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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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181.  西部戦線異状なし(1930)
戦いの最前線に出ない老教師が少年達を戦場へ駆り立てるべく志願を鼓舞する。戦場を知りもしない老人達が机上で勇ましい空論を交わしている馬鹿らしさ。将来の夢や未来もある若者が無意味に殺したり殺されたりするのが戦争。「なぜ戦わなくちゃならないのだろう?なぜ戦争が起こるのだろう?」と戦場の兵士達は考える。自分のいる壕に入ってきた時から敵になった、と瀕死にさせた敵の兵士に泣きながら詫び介抱する優しい少年が言う。「銃と軍服さえなければ友達になれたのに」。 リアルな戦場場面や兵士の姿、後方の描き方など今見てもなお古さを感じさせず至る所で反戦メッセージを発している。やはり傑作だと思うので満点に。
10点(2004-08-30 21:16:38)(良:1票)
182.  エイリアン
怖くて気持ち悪いのに見始めると目が離せなくなる。よくぞこんな化け物を創造したとびっくり。体を破って突然出てきたのはホントにびっくりで怖かった。
7点(2004-08-29 22:43:33)
183.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
二人の姉妹はとても自然な可愛らしさでほほえましいし、胡散臭い住人ばかりの汚いボロアパートで階下の黒人マテオとの交流は麗しい。しかしETベースのようないい話も「都合よすぎる」部分に違和感がある。(莫大な入院費支払い方法には脱力)。家族皆がいつまでも亡くした坊やに囚われていて不安定な妻の態度や、貧乏なのにゲームに有り金はたく父親、最後のハッピーにまとめたラストシーンなどあちこちで演出過剰な気がするし粗漏や甘さが気になってしまう。おいしそうなケーキにさらに砂糖を振り掛けて甘すぎる感じ(身内話で甘くなったんでしょうか)。期待してただけに残念。おまけにベリーショートのモートンはプリコグみたいだし、、結局2人の姉妹の愛らしさが一番印象的だったのだが最後の姉の言葉は興ざめ。
6点(2004-08-29 22:21:23)(良:1票)
184.  酔いどれ天使
強がっているが実は結核で重病のヤクザの松永、それが気になり親身になって説教し手を差し伸べる眞田は酔いどれ(アル中)ではあるが人情味ある医者、というのは後の赤ひげの原型か。彼が言う言葉は正論だがあえて難を言えばセリフが語りすぎてやや説教くさい気もする。 三船も志村さんもいいのでそれは当然見所なのだが、松永の見る棺おけの夢がシュールだったり、松永と岡田のペンキまみれの死闘、松永の死に様など映像的に印象的なシーンも多い。 その他にも小暮美千代ってこんなにバタくさい美人だったのかとか、千石規子が三船を口説いてるってのもすごいねぇとか、久我美子がなんてはつらつとしてて若いんでしょとか古い作品にはいろんな驚きや楽しみがあって面白い。
8点(2004-08-29 14:26:58)
185.  一人息子
昭和18年だから無理もないけど、音声や映像の状態が悪くてセリフが聞き取りにくい。半分くらいしかわからなかったので点数ははばかられるんだけど・・・信州の田舎の母親が一人息子を東京へ勉学に出し、久方ぶりに上京してみると息子は結婚し子供までいる。出世を励みに仕送りし、貧乏にも耐えていたのに夜学の教師と聞いて内心がっかりする。でもこの息子は借金してまで母親を毎日もてなし、妻も協力する。隣近所との人情味ある交流など、今見ればすっかり失ってしまったような美しい心が描かれている。さすがに時代を感じるし古いなぁと思うが、貧しいからこそこんな人間関係があったのだと思う。今のイランや中国の映画を見るとこれと同じような雰囲気があり、懐かしい気がする。飯田蝶子や笠さんが若い!みんないい顔をしています。
6点(2004-08-28 17:48:57)
186.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
よかったですね~、大変な家族をかかえて自分の思うように生きることもできない長男のディップ、次男のディカプリオも感動的で、、亡くなったけど鯨のように太りすぎて運びだ出せない母親は家ごと燃やして弔い、長男の恋人を加わえて新たな家族での旅立ちという希望の見えるラストは清々しい。
9点(2004-08-28 10:48:18)
187.  チャイナタウン
浮気調査から話が次々と広がるミステリアスな展開が興味深くて飽きさせない。ちょっとややこしいところもあるしラストも気分的にスッキリしないが、フェイ・ダナウェイの雰囲気がとてもよかった。
7点(2004-08-27 22:53:43)
188.  マッハ!!!!!!!!
