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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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181.  カーラの結婚宣言
これは「障害者が一生懸命頑張ってるのを見せます」的映画ではなく、若い障害者の恋愛と家族との絆をもっとさらりと描いたもののように思う。だからちょっとこの邦題は見苦しい。主人公もお金持ちのお嬢さんでしょ?もっと「それっぽく」するなら、貧乏にして苦労させるはずだから(笑)。「障害」に対するメッセージ性がないとは言わないが、もっと軽い青春物として楽しんだ方がいい。JルイスもGリビシも上手。
[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-12-23 15:20:39)
182.  ソウ3 《ネタバレ》 
まあ、1作目には及ばないが、私としては2作目よりは少し好き。グロはやりすぎで、鑑賞後へとへとになったが・・・。特に、本編(ジェフの許しのゲーム)に入る前の2ゲームはいらんでしょう、グロをみせたいだけの様な。本編は割とよく出来ていて、ゲームにさらされる人々の共通性も2作目よりはっきりし、アマンダの存在(ウザイが)で、ゲームには一応ルールがあるのが解るなど、解釈はしやすい。でもジェフがあまり感情移入できるキャラでないのはちょっと痛かった。夫婦のミスリードには素直に驚いた。女医さんはゲームに勝ったのにかわいそう。・・・それにしても、もういいんでない?4とか5とかあるのか・・・結局見ちゃうと思うけど(笑)。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2008-12-19 13:58:56)(良:1票)
183.  ソウ2 《ネタバレ》 
被験者?が多くなった分、緊張感は減少。B級ティーンホラーばりに、1人また1人って展開にはちょっとがっかり。でも、「あの」バスルームを見つけるシーンは俄然テンションが上がる。また時間差のミスリードは秀逸。「助手」のアイデアは悪くは無いがあんな小娘がなんかなあ、って感じ。それなら前作のアダムかゴートン(は脚切っちゃってるから難しいけど)にした方が良かったかも。まあ、どんでん返し系の2作目は難しいと思いますよ、同じアイディアは使えないし、皆やはりどんでん返しがあるという目で見ちゃうし。それを考えると、何とか頑張ってはいると思う。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2008-12-19 13:52:20)
184.  ザ・リング 《ネタバレ》 
原作派の私はこのハリウッド・リメイクのほうが好き。(日本版)映画の方のリメイクなので、原作はこの映画を作るにあたって考慮されていないと思われるにもかかわらず、である。貞子は元々薄幸の美少女なのに、完全に化け物にしてしまった(日本版)映画にはかなり不満があった。サマラには不気味さもあるが、(原作とは違うが)幽閉された悲惨な過去を持ち、美少女を使っているので、イメージ的にはかえってこちらが近かった。また、恐怖のビデオも「日本版のほうが原作に近い」と言う人も多いが、何せはしょりすぎており、すごく不満だったので、原作ほどの長さがあって、シュールな感じにまとめてあるこちらの方が良かった。あとは何と言っても主演の演技!松嶋菜々子はこの役では大根振りがかなり気になったので、これもナオミさんに軍配。それから高山竜司。超能力者という設定は日本版のほうが原作に忠実なのだが、真田広之のキャラのためか、主人公の前夫という設定のためか、超能力者である必然性が中途半端で、妙に浮いてしまった。ハリウット版はこの「超能力者」という設定をばっさり切って主人公の前夫ノアを凡人にしたため、脇役に徹っして無理がなかった。色々な面で、日本版で感じた不満が、案外にこのハリウッド版で払拭されたので、日本版よりは高い評価。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2008-12-18 13:58:15)
185.  エデンの東(1955)
母が絶賛するのですごく期待して観たのだが、肝心のジェームス・ディーンにイライラさせられっぱなし。これが母性をくすぐるって言うのか~???と、彼の良さが解りませんでした。っても映画はそれなりに良かったかな。今の時代だったらちょっとベタだが、雰囲気出てました。にしてもあの結末は兄ちゃんがかわいそすぎ!まあ、ディーンがツボにはまる人にはたまらん映画なんでしょう。私には兄ちゃんの末路の方が気になったが・・・。
