Menu
 > レビュワー
 > envy さんの口コミ一覧
envyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1281
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ワイルドライフ 《ネタバレ》 
ポール・ダノの初監督作品なんですね、共同脚本のゾーイ・カザンはプライベートでもパートナーであり エリア・カザンの孫だということです。そして初監督作品とは思えないほどのクオリティ、なんかすごいぞ。  夫婦が中心なのかと思ったらそうじゃなく息子のジョーですね、息子からの視点という具合で演じたエド・オクセンボールドがどことなく 佇まいというか雰囲気というかポール・ダノなんです。 えーはっきり申しまして私の価値観ではこの両親はダメです、ジェリーは自己評価だけは高い、それもあって仕事が長続きしない人。 仕事が変わる度に一家で引っ越す羽目になり、その都度行く先が田舎になっていくんですね。モンタナのド田舎に来てまたしても失業。 山火事の消火を手伝うと出かけるんですが、その映像はないしどれほどのことをしたのかは不明。  ジャネットは夫が山火事に出かけ不在になったことでタガが外れたのか、それまでくすぶっていたものが一気に流れ出たようになり、 化粧が濃くなりあっというまに浮気する。あの旦那なので経済的にも安心できる男が現れればフラッとなるのはわかる。 しかし多感な年齢の息子を同席させたり自宅に入れるとか、そういうことをする女は同情も共感も無しです。  山火事から帰ってきたら森林局に採用してもらえるから引っ越しだと当然のように言うジェリー、 行き先はロッキー山脈の東だという、それ山岳地帯になるんじゃないですかね。  そんな両親なのに、やはり息子は親のことを嫌いにはなれないんだなあ。どこかで期待する気持ちがあるんだと思います。 この夫婦はもう元のさやに納まることはないと思います、こんな生活は耐えられないと奥さんが出て行ったら終わりです。 教師の仕事に戻り、髪型も着てるものも変わってたしね。 3人で並んで記念写真を撮るラスト、また家族3人で穏やかに暮らしたいというジョーの願いが込められているようで、もう健気すぎて泣けた。 エンディングの曲がしっとり映画の余韻を持たせてくれて良いんです。 この映画の時代は60年代なんですが、でも古い昔の話ってことではないと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-05-04 19:42:06)
2.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 
なぜか主演の男女だけ名前がないのね。 アイルランドの音楽映画で真っ先に思い出すのはアラン・パーカーの「ザ・コミットメンツ」なんですが、本作の主演の男優さんはコミットメンツのギタリスト役っていうのが今回わかってなんかうれしい。音楽のジャンルとしては好きというわけではないんですが歌唱力が凄いんで聴いちゃいますね。知らず知らずのうちに惹き込まれます。  映画としては好きです、映像の色や雰囲気も好み。ライフステージが変わる時という感じでして終わりが未来への始まりみたいな。 オープニングの投げ銭泥棒がイイ。最後まで穴の開いたギターていうのもイイ。 楽器店の人、男性のお父さん、スタジオの人などなどイイ感じ。 ただ、チェコの女性の方はあんまり好きじゃないな、完全に個人の好みです。お父さんから内緒で借りたバイクを自分にも運転させろっていうシーンはイラっときた。ダメだって言ってるのにしつこいし。最初の登場シーンからなんか思わせぶりな感じがするのよ。 これ演出とか描き方に問題があるのかもね。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-08 16:31:49)
3.  私は確信する 《ネタバレ》 
