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キムリンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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201.  ハンテッド(2003) 《ネタバレ》 
戦争で心を病んだ犯人、師弟対決、追跡劇、と前にどこかで見たようなプロットや場面ばかりという感じで新規な要素は少ない内容でしたが、その割には飽きることもなく、一気に見ることができました。二人の演技力もさることながら、プロットに新鮮味がなくても作り方次第では、このぐらいの映画は作れるということなのでしょう。最近は期待させておいて、監督の思い込みばかりが空回りしていて、表紙倒れなものが多いですから。
[地上波(吹替)] 6点(2008-06-08 17:35:20)
202.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
思っていた以上に楽しめました。確かに、この作品は2度楽しめますね。文明を離れて暮らす人々の人間模様とホラーサスペンスとしての最後のオチまでの流れ。オチについてはなるほど、そう来ましたか、という感じで、いきなり現実に引き戻されはしましたが、悪い印象はなかったです。ところで、こういう「村」については、ノアの方舟や欧米のGated communityなどから発想を得て、ずいぶん前から私自身が現実問題として思い描いていたものであり、又、実際には実現は不可能でしょうから、せめて小説として世に出してみたいと思っていたものです。今から書いても、この作品のパクリになってしまうでしょうから、ある意味先を越された感じで残念ではあります。情報化革命などにより、文明が急速にかつ複雑に進歩する中で、人々の価値感の多様化、思ってもいないような恐ろしい犯罪やテロの多発、為政者による政策の不毛などによる世の中の不満の高まりなどにより、一部の心ある人たちの「囲い込み」行動というものはこれから必然的な流れとなって行くように思います。
[地上波(吹替)] 7点(2008-06-01 11:25:21)
203.  ペイチェック 消された記憶 《ネタバレ》 
あまり期待しなかったからなのか、意外と面白かったです。娯楽作品としては合格点だと思います。「未来の悪いことが予言できたら、人間は必ずそれを阻止しようとするから、結果的に未来はどんどんと変わってしまう」という矛盾は、言われてみると当然のことだけども、なぜ今まで取り上げられなかったのか不思議な気がします。ただし、2時間という限られた時間枠にあまりにも多くの要素をつめこみ過ぎたので、全てが中途半端になってしまった感は否めません。24時間のようなシリーズ物にして、20個アイテムを一つにつき1話ぐらいで作ったら良かったのかもしれません。
[地上波(吹替)] 6点(2008-03-20 22:27:11)
204.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
前編最後で、いかれたお嬢ちゃんが出てくるは、死神がもう一匹現れるはで、こりゃあ後編はさぞはちゃめちゃなことになるのではないか、と危惧してましたけど、みごとにひっくり返されました。何人かの人が書いているように、続編が盛りあがった数少ない映画でした。ハリウッドあたりで作られていたら、ハリポタ級のヒット作品になっていたかもしれません。何となく現実味に乏しくゲームを見るような雰囲気の所も、人が次々と死ぬ割にはどぎつさが押さえられていて不快感を感じさせない効果があったように思います。ラストの1年後のシーンはもう少し工夫してほしかった。海砂は2度死神の目を得たことによって寿命が1/4になってしまったのだから80才=>40才=>20才ということで、月を思いながら安らかに死を向かえた、とかなんとか(不謹慎ではありますけど)。それにしても、前編の時にも感じたのですけど、Lはやっぱり物足りませんね。あの程度にしておかないと一般に受入れてもらえないという配慮なのかもしれませんけど、近所の変わり者のお兄ちゃん、ていう感じでした(Lのファンの人ごめんなんさい)。
[地上波(邦画)] 6点(2008-02-11 19:16:50)
205.  サーフズ・アップ 《ネタバレ》 
