1. タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
《ネタバレ》 テンポが良く、途中何度も笑いました。大学生の仲間のサブキャラっぷりがとても良いです。程よくB級な死にっぷり。ヒロインの女の子が可愛いのもポイント。ホラーというか、ちょっとゴアだなってくらい。コメディ感の方が強いです。サクッと観れるおバカ映画です。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-12 18:28:14) |
2. 寄生獣 完結編
《ネタバレ》 例えば煙草。煙草が体に悪いのはみんな百も承知なのに、なぜ国は売り続けるのか、という話がある。表向きは国の税収の資金源。裏では高齢化が進みすぎてるから病気になる人を作為的に増やすことでどうにかして死亡率をコントロールしたいから・・・。という、半分ウソで半分本当っぽいような怖い話。だけど、たしかにこれ以上寿命が伸びて、高齢者の人口が増え続けることが果たして良いことなのだろうか?とも思ってしまう。この作品に出てくるパラサイト達の存在意義とは何か?ということと少し似ている。何が正解なのかが分からないのが、寄生獣の面白いところだ。完結編の本作は、前作に続いてより印象的なシーンが多い。特に、田宮良子が出産・育児を通じて、愛という感情が芽生えるシーンはドラマティックだ。ただ、随所で間延びしたようなシーンがあったのが残念。あと余談だけど、予備知識なく観ててピエール瀧が登場としてきた時の嬉しさってあるよね。 [インターネット(邦画)] 7点(2018-09-09 01:18:24) |
3. 寄生獣
恐怖・感動・哲学的要素のある漫画が原作ですが、漫画に引けを取らない映画になっています。いたたまれない展開は、映像で観るとさらにそれが増します。展開が早いので、先に漫画を読んでおくと一層楽しめます。深津絵里がクールで最高です。 [インターネット(邦画)] 8点(2018-09-08 20:27:14) |
4. 二十四の瞳(1954)
《ネタバレ》 子供たちはよく歌うし、よく走る。観ていて童心に帰るような、浄化されるようなシーンが多数あります。大石先生は、明るく優しいだけじゃなく、信念を持っている高潔な人。波乱万丈な人生は、観ていて辛いものがありました。前半と後半で、印象ががらっと変わる映画です。 [インターネット(邦画)] 9点(2018-07-24 13:38:59)(良:2票) |
5. 男はつらいよ 寅次郎紅の花
《ネタバレ》 不器用な男女の恋愛物語も、これが最後なんですね。久しぶりにゴクミ観たけど、演技はちょっと残念。浅丘ルリ子とか夏木マリとか、重鎮の存在感はやはり凄い。 渥美清の出番は少なかったな。少なかったけど、リリーとの掛け合いは安定して良いです。阪神淡路大震災の復興の兆しの中、あれから寅さんはどこに行ったんだろう。 [インターネット(邦画)] 7点(2018-07-22 18:16:21) |
6. 旅立ちの時
《ネタバレ》 愛に溢れた作品。作風は地味だけど、地味だからこそシリアスさが際立っています。母親の誕生日会で、皆が歌いながら踊りだすシーンは、映画史上でも指折りの素敵なシーンです。他にも恋人ローナとのシーンはどれも印象的。シドニー・ルメット監督作品は、いくつか観たことがあるけれど、どれも本当に秀逸な作品を作りますね。 [インターネット(字幕)] 9点(2018-07-17 18:21:43) |
7. 心の旅路
《ネタバレ》 地位や名誉・財産よりも大切なもの、それは真実の愛。 最後のシーンの「スミシー...!」「ポーラ...!」に全てが詰まってます。 あぁ、記憶が戻って良かったなぁって(泣)。 ロマンチックで素敵なラブストーリーです。 [インターネット(字幕)] 8点(2018-07-14 04:06:14) |
8. マイ・フレンド・フォーエバー
《ネタバレ》 シンプルでいて、残酷だけど心温まる作品。難病による苦しみよりも、人が人と関わることで生まれる苦しみ、そして幸せに、目を奪われた。普通でいることが、どれだけ幸せなことなのか、それを普通でいる時に感じることが出来ないのが、世の常。デクスターの母親や、病院の先生を見て、愛とはどういうことかを教わった。 [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-28 22:37:15) |
9. エルム街の悪夢(1984)
《ネタバレ》 フレディが思いの外コミカル。ギャグキャラですね。殺人鬼としての凛とした感じはなくて、いたずらっ子みたいな感じ。アル中のお母さんと頭の固いお父さんに落胆して、途中から強くなっくるナンシー。しまいにはホームアローン級のDIYトラップを超短時間で仕込むという覚醒っぷり。この映画の中で一番好きなシーンは、ラストの終わり方。全て夢だった~!...と思いきや、やっぱりフレディは居たんだ~ナンシーママずりゅりゅ~。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-25 23:26:00) |
10. 残穢 -住んではいけない部屋-
《ネタバレ》 じわじわと薄気味悪さが増していく様子は、これぞ日本のホラーって感じでした。寝る時に思い出すと怖くなるのが日本のホラー映画。とにかく沸点控えめで、低予算的な作りに徹しているのは正解かも。残念だったのは、わざわざ夜中に大人四人が懐中電灯持って目当ての空き家に行くところ。肝試しみたいになっちゃった。昼間に行ってればな~。この映画の締めくくりとしては、こういった祟りのようなものに、面白半分で首を突っ込んでると、自分も祟られるよって警鐘しているんだけど、この映画の制作陣はこの映画を作っている時点で首を突っ込んでいるという、ちょっと自虐的。よくニュースで、無差別殺人とかあるけど、犯人の動機が、この残穢のように穢れに触れてしまい気が狂ってしまったのが理由だったら・・・考えると、怖すぎる。 [インターネット(邦画)] 7点(2018-06-13 19:31:43) |