こんな熱血なフランス映画初めて観た気がする、まずはそこを評価したいなと。  いろんな映画に出てくるフランス警察って確かに頼りなくて「正義」とか「誠意」とか「清潔」を感じないんですよね。 ハリソン・フォード主演の「フランティック」もそうだった。仮説だけで殺人犯として逮捕、裁判とかフランスの司法ってどうなってるの? 忽然と消えたスザンヌ、未だに真相解明されてないとか。まぁ、生きてはいないような気はします。 いくら夫婦間が冷めてたとはいえ、奥さんの愛人の関係者がベビーシッターとか夫も子どもも住む家に「スザンヌが心配」という理由で上がり込む愛人、夫より堂々としてるし当然みたいな態度で周囲もそれについてこれといって何も言わないし、なんかもうフランス人の価値観がよくわかりません。 妻殺しの犯人と決めつけられ10年、そりゃメンタルやられて当然ですし、ヘタに何か言えばそれが全て悪い方へとられ、マスコミに書き立てられちゃ、何も言いたくなくなるでしょうね。「無罪」と判決が出たのに無理やり再審とかナニ?よく死ななかった、子どもたちもおかしくならずによくがんばったと、そこが救いになったかな? 10年間誰も確認しなかった通話記録の内容がなかなかの見所、聴き所だと思います。 個人主義、バカンス、恋愛もいいけどシャンとすべきとこはシャンとしましょう
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-27 11:40:15)
4.  わたしは、ダニエル・ブレイク 《ネタバレ》 
ひどい話です、40年間真面目に働き、税金も納めてきた。しかし権利としての保証を受けようとしたらこれです。 支援金のための審査の質問をする医療なんちゃら、電話ですませるとかふざけるにもほどがあるんじゃないの?その電話の声もやけにイライラする声質で、私だったらブチ切れて電話を投げつけるかもしれない、でもダニエルは理不尽さを訴えながらも最後まで冷静に答えるのよ、なんて忍耐強く善良な人なのか。彼は通りすがりの困っている人のために大声で抗議をすることもできる人なのですよ。こんな人は滅多やたらいません。 手紙が先か電話が先か・・・なんなのよ、ネットで申請するのも係の人が代理でやれよ。 シングルマザーはロンドンに住んでたのにニューカッスルへ行けと言われたらしい、飛行機でも1時間かかる遠方へ行けとかなんなの? とにかく前半は静かに着実に怒りがこみ上げてきます。 鉄の女・サッチャーの政策は今も継続しているということでしょうか?富裕層は得するということらしい。 中にはとんでもないヤツがいるのも事実で、役所の職員も大変なんだろうけど規則一辺倒でお役所仕事とはよく言ったもんです。 これは遠い外国の話ってだけじゃないですよね、この映画を観ながら自分の10年後20年後のことが非常に不安になったのでした。 壁にスプレーで書いた、エンピツで書いたダニエルの主張が、監督からの強いメッセージであり、どのシーンにも問題提起されているものがあり、まさに渾身の一作だと感銘を受けました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-11-11 14:19:33)(良:1票)
5.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
これも何度か放送されていて、ラストのあたりを2~3回観たことはあったんです、今回初めて録画してきちんと観ました。  クーデターというものにあまり良い印象はないんですが、この件に限ってはやはり印象は悪くないのね。トム・クルーズが唯一完了できなかったミッションですが。 そしてドイツ兵の中にもレジスタンスがいたということがわかっただけでも有益な映画でした。 ブライアン・シンガーはドイツ系ユダヤ人移民の家系だという、しかし巨人でクールな美形が多いドイツ人にはどうしても見えないトム・クルーズ、ドイツでは今も英雄とされている人物を、もろハリウッドの俳優が演じることにかなり反発があったらしい。 でもウィキでシュタウフェンベルク本人の画像を見たら、目元がトムみたい。伯爵であり、育ちの良さが出てますね。 海賊みたいな眼帯の効果もあるし、トムは期待以上に完璧に演じたと思います。 トム以外の主要な人物はほとんどが個性的な英国俳優であり、聞きなれないドイツ人の名前に苦心はしたけど誰が誰だかわからないとはならず、こういうところもいいですね。 