[地上波(吹替)] 6点(2008-12-18 13:10:28)
186.  ブライド(1984) 《ネタバレ》 
公開当時の宣伝にすっかり騙され、期待を大きく裏切られたのだが、映画としては異形ものの良質ファンタジー・メルヘンに仕上がっている。スティングがソロを始め絶好調だった頃、音楽雑誌でさえ宣伝されていた「スティング主演映画」。最初からスティング主演と思って観ていたのであらららら~な展開で、呆気にとられてしまった。私は確かにスティングに釣られて観に行ったが、脇役と解っていても観に行ったと思う(デューンも観たし)。だから今でも、この映画が「スティング主演」(クレジットで名前を一番上に持ってきてる)とされているのは何か腹が立つ。ちゃんと「怪物(ビクター)」の方が主人公と思って鑑賞しましょう。意外に掘り出しもんですよ。ビクターが旅をしながら人間として成長していく様子がいいし、J・ビールス演じる“花嫁”と心を通わすラストも感動的。
[映画館(字幕)] 6点(2008-12-16 13:15:32)
187.  屋敷女
恐るべし、フレンチ・ホラー。密室ものと思いきや、かなり多くの人がやって来る、そうやって来るのだが・・・畳み掛ける絶望感。スプラッタ表現も相当ですが、精神的にもかなりキます。妊婦さんは見ちゃダメです。
[DVD(字幕)] 6点(2008-12-15 18:19:26)
188.  さよなら。いつかわかること 《ネタバレ》 
家族の死を題材にしたものとしては、いかにも小品の佳作って感じで、キューザックや2人の娘の演技にも好感が持てる。特に、何となく気付いている、しかし妹に気を遣って気付かないふりをしているような長女の描き方はよい。しかしなあ、妻の死因が「イラク戦争での戦死」ってのがなんなんだかなあ。そもそも戦争映画である必要性、女性を戦死させる必要性、その戦争が悪名高いイラク戦争である必要性…あるのか???ヨーロッパあたりに親戚を訪ねて交通事故死した、とかだったらスッキリするんだが。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2011-10-04 20:36:40)
189.  ベガスの恋に勝つルール
「ラブコメ」に興味の無い私がなぜ観たかというと、バタフライ・エフェクトでアシュトン・カッチャーという俳優を知り、ちょっと他にも観てみようかな、となったわけです。キャメロン・ディアスも一応知ってるし。うーん、まあ無難な作りで、キャメロンのファンも裏切らないのではないですかね。内容はぺらぺらですが、ぼーっと観るにそこそこ楽しめる映画でした。 アシュトン君ねぇ、こちらがお目当てだったんですが、この作品の彼はいたって無難な普通のラブコメ俳優というか。バタフライ・エフェクトが良かったので、シリアスの方が良さを出せるのかも? 
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2011-10-01 19:25:10)
190.  13日の金曜日PART2 《ネタバレ》 
なんでもリメイクを観るにはPART2も抑えとかなくちゃいけないとかで、観ました。やるな、と思ったのはは1作目であれだけ頑張って生き残ったアリスを回想シーンの後に即座に消して、主役チェンジする容赦の無さですね。最近の某ホラーでもこのパターンがありましたが、これが原点なのかな? で、肝心の本編なんだけど、殺人鬼ジェイソン登場、パターンの確立といった位置づけの映画ということなんでしょう。まあ、怖くはないので、ホラーとしてどうかっていうと、面白くないです。ママのふりをするとこなんかは、ストーリー的には面白かったかな。ホッケーマスクが3からだということを知ったので、まあ3くらいまでは観ておこうかなっと。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2011-09-26 13:54:03)
191.  親指タイタニック 《ネタバレ》 
この監督って、パッチ・アダムスの脚本書いたり、ナッシング・トゥ・ルーズとか正統派のコメディ撮ってますよね。この親指へのこだわりは一体。。。 まあそれはそれとして、タイタニックに突っ込み入れたい人には結構ツボな作品。 パロディとしてあまり評価されて無いようですが、私は結構笑いました。(ちなみに私はオリジナルのアンチということはないです。7点つけてます)でも、ディカプリオとウィンスレットはあれでもいいですけど、セリーヌをあんなにしてはいけません。
[インターネット(字幕)] 5点(2011-09-17 16:00:55)
192.  
