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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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1.  レスラー 《ネタバレ》 
現実感を求めミッキー・ロークを背後から捉え擬似ドキュメンタリーのようにしていますが、それでいてクローズアップやロングショットなど単純で少々面白味に欠けながらも情動的な場面も挿んでおり、物語にしても娘に嫌われ、彼女にフられ、残るプロレスで死に向かってゆくではダメ男に虫歯ができるほど甘過ぎるのかもしれませんが…、それでもファンの前では強靭なヒーローであり続けロッカールームで孤独にクタビレ果てた傷だらけの肉体をさらすロークに、寂しそうに公衆電話をかけるロークに(ケータイより断然イイ)、文字通り必死にラム・ジャムを決めようとするロークに、泣かずにはいられないのです。 そしてもう一人、過激にポールダンスを決めるマリサ・トメイも感動的です。
[DVD(字幕)] 9点(2011-06-10 18:40:22)(良:1票)
2.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 
良くも悪くも雑なところがあり、例えばCIAに侵入して暗号が分からず壁を蹴破るハチャメチャさだとか、殺されたと思われたモーガン・フリーマンが何の仕掛けもなく驚くほど単純な方法でピンチを切り抜けて復活するイイカゲンさだとか(二度目も復活すると思わせるのは問題)、誰もが引退の要素が皆無で弱点が見当たらないところであるとかが(この題材なら寄る年波を経験値で補ってほしい)、持続性を削いでいる感じがします。 ・・・しかし面白いのも確かで、例えばブルース・ウィリスとCIAの若き新鋭とのファーストコンタクトなどはワクワクさせてくれます。当然のように走行中の車からサッと降り銃を撃ちまくるウィリスが格好良いですし、若者の方も不死身のウィリスを追い込めるギラギラした雰囲気を持っており面白そうな対決に胸が期待で膨らみます。さらに次に遭遇した時、彼らは殺し合いではなく取っ組み合いを始めますが、これは互いを認め合うためのケンカであり、後々手を結ぶことになると思わせるもので、こういうシーンがしっかり用意されていることが重要であり嬉しくなってしまいます。 それに加え、コスプレして縦横無尽に画面にインしてくるジョン・マルコビッチ、白いドレスでマシンガンをブッ放すヘレン・ミレン、お約束で彼女を救いに来る昔の恋人、あるいはCIAの地下で資料管理するジイ様にアーネスト・ボーグナイン…と、脇を固める人々が登場する度に面白くなります。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-04 18:27:29)(良:2票)
3.  レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ 《ネタバレ》 
まるでサイレント作品のように僅かな字幕で状況を説明し、台詞など無くとも通用してしまいそうな所は凄いですし、ひもじい思いをしてもこの巡業に参加したくなってしまうほど魅力的なロードムービーなのですが、鉄格子から突き出た髪とか、棺桶から突き出たトンガリとか、追っかけて来る妙な奴とかの一連のギャグは、映画としては少々動きに乏しい感じがします。ただそれでも、レニングラード・カウボーイズが演奏する曲と歌は、どこの観客にも白けられるのが意外や意外なくらい強烈な印象を残すものであり、個人的には最初に売り込みに失敗したロシアの歌?がお気に入りで、見終わった後もしばらく勝手に頭の中でガンガン演奏されるのでした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-22 18:40:08)
4.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
