1. メン・イン・ブラック
え、もう終わり?という感じで、一味足りなかった。 5点(2002-11-27 20:59:57) |
2. メトロポリス(1926)
マルクス主義的な未来像とストーリーは単純そのものだが、パワーが凄く、レトロ・フューチャーとして観る価値はある。 6点(2002-11-27 20:58:52) |
3. 身代金
「誘拐犯に向けて一世一代の大博打」というプロットなら、もっと面白い筋書きに出来るはず。 4点(2002-11-27 20:43:31) |
4. 道(1954)
名作という触れ込みで観たが、ストーリーは平坦だし、男女間の機敏の描き方もありふれていると思う。 4点(2002-11-27 20:39:14) |
5. 真昼の決闘
経過時間を実際と同じに設定してあるのだが、たまにちらちらと時計を見るだけなので、思ったほど切迫感を表現できてない気がした。 7点(2002-11-27 20:20:52) |
6. マネキン2
魔法使いだの王女だのと言い出すととたんに話がやすっぽくなる。まあ前作だって安いのだが、余計な味付けをせずにワン・アイデアに焦点を絞っていたから大人の鑑賞に堪えた。何だか手塚治虫の短編『るんは風の中』を思い出した。 4点(2002-11-27 20:17:21) |
7. マネキン
子どもの頃にマネキンを小道具に使ったホラーが大はやりで、それ以降「動くマネキン」は(吊り糸が見えていても)トラウマとなった。でもこの作品はぜんぜん大丈夫だった。 6点(2002-11-27 20:12:14) |
8. マッドマックス
バイクに全く興味がないので感情移入できない。メル・ギブソンが注目された低予算映画だが、それ以上の価値は特にないと思う。 4点(2002-11-27 20:08:03) |
9. マスク・オブ・ゾロ
一代目→二代目の移行を中心にしたからか、ゾロ像がおいてけぼりにされた感じ。もっともこれは日本人だからで、怪傑ゾロのオフィシャル・イメージが(ダグラス・フェアバンクス版などで)完全にできあがってる英米であれば事情は違うのだろうな。 5点(2002-11-27 20:04:28) |
10. 魔界転生(1981)
画面からにじみ出てくる陰鬱さ、怪優たちの共演、こんな時代劇はこの先絶対撮れないでしょう。 8点(2002-11-27 19:52:36) |
11. マウス・オブ・マッドネス
スティーブン・キングをモデルにしたと思われる作家ケーン。完成した映画もかなりキング原作っぽい・・・B級臭さとか、いまいちな感じとか。 6点(2002-11-27 19:47:28) |
12. 48時間
コンビというのはほとんど常にお互いの個性を際立たせるように描かれる(ほとんどと書いたのは「ビーバップ型」があるから。その影響かヤンキー系はたいてい似たもの同士)。その中でも抜きん出ているコンビが今作。何しろ白人と黒人、中年と若者、刑事と犯罪者(!)。深読みすれば、ニック・ノルティとエディ・マーフィもそう。ただこの設定で2は無理だろ、ふつう。 6点(2002-11-27 04:37:12) |
13. ラストマン・スタンディング
『用心棒』の主役というのは非常に複雑なキャラクターで、演じるのはかなり難しいと思う。ブルース・ウィリスは・・・力不足といった感じか。「実はものすごく強い」という設定に対し「強いかもしれん」と思わせるはったりの部分が希薄。体格を問わないぶん、刀よりも銃の方が「強さ」に色がつけられると思う。その意味で新しい用心棒像が作れるかもしれなかったのだが、古参ウォルター・ヒルだったのが逆に災いした。 5点(2002-11-27 04:28:16) |
14. 用心棒
思ったほどではなかった。へんに先入観があったからか。『ラストマン・スタンディング』とか先に観てたし・・・ 6点(2002-11-27 04:11:48) |
15. 許されざる者(1992)
いま観ると違うのかもしれないが、初見時は退屈だった。前提としてある程度西部劇を知らなければ「西部時代の終焉」の悲哀を感じることは難しい・・・また観てみよう。 5点(2002-11-27 04:08:43) |
16. ゆりかごを揺らす手
復讐として家庭をのっとってしまう、という考え方は新鮮で面白い。デモーネイもこの複雑なキャラクターをよく演じてます。「母になれなかった女の無念」をにじみ出させて、単なる悪役以上の存在感があります。 7点(2002-11-27 04:01:27) |
17. 八つ墓村(1977)
それにしても強力な画(え)。物語の肝となる32人殺しの圧倒的な迫力がこの映画を成功に導いている。金田一耕介登場作品には、「死後に因縁を残す旧家の傑物」がたびたび出るが、要蔵は間違いなく一、二を争う強烈なキャラクターだ。この先何回映像化されるかわからないけれど、山崎版・要蔵(と本作)を越えるというのは、まず無理なんじゃないかな。 7点(2002-11-27 03:53:13) |
18. ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝
ハガード原作というのが冒涜でしかない。インディ・ジョーンズの真似がしたいなら違う畑でやってほしい。 4点(2002-11-26 03:25:53) |
19. RONIN
ケースの中身が何なのかは結局最後までわからない。だがこの事実を最初に把握していたとしても確実につまらなかったと思う。登場人物が各自何がしたくて何をしなくてはならないか全然把握できない。物語の骨子をわかりやすすぎるほどに出してくれないと、主役級のキャスト同士の関係をつかむことすら難しい。失敗作。 4点(2002-11-26 03:23:52) |
20. ローズマリーの赤ちゃん
主人公が妊婦というのがまずうまい。心理的に不安定な状態になりがちなので、周囲の人々の反応や日々起こる事件に疑心暗鬼を抱いているだけかもしれない、というニュアンスが色濃く出るからだ。周囲は何となく異常に思える・・・だがもし、ローズマリーの気のせいだったら?この真綿で首を締められるような、じりじりとした閉塞感こそ本作の真骨頂。何となく時代の空気を感じさせる。原作は『死の接吻』のアイラ・レヴィン。 7点(2002-11-26 03:18:05) |