アジアの某国在住。日本映画のソフトはハリウッドリメイクされたものが元ネタとして出回る位だが、RetributionというKoji Yakusho主演のVCDを見つけた。おっこれは多分リメイクされてない映画だよなあ、Jホラーはやっぱ人気あるんだろうか、Retribution“報い”ね、観てみるか、ということで鑑賞。最初にタイトルが出てきたところでへえ、原題は叫なの・・・と何だかネタバレされた気になったのだが、どちらかといえば英題の方がネタバレだった。で、作品はというと、幽霊は怖くないし、ネタバレ展開は面白くないし、結末も強引で白ける。幽霊役たちはわざとああいう喋りなんだろうが、ただの棒読みにしか聞こえないし、幽霊役でもないオダギリジョーの演技も下手すぎ。が、誉めどころとして、舞台設定はイケてると思う。開発に失敗し、建物が立っては壊されていく埋立地。地震で液状化して海水でぬかるむこの土地の、じめっとした暗さが良かった。こういうJホラー独特の湿感、暗さを描いてくれたのでおまけしてこの点。
[DVD(邦画)] 5点(2009-09-03 18:13:20)
193.  ノーカントリー
うーん。確かにただの暴力映画と違う何かがありそうではあるんだけど、どうもそれが何か解らなくて消化不良。年寄りがのんびりと老後も楽しめない血生臭い国になっちゃたぜって原題に込められた思いということ?何というか、このストーリーなら、そういう重めのテーマ性を持たせないで、追うもの・追われるもののハラハラ感で楽しませ、あまり叩かれない程度の適度な暴力表現を持った王道娯楽でもいいじゃん。って思ったら、アカデミー作品賞受賞作ですか。まあ、王道娯楽では受賞できんわな・・・(でも、これを王道娯楽にしても助演男優賞だけは取れるんじゃないかな?あのインパクトは確かに凄いから)。そういや、アメリカン・ビューティも何かありげな(私にはちっとも解らん)テーマ性で受賞してたっけ・・・「アカデミー作品賞なら最低でもそこそこは観れる」と思ってたけど、なんか崩れちゃった。BGMとかで盛り立てない作りには好感も持てるけど、あまりに唐突に終わっちゃうのもうーん、って感じだし、私としてはかなりの残尿感ムービーです。。。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-08-31 02:08:10)
194.  ディスタービア
裏窓的設定(覗きで犯罪場面に出くわす)、サイコな隣人、警察に訴えるも空振りなどよくある展開だけど、こういうのも見せ方で結構面白くなるんだけどなあ。この映画はプラス家庭内監禁状態というのが売り物みたいなので、これをもっと緊迫感のあるものにすればもう少し見応えのあるものになったかと。あのアジア系のお友達キャラは結構好きですがね(ウザいと思う人も多そうだが)。まあ、損したとまでは思わなかったのでこの点で。 にしても、携帯、コンピュータ、ビデオ位は当たり前とはいえ、母子家庭にしては全く普通に裕福なアメリカン・ティーンズを見せ付けられてちょっとむかついた。貧乏に描けとはいわないけど、ものに恵まれたガキんちょに声援を送る気にはなれないぞ。姉ちゃんの家の方にはプールまであるしさ~。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-08-25 15:34:38)
195.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
シリーズは当時全部小遣いはたいて映画館で観ました. シリーズのファンを裏切らなかった完結編として評価されてる本作ですが… 私は1作目9点、2作目8点をつけてますが、これはピンときませんでした.前作までの醍醐味は、近過去、近未来を行き来するタイムパラドックスが醍醐味だったのに、いきなり「西部劇」。 2作目の最後が予告編になってたのでその時から?ではあったのですが、実際に見ても今ひとつ。 それでもまだ「ドクの恋愛」がなければ、良かったのですが、もうあの要素が私には全然だめでした. まあシリーズとして偉大だし、一応完結編として話をまとめたということで半分で。
[映画館(字幕)] 5点(2009-06-27 17:07:30)
196.  プレステージ(2006)
映画を観る時は「出来るだけ予備知識なしで」を信条にしているけど、「ジャンル」は押さえとかなくてはならないことを痛感。 途中までは正統派のライバルドラマで、私は結構、こういうの好きなのである。 最初に一方がパフォーマンス中に命を落とし、もう一方に嫌疑がかかるところから始まって時間を遡る。普通に「これは2人の確執がそこに至るまでのドラマを見せ、最後にマジックのネタバレをして本当に彼が殺したのかを見せるんだろう。」と思う。 まあ、その想像は一応、当たってはいるんだけど…テスラとか出てきてありゃりゃな展開に面食らってしまった。流石のケイン、陰険そうなベイル、悪くないんだけどねぇ。 SFとかファンタジーと思ってみるとそれなりなのか?でもコピーを繰り返すと粗悪品になっちゃうんだぞ(Byマモー in ルパンⅢ世)。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-06-05 16:50:57)(笑:1票)