トム・クルーズとケネス・ブラナーが一緒にいる映像というだけで何か感動してしまいました。ブラナーはドイツ兵が様になる人ですね、TV用だと思うけどヴァンゼー会議を描いた作品でハイドリヒを演じてた時も冷徹という感じがよく出ていたと思う。 ロケ地は実際の場所、跡地が使われたというし、史実に忠実らしい。暗殺に失敗した原因となるものもきちんと描かれ、わかっていてもハラハラして引き込まれてしまうのね、映画として優れていると思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-05 15:54:20)
6.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 
SF的な部分はクローンというだけで、それ以外はクラシカルな雰囲気でグレーの制服が上品で風景も美しく、イギリス上流階級の物語のような語り口ですね。 暴動が起きることもなく淡々と話が進んでいくのが逆に切なく哀しく、残酷に感じました。「提供」「終了」という事務的な表現も冷めてはいるけどなぜか嫌悪感はなく、むしろ上手い言い方だなと。 例の猶予の噂を噂と言いながら、最後の望みとしてマダムを訪ねるキャシーとトミーが哀し過ぎです。  ガラス越しに手術台を見つめるキャシーの思い出で寄宿学校にいた頃からの3人が語られる、これもまた淡々としていて喜怒哀楽もそれほど感じないんですが、ここで大いに感情移入させられて鑑賞後の私自身の落ち込みを想像するとあれでよかったのかもと思ってしまった。 生あるものは全て終わりが来るのはわかっているけど、自分のクローンまで用意するほどの生への執着てなんなのかしらね。 キャシーとトミーも二人の今の時間を少しでも長く持ちたいとなった時、噂でしかない「猶予」に望みを託す。 生きている時間は限られている、生きてるだけで良し勝ちとか、だから大事に意味ある時間にしましょうというよりも、何が生への執着になるのかということを思ったし感じたし、でもどうあろうがどうしようが人はみんな遅かれ早かれ例外なく死ぬってことを強く再確認させられたような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-21 15:11:52)(良:1票)
7.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
60年代後半のハリウッドが舞台ということとシャロン・テートが登場するという予備知識だけで鑑賞。 ポランスキーとシャロン・テートが出てくるってことはあの事件のことも当然語られるわけで、観始めてすぐに夫妻はリックの隣人ということがわかるんです、もう最初から予感はするんですが、事件をどう絡めるのかそれが気になって気になって。  しかし、リックとクリフとシャロンの日常のエピソードがとりとめもなく続くわけです、クリフの元撮影所でのシーンではドキドキするもののあのオチだし。ディカプリオのメソメソキャラもよかったけど、ブラピ演じるクリフのキャラがいい意味で掴みどころがなくて魅力的だと感じる。 そしてラストの13分、なんと爽快だこと!!立ち上がって拍手喝采したかったですよ、2時間以上待たされましたしね。 「イングロリアス・バスターズ」の映画館のシーンに共通する爽快感でした。 やっぱりタランティーノは心得てるというか上手いなあ。血みどろのバイオレンスが不快ではないという類まれな才能を持った監督だと本気で思う。物語を作るのもほんとに上手いですね、シャロン・テートの事件は本当は前の住人を狙ったということですが、映画の中ではそれも承知だし、あの日のパーティに招待されていたけれど行かずに難を逃れたというマックイーンとブルース・リーも登場してる。あのラストの13分はタランティーノの思いが込められてるようにも感じます。 シャロン・テートの幸せそうな笑顔、屈託のない大らかそうな人柄を感じてやるせなくなってしまいました。
[映画館(字幕)] 10点(2019-09-05 23:23:01)
8.  藁の楯 《ネタバレ》 
