181. ディスタービア
残るものは無い。褒めもしないが、責めもしない。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-19 02:19:54) |
182. ナンバー23
《ネタバレ》 原作があるのかどうかは知らない。たくさんのスタッフが集められとにかく「23」へのこじつけを探して来い!との号令から始まったような映画。致命的な欠点は「違う数字でも出来るんじゃない?」と思わせる説得力にある。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-15 08:49:41) |
183. 0093女王陛下の草刈正雄
自分の中でこれは「アリ」です。きっと続編は無理でしょうが草刈正雄がこんなに割り切っているし、小ネタがもっとこなれて良くなる要素が満載と思えます。まあテレビで十分ということでもありましょうが。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-14 23:32:00) |
184. 士魂魔道 大龍巻
「三船敏郎・出演」という既成事実を画策する関係者に、義理を立て出演したと思えるような作品。(想像ですが) [DVD(邦画)] 3点(2008-10-14 23:21:14) |
185. 転々
小ネタが随所にちりばめられている。ストーリーと並行してそのお宝探しを満喫していく。三木作品は馴染めぬ人がいてもあまりにも当然すぎて論点が存在しないのかもしれない。たとえば辛口否定の人がいて、それが異なる意見であっても度量の大きさ?とも違い、反撃する力が入らぬ一種の懐の深さがあるのである。それがまさしく脱力系なる所以か。傑作「亀速」と同じく、あくまで裏面であるバカバカしさの表には良質な哀愁が存在しており、マニアにはたまらぬ仕上がりである。それにしても老けてからの三浦友和の素晴らしさはどうしたことか。 [映画館(邦画)] 8点(2008-10-09 23:32:21)(良:1票) |
186. 椿三十郎(2007)
《ネタバレ》 織田起用はさておきリメークの必要があったのか本当に疑問を感じてしまう。素浪人には程遠い爽やかな三十郎と声のトーンが高く凄みを感じぬ半兵衛、それはそれで許容範囲としても、オリジナルでの目的のためには躊躇なく敵を叩き斬る三十郎や半兵衛とは同じ脚本であっても全くの別人であるとしか思えない。それは鞘に収まる良い刀ではなく「抜身」と評されることへの整合性の有無ではないか。「抜身」ゆえに最後の血闘があり、惜しまれても去り行く三十郎がいるのである。森田監督は三十郎を織田でしか考えられなかったという。しかし、ギラつく抜身を表現できないのなら絶対に脚本を変え「織田版」を作るべきだったと思う。単純にこの作品は三船敏郎には似合わない。 [映画館(邦画)] 5点(2008-10-09 23:17:25)(良:1票) |
187. 88ミニッツ
《ネタバレ》 まわりすべてが怪しく思わせぶりの連続。それが演出上で成功と受け取るかは人それぞれでしょうが、犯人の女がなぜそこまで獄中の首謀者に心酔してしまったんだ?この最重要部分が、ラストのセリフのやり取りだけでは犯罪心理学にド素人の自分には皆目見当がつかない。ガッカリ。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-02 00:57:00) |
188. 夕陽のギャングたち
《ネタバレ》 30年以上にわたり、その音楽を気持ちよく口ずさむことができた映画はこれしかない。超大作ならまだしも音楽の良さだけでは決してない。渾身の力を注いだレオーネの技からくる完成度の高さからだろう。ジョンの背景を語る革命という殺伐とした題材の中に、奇を衒うことなくほんの少しだけ組み込まれるアイルランドの回想が物語に大きく奥行きを与えている。あの音楽と共に流れる橋の美しい爆破シーン。どれもこれも大好きだ。ロッド・スタイガーの見事な演技。ジェームス・コバーン、かっこよすぎです。映画が魂を揺さぶることを教えてくれた作品です。(追記)今でも許せないのが邦題。 [DVD(字幕)] 10点(2008-09-28 01:13:30) |
189. フィクサー(2007)
いや分かっているんだ。自分の頭の悪さもある。しかし下手な落語聴いているような感じというか、それぞれが立ってこないのでかなり混同誤解して見てしまった。役者は良。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-21 04:10:30) |
190. ミスト
《ネタバレ》 化物に襲われてもう他の選択肢が無いギリギリの状況までなぜ生きようとしないのか。あそこまで行ったらなおのことだ。もう疲れきってしまって?そうは見えなかったがね。あの後味悪く救いのない結末が最初からありき、とういう気がしてならない。 [DVD(字幕)] 4点(2008-09-21 04:00:30) |
191. フランドル
評価が高いと聞く。この映画の意味も評価する論理も一生分らないと思う。 [DVD(字幕)] 2点(2008-09-04 00:09:12) |
192. やじきた道中 てれすこ
こういう映画が興行的に成立して欲しい、ととても思うのだが、この続編が出来たとして映画館に走るか、と思うと、それはそれで疑問なのである。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-03 19:13:27) |
193. バンテージ・ポイント
《ネタバレ》 あらゆる視点からどんどん同一の事件に踏み込んで行く斬新な演出と思う。ただ、どうしても視点角度を積み上げて行くに従い、かなりくどいものになってしまった。最良かどうかは別にして、TV「24」が多用する四分割進行的な処理の方がスマートだろう。話の展開を広げすぎという嫌いを感じ、どう収拾つけるのか興味深く楽しみに観たが、失望感なく十分な出来に思う。 [DVD(字幕)] 8点(2008-09-03 19:03:02) |
194. ノーカントリー
随分と人を試す映画だな。失格で結構です。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-31 23:39:40) |
195. さらば、ベルリン
監督の自己満足に付き合う感じ。鑑賞の環境により±2ほどの幅がありそう。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-13 23:39:16) |
196. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
自分も含め、観る側が高いハードルを勝手に設定してしまうシリーズ。ハリソン・フォードがいて、あの音楽がかかればそれだけで十分にクリアされてしまう。そんな映画があってもいい。 [映画館(字幕)] 8点(2008-08-02 16:51:04) |
197. ハプニング
《ネタバレ》 植物が原因でもいいさ。でも植物から受ける恐怖がまったく浮き出てこない。グロテスクな描写で恐怖を煽りそれで引っ張ることに限界を感じたのか、脈絡なく登場させたのがミセス・ジョーンズだ。この人がこの映画で一番不気味なのはいったいどうしたことなのか。まったく違う話ではないか。制作者は「話」にもうちょっと責任持つべき。すべてが「ハプニング」で片づくお気楽映画。 [映画館(字幕)] 2点(2008-08-02 10:14:10) |
198. 28週後...
この手の映画にあら探しは不毛とわかっているが、これで帳尻あっているってか・・・?。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-25 00:15:35) |
199. メル・ブルックスの大脱走
《ネタバレ》 リメイク物とは知らなかった。舞台でのシェークスピアという紋切り型の芝居に対比させ、これこそ映画という展開の脱走劇を見せる。やはりメル・ブルックスは偉大だ。邦題は今一ついただけないが。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-23 23:46:12) |
200. 大災難P.T.A.
《ネタバレ》 このイライラ感、はまり役に生き生きとしているスティーヴ・マーチンと同化している証拠であり、映画として見事に狙いが成功していると思う。ただ、自分なら最後に駅には戻らないだろうな。どうせ小物なのである。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-23 23:27:14) |