アクションものにはさほど興味がないのだが予告編は面白そうで気になってた作品、でようやく見たら、、、予想以上に面白かった! 生身のアクションだけの映画かと思ってたらさにあらず、笑いあり涙ありに加え田舎の敬虔な仏教徒たち、都会では麻薬や売春などに蝕まれている姿と新旧のタイが織り込まれて、この国ならではの独自性のある作品になっている。アクションのすご技の数々はもう皆さんの絶賛されるとおりでお見事! 彼ならオリンピック(体操、ハードルなど)でも活躍できそう。体を張ったのはトニーだけじゃなく相手役たちも同じで、こちらも大丈夫かって心配になってしまうほど危険で痛そうだった。 三輪タクシーのカーチェイスや爆発シーンなどムエタイアクション以外の派手系アクションもあってサービス一杯、大金かけても安っぽかったりするハリウッド製よりずっと楽しめた。蛇足:ムエ役女優(演技はヘタ)は藤圭子に見えた。(古いか、、)     
8点(2004-08-21 17:49:27)
189.  永遠のマリア・カラス
アルダンのカラスが最高~ 容姿は似てないのに雰囲気でカラスそのものに見える。彼女なくしてはこれほどのカラスを再現できなかっただろう。劇中のカルメンのオペラはほんの一部だけど演出と衣装が本格的で見ごたえがある。彼女と親交の深い監督ならではだが、失恋や納得できる歌が歌えなくなって苦悩する生々しいカラスが描かれる。作品で使われたカラスの最盛期の歌はもちろん、本人が失敗だったという日本公演の歌でさえ素人耳には素晴らしかった。
8点(2004-08-21 16:48:03)
190.  山の郵便配達
風景がとてもきれいでした。お父さん役の俳優が特にいいです。口数が少ないのに、その心のうちが伝わってきました。淡々とこの大変な仕事を続けてきたその人生、山奥の人たちとの交流などしみじみとします。息子がその姿を見てはじめて父の偉大さを知り、その仕事の意味を理解する。日本でもこれほどでなくても、歩いて配ってるところがあるそうですよ。本当にご苦労様と言いたいです。
7点(2004-08-21 16:32:58)
191.  ゴスフォード・パーク
劇場で1度見た時、この大勢の登場人物の顔と名前や職業、誰が誰の雇い主で召使なのかと混乱し半分も理解できなかった。それでもなんとなく話は分かったような気にもなるんだけど、やはりこれは劇場よりビデオで巻き戻して見たほうが良かったと思う。雇用関係で上の階と下の階の人々の人間模様を描き分け、なおかつ殺人というミステリー仕立てにした脚本や演出は手が込んでいる。エミリー・ワトソンはここでも存在感がひときわ目立つ。彼女やヘレン・ミレンなどに混じって若いメイド役の女優も印象的だった。
6点(2004-08-21 16:27:36)
192.  氷点
原作では人の憎しみと許し、罪と償いなど人間の心を問うような重いテーマで、登場人物それぞれの苦悩を巧みに描いているが、この作品からはどうもそういうものが心に響いてこなかった。
4点(2004-08-18 22:28:37)
193.  南太平洋(1958)
甘いメロディの「バリ・ハイ」や「魅惑の宵」などの名曲や、美しいロケーション(ポリネシアあたり?)などはロマンティックで、俳優やストーリー云々よりとにかく歌がウリといったミュージカル。にもかかわらずロッサノ・ブラッツィーは吹き替えだし、もう一組のカップルのジョン・カーも吹き替え。しかもしばしば歌ってる顔を映してるだけ、といったようなところは躍動感に欠け面白みがない。ラブストーリーの中でちょっとシビアなのが二組のアメリカ人が持つ人種へのこだわりで、「理屈じゃない、教育がそうさせた、、」と歌っている。 でも若い中尉と現地人の娘の恋愛は女性の扱いが軽くてなんだかなぁ、、、という感じ。公開当時評判だったという70ミリ大作らしいからリアルタイムの劇場ならまた印象が違ったかも。
6点(2004-08-18 22:17:27)
194.  泥の河
昭和31年の大阪。戦後10年以上たっても戦争の記憶はまだ生々しく暮らしも貧しい。 学校にも通えず廓船で暮らす姉弟の悲しさは胸に迫るし、うどん屋のノブちゃんとの友情、のぶちゃんの父母のやさしさなどしみじみとした情感を感じる。 愛情に恵まれ貧しいながら幸せだったノブちゃん以外は皆それぞれ胸の奥に悲しみを持っている。そのノブちゃんにもいろんな出来事が起こって小さな悲しみを知ることになるが、作品にはそんなみんなを包み込むような暖かさがある。 自転車の車軸回しの遊びや着ている服、赤銅鈴ノ介のラジオ番組、出回り始めたばかりのテレビの相撲などなど、そこかしこに当時の様子が描かれていてノスタルジック。これがまたモノクロゆえに一層効果的。 子供たち(特にきっちゃんの面構えがいい)はじめ田村、藤田の夫婦などの出演者もとてもよかった。
8点(2004-08-18 21:14:41)
195.  夫婦善哉