致命的なのは人間ドラマとして見せようとしたところです。 SPその他それぞれの個人的事情、感情を見せすぎなんです。あっちからこっちから狙われている、それこそレクター博士並みの重装備で護送すべき殺人犯を手錠ひとつって。。。 人間ドラマを盛り込むのはいいけど、へったくそ過ぎてSPのプロフェッショナルな仕事ぶり、クールさ皆無、かっこわるすぎです、松嶋菜々子はミスキャストです。 護送中に葛藤ですと?バカバカしい。そんな葛藤してしまうSPには無理な任務だったんですよ。ほんとに「藁」でした。 私刑の是非についての映画は銃社会のアメリカに任せておけばよいのです。 山崎努だし、必然的に必殺シリーズを思い出してしまいました。 この監督は犯罪者を描くのは最高に上手い方ですね。ベビーフェイスの善人顔でどっちかっていうと犯罪者は無理のある藤原竜也なんですが、憎ったらしい演技にプラス1です。
[地上波(邦画)] 2点(2014-06-18 12:00:27)
9.  私がクマにキレた理由 《ネタバレ》 
コレあからさまに揶揄してると思った。何をって万国共通のバカ親をですね。観る前はアメリカのアッパークラスならではの文化、習慣満載なのかと思ったけど、アメリカ的だと感じるどころか、「ひゃ~成金のにわかセレブ、勘違いセレブ」ってどこの国でも一緒なんだと感心しきり ローラ・リニーが必死で繋ぎとめようとする亭主、どんな渋いイケメンかと思ったら・・・もったいぶった登場のしかたといい、ペンダントやミスターXの母親とかちょっとしたエピソードも、それぞれすごくいいとこを突いてる。 教訓的でもあるんだけど、すごくセンスのいいコメディだと思う、予想よりはるかに楽しく面白く観ました。 ラストでやっと名前が判明したハーバード生、「セルラー」で携帯片手に大活躍したあの人ですね、やっぱボールドウィン兄弟の末っ子って言われても違和感ないくらい雰囲気似てるわー
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-23 12:34:36)
10.  ワン・ナイト・スタンド(1997) 《ネタバレ》 
最近CSでの予告を見て思い出しました。ココを見て「リービング・ラスベガス」のあとに制作されたことを知って驚きました。 脚本もマイク・フィッギスだったんですね、いったい何をいわんとするかよくわからなかったというのがいちばんの感想です。 そうですねーNYの夜は物騒、HIV、社会的地位も信用もある成功した男も家では奥さんにたじたじ、夫婦交換もアリ・・・こういったその時の話題、問題を詰め込んだ大人の映画のフリした、ゆる~い人たちが出てくるゆる~い映画っていう感じでしょうか。 出だしがなかなかいい雰囲気だったので期待したんですけど、最後はコメディみたいになっちゃったわね。 音楽はかなり好み、でもいきなりブロンディの「ハート・オブ・グラス」がかかった時にはのけぞりました、あんまりいい意味ではありません。 この当時、アメリカはどうだったのか知らないけど、個人的にはこれぞバブルの匂いがぷんぷんする映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-18 17:06:14)
11.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 
CIAそして中東だし誰が何で誰がどうなんだとワケわからなくなるかもしれないと予想してましたが、最後まで混乱することなく社会派問題作というような重苦しさ、陰鬱さもなくハラハラするも安心して楽しみました。 なんでここに狂暴な犬がいるわけ?犬に噛まれるってどうよ、なんて思ったけどその後の展開にかなり関わってくるわけですね。 フェリス、ホフマン、ハニの三人の関係がなぜか心地よかった。馴れ合うことのない緊張感でしょうか。この三人、タイプは全く違うけどそれぞれカッコイイ、イイ男たちです。リドリー・スコットの男を描いた作品は最高です。 結局イスラム世界のテロリスト対策は同じアラブ人のハニがうわ手ってことです。CIAの凄腕ベテラン諜報員もかなわない。