1. アンタッチャブル
デ・ニーロのアルカポネが、往年の藤村有弘演じるインチキイタリア人のようで、なんともいえない。あ、もう藤村有弘っていっても、わからんか? 10点(2003-03-17 15:14:20) |
2. 悪魔の手毬唄(1977)
中村伸郎と若山富三郎がいい。とくに富三郎は絶品。原作に磯川警部が出てくると、どうしても富三郎がちらつくもの(等々力警部が出てきても加藤武をイメージすることはないが…)。 8点(2003-03-17 14:56:30) |
3. ナイル殺人事件(1978)
はっきりいいます。ミア・ファローのような、やせて・気が強くて・知的(そう)な女性がタイプです。もっとも、ウディ・アレンとの離婚の一件で大マイナスですが。映画としては、クリスティ原作ではいいほう。しかしピーター・ユスチノフに、ポアロの雰囲気がない。というか、常識的で。ポアロってのは、へんてこで滑稽な親父だからね。むしろワトソン役のデビット・ニブンが、いかにも英国高級軍人という感じで良かった。 7点(2003-03-17 14:32:59) |
4. 八月の鯨
ベティ・デイビスの強気ぶりがよろしい。彼女の気の強さは有名な話だから、これはある種の当てこみ配役。 8点(2003-03-17 14:21:46) |
5. 戦場にかける橋
ラストの爆破シーンのあとに、変に引っ張らずあっさり終わるのがよい。 8点(2003-03-17 14:18:14) |
6. 砂の器
丹波哲郎と森田健作の組み合わせというのは、映画史上に残る珍妙な刑事コンビではないか?それから、原作よりも映画はかなり落ちると思う。「壮大で退屈」という点では、「八つ墓村」とおっつかつ。どちらも野村芳太郎監督である。もう一点。TBSは放映時に、丹波哲郎による犯人の動機説明部分、「癩病」というセリフを音声カットした。この作品の根本部分だろうが。音声で流せないというなら、視聴率目当てで放映してはいけない。作品への侮辱だ。 3点(2003-03-17 14:14:57) |