飛行機の機内映画で見ました。最初は夏休みでもないのになんで子供映画を上映するんだ、と思っていましたけど、意外と楽しめました。ペンギンを使ったところがみそですね(どこかのサイトの批評で、これが人間の実写だととてもクサくて見られない、と書かれていましたがまさにその通り)。筋とは関係のないアメリカ的なおふざけやギャグも満載でしたが、それほど気になりませんでした。コディとギークとのほのぼのとしたからみや、チキンジョーのおとぼけキャラが気に入りました。ペンギン好きな日本でブレークしそうな予感がします。
[映画館(吹替)] 6点(2007-10-07 12:53:59)
206.  この胸いっぱいの愛を 《ネタバレ》 
地上波で放送されても一件も投稿が無いのは、寂しい限りですね。私は、ここの厳しい批評を見て期待しないで観たからなのか、ぎりぎり合格点はあげられるのではと思いました。良く言われる「これじゃあ、死んでも死にきれねえよ」という言葉をテーマに作った「世にも奇妙な物語」春のスペシャル版というところですか。時空をいったり来たりすると必然と矛盾が出てくるのは致し方ないのですが(これから何十年かして和美さんが、比呂君にもう一度会わない内は死に切れない、と思って、2006年に戻って、比呂君が飛行機に乗らないようにしたりすると、比呂君は20年前の世界に戻れなくなって、和美さんはやっぱり予定通り死んで、あれれ…)、私が一番ドキドキしたのは、演奏を終えた和美さんと比呂君がステージの裏で、抱き合っている時に、いつになったら、比呂君の顔が黒ずんできて、消えてしまうのか、という所でした(何と私は不謹慎な人間なんでしょうか)。ところで、結局私は用事があって、後半部分は録画して後から観たのですけど、最後の最後で録画が終わってしまっていて、大不評の天国のシーンが放送されたのかどうか、分からないのですけど、誰か見た人、教えてくれませんか。
[地上波(邦画)] 6点(2007-04-10 22:44:22)
207.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
死体の発見されない人間=犯人、といのは犯人当ての基本なんだけど、そんなものはどこかにふっとんでしまうような、ストーリーとオチでしたね。正直、良くも考えたりというか、プロットもここまで来てしまったかという感じです。現実の世界ならば、子供が囚人の口にバット突っ込めるのかよ、とか女優の首をへし折れるのか、なんて突っ込み満載のことろですけど、バーチャルならどうしようもない。医学的なしつこい説明もなく、登場人物もそれぞれに一癖あって、展開もテンポ良く大いに楽しめました。多分映画館で見たとしてもこれなら1800円は高くないと思ったでしょう。その割りにはこの点数なのは、やっぱり心のどこかでは鑑賞後の爽快感や勧善懲悪を期待している、器の小さい私の性格によるものなのです。ところでこの映画、こんなに面白い凝った内容なのに、劇場公開時にはそれほど話題にならなかったのが不思議です。
[地上波(吹替)] 7点(2007-02-22 23:32:18)
208.  霊視(1999) 《ネタバレ》 
霊視なんて、B級香港映画を連想してしまったけど、ストーリー自体は胡散臭い連中が次から次へと出てきて、最後まで犯人が分からず結構楽しめました。しかし、犯罪の証拠品を触ると犯罪を霊視できると言うのは「デッドゾーン」のまるっきりのパクリだし、しかも数メートルの穴ぼこに落っこちて超能力を身につけるなんて、あまりにもお手軽すぎ(せめて一週間ぐらい昏睡状態になれよ)。飲んだくれのヘビースモーカーのやもめ刑事っていうのもいい加減飽きましたね。そろそろ禁酒禁煙でベジタリアンの健康志向の刑事が登場してもいいんじゃないですか(モンクほどではないにしても)。
[地上波(吹替)] 6点(2007-02-19 22:56:11)
209.  フライトプラン 《ネタバレ》 