197.  ピラニア(1978)
案外レビューアー少ないんだなあ、結構話題作だった記憶があるけど。というか、当時の日本に「ピラニア」という魚を広く知らしめた、とても貢献度の高い(笑)映画なんだよ~。まあ、パニック映画なんかに連れて行ってくれるような親ではなかったので、後年テレビ放映で観たんだけどね。ええと、結構よく出来てましたよ。正統派の感じで。襲われる前のハラハラ感の出し方も上手いし、ぷるぷるぷるって効果音がかなり怖かった。へえ、スピルバーグに評価されたんだ。本家ジョーズを最後の張りぼてでズッこけた記憶から6点にしてしまっており、それ以上つけるのはあちら失礼なのでこの点。
[地上波(吹替)] 5点(2009-05-22 13:31:03)
198.  ハッピー フィート 《ネタバレ》 
相当びっくりする映画です。ええ、かなりびっくりします。CG技術の高さはこれも驚くほどなんで、見応えは充分なんですが。一番驚くのが皆さんご指摘の前半からは想像もつかない後半のメッセージ性。これは引いちゃいます。しかも結末がSFかよ~って感じで。一応ダンスをネタにしているという一貫性はあるんですが、やっぱ言いたいことが散逸した感じですね。子供(小3)と観ましたが、全部は理解できなかったようですよ。赤ちゃんペンギンには「かわいい~~」ときゃあきゃあ言ってましたが。マイノリティの差別という結構重いテーマもあるので、エコの方はラブレースの首に絡んだあのゴミを見せる位で充分だったのではないかと思います。恋人が旅の間にライバルと結婚して子沢山なんてのも子供向けとは思えないシビアさですねぇ…王道は恋人が「何故自分が冷たくされたか」に気付き、主人公の帰りを健気に待ち、帰ってきて大きな成果をあげる主人公と恋愛的にもハッピーエンド、ってなるはずですけど。あざらしがコワすぎるのも、子供にはちょっと。大人向けとしたら説教臭さが鼻につくし、ターゲットが絞れてない感じ。ただ表現の仕方はだめですが、テーマそのものは悪くないし、なにしろ映像はすごいのでプラスマイナスでこの点にしておきます。
[DVD(字幕)] 5点(2009-05-06 13:11:05)(良:1票)
199.  ナンバー23 《ネタバレ》 
コメディでないジム・キャリーを見ようと鑑賞。事前にここの平均点を見ていたので、内容はあまり期待せず。役者の魅力が発揮されるのは必ずしも作品の出来と一致しない、が持論なので、きっとダークな魅力のキャリーが見られるだろうことを期待した。…うーん、演技は確かに上手いんだけど、イマイチ印象度が薄いというか。きっと、何も知らずにこの作品を観たら、主演俳優がジム・キャリーであることに気付かなかったと思う。私はやっぱコメディの彼が好きだなあ。期待してなかった(笑)ミステリーとしての作品の方は、皆さん書いてる通り。大体フィンガリングをキャリーが演じてる時点で、どんでん返しでもなんでもない。23のこじつけも生きてないし、単にサイコパスな記憶喪失者の自分探しストーリーと言ったところで、似たオチならオカルティックにまとめたエンゼル・ハートの方が断然上。最後までつきあってあげた奥さんのいい人ぶりが、ちょっと印象的だった位か。オープニングなど絵的には凝っており、映像センスは中々良かった。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-05-05 13:11:56)
200.  オリバー・ツイスト(2005) 《ネタバレ》 
なんかこれって、1年丁場の子供向け連続アニメでやれそうですよね、ハウス劇場とかの。で、おそらく原作に忠実なんでしょうが、映画の尺では、序盤の救貧院と葬儀屋、ロンドンへの7日間の徒歩の旅は思い切って削り、ロンドンで行き倒れていたのを子供窃盗団に拾われるところから始めた方がいいのではないかと思います。それ以前のことは、粥のおかわりのエピソードを回想で入れる位でいいかと。とにかく物語がさくさく進みすぎ、ちっともオリバーに感情移入できません。映画の尺では的を絞るべきです。原作は未読ですが、運命に流されるオリバー像はそのままらしく、ディケンズは新救貧法への強い不満を書きたかったらしいので、まあ「オリバーに主体性がない」とかはいいことにするとしても、この急いだ展開がオリバーに感情移入できないもう1つの理由だと思います。ロンドンでの登場人物、フェイギンやドジャーら窃盗団の仲間をもっと掘り込んで欲しかったですね。特に最後を生かすには、オリバーのフェイギンに対する心理描写が明らかに不足してます。キングスレーは抜群の存在感なのに、もったいない限り。フェイギンを完全な悪党としていないのは、せっかくの原作からの「改良」点ということなのに、浅薄な描き方で、オリバーが処刑前のフェイギンを訪れるラストに説得性がなく、感動できません。19世紀のロンドンの街並みのセットは、確かに素晴らしかったと思います。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-04-28 13:50:50)
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