181. オーバー・フェンス
《ネタバレ》 世間からのはみ出し者を温かく、そして大らかな大人の視線で描いた作品。 とっても見応えがあり、良い映画だと心から感じた。 主演二人の熱演、プロとしての演技が心に響いた。 たまたま見た映画だが、とんだ掘り出し物だった。 期待せず見始めて、「おっと、何だかコレおもしれーぞ!」ってなった。 こういう映画との素晴らしい出会いがあるから、映画は止められない。 [インターネット(邦画)] 9点(2020-10-29 01:13:07)(良:1票) |
182. 宵闇真珠
《ネタバレ》 宵闇に佇む真珠の首飾りの少女。 その肌は限りなく美しい。 夢心地な美しさ。 正確にはクリストファー・ドイルが美しく撮った。 クリストファー・ドイルだからこそ、ここまで美しく撮る事ができた。 同じくクリストファー・ドイルが撮影を担当した、私の大好きな映画『地球で最後のふたり』を彷彿とさせるストーリー。 幻想であったかと思わせるラスト。 その全てが愛おしく、そして心地よい。 ついにクリストファー・ドイルも、その映像美を極め、キャリアの頂点に達したか。 また一つ、宝物の様な映画と巡り会うことができました。 [インターネット(字幕)] 9点(2020-10-27 20:19:07) |
183. 寝ても覚めても
唐田えりかをますます好きになった。 まさしく魔性の魅力。 あの透明感、幸薄なオーラ。 守ってあげたくなる魅力。 芸能界復帰を心より待ち望む。 唐田えりかの魅力を引き出した濱口竜介監督も素晴らしい! [インターネット(邦画)] 8点(2020-10-25 02:44:25) |
184. 想影
《ネタバレ》 こういうのホント好きだ。 いつまでもガキな俺。 ノートに二人の名前を書いてウフフってなるとこ。 告白された後の男の表情。 いいねぇ、羨ましいな。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-10-24 01:17:11) |
185. そうして私たちはプールに金魚を、
《ネタバレ》 ぶっ飛んでます! 分かります分かります、その気持ち。 西武バスに乗ってる時の、あの気分。 この街からいつ抜け出せるんだろ? 鬱屈した気分になるよね。 分かります。 にしても、4人のうち1人だけスタイル抜群の、もの凄く可愛いコが出てますな。 このコだけは狭山で終わらない気がする。 そんな気がした、狭山が舞台のショートムービー。 以上! [インターネット(邦画)] 7点(2020-10-23 23:04:19) |
186. 鬼灯さん家のアネキ
《ネタバレ》 話としては面白かったけど、今泉監督ならではの魅力は感じられなかったかな。 結局、吾朗の性欲は解消されないままだろうし。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-10-23 01:27:43) |
187. 四月の永い夢
《ネタバレ》 故郷に帰るまでの内容は面白いが、故郷に帰ってからはつまらなくなる。 哀しみを携えた喪服姿って、何故あんなに綺麗なのか。 とにかくそれが印象的。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-22 19:22:44) |
188. 光(河瀬直美監督作品)
生きていると辛い事は沢山ある。 せめて映画を見ている間くらいは厳しい現実を忘れたい。 現実と真摯に向き合う姿勢は評価に値するが、いささか厳し過ぎる内容。 個人的にはキスシーンまでは蛇足だと思われる。 顔を触るシーンだけで十分官能的。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-21 01:00:29) |
189. サッドティー
《ネタバレ》 とても楽しめた。 今泉監督のセンスで溢れた映画だ。 ほんとに人を好きになった事があるか? 好きって何か? 二人を同時に好きになる事ってアリか? 「好き」というものに関して色々問いかけてくる。 それでいて笑えるシーンもあり。 実に魅力的な作品だ。 しかしあのアンテナの様な髪型は凄いインパクトだ。 この作品のスパイスになっている。 [DVD(邦画)] 8点(2020-10-20 21:28:56) |
190. nico
《ネタバレ》 無差別殺人集団の話かと思いきや、無差別殺人集団の映画を作ろうとしている自主製作映画集団の話だった。 何だかややこしいし、よく分からない内容なのだが、会話の掛け合いの面白さは今泉監督ならでは魅力が発揮されていた。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-10-19 00:45:05) |
191. 三姉妹~雲南の子
