201. らもトリップ
インタビューによるドキュメンタリー部分とオムニバス映画3話による構成。 まずはオムニバス映画の感想から。 1話目・・・ヘビ女の話だがファンタジー過ぎてついていけず。 2話目・・・吸血女の話だが、これも画が暗く内容も暗いので好みじゃなく。 3話目・・・売れっ子作家がクローンを作る話だが、これだけは面白かった。 次にインタビューによるドキュメンタリー部分について。 大半のエピソードは、中島らも対する愛にあふれていた。 優しいけど、かなり風変わりな方だったようだ。 エンディングソングの歌詞がかなりイっていて面白い。 でもその歌詞には愛が込められている。 言葉はマズくても、そこには愛がある。 言葉遣いが丁寧でも敵意にあふれたものより百倍良い。 人間は言葉遣いといった表層的なもので決まるのではなく、中身が大事だと感じた。 それを教えてくれた映画だった。 [DVD(邦画)] 7点(2020-09-22 19:25:04) |
202. ヴァージン
リアル過ぎて切なくてつらくなった。 深く印象を残したが、決して気分は良くはならない。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-09-22 01:19:57) |
203. 最低(2009)
今泉監督の初期作品を集めたDVDとの事でレンタルしてきました。 今泉監督の作品は、後年のものから見てしまったので、本作の映像面については不満が残ります。 やはり映像の美しさは大事ですね。 内容としては後年の作品の原型とも言え、この頃から会話の掛け合いが面白いです。 そして男優陣が垢抜けていないのも共通しています。 今泉監督は、今もっとも注目している監督なので、その監督の初期作品を見られたのは意義がありました。 [DVD(邦画)] 7点(2020-09-18 10:09:57) |
204. 君と、徒然
三話から成るオムニバス。 出てくるのは全員可愛らしい女の子たち。 たわいもない内容なので、出てくる女の子たちを鑑賞するだけの映画かな。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-09-14 06:26:42) |
205. おんなのこきらい
森川葵より劇中歌を歌っているおんなのこの方がかわいいな! こじまんりとしていて、なかなかの佳作。 映像も音楽も良い。 話としては、女性監督が扱う事が多い気がする摂食障害を題材にしている。 いかにもタチの悪そうなバーテンに惚れてしまうのは世の常。 少しくらい悪そうな男がモテるってのがリアル。 そして、そのバーテンにフラれて傷心中のところに優しい声をかけてきた男に惚れてしまう。これもまたリアル。 容赦のないリアルさは女性監督が女性を描いているからだろう。 この様な話は男にはなかなか書けない。 そこがまたこの映画の良さでもある。 それにしても音楽良かったなぁ〜 歌ってる女の子かわいいなぁ〜 少し脚は太いけど。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-12 17:30:16) |
206. エンドレス・ポエトリー
《ネタバレ》 見ていく内に、その奇妙な世界に慣れてしまい、後半は消化試合の様になってしまった。 つまりは長くて飽きてしまった。 一番インパクトがあったシーンは、生理中の小人女性との性行為。 これは流石にビビった! [インターネット(字幕)] 4点(2020-09-11 22:30:39) |
207. 愛がなんだ
《ネタバレ》 正直、こんな女の子は苦手だし、絶対無理だ。 ここまで好き好きアピールされたら疲れてしまう。 だけど好きなんだから仕方ないし、ここまで執念で追い続けるなら勝手にしたら良い。 自分が好きなように生きれば良いのだ。 好きとか愛とかを超越した何かなのかな。 いや、単純に手に入らないものへの執着心かも。 人物同士の会話の掛け合いが実に面白く、味わい深い。 ますますこの監督が好きになりました。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-09-10 01:26:27) |
208. シチリアの恋
《ネタバレ》 冒頭からイライラする悪い意味でしびれる展開。 ヒリヒリする。 後半、若干盛り返すも、あざとく感動を狙った展開に嫌気がさした。 ベタな恋愛映画は好きだが、これはベタというより下手な展開の恋愛映画。 ぬいぐるみに扮して彼女と触れ合うアイデアは悪くないが、果たしてあの状況でぬいぐるみに抱きつくかなぁ。 どこか不自然だな。 あと邦題が圧倒的におかしい。 ほとんどシチリアなんて出てこない。 これは悪いモノを観てしまった感。 期待して観ただけに残念! [インターネット(字幕)] 2点(2020-09-09 20:54:16) |
209. アイネクライネナハトムジーク
《ネタバレ》 「振り返ってみて、あの人と出会えて良かった」と、後で思える出会いなら良いんじゃないかな? これは確かに。 最後まで飽きずに見られたが、多部ちゃんの出番が少ないのには不満! 群像劇なのは分かるが、他のエピソードいらん! もっと多部ちゃんを出して欲しかったな。 サッドウィッチマンなんか出してる場合じゃないよ。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-07 00:50:33) |
210. 知らない、ふたり
《ネタバレ》 今泉監督に降参!参った! これは面白い。 レオンが最初に登場した時、なんだこのカッコつけた野郎は!と思って見ていたけど、終わってみると凄い良い奴に見えたりして、ハイ、わたし単純です。 時間軸がいったりきたりするのは『運命じゃない人』を思い起こさせるが、これが実に効果的。 イケメン揃いの為、男性陣の見分けがつきにくく、人物相関に関して少々混乱する部分はあったものの、なんとか話についていった。 でもそれはラストシーンでレオンの表情が一気に明るく変化するところで消し飛んだ。 あれは良いラストシーンだなぁ。 これは良い映画だ!見て良かった!と思えた。 ついでにエンディングソングも良い! これから遅らばせながら、今泉監督の作品をどんどん見ていくつもりです。 素晴らしい監督に出会えて良かった。 男女の出会い、一目惚れ、もとさや、色んな要素が奥深く表現されていて、とっても魅力的な作品でした。 [インターネット(邦画)] 9点(2020-08-30 01:40:28)(良:2票) |