Part1と比べて明かにつまらなくなってしまったと感じたのですが、それは海上戦闘シーンの表情の乏しさや、キーとなる風の演出や火のスペクタクルの面白味の無さ(1ではあんなに巧く軍旗を使っていたのに)、1でほとんど出し切ってしまったのか個々の人物たちの魅力が発揮されなくなってしまったところによるものだと思います。 良かったのは小喬と曹操で、特に小喬を演じるリン・チーリンが今回も素晴らしく、例えば曹操に茶を立てようとするシーンの妖艶さや、勝機が見え始めた戦場を見て泣く姿がとことん美しいです。曹操に関してはジョン・ウー監督は撮っているうちに曹操が一番楽しくなってしまったのではないかと思えるほどで、1では周瑜が特別な存在として描かれていたのに、その対象が曹操へと移行し、例えば裏切り者を罰するため霧の中に姿を現すシーンであるとか、ラストの幽霊のような神出鬼没ぶりはもはやこの世の者ではない印象を与えるのです。 ・・・それから「三国志」好きの観点から一つ、逃げ帰ってしまう劉備の人物像についてはあれで良かったと思います。周囲が〝義理だ〟〝誇りだ〟〝命は惜しまぬ〟だのとアツーイ漢どもなので、撤退する劉備は情けなく裏切り者のように見えるかもしれませんが、尚香の友人で作中随一の好漢である蹴鞠の一般兵が死んでしまう姿が悲しく映し出されるのを見れば分かるように、最後には戦争の惨さを物語っているのです。格好良いこと言っている裏では犠牲者が大勢でているのだぞと。つまり劉備は常に真の弱者の味方だという事なのだと思います。将たる者は〝義〟や〝名誉〟等の男の甘美なロマンなどに陶酔してばかりいてはならんのです。
[映画館(字幕)] 6点(2009-04-13 18:17:56)
5.  レッドクリフ Part I
私は「三国志」大好きで、演義・正史問わず小説、マンガ、ゲーム、人形劇…と見境なく何でも見るのですが、結局のところ何に惹かれているのかと言いますと、その人物たちの魅力、〝漢〟たちの格好良さなのです。その観点からすると本作はやっぱり面白いです。キャラクターの特徴がそれぞれ端的にとらえられていて、劉備は庶民派全開でワラジを編み、中国で神格化されている関羽は当然のように光の中から登場し、張飛は怒声をあげ超人的なパワーを発揮し、超雲は不言実行で主君に尽くし、孔明は聡明で物腰は柔らかありながら掴みどころがなく、悪役として描かれる曹操も重い空気を纏いながら微笑みをたたえ懐が深そうな感じが良く出ているのです。しかしながら本作では、何と言ってもトニー・レオン演じる周瑜が格好良くって、その殺陣は一番アクロバティックに決まっていますし、時折、孔明すら見失うようにスッと姿を消すその存在は特別な者として描かれています。  さらに軍旗が印象的に使われていて、関羽は馬に踏みつけられている劉備の軍旗を取り戻しハタめかせ忠義を表明し、周瑜は曹操の軍旗をたたみ敵を屈服させようとします。この他にも各々の一騎当千ぶりを見せる殺陣がなかなかユニークで面白いのです。  そしてまた、男たちだけではなく女たちも格好良いのです。パンチをかます男勝りの孫尚香は魅力的ですし、絶世の美女・小喬が凄く官能的で惚れてしまいます。それも決してラブシーンが良いのではなくて、負傷した夫の体に自分の体を巻きつけるように包帯を巻くシーンの扇情的なことといったらないのです。こういうのをロマンティックというのでしょう。こりゃパート2も見ずにはいられなくなりました。 
[映画館(字幕)] 8点(2008-12-02 18:34:05)(良:2票)
6.  列車の到着
映画が誕生した当時の技術にはカメラ移動も、寄りも引きも、切り返しもなかったので、短時間、同一の場所からフィルムを回しているだけなのですが、リュミエールはどこの位置にカメラを置けば列車を一番効果的に撮れるかを既に知っていました。百年以上経った現在も列車を撮るのに相応しい位置はおそらくあの位置。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-07-30 18:13:21)(良:2票)
7.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 