このドキュメンタリー映画は同情を誘う為の映画ではない。 これについてはワン・ビン監督へのインタビューでも明らかだ。 長女が逞しく、慎ましやかに生きている姿が感動を呼ぶのです。 だけど、長女がずっと咳をしているのが気にかかった。 これだけは見ていて辛かった。 悪い肺病とかでなければ良いが・・・ 貧しいからイコール不幸だと思わない。 スマホとにらめっこで物質的に満たされていても不幸な人間は腐るほどいる。 「豊かさと幸福度」の関連性について、どう捉えているかによって、鑑賞後の印象を左右するかもしれない。 私は少なくとも、この三姉妹を不幸だと決めつけたくはない。 [DVD(字幕)] 7点(2020-10-17 21:12:31) |
192. 勝手にふるえてろ
コメディな味付けがもし無ければ、もっと好きになれただろう作品。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-10 02:06:24) |
193. いびつ
《ネタバレ》 生身の女の子と触れ合う事が苦手な主人公。 そこに現れた性悪女子高生。 奇妙な共同生活が始まるが、特に面白いエピソードはなくエンド。 女子高生役の女の子が、あまり魅力的ではないのが痛手か。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-10-03 21:26:34) |
194. 日日是好日
《ネタバレ》 あざとさと押し付けがましさが目につく。 多部未華子を目当てに見た場合、出番が少なく、完全に騙される。 見る前は茶道に興味が無かったが、見た後は嫌いになった。 同じように感じる毎日を、一期一会の気持ちで過ごしましょう。 そんなメッセージを受け止めた。 黒木華は日本映画界には欠くことのできない女優さんだ。 内面や佇まいから発せられるオーラがとても個性的かつ魅力的だ。 ちなみにフェリーニなら『道』より『崖』の方が断然おすすめ。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-10-03 00:51:55) |
195. インセプション
《ネタバレ》 夢の中に入るという設定はともかく、最後は子供に会えてハッピーエンドというのは悪くない。 やはり世の中で一番大切なものは自分の子供だ。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-01 23:57:46) |
196. メランコリック
《ネタバレ》 飽きずに最後まで楽しめたし、彼女役の女のコは可愛かったけど、内容に関してリアリティがなさ過ぎた。 しかし、好きなのにあんな可愛いコと別れたら、そら泣くわな。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-09-24 00:51:33) |
197. らもトリップ
インタビューによるドキュメンタリー部分とオムニバス映画3話による構成。 まずはオムニバス映画の感想から。 1話目・・・ヘビ女の話だがファンタジー過ぎてついていけず。 2話目・・・吸血女の話だが、これも画が暗く内容も暗いので好みじゃなく。 3話目・・・売れっ子作家がクローンを作る話だが、これだけは面白かった。 次にインタビューによるドキュメンタリー部分について。 大半のエピソードは、中島らも対する愛にあふれていた。 優しいけど、かなり風変わりな方だったようだ。 エンディングソングの歌詞がかなりイっていて面白い。 でもその歌詞には愛が込められている。 言葉はマズくても、そこには愛がある。 言葉遣いが丁寧でも敵意にあふれたものより百倍良い。 人間は言葉遣いといった表層的なもので決まるのではなく、中身が大事だと感じた。 それを教えてくれた映画だった。 [DVD(邦画)] 7点(2020-09-22 19:23:08) |
198. ヴァージン
リアル過ぎて切なくてつらくなった。 深く印象を残したが、決して気分は良くはならない。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-09-22 01:17:01) |
199. 最低(2009)
今泉監督の初期作品を集めたDVDとの事でレンタルしてきました。 今泉監督の作品は、後年のものから見てしまったので、本作の映像面については不満が残ります。 やはり映像の美しさは大事ですね。 内容としては後年の作品の原型とも言え、この頃から会話の掛け合いが面白いです。 そして男優陣が垢抜けていないのも共通しています。 今泉監督は、今もっとも注目している監督なので、その監督の初期作品を見られたのは意義がありました。 [DVD(邦画)] 7点(2020-09-18 00:51:36) |
200. 水の声を聞く
《ネタバレ》 山本政志監督作品との事で鑑賞。 在日韓国人が新興宗教を立ち上げるという非常に難しいテーマを扱った作品。 話はかなり面白いのだが、ヤクザとレイプシーンが余計かな。 今となっては鑑賞する事自体が難しい作品となってしまった。 ここでもレビュー1人目だし、とても残念です。 [DVD(邦画)] 7点(2020-09-17 14:26:06) |