正直、予想した以上に面白かったです。最初から最後まで緊張感が途切れませんでした。少なくとも「フォーガットン」よりは真相が現実的だった点が良かったです。結局両者に共通するのは、母の愛が最後は勝つ、っていうことでしょうか。主人公が乗った飛行機のデザイナーで飛行機のことを知り尽くしていて、犯人と対決する、というプロットも以外と新鮮味がありました。他方、難点を言うとキリが無いのだけど、計画的に無理とか周囲が誰も娘に気がつかないのは変、などを除くとして、娘が窓にハートマークを書いた瞬間に、これってあの乗客消失の古典映画「バルカン特急」のパクリをやる気では、と予測させてその通りになってしまったこと。序盤でカーソンが、主人公に皮肉で「私も飛び降りたくなりますよ」と言った時点で、犯人が分かってしまったこと(なんでこいつは夫が墜落して死んだことを知っているんだ。これがなければ、その後に続く善人ぶった演技で、犯人だと気がつくのはずっと後になっていたのに)。あとは、やはり最後にアラブ人には一言詫びを入れるべきでしたね。アラブ人を疑ったことについては、完全に彼女の妄想だったのですから。そもそも、精神不安定の娘なら、飛行機で自分の座席の横に常に座らせて、抱いて寝ろよな、という気がしないでもない。「空いている席に移りましょう」とか言うところのわざとらしさが、どうしても鼻についてしまいましたね。
[DVD(字幕)] 7点(2007-02-13 17:17:32)(良:2票)
210.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 
予告編を見て、政治物サスペンスを期待していましたが、内容は舞台がアフリカの架空の国ではなく、ケニアという実名で、テーマも製薬会社の陰謀というリアルなものだったので、非常に重く、救いの無いものを感じました。鑑賞用としては全てに中途半端で、プロットも予告編を見れば、製薬会社による不正は予見できますし、暴走するテッサに振りまわされて、結局そのままドンデン返しも無く終了(ドンデン返しがなかったことがドンデン返しということなのでしょうか)。昨今のIT社会の中で、会社の不正を告発する手段は多々あるはずなのに、結局テッサは勝ち目の無い正面突破でむざむざ消されてしまいました。穿った見方をすれば、現実のテッサはもっと賢く、この映画を作ることで、企業やケニヤ政府の不正に挑戦したのか、とも思えます。ニューマニズムとは大いなる自己矛盾をはらんでいます。アフリカの国々が工業発展を遂げ、人々が皆貧困から抜け出して長寿国となれば、ただでさえ高騰しているエネルギーや穀物価格はさらに暴騰し、人口は加速度的に増加することになります。
[DVD(吹替)] 6点(2006-11-26 13:50:58)
211.  かもめ食堂
そうですね、落ちこんだ時とかBGM代わりに見ると癒されるでしょうね。現代の都会生活は何かと神経すりへらすことが多いですから、こういうのもあっていいのかと思います。ただ、果たして普通の精神状態の人がお金払って映画館で見るような商業的な価値のある映画かどうかはやや疑問があります。やはり映画を見る以上通常はストーリー展開とかを期待しますから。この展開ならば、何もヘルシンキまでロケに行かなくても、どこかの田舎町で済ませられるのではないかと思うのですが、日本ってどこへ行ってもせわしなくて、癒されることのない国なのですね。
[DVD(邦画)] 6点(2006-11-04 13:46:35)
212.  フォーガットン 《ネタバレ》 
宇宙人ネタと聞いて、もっとはちゃめちゃなお話かと思ったのですけど、意外と面白かったです。テンポが良くて、この手の映画にありがちな孤立無援の主人公女性が、苛立たしいくらいにおたおたするような過剰演出も感じませんでした。エンディングも心地良い物でした。ただ、人間が空に飛んでいっちゃうのはちょっとやり過ぎだとは思いましたけど。要するにこの映画のテーマは「宇宙人の実験」サスペンスではなくて、「母の愛は強かった」という、一種のファミリードラマ、ヒューマンドラマと言えるのではないでしょうか。 それにしても「宇宙人がいるかいないか」とか、「宇宙人は実験のため地球人を誘拐している」というたぐいの低レベルのネタはもうそろそろやめにしてもらいたいものです。我々地球人は2000年たっても、せいぜい月に行く技術しか得られていないわけで、太陽系を越えて他の生命体の星に到達できるのは一体この後何千年先になるやら。それに対して、もし宇宙人が遠いかなたから地球にやってきたのであれば、彼等は何千年、何万年と文明を進化させたことになります。もし私が宇宙人に会ったなら、いるのいないのよりも、真っ先に聞くべき質問は、「あなたたちは、どうやって民族紛争、宗教対立、環境破壊、ゴミ問題、人口増加問題などを克服して、滅亡することなく、そんなに長く文明を進化させることが出来たのですか?」だと思います。我々の将来にとって非常に参考になるお答えをいただけるのではないでしょうか。