はたしてこの映画にレクター博士の必要性があったのか?レクター抜きでも十分に成り立つ話だと思う。そもそも前作より過去に戻るというのは商業的な打算を感じるが、実力派スター勢揃いなのでついつい濃い内容も期待してしまう。しかも導入部のホプキンスとノートンのやりとりが興味を引くだけに残念だ。というよりオープニングテロップ前に二人の対決が決着してしまうのはいささか寂しい。そして本筋はダラハイドを中心に進行するが彼のキャラクターは今や稀有なものではない。もちろん盲目の女性との恋愛風景はドキドキものであり見せ場となっているが、やはり主要三人のキャラクターのうち最も複雑な人格であると思われるグレアムの方が興味深い。前半こそレクターに近い頭脳の持ち主であるそのグレアムが、善人であるが故に自己防衛を計りそれに気付かぬふりをする場面が描かれるものの、ダラハイド登場後は彼の人物描写が希薄になり始め棚上げされてしまう。わざわざグレアムを体現するに相応しいノートンを起用したにもかかわらず彼の苦悩を放棄してしまったのは実に惜しい。 それでも全体的には別に面白くない訳ではなく普通のサスペンスとしては楽しめる。しかし最高級の食材を使ってこのように料理されて出されたらレクターは料理人の方を食べてしまうだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2007-01-12 18:19:24)(良:1票)
8.  レディ・イン・ザ・ウォーター 《ネタバレ》 
今回はついにオチ無しの直球勝負の物語。私は寓話大好きですから楽しめましたよ。シャマラン監督の言うように〝寝る前に子どもに聞かせる物語〟の要素がふんだんに盛り込まれています。簡単な筋書き、妖精、異世界、魔物、善人、悪人、異種のコミュニティの連携、聞く者を飽きさせない適度な波乱、〝職人〟や〝証人〟らの説明皆無の出現などなど。おとぎ話ですから幼稚と言えばその通りですが、主人公の再生がしっかり描かれています。『アンブレイカブル』や『サイン』も人間の再生物語でしたしシャマラン監督はもう現代の寓話的再生作家ですな。えっ?せっかく〝どんでん返し〟を卒業したのに新たな重荷になちゃいますか? ところで童話の原則である〝悪〟が映画評論家で、彼が餌食となるのは監督の日頃の憂さ晴らしでしょうね。ちょっと子ども染みていますが皮肉が利いていて洒落ています。偉そうに御託を並べていると私も何チャラ(名前忘れた)に襲われるかもしれません。夜のトイレタイムは快適に過ごしたいのでこの辺で失礼します。
[映画館(字幕)] 7点(2006-10-06 18:24:07)(良:1票)
9.  レジェンド・オブ・サンダー 《ネタバレ》 
少々余談・・・レンタル店を散々徘徊して時間を浪費した末に本作が目に飛び込んだ。パッケージにはロバート・カーライル。あれ、こんな作品に出てたかな?と思ったら、どうやらTV映画らしく前編と後編に分れていた。史劇を観る気分じゃなかったがカーライルが出てるしまぁいっかと思い両方とも借りた。・・・前編、カーライル出てこないなぁと思っていたらついに最後まで出てこなかった…。しかし、なかなかどうして面白い。メアリーの野心や忠臣ボスウェルとの関係など人間ドラマが見応え十分!続きが観たいと思いすぐに後編を観たが、やっとカーライルが登場。なるほどカーライルはメアリーの息子役だったのかぁって…という事は時間がだいぶ経っている。そう、本作は前編と後編になっているもののバラバラに観ても特に違和感がないようになっているのです。ボスウェルはあの後どうなったのかとか気になっていた私には正直言って拍子抜け。しかも後編は、ジェームス一世の母に対する葛藤こそ描かれているものの、ガイ・フォークスの火薬陰謀事件の経過を追っていく作りになっており前編のような人間ドラマの色が薄くなってしまっています。前編とは別の人が撮ったのかなと思うほどテイストが違うのです。でもまぁこういうの観ると勉強になるし、全体的に言っても面白かったですね。・・・最後にも一つ余談・・・前編と後編のパッケージが全く同じってどうでしょう?確かに一本物だけど20年近くの時の差がありますし。裏の説明文をちょこっと変えるだけでいいんですけど、やっぱりコストがかかるのかなぁ。それから原題は〝火薬、反逆、陰謀〟(直訳)で火薬陰謀事件を指していると思うんですけど、何かけたたましい邦題がついていますね。
[DVD(字幕)] 7点(2006-06-26 18:31:59)
10.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 