11. IAM A HERO アイアムアヒーロー
《ネタバレ》 なんと言っても大泉洋が最高。ラスト、英雄のエイム力が爆発するシーンが高揚感溢れています。長澤まさみも最高。岡田義徳も最高。有村架純は可愛いから最高。全体的に、ゾンビのクオリティーは海外に比べてだいぶ遅れてる感じがするけど、その分俳優陣の演技で楽しむことができました。 [インターネット(邦画)] 7点(2018-06-10 19:05:29) |
12. ザ・ギフト
《ネタバレ》 サイモンみたいな人、たまにいますよね。平気で隠し事をしたり、人を貶めたり、それを空気を吸う感覚で行う人。ずる賢く世渡り上手だったりするから質が悪い。 妻のロビンは、一見健康そうに見えるけど、実は精神が不安定。これは、日々サイモンの近くにいることで、じわじわと毒素を受け続け、結果として精神病を患ってしまったのだろう。夫のサイモンが原因とは気付かずに。でも終盤は、きっとロビンはその原因がサイモンだったことに気付いたはず。だからサイモンとは縁を切りたくなった。 観ていて気になった事。ゴードは、サイモンと再会した瞬間から、復讐しようと思っていたのだろうか?私はそうは思わない。きっと最初は様子を見ようと思ったのではないだろうか。サイモンからの過去の謝罪があるかもしれないと、もしかしたら期待があったんじゃないだろうか。そのきっかけ作りのために、頻繁にプレゼントを送ったりして接点を作ろうとしたのでは。ゴードは、きっとサイモンから謝罪があったら、その後の自分の人生が変わるんじゃないかと、救われるんじゃないかと、そんな期待があったのかもしれないと思う。だが違った。だからゴードは、平然と嘘を付き、不法侵入、盗撮盗聴、薬物混入など、いっぱしの犯罪者としての行動をすることに至ったんだろう。 [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-24 21:22:03) |
13. サプライズ(2011)
《ネタバレ》 スタイリッシュなホラー。目新しいことは特に無いけど、痛快で飽きずに楽しめる。終わり方も慈悲少なめで好きです。 あまり詳しくない人に「オススメのホラーある?」って聞かれたら、これオススメできる。 [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-23 23:07:13) |
14. シャークネード<TVM>
《ネタバレ》 サメも相当辛いだろうな。竜巻に巻き込まれたと思ったら、爆弾で竜巻が消し飛んで、地面に叩きつけられる。運良く餌(人間)にありつけても、陸に上がったら最後。水無しでは生き長らえることは恐らく無理。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-05-22 22:57:28) |
15. ヘル・レイザー
《ネタバレ》 痴情のもつれに付き合わされる魔道士の身になったら、たまったもんじゃないね。箱をカチャカチャさせるだけで、魔界から出てきたり戻ったり、魔道士の身になったら勘弁してほしいだろうな。絶対あとで魔道士同士で愚痴ってると思うよ。魔道士達は、オフの時は何してるのか気になる。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-04-25 20:27:42) |
16. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 ロマンチックでファンタジー。絵画や芸術好きには堪らない映画ではないでしょうか。また1つウディ・アレンの好きな映画が増えました。 [インターネット(字幕)] 9点(2018-04-12 00:47:15) |
17. Strange Circus 奇妙なサーカス
《ネタバレ》 後半の二転三転する展開は、ミステリー小説のようで面白い。前半の非現実感の表現がちょっと(ダサい)ので、これが最後まで続いたら辛かったので危なかった。悪趣味で鑑賞後胸クソ悪いけど、それがこの監督のウリなので、これからもこの路線で頑張ってほしい。 [インターネット(邦画)] 6点(2018-04-11 18:51:34) |
18. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 「暴力で解決しちゃいかん!」って言いながら息子を叩くシーンが好き。ジョーイは昔どんだけ悪いことをしていたのかが気になる。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-04-11 00:45:17) |
19. 男はつらいよ
《ネタバレ》 倍賞千恵子が、まぁ可愛い。光本幸子も上品でお綺麗だこと。笠智衆と共に、ちょい役の志村喬が見れて、なんだか得した気分。さくらが「私、ヒロシさんと結婚する!」と寅次郎に言った時、寅次郎が何も言わずに頷く。あの表情がたまらなかった。 [インターネット(邦画)] 8点(2018-03-17 22:18:46) |
20. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
不器用で自由人な男女のすれ違いの恋物語。私はこの作品で、初めて男はつらいよを鑑賞しました。笑っていれば楽しいことがある。失敗したり辛い時でも、家族や仲間が助けてくれる。日本人の価値観って、昔はこうだったんだよね。現代は、効率やスピード、成果主義が第一。その色眼鏡で見てしまうと、この映画はある種無駄なこと、非効率、ナンセンスなことだらけ。でもそこには、家族の暖かみや、人と人との助け合いから生まれる、ゆるぎない幸せが、今よりずっと多い気がする。 [インターネット(邦画)] 7点(2018-03-16 18:26:21) |