この結果、やはりリドリー・スコットはイギリス人なんだとあらためて思うわけです。 頭がキレてダンディでスマートなジェントルマン、ハニ。フェリスを救出しに来た時もあの修羅場にばっちり高級スーツにネクタイで登場です。マーク・ストロングというのね、しっかり覚えました。なんとなくアンディ・ガルシアに似てると感じた。 で、ラッセル・クロウなんですが、またまた見たことない役柄、キャラを見せてくれました。ラッセルは演技の幅を広げてきましたね~。悪役、憎まれ役をこなしてこそ役者の醍醐味ってもんです。冷酷というよりひょうひょうとして愛嬌すら感じた。 レオに蹴飛ばされて椅子ごと後ろにひっくり返ったシーンがいいなぁ、あそこ凄く気に入りました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-03 15:59:43)
12.  わらの犬(1971)
これもかなり前に観たなあ。金曜ロードショーがまだ水曜ロードショーだったころです。なので記憶違いなこと言ってたらスミマセン。今にして思うと、人間の本能を見せられた感じ。暴力性、残虐性って誰でも生まれながらに持っている本能でしょ、人間は肉食だしね。言葉や態度も悪意を持てば暴力になる。でも人間はそれに対する罪悪感、嫌悪感、罪の意識を学習する、普通はね。だから殆どの人は無事に生きている。けれど何かがきっかけとなって隠れていた暴力性がむきだしになるのね。あの男を引き渡せば事はすんだかもしれないのに、それをしなかったホフマン。ここがポイントのような気もするのよ。自分と同じく普段まわりからバカにされ、いじめられていた男だったよね?? でも決して正義感からじゃないの、これだけは明確だと思う。 この監督さんは人間の残虐性や暴力をリアルに描くことで暴力を批判しているタイプだと思います。そこのところがキューブリックと似てると感じる、キューブリックの描く暴力のほうが不快であり、ペキンパーには娯楽性があるけど。 そこのところを理解して観ないとちょっと怖いですね。
[地上波(字幕)] 8点(2005-09-11 14:14:39)
13.  若草物語(1994)
たとえ可能でも、これ以上はさして望むことはないといった無難な作品だと思う。原作があまりにも有名ですから安心して観ていられますね。学校の映画鑑賞会なんかで上映するにはもってこいの作品でしょうか。娘役の女優たちがみんな可憐でかわいい。和気あいあいと、いい雰囲気の中で撮影が進んだんじゃないかなと思えるほど、みーんな伸び伸びと開放的な感じで観ていて気持ちいいの。特にウィノナがことのほかノってるように感じた。こんな元気なウィノナは珍しいんじゃないか?「ウィノナ・ライダーと共演してみたかった」というのがガブリエル・バーンの出演理由だそうです。で、共演した感想はどのようなもんなんでしょうね。
6点(2004-10-08 11:51:59)
14.  ワーキング・ガール
そうですねえ、今見るとヘアスタイル、メイク、スーツにスニーカーというのに時代を感じますよねえ。ここで特筆すべきはシガニー・ウィーバーかな。なかなかのコメディエンヌぶりでしたよ。強い女のイメージが強いし、コメディの意地悪女が合ってるわね。ハリソン・フォードも脇役に徹して邪魔にならない。二度目に見たときに浮気してるメラニーの彼氏役がアレック・ボールドウィンだと気づいたときはうれしかったです。話は平凡なOLのサクセスストーリーなのだけどこれが面白いっ!この程度の話をこれだけ面白く見せてくれるハリウッド映画はやっぱりスゴイです。
8点(2004-08-10 13:50:36)
15.  ワイルド・アット・ハート
能天気な暴走カップル、セイラーとルーラの恋の逃避行がケバケバしさと説明のつかないヘンなやつらがでてきて描かれているわけですね。リンチの変態趣味ともとれる数々の映像、しつこい演出がかなりうれしい。なんといってもニコラス・ケイジのバカバカしいほどキザな演技がいい、この人ってどの作品を観てもいつも「一生懸命」なのね、手抜き仕事してるなーと感じることの無い俳優だと思う。 舞台、背景は砂漠みたいにカラカラ乾いた感じなのに、登場人物たちは濃くてジトっと湿った雰囲気なのが心地よい不潔感を感じさせる。 ユーモアと狂気のバイオレンス映画、でも純愛モノとも言えるんじゃないでしょうか。 マイナス1の理由は・・・「ツイン・ピークス」のキャストをあっちにもこっちにも出しすぎってことかな。