アドベンチャーアクションものエンターテインメントの最高峰と言ったら、やっぱりこの作品でしょう。洋画の中で誰か一人ヒーローをあげて下さいと言われたら、私はおそらくインディ・ジョーンズの名をあげます。ストーリーも面白いですが、やはりキャラクターの勝利です。普段の考古学者の知性的な面と、冒険する時のワイルドなタフガイの面、かと思えばヘビが苦手だったりするお茶目な面を併せ持つあのギャップが魅力的です。私もあの帽子かぶりたくなりましたよ。・・・周囲の目が気になるので被りませんでしたが;。音楽もまた素晴らしい~。チャンチャチャッチャッ~チャッチャッチャッ~♪というあの曲を聞くと胸が踊ります。最後に皆が溶けちゃうシーンは現在見ればちゃっちいのですが、未だにちょっぴり怖いです;。シリーズではこの第一作が一番好きですね。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-05-16 18:07:50)(良:1票)
11.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
殺し屋なのに子供のように純粋なレオン。12歳の少女なのに大人のようなマチルダ。警官なのに悪人のスタンフィールド。この本来あるべき姿とは対照的な人物設定が面白いです。そして、レオンとマチルダの男女とも親子とも言えないような危うい愛が斬新です。出会う前のレオンとマチルダの生気の欠けた姿と、霧吹きを掛合う生き生きとした姿のコントラストに愛の力を感じ、スタンフィールドがトイレに隠れている場面で死の恐怖を覚えゾクゾクします。クライマックスの銃撃戦は驚くほどスタイリッシュであり、別れの場面は目頭が熱くなります。ラストのマチルダの強そうな姿と、レオンの分身とも言える鉢植えを大地に植えかえるシーンも、悲しいながら一筋の光が差すようで良いですね。絵的に素晴らしい場面もいくつもあります。そして帽子や眼鏡などの小道具、雰囲気、エリック・セラの曲、スティングのエンディングテーマも全部素敵です。私の中では現時点(投稿時)で、ベッソン監督、ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン、「エッ~ブリワ~ン!」(byゲイリー)のベストワークです。特にゲイリー・オールドマン。スタンフィールドの狂気の演技に魅了され、その後出演作を片っ端から観ましたがこれ以上の彼にまだ出会えていません。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-05 17:30:13)(良:1票)
12.  レザボア・ドッグス 《ネタバレ》 
マドンナの歌詞だけでは飽き足らずチップについても議論するアンサンブルキャストがイカした曲に乗って颯爽と行進するオープニング。いや~、これはもう初っ端から頭をガツンとやられてしまった感じ。黒の揃えのスーツにサングラス、音楽、個性的な登場人物、独特なセリフ回し、過激なバイオレンス描写、巧みなストーリー構成、ハイセンスなのでパクリもオマージュ・・・。タランティーノの異形の才気に圧倒されただただ脱帽するばかり。その上ただのクールで面白いだけの映画ではなく、そこには今や廃れてしまった男のアッツ~イ仁義が描かれている。ハチャメチャやっといて最後にハーベイ・カイテルとティム・ロスの切ないやりとりを持ってくるところが憎い。暴力的にもかかわらずタランティーノ時代到来も納得の作品。……これは後々聞いた話だがアメリカ人には、黙せば助かる可能性があったオレンジが警官だと告白する気持ちが理解し難い?らしい。タランティーノは米国のインタビューで「あの二人はオカマだったのか?」と聞かれ「男のロマンがわかってない!」と立腹したんだとか。確かに東洋的精神なのかもしれませんが、この命を掛け合った裏切れぬ友情は確固たる男のロマンですね。日本人の私はしかと受け取りましたぞ!さすがは東洋好きのタランティーノですな。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-09 17:57:34)(良:3票)
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