211. 東京公園
《ネタバレ》 豪華女優陣に惹かれて鑑賞してみたが、青山真治監督がそれを全く活かしきれていない模様。 コニタンと三浦春馬との恋の幕切れには、ハッとさせられたが、そこだけ。 それ以外は退屈なものだった。 もう青山監督の作品は見ないでおこう。 そう心に決めた記念碑的作品。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-08-28 20:30:46) |
212. キック・オーバー
《ネタバレ》 メル・ギブソンとクソガキの物語。 メキシコ国境を舞台にしているときいて、メキシコの荒廃した風景を堪能できるかと期待したが、舞台は怪しい刑務所内に終始していた。 何でもアリの刑務所で楽しそうだが、そこを牛耳っている輩がおり、ある意味では息苦しい環境。 そこでメル・ギブソンが大暴れ。 実に無敵ぶりを発揮していた。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-08-26 17:38:26) |
213. ニワトリ★スター
《ネタバレ》 冒頭のぶっ飛んだ内容で、この勢いで2時間いかれたらキッツイなぁ〜と思っていたら、その後は案外、フツーの人間ドラマだったりで一安心。 鳥肌実が悪の救世主みたいな、毒をもって毒を制す的な場面には、鳥肌が立った。 いいぞ〜、鳥肌実! [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-24 08:16:08) |
214. リップヴァンウィンクルの花嫁
《ネタバレ》 ストーリーを純粋に楽しめた。 前半の畳み掛けるような不幸の連続。その緊迫感。 絶望の境地でフラフラと歩く黒木華、そこに流れる音楽。 とっても印象的! しかしCoccoが出てくるクダリは気持ち悪くてダメ。Coccoの見た目がムリ。 花嫁姿で黒木華とCoccoがはしゃぐシーンは、出来る限り黒木華だけを見てました。 岩井監督はCharaとか気持ち悪い女性ミュージシャンを使うのが好きだよなぁ。 本作は映像が美しく、そして音楽の使い方も素晴らしく魅力的。 岩井監督の良さ悪さ、その両面が存分に発揮された力作! [インターネット(邦画)] 8点(2020-08-23 21:52:45) |
215. ローリング
シュールでエロティックでコメディ。 ごった煮の映画。 こういうの好きな人は好きなんだろなぁ。 自分はダメだった。 見る前は勝手にシリアスな恋愛モノだと思い込んでいた。 完全なる勘違い。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-08-21 00:30:42) |
216. 嘆きのピエタ
《ネタバレ》 キム・ギドクらしいエグイ内容。 変なものを食わせるシーンがきつい。 ニセ母親が飛び降りる。 これ以上の復讐は確かにない。 不幸のもとに生まれた男なのに、最後まで救いが無いのは正直きつすぎた。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-18 21:08:45) |
217. 台湾、独り言
《ネタバレ》 出てくる日本人も性格が非常に悪いが、出てくる韓国人も独りよがりで怒りっぽい。 これじゃあ気が合うわけがない。 というか、こんな口喧嘩を映画で見せられても面白くはないかな。 [インターネット(邦画)] 3点(2020-08-17 00:15:48) |
218. レヴェナント 蘇えりし者
《ネタバレ》 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ作品が好きなので鑑賞。 音楽担当は坂本龍一、グスターボ・サンタオラヤが担当でないとイニャリトゥの良さが出ん! 内容もそこまで面白くないが、アクション好きには楽しめるのではないだろうか。 それにしても、息子を殺されるというのは見ていて辛いものがある。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-08-16 13:27:54) |
219. 君に届け
《ネタバレ》 10年以上ぶりに10点をつけます。 その純粋すぎる透き通った話に心を打たれた。 多部ちゃんの純粋さ、家族を思う気持ち、友達を大切に思う気持ち。 なんという透明感のある真っすぐな人なんだ。 残念ながら今年、自らの命を絶ってしまった三浦さんがお相手なのだけれど、三浦さんも多部ちゃんに負けず劣らず純粋で爽やかでカッコいい。 男の私でも惚れてしまう様な透明感、優しさ。 これはおそらく三浦さんご自身の人間性が、この映画に投影されたからこそ、ここまで魅力的に映ったに違いない。 ラストシーン、自分の想いが相手に届いた時の感動、久しぶりに涙が止まらなかった。 心が洗われた。 映画を見てきて良かったと思える作品だった。 これからも映画を死ぬまで見続けたい、そう思わせてくれる作品だった。 この作品に出会えて幸運でした。 その反面、三浦春馬という稀有な俳優を失ったという寂しい、なんともやるせない気持ちなりました。 あらためてご冥福をお祈り申し上げます。 最後に多部ちゃんの両親が食事をするシーン。 このシーンを見て、愛する人と結婚できた幸せ、そして愛する人をもっと大切にしていきたいと、心から思いました。 この映画に感謝! [インターネット(邦画)] 10点(2020-08-14 01:04:27)(良:1票) |
220. この街に心揺れて
《ネタバレ》 可もなく不可もない台北発ラブストーリー。 台湾映画なのだがアメリカだの日本だのの話題が出てくるので、そこまで異国情緒に浸れず終い。 ラブストーリーに酔いしれる事もなく、台湾の雰囲気を堪能できる訳でもなく、そのまま終幕を迎えてしまった。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-08-09 23:20:10) |