立するわけではない。そういった当たり前のことに改めて気付かされるのです。しばしば法は人権と対立する存在なのかもしれません。ジャベールが見ていたのは人間ではなく、その人に付属している『罪』だったのかも。  ラスト、命を助けられたとき、ジャベールははじめてジャン・バルジャンという人間を見てしまいます。そして彼の中で葛藤が生まれたのでしょう。法がすべてだったジャベールにとって、ジャン・バルジャンの罪は裁かなければなりません。ですが彼はジャン・バルジャンを見逃すことを選択してしまいます。『罪人を見逃すという大罪』を負ったとき、ジャベールが法の番人として、自分自身に罰を下したのはもはや必然だったのかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-18 13:20:10)
28.  恋愛小説家 《ネタバレ》 
 ありふれた日常生活の中にこそ、ドラマがあり、笑いがあり、ハラハラのサスペンスがあるということを再認識させてくれる素晴らしい作品です。序盤の食堂でのシークエンスひとつとっても、普通に起こりえそうなことにも関わらず、目が離せない面白さ。終始不思議な魅力で惹きつけられます。  特筆すべきはやはりメルヴィン・ユドール(ジャック・ニコルソン)という人物。彼の行動理論は実に単純明快です。『キャロルに食事を運んでほしい→キャロルの欠席理由のスペンサーの病気が良くなればいい→スペンサーの病気を治療する医師を派遣する→またキャロルに食事を運んでもらえるようになる。』彼は基本的に自分のことしか考えていません。ただ、自分のために、他の人に親切にしているだけなんです。これほど身勝手で、それでいて清々しい慈善活動があるでしょうか。  バーデル(犬)やサイモン(グレッグ・キニア)についてもそうです。彼は仕方なく頼まれるんです。そして情が移り、バーデルとサイモンに対して優しくなっていくんです。 他者を警戒するのは当たり前です。でも、知り合ってみれば、お互いの悪い面だけでなくそれ以上に良い面が見えてくるよってことをさりげなく語りかけてくれる優しい物語でした。  地味なのに地味さを感じさせない、退屈そうなのに全然退屈にならない、娯楽作品としてもすごく楽しい映画です。  黒人の前でだけ弱気になるメルヴィン、イケメン男性との情事を楽しもうとするキャロル、おとがめなしの強盗の若者たちなど、そこまで見せてくれなくていいよっていうシーンがあったため満点はつけられませんが、エンターテイメント性あふれる完成されたドラマだと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2014-04-27 18:33:20)(良:2票)
29.  レッドロック/裏切りの銃弾
 主役のマイケル(ニコラス・ケイジ)ってなんとも言えない「なんとかなるんじゃね?」オーラが出ている気がするんです。その雰囲気が、作品全体に緩衝材となって影響しちゃっているようです。はっきり言えば、ちょっと緊張感に乏しいと思われます。  もちろん、その空気が好きな人向けにあえてそういう空気のサスペンスアクションを作ったのであれば、それはかなり成功していると言えるでしょう。  また、その空気感が醸し出すリアリティやドラマ性といったものが、大掛かりなアクション映画では感じられない独特の情緒を生み出している気もします。  特に後半はサスペンスとして見ればいまひとつかもしれませんが、人間ドラマとして見ると何気に怒涛の展開で、ラストは個人的にかなりしっくりきて満足でした。  かと言って、好きなタイプの映画かと言えばそうでもないので、点数つけるとしたらこれくらいになっちゃいますね。でもこの映画、好きな人は大好きでしょうね。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-02 17:52:52)
30.  レザボア・ドッグス 《ネタバレ》 
 一言で言えば「好みではない。」というのがぴったりの作品です。  「ストーリーが面白い」「強いメッセージ性を秘めている」このふたつのうち、どちらか一つでも押さえているような、べたな映画が好きな人にはおそらく向いていないのではないでしょうかね。  「脚本が素晴らしい」ということと、「脚本が面白い」ということは、決して同義ではないみたいです。  一人ひとりをクローズアップしていく手法は結構好きです。できるなら、一人あたりにかける時間をもう少し短くしてさ、全員のエピソードを見てみたかったですね。  例えば、蜂の巣にされちゃったブルーなんて会話の中にしか出てきません。でもそのブルーが仲間になるエピソードが少しでもあったとしたらどうでしょう。「え?ブルーはそんな簡単に死んじゃったの?」ってブルーに感情移入した人達は、よりリアルでより臨場感のある雰囲気を味わえたかもしれません。  本作では、ブロンドでそれに近い感慨は覚えます。  警官の拷問シーンで切り取った耳に話しかけたり、終始軽いノリで特に目的もなく拷問を続けるところはブロンドの狂気っぷりを印象付けます。このシーンによって、強盗の際にどんな殺戮を繰り広げたかも容易に想像できるわけです。そして、仲間のことは絶対に裏切らないという、狂気とは相反するモラルも持ち合わせているのです。  こんな強烈なインパクトのブロンドが、一瞬で命を散らすシーンと同時にスパイが誰かもわかってしまうわけですが、このシーンで受けた衝撃はなかなかのものでした。  まあ、ただそれ以外がちょっとね、面白くはないかな・・という感想です。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-25 11:07:08)(良:1票)
31.  レベルポイント
 中学生のときは、確かにこういう精神状態のときが多かった気がします。  ただ、その不安定な心をここまであからさまに、人様に迷惑かけてまで表現することは普通しません。それって日本人の感性なんでしょうかね。  この映画は見るときの年齢で感想が分かれそうです。  この年になるととても子供目線で見ることはできません。  主張はするが、義務は果たさない。  親や社会に文句を言いつつ、自分たちは好き放題。  挙句の果てに被害者ぶって、自分たちを正当化。  そんな子供に育ててしまった親たち。  つくづく教育って大切だと思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-02 02:31:57)
32.  レナードの朝 《ネタバレ》 
 点数をつけること自体に気がひけてしまうくらいすばらしい映画です。   マルコム・セイヤー医師は、医師ではなく研究者であったから、序盤は常に優先順位が「真実を知ること」でした。そのセイヤー医師がこの病院に、勘違いから赴任してしまったことが、最初の奇跡だったように思います。  赴任後、セイヤー医師は、看護師や患者さんたちと一緒に病気に向き合っていくことで、次第に医師としての側面を持つようになっていきます。  序盤、どうしてもセイヤー医師の笑顔が、「新しい真実を発見した喜び」に見えてしまいました。ですが彼は、少しずつ心境の変化を見せていきます。   セイヤー医師は、日常の小さな気付きから仮説をたて、実証することを繰り返します。  これが、言葉を発することができない患者さんたちの心と、少しずつ触れ合っていくきっかけとなったように思います。   また、後半では、レナードが自分を実験台にするように申し出ます。  実際に痙攣が始まります。レナードは、セイヤー医師に自分を撮るように促します。  ところが、セイヤー医師はためらってしまいます。  ああ、この人はもう医師であり、レナードの友人なんだと思いました。   レナードをふくむ病気の方たちが目覚めた期間はわずかなものだったかもしれません。 だとしても、その期間、間違いなくこの方たちは自分の人生を享受していました。そして自分にとって大切な人達との再会を果たすことができたのです。  それは彼らだけではなく、彼らを支え続けた人々にとっても同じことが言えると思います。むしろ、長い年月寂しい思いをしてきたのは、周りで支え続ける家族や医師たちのほうだったかもしれません。患者さんたちは、ずっと自分たちを支え続けてくれた人達のために、ほんのひとときだけ目覚めてくれたようにさえ感じます。   別れは再びやってきます。ラストは、彼らに取り残されたような気分になりましたが、それは彼らが目覚めていたとき、一緒に彼らの人生を楽しむことができたからだと思いました。   100冊の自己啓発本を読むより、この映画を1本見るほうが、自分の中で何かが目覚めた気がします。 
[DVD(字幕)] 10点(2012-05-14 17:46:04)
33.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
30を過ぎると、いつの間にかホラー映画が怖くなくなる時がきます。スプラッタも、日本ホラー特有の雰囲気も平気になります。ですが、刺激はあるので、普通にエンターテイメントとしてホラー映画を時々見たくなります。この映画も、そんなスタンスで見ました。心臓握りつぶされるかと思いました。これは怖すぎです。ホラー映画をよくここまで真面目に作ったね。感心します。怖さの一番の原因は、ある日、ある瞬間に突然日常から隔離されるところにあると思います。巻き込まれ型と言ってしまえばそれまでですが。実際「ドキュメンタリー風+巻き込まれストーリー」のホラーが一番怖いのではないだろうかと気付かされた一品です。
[DVD(字幕)] 9点(2012-05-13 22:19:56)
34.  レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
 本当にごめんなさい。  全然面白くなかった・・・
[DVD(字幕)] 0点(2012-05-02 13:28:47)(笑:1票)
35.  レッド・アフガン 《ネタバレ》 
 アフガニスタンを材料に、当時のソ連という国を痛烈にこきおろすための映画ったんでしょうか?ロシアの人がこの映画みたら激怒しそうですね・・・  いくらなんでもあのキ○ガイ上官は・・・ 砲撃手もかなり嫌なやつでしたけど、あいつはちゃっかり逃げてしまいましたね。キ○ガイ上官と一緒にリンチを受ければ良かったのに。  主人公が対戦車砲を直してあげるシーンが一番好きです。ああいうのを見ると、戦争はやっぱいかんなと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-21 05:29:44)
36.  レポマン
 何これ珍百景
[DVD(字幕)] 0点(2012-04-01 11:54:11)
37.  レインマン 《ネタバレ》 
 よくわかりませんが、理屈抜きで心に残ってしまう映画です。  要所要所で、「過去の真実」と「レイモンドの突出した才能」が「気付き」という形で明らかになっていくものですから、ぐいぐいと物語にひきこまれます。  好みの問題になりますが、最後の終わり方はすっきりしません。最後の最後で消化不良気味です。  すっきりしないといえば、お風呂で起こしたパニックと、ルーレットをはずした理由。想像はつきますが結局劇中では、はっきりさせてはくれませんでした。「正解」を求めるような映画ではないとは思いますが・・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-05 08:04:01)
38.  レディホーク 《ネタバレ》 
 ファンタジーは好きなんですが、これはどうも肌に合いませんでした。ナヴァールは弱くもなく強くもなく、主人公としてイマイチ魅力を感じません。肝心のアクションシーンもメリハリがなく退屈。  設定がまさにファンタジーで、期待していたのですが、せっかくの設定を生かしきれていないという印象。せっかく昼と夜で入れ替わるのだから、そこにからめて伏線や盛り上がるエピソードが欲しかった。  ストーリーも成り行き任せなものが多いのに、いつの間にかフィリップは神の使いのような位置づけになってて、説得力がなさすぎです。  で、この内容とストーリーとテンポで2時間ですか。長い。  期待して見ただけに残念です。
[DVD(字幕)] 4点(2012-01-03 23:15:25)
39.  レボリューション6
大人になってしまった人たち4人。大人になりきれなかった人たち2人。 このやりきれない状況に国境はないのだと思いました。 証拠隠滅のために、もう一度一緒に行動する6人。以前とは違い、立場も違えば考え方も変わっている。いつの間にかできた小さなひずみあちこちに。それを映画の中ではいちいち説明しない。見ている人に、なんとなく察してねというシーンがいかに多いことか。だからさまざまな憶測ができます。映画の中にはっきりとは出てこない、でもなんとなくその背景がわかってしまうニュアンスを楽しむ映画ですね。 
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-19 03:04:16)
40.  レイジング・ケイン
チープ。いや、陳腐? 怖がらせればなんでも良いような内容でした。おどかす役が無節操にころころ変わるのは狙っているのか、何も考えていないのか。でもこの適当な感じが個人的には好きだったりします。これを発掘良品でおススメにしていたことが一番のサスペンスでした。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-26 02:36:16)
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