[DVD(吹替)] 6点(2006-11-04 13:31:43)
213.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 
知人が勧めるのでテレビでじっくり見させてもらいました。誰でも思いつきそうなプロットですけど、あまりの単純な発想の為にこれまで誰も使わなかったという逆説的なプロットの勝利と言えるかもしれません。娯楽作品としてはテンポも良くて結構楽しめました。藤原君は相変わらずの何とも言えない味のあるクールな演技でした。エルについては、称賛する人が多いようなので、どんな奇人変人が出てくるのかと思ったら、多少変わり者のオタク少年程度に感じました(ちゃんと服着てるし、食べ物もジャンクだけどマトモなもの食べてるし)。殺される犯罪者たちも憎憎しさがあんまり感じられないのは、作った人達が皆さんまともな人達で、常識の枠を越えられなかったということでしょうか。2時間前後の映画という時間の制限の中では、法の無力さを痛感してデスノートを使うようになる過程や、最初は懲悪的だったライト君が次第に自分に邪魔な人間を殺すように心が変化する過程の描写が不十分なのはしょうがないとしても、このお話の最大の問題は、警察は心臓麻痺で次々と犯罪者が死んでも、絶対に殺人事件として捜査はしないだろうという点です(なんせ彼らは明確な殺人が起きるまでは、強迫されようがストーカーされようが、助けちゃくれない組織ですから)。そもそも警察は何を根拠にライトを捕まえようとしているのだろうか?(実際に手を下すのではなく、人を呪い殺すだけでは殺人には問われない、というのが現行法のはずですけど)。
[地上波(邦画)] 6点(2006-10-28 19:02:11)(良:1票)
214.  霧笛が俺を呼んでいる 《ネタバレ》 
存命中のトニーについては勿論全く知りません。この作品も初めて見たのは彼の死からずっと後になった、社会人になってからです。拳銃をぶっぱなす殺し屋の役の多かった彼の作品の中では、颯爽とした海の男役のこの作品が一番気にっています。ストーリー的には「第三の男」の完全なパクリではありますけど、霧にむせぶ港横浜の郷愁を感じさせられます。美也子役の芦川いづみも魅力的でした。そして、何と言ってもテーマ曲の「霧笛が俺を呼んでいる」が気にいりました。
[DVD(邦画)] 6点(2006-10-22 21:51:03)
215.  蝿の王 《ネタバレ》 
随分前から見たいと思っていたのですが、まあ合格点は上げられると思いました。ただ、原作にある、蝿の王(=闇に潜む怪物)の意味とか(映画では怪物の正体は気のふれた機長とされていたようですが)、サイモンが殺されるに至った背景などが描かれていなかった為に、最後のオチも含めて、やや底の浅い単なる子供向け映画になってしまったのではないかと思います。(この映画を見た後でホームルームで君はラルフ派かジャック派か話し合おう、みたいな)。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-09-24 00:05:32)
216.  迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
題名でも分かるように、仕事にも恋人にも恵まれながら、結婚に不安を感じて躊躇する女性をテーマとした映画のようなのですが、私には、サラの一家は果たして「卒業」の題材になった一家なのか、サラは「卒業」のエレン(サラの母)とベン(ボー・バローズ)の間に出来た子供なのか、という謎解きの方に興味をかきたてられました。そういう意味で、この映画に「卒業」のプロットがなかったなら、至極平凡な映画になっていたのではないかと思います。ジェニファー・アニストンは「フレンズ」のレイチェル役のイメージを抜けきれていなかったのですが、この映画で多少彼女の演技力を見直しました。(ちなみに、映画はまだ一般公開前ですが、ユナイテッド航空の機内映画で見ました)
[ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-21 21:55:09)
217.  ザ・インタープリター 《ネタバレ》 
みなさん意外と厳しい批評ですが、私は米国との往復の飛行機の中で見た8本の中ではこれが一番印象に残りました。アフリカの黒人国(差別ではありませんが)であんな美しい白人女性が育つものだろうか、という違和感はありますが、これまであまりアフリカを題材にした映画がなかったところも新鮮に感じた理由かもしれません。プロットが凝っていて、この手の映画にありがちな途中で先行きが分かってしまうようなこともなく、終盤まで展開が読めず最後まで飽きませんでした(内容が複雑過ぎて、終わった後も、「果たして最後の彼女の暗殺未遂は、最初から仕組まれたものなのか」、「彼女は陰謀に絡んでいたのか、巻きこまれただけなのか」、「一体どこまでが大統領側の陰謀なのか」など不明な点が多々残りましたけど)。
[ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-19 15:40:18)
218.  ギフト(2000) 《ネタバレ》 
初めて見るのかと思って見ていたら、最後の方になって何となく見覚えがしてきて、以前に一度みたことがあるのを思い出した、というほど、これといった特徴もインパクトもなく印象に残らない作品でした。製作者が大作を作成中の片手間にホラーサスペンスの色々な要素を少しづつ集めてきて纏め上げてもう一本おまけに作った小作品というイメージでした。かといってあまり批判的になる気にもなりませんでした。ストーリー的に無理はないし、これ見よがしのしつこさもないし、アニーやバディの苦しみながらも健気に生きる姿に、なんとなく勇気づけられてしまったりもします。力入れて正面から見ると失望するかもしれませんが、落ちこんだ時なんかにはほっとさせられるのかもしれません。
[地上波(吹替)] 6点(2005-10-30 12:42:45)
219.  狼王ロボ 《ネタバレ》 
幼かった頃親に連れられて映画館で見たのですが、その後しばらくはプログラムに書かれていたあらすじを毎晩寝る前に、親に読んでもらわないと寝つかれなかったほどにその印象は強烈で、幼心に「人間=自然の秩序を破壊する悪者」、「狼=健気に家族を守り人間に立ち向かう善者」という図式が刷り込まれてしまったように思います。原作のシートン動物記ではロボは最後は無残に殺されてしまうのですが、映画ではまんまと妻を奪還して、勇躍群れを引き連れて山の彼方に去って行くという劇的な終わり方になっていたのが一層印象を強くしたと思います。動物をテーマにした子供向けの映画は沢山あるけれども、ここまで人間に敵対した動物を描いたものは少ないと思います。放映から随分とたちますが、もう一度あらためて見てみたいと思うのですが、テレビで放送してもらいたいものです。人生の起点となった作品ということで例外的に10点をつけました。
[映画館(字幕)] 10点(2005-10-25 23:35:55)
220.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
原作未読、ドラマ未見なんで偉そうなことも言えませんが、エンディングテーマが流れ始めて、「あらら、これで終りなの?!」というのが率直なところでした。「黄泉がえり」、や「今会いに行きます」のような、劇的な最後の落ちを期待してしまった私が悪いのかもしれません。要するに「愛と死を見つめて」の現代版、なのですね。そうなると自分と年代が離れてしまっているのと、二番煎じ作品であることから、こちらの方が部が悪いのはしょうがないのかもしれませんが、結局淡々として見終わってしまいました。粗探しするつもりはありませんが、どうしても気になってしまったのは、(才色兼備でスポーツ万能の大人びた女生徒の)アキが(特に取り柄の無い平凡な男子生徒の)サクになぜ引かれたのか、サクと律子は結婚間際になってもなぜお互いの素性を全く知らなかったのか(律子は明かにびっこを引いているのだから、普通は親しくなれば、「その足どうしたの」「小さい頃入院中のアキっていうお姉ちゃんのテープを彼氏に届けようとして事故にあったの」「えっ、もしかして君、アキのテープを届けてくれていた女の子?」とかなんとか会話が発展していったのではないのでしょうか)、そしてアキのエアーズロックへのこだわりの設定が唐突で強引だったことです。原作の中ではここら辺りはうまく説明されているのでしょうか。長澤まさみは将来吉永小百合のような大女優に成長してもらいたいですね。
[ビデオ(吹替)] 6点(2005-09-25 20:24:58)
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