[ビデオ(字幕)] 9点(2004-01-16 00:15:44)
16.  ワイアット・アープ(1994)
これは・・・失敗作でしょう。長いだけで面白くなかったです。例えれば、ケヴィン・コスナーのプロモートフィルムですな。豪華な脇役陣がまったく無駄になってしまっている。ケヴィン・コスナーの傲慢さを感じた作品でした。
0点(2004-01-09 08:54:52)
17.  ワイルドシングス
ケヴィン・ベーコンもマット・ディロンも80年代前半に青春映画で世に出て、いわゆる二枚目という立場だったけど、スター街道をバクシンとはいかなかったですねえ。サエない時期が続き、彼らは二枚目を捨て、悪を演じ、おバカ映画でもコメディセンスを見せてくれるようになりました。こう思うとケヴィンとマットは運命共同体みたい。その二人が共演のこの作品は、もうとことんやってやれっ!という潔さがいいですねえ。誰かひとりが善人、ホントの被害者がいてもよさそうなのにそれもナシ。中途半端じゃないとこがいいです。誰が一番のワルかを競ってるみたいね。どんでん返しが何回もあって「おっとまだ続くのね」とラストへいくほど面白くなりました。常々思ってることだけど、ネーヴ・キャンベルのヘアー・スタイルはどうにかならないんですかねえ。髪が硬そうね。 
6点(2003-12-30 01:48:58)(良:1票)
18.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 《ネタバレ》 
デ・ニーロのヌードルスとジェームズ・ウッズのマックス。この二人の性格の違いがおもしろい。マックスはイザとなれば仲間を裏切ることも躊躇しない、いわゆる世渡り上手であり、腹の中がわからない危険な男。対するヌードルスは仲間は大事、けれどそれが中心ではない。権力、出世よりも安らぎがほしい。頭の中はデボラのことでいっぱいだ。ジェニファー・コネリーからエリザベス・マクガヴァンへと繋いだデボラは目的を達成するのに必要ないものはさっさと切り捨てる上昇志向の強い女だ。ここがマックスとよく似ている。自分の下から去ろうとする彼女に対してヌードルスがとった強引で暴力的な行動は可愛さあまって憎さ百倍ともいえるだろうが、これがヌードルスの欠点なのだ。ショックを受けるとまったく理性、抑制がきかなくなる。だから刑務所生活をするハメになったともいえる。ヌードルスとマックスはお互いに相手の性格が苦痛、危険なものになってきてしまった。長い年月を経てヌードルスがマックス、デボラと再会した時、欺かれていたのは自分だと知る。マックスは窮地に追い込まれ、またしてもヌードルスを利用するために呼び寄せたと感じた。私のまわりで物議を醸し出した二つの事、ヌードルスのあの笑顔は重荷になっていた仲間とのしがらみから解放された安堵感の表情だと思う。そしてマックスは死んだのではなく、逃げた。ヌードルスを目撃者にして死んだことにしたかったんだろうと思う。次はマックスが逃亡者だ。個人的にはデボラにも天罰を与えてほしかった。それがなかったからマイナス1です。
9点(2003-12-12 10:17:02)
19.  わが心のボルチモア
バリー・レヴィンソンは好きな監督のひとりです。監督の自伝的作品になるのでしょうか。東欧から移民してきた一家の歴史がアメリカの文化、生活の変化と共に丁寧に描かれていました。暖かい気持ちになれる一本です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-21 01:21:09)
0120.94%
1201.56%
2362.81%
3453.51%
4796.17%
515712.26%
623718.50%
731624.67%
821716.94%
91058.20%
10574.45%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS