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パセリセージさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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181.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
珍しく悪人が登場する。しかも、被害者が泣き寝入りしてしまう。暗くなりがちな展開でも、自分の境遇を笑い飛ばす明るさと、自分の事のように何とかしようと他人を思う人情で救われる思いだ。後悔には2種類あって、何故そうしなかったのかという後悔と、何故こんなことをしてしまったのかという後悔があると語る岡田嘉子さん。そのとうりですね。後悔しない人なんていないともいっていたが、彼女が言うと説得力がある。宇野重吉は上手いなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-06 09:48:01)
182.  遊星からの物体X
この設定は面白い。南極に缶詰状態で宇宙人の襲来、というか復活というか。怖がらせて、ドキドキさせる映像も秀逸。最初に犬を追いかけてた外国の隊員の言葉がわからないのに、犬の方を助けてしまうのがアメリカ人らしい。ここから始まる恐怖の、自覚のない感染地獄。宇宙人はいかに襲ってくるのか、その姿は?と、かなり楽しめます。たしかにかのエイリアンに匹敵する隠れた名作だ。隠れてない?
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-25 18:57:34)
183.  おかあさん(1952)
田中絹代が時々見せる、言葉がなく目線だけによる演技が絶妙です。その、数秒の間に、悲しみや不安、時には、あきらめや納得が伝わってきます。息子と夫に先立たれ、末っ子を養子に出し、いずれは長女も嫁いでいくだろう。あるいは、あの時代このような母親が多くいたのかもしれない。つい、自分の母や祖母はどうだったのかと考えてしまう。最後の長女の「お母さん、あなたは幸せですか」という問いに何と答えるのだろう。その長女が見つめる中、預かっている妹の息子と布団のうえで相撲をとりたわむれる。母は強く悲しく美しい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-23 00:09:50)(良:1票)
184.  スピード(1994)
息をつかせぬハラハラ感がすごい。次から次へと難題また難題。壊した車は何台?(沈黙)犯人のすさまじい執念と才能を竜巻追跡研究に向けてればハリケーン被害も防げたかも。世の中上手くいかない。
[地上波(吹替)] 8点(2005-10-15 13:44:53)
185.  放浪記(1962)
成瀬作品としてより、原作者林芙美子の生き様に感じるものがありました。47年の生涯だったが、自由奔放に生きたけれど、愛に縁の無い貧困と孤独の戦いの日々だったようだ。放浪者という立場は自由で束縛されない反面、安定した安らぎがない。彼女の場合は、運命に身を任せるのではなく、必死に戦いながらの放浪である。花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき。高峰秀子のしゃべり方が上手いですね。置かれた状況を冷静に分析しつつ、自分の気持ちを伝える様子が、まさに女流作家だ。つまりは成瀬が上手いと言うことか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-11 19:02:20)(良:1票)
186.  初恋のきた道
邦題は良いセンスしています。回想がカラーで現実が白黒というのも成功しています。中国北部の寒村の設定でも、貧困や悲壮感を感じさせず、純粋な恋愛と人々の心の豊かさを強調しているのが成功の要因でしょうね。文革のエピソードもサラリと触れる程度にして、その代わり豊な自然はまぶしいくらいに美しく撮っている。学校を建てている時の昼食時、テーブルに並べられた食事を男達が取っていくシーンの撮り方なんかもいいですねえ。懐かしさを感じるのは、昔の日本にも通じるところがあるからだろうなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-10 16:30:18)
187.  スネーク・アイズ(1998)
冒頭の長回しはすごい。話が核心に迫るところの、カメラの揺れと気を持たせるじらし、そして部屋の壁を移動する空間の使いかたは、デ・パルマ節満載。ゲイリー・シニーズが出てきたところで、悪役決定と思わせるリスクをあえて犯すか。最後の何でそうなるか解らないままのアッサリ感も若干不満。まあ、ニコラスの演技が補っているので、けっこう完成度は高い感じがする。って、思ったら、評価低い。そう言われると有り得ない話かなあ。あの女一人で会社の不正を暴き、しかも、直接国防長官にメールって、どうかなあ。で、どっちなんだよ。やっぱり良かった。
[地上波(吹替)] 8点(2005-10-01 00:22:52)
188.  山の音
川端文学の本筋は、こうした人間の心の奥に潜む堕落した欲求と理性との絶妙なバランスの危うさにあると思うんです。間違っていると言われる予感も多少ありますが。それはともかく、原節子の美しさ、というより清純さ、じゃなくて、ああいう感じは(ぴったしの言葉が浮かばない)、今の女優には無い独特のオーラを感じます。私だったら、戦争未亡人の世間ズレした美人よりは、子供だと悪口言われても、素直さと芯の強さを持った大柄(?)な妻を取りますね。え?お前ならどうするかなんか興味ない?そう言われる予感もしました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-19 00:26:55)
189.  めし
原節子のイメージが、若干変わりました。奥さんらしい態度、嫉妬に小言。なるほど、美人で他人から見るとうらやましがられる夫婦でも、こういう感じなんですね。この歳になるとわかるなあ。これが夫婦生活なんですね。最後は良い方向に向かっているけど、また繰り返すような感じもしました。まあ、それでも生きていかなければ、という事なんだろうな。「おい、腹減ったな。めし」って、言ってみたい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-13 23:38:27)
190.  アウトサイダー(1983)
主題歌が良いですね。Sワンダーの歌声を聴いているだけで名画の雰囲気になってします。冒頭は「風と共に~」を彷彿させるようで、全体的には「ウェストサイド~」の構成だし、決闘シーンの雷雨は「七人の~」を思い出してしまう。と言っても、タイトルが右から左へ流れたら皆「風と~」に似ているのか?不良少年がけんかしたら皆「ウェスト~」の真似か?突然雨が降ったら皆「七人の~」のパクリか?と自分で反省。たしかに、そんな事言ったら、どの作品もケチが付いてしまう。気分を変えて、けっこう好きな作品ではある。伝統的なアメリカの青春映画と言える。あ、それと、突然火事に出くわし、取り残された子供を助けるのは「猿人ジョーヤング」そっくり。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-07 23:28:25)
191.  男はつらいよ
え?マンネリでワンパターンだぁ?そうだよ、いいじゃないか。それが何か?こんなに続けられたのは、そこに徹すればこそですよ。そんな事より、みなさん若いですね。しかも、毎回登場するお笑いパターンとお涙パターンが、しっかり出来上がっている。解っているのに、ここがポイントだなと思っているのに、結婚式の所は泣いてしまった。兎にも角にも、記念すべき第1作だ。奮発して8点。見所は最初の登場シーン。ネクタイに革靴ですよ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-06 23:34:21)(良:1票)
192.  ブロンコ・ビリー
確か、イーストウッドは昔どっかの市長をしていたんですよね。こういう作品を観ると、描かれている主人公と重なって、行政のリーダーに適任のような気がします。子供達に夢を与え、弱者に奉仕する精神を持ち、悪は許さない。一方で、仲間を助けるためなら屈辱でも妥協はする。非常事態には思い切った行動もとる。列車強盗はまずいけど。自分の生い立ちや仲間の行動の色々なかっこ悪さを、結局、渋いかっこ良さに結び付けている。上手いなあ。でも私が一番感動したのは何といっても、冒頭のシーンだ。この西部の美しい風景はすごい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-31 16:03:40)(良:1票)
193.  猿人ジョー・ヤング
98年にリメイクされた「マイティ・ジョー」のオリジナル。特撮技術は10年前の「キングコング」に比べるとかなり進歩しています。特に、実物のライオンとの格闘シーンは見所の一つ。個人的には、昔テレビで見て、オルゴールの曲を聴くと所々場面を思い浮かべるほど印象が残っていて、思い入れのある作品。と言う訳で、かなり点数は甘めです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-30 23:40:55)(良:1票)
194.  ゲロッパ!
なかなか面白かった。途中泣いちゃったし。日本版「ブルース・ブラザーズ」ですね。あれで、本物のJBが出演してたら、満点なんだけどなあ。ハリウッドとは予算が違うのかなあ。せめて、森進一ぐらい本物でもいいんじゃないか、そっくりさんのマイク奪って、昌子帰ってくれ!と叫ぶ。洒落にならない?この時は、まだ別れてないか。内閣調査室の連中に、役所は意思決定が遅いよって言う台詞には笑えたなあ。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-25 23:51:32)(良:1票)
195.  ローズマリーの赤ちゃん
ポランスキー監督の色彩的センスはいつも関心します。映画の色を雰囲気で表したり、逆に、雰囲気を色で表現したり。本作品も冒頭から、不気味な雰囲気の色調が悪魔の存在をほのめかし、明るい穏やかな色調が現代の合理的な常識を表現し、悪魔は居るのか、主人公の思い過ごしなのか、と観る者の心理を引っ張っていきます。最後まで、悪魔の姿どころか、決定的な物を見せることなく、ゾクっとさせる手法はさすがだ。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-24 23:19:21)(良:1票)
196.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 
私にとってのバットマンの魅力は(特別に好きではないが)、ややオタクっぽいニヒルな正義の味方が、ユーモアのセンスのある悪役を、時々ドジを踏みながらもやっつける、非日常的なドタバタ活劇であることだ。そういう点からすると、これは合格です。アクションシーンが解りづらい点と、悪役にユーモアが足りない点で2点マイナス。小道具へのこだわりや、全体を支配する雰囲気作りは、監督のセンスなんだろうが、バートン版と比べると面白い。ゴッサム・シティ全体の描き方はこっちが好きですね。このシリーズは悪役でけっこう左右されることを考えると、謙さんがあのまま生きてて復讐しにきてたら面白かったのになあ。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-16 15:10:23)
197.  宇宙戦争(2005)
前半の家族の描写をもっと丁寧に描いていればなあ。あと、途中地下室のシーンが長いなあ、あの宇宙人も間抜けに見えるし、冷酷なエイリアンだとキッと締まったのに。おしい。傑作になりそこね的感じ。それでも、戦闘シーンの迫力はさすがだ。観客までパニックになりそうなぐらい、上手い撮りかただ。不気味な雰囲気も良くでているし、スピルバーグの宇宙人モノ3部作完結編としては合格でしょう。原作に8点。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-01 23:43:09)
198.  トゥルー・クライム(1999)
社会派サスペンスという感じだけど、どっちかと言うと、世間からつまはじきされてる個性的新聞記者の正義への執着物語です。こういう役柄は、ポール・ニューマンのような役者がピッタリなんだけどな。イーストウッドは歳の割りには肉体派のイメージで、いつ、上司をぶん殴るのか、という期待を抱かせます。家庭からも会社からも見放されているのに、悲壮感を感じさせない。泣き言も現実味がない。でも、全体的に雰囲気は伝わってきたし、終わり方は、イーストウッドの美学が感じられて良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-19 12:56:32)(良:1票)
199.  バンディッツ(2001)
最初にお泊り強盗に入った家族との食事シーンは最高。料理しながら歌手になりきって歌っているケイトの登場シーンも最高。この雰囲気になじめず浮いているブルースの演技も最高。全然似合っていないカツラは納得です。ビリーにケイトと個性的なキャラがキラキラ光っていて、ブルースもカツラつけなきゃどうなっていたか。サングラス指定だな。
[地上波(吹替)] 8点(2005-06-12 23:32:51)
200.  ミスティック・リバー
俳優としての才能と監督の才能と言うのは、当然別な分野なんだが、イーストウッドの場合はそういう議論は無意味だな。彼の監督としての力量とセンスが感じられる作品だ。特に最後のパレードの場面。この蛇足とも思える何気ないシーンに、強烈な主張が感じられる。運がいい奴不運な奴、偶然に翻弄される者。弱い者は何かにすがり、理不尽でも力のある者が生き残っていく。正義は気まぐれだ。これが人生、これが人間社会というものだ、と。見事だね。所々、未熟な点も見受けられるが、敵ながらアッパレ。恐るべし、イーストウッド。(スコセッシ談)
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-25 11:58:18)(笑:2票) (良:3票)
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