船場のぼんぼんのダメ男は仕事もろくにせず遊んでる放蕩息子のくせに、自分が跡継ぎだとプライドだけは高く権利を主張。どこがいいのかこんな男に惚れて「私が一人前の男にして見せます!」、と尽くすしっかり者の芸者蝶子は一見献身的でけ なげな女に見えるが、彼女もまた男に愛想尽かしをしながらも別れられないダメ女。かくしてくされ縁とも依存関係にあるとも見える二人は、どんなにすったもんだしても元のさやに戻っていく。 これは女が男に尽くす人情話かと思うと実は「人間て弱くて愚かなものなのね」「男女の仲は摩訶不思議」というあたりの人間くさい話で、これを森繁久弥と淡島千景が素晴らしくうまく見せてくれる。 淡島さんはどの作品でも魅力的で大好きな女優さんだが、ここでも表情豊かにはつらつとしてて森繁さん共々惚れ惚れする。 これは演出なのか時折挿入されるクローズアップの顔が白っぽく、男の顔が卑屈で小心っぽく見えたり、美しい淡島さんでさえちょっと汚く小ずるそうに見えたりするのが意味ありげで面白い。 
8点(2004-08-18 21:07:13)
196.  二重スパイ
シュリ、JSA、そしてこの二重スパイと南北朝鮮がらみの映画を見てくると、この分断された国の裏の緊張状態が想像以上のものなのだろうと思われる。実際こういうことが作り話ではなく、ある部分は真実ではないかと思った。そう言う意味で見ると、ハン・ソッキュの演じた北のスパイの侵入の時のすごさは真に迫って恐ろしくもある。こういうシリアスな話に恋愛をからめ、ラストで涙を誘うような作りは韓国らしいがちょっと安っぽい気もする。
6点(2004-08-18 20:42:25)
197.  黒い瞳
この調子のいいイタリア男の恋愛話はラストのオチで一層印象が深くなった。単なる浮気男のやさしさに 幸せではない結婚をしているロシア女性は涙を流す。涙で壁に描いた線、枕についた涙の跡が彼女の純真さを示す。 浮気のつもりが本気になって策を弄してはるばるロシアまで会いに行き愛を誓ったのに、身辺整理のために戻った 妻の前ではそれも言い出せずあっさり約束を破ってしまう。このいい加減さにガックリするが、 息詰めて見るような妻とのやりとりと豹変振りのシーンが印象深い。 意気投合して話を聞いている中年男はこれを聞いて自分の恋愛話を語るが、こちらは誠実を絵に描いたような 涙ぐましい話。「愛してはいないけれど貞節を尽くす」という妻でも充実して満足していると語る男に、不誠実な 男は「自分の人生には何もなかった」と後悔の涙を流す。男の置かれている立場は最後に分かるが、明暗が明らかに なる鮮やかなラストはことに印象深い。 コミカルに運ぶ話も美しい風景や音楽も上出来だが、、何といっても愛嬌のあるダメ男のマストロヤンニが素晴らしい。 現実的な女にとってやさしさも誠実さを伴わなければ「絵に描いたモチ」、(その心は)頂けません。   
8点(2004-08-09 16:41:54)
198.  故郷(1972)
住み慣れた故郷を離れなくてはならないという話は同じようなキャストで作られた「家族」とよく似ている。 仕事を失って故郷を離れるという話や、登場人物の役名まで一緒だったりする。 この70年代はじめというのは日本が大きく変化していった時代なのだが、この一家をとおして、高度成長期という時代の中でいかにして人々の暮らしが変わっていったかが分かる。 石船は海の埋め立てで石を運んでいるがそれも大型船にとって替わられつつある。こうして田舎で立ち行かなくなった人たちは、人手をいくらでも必要とした都会の工業地帯に吸収される。そして働き手が都会に出た後の田舎には老人たちが残される。 一家が島を去る前老人は孫を連れて高台に上り、「ここがお前の故郷だ」と目に焼き付けるように見せるのが切ない。 人々はこうして至るところで住み慣れた故郷を離れていったというだけではなく、同時にその美しい自然まで失っていった。 こうした時代の変化を知る世代としてはここに描かれた全てに深い感慨を覚えずにはいられない。監督の意図したものも単なる郷愁だけではなく、生活の向上と引き換えるように大切な自然や家族の絆といった大切なものを失ってしまった日本への嘆きだっただろう。       
9点(2004-08-09 16:18:06)(良:3票)
199.  紅の豚
森山さんの声は渋くていいのだけれど、加藤登紀子さんの声は特徴がはっきりしすぎててどうしても加藤さんの顔が浮かんできてしまい、絵とフィットしなくて終始違和感があった。ストーリーにも特に感じるものはなかったし。
5点(2004-08-02 21:02:41)
200.  桃色(ピンク)の店
リメイクはクララとクラリクの恋愛部分をうまく現代の話にしてたんですね。 こちらはそれだけじゃなく、むしろマトゥチェクという主人と店員達のやりとりなどにほのぼのしたムードがあるのが いいです。彦馬さんも言われてるように、クリスマスの夜誰も一緒に過ごす人がいなくなってしまった主人は店員達に誘いの声をかけるがみな断られ、最後に入ったばかりの少年を誘うことができた。双方共に嬉しそう、、などさりげなく暖かい。セリフもセンスがよくて味わい深いものがあります。クリスマスにぴったりのお話ですね。 
8点(2004-08-02 18:26:42)
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