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すべからさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1845
性別 男性
ホームページ http://twitter.com/subekari
年齢 42歳

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201.  ハート・ロッカー
これといったストーリーもなく、人間ドラマがあるわけでもなく、一面クリアしたらすぐに二面、そして三面へといった感じで進行していく。高い緊張感のまま時間がリアルにじっとりと経過していくため、観ているこちらも時間の間隔がマヒしてくる。 爆発物処理中さえも、一般市民に混じったゲリラからの狙撃があるかもしれないという二重の危険。 処理班の彼らは敵の殲滅が目的ではないため、戦闘は攻撃をしかけられてはじめて開始される。戦闘が開始されたとしても、彼らはどんな奴と戦っているかも分からない。見えない敵と戦うことほど恐ろしいものはない。 そしてその恐ろしさを屁とも思わないようにも見える班長は勇者のようにも見えるが、狂人のようにも見える。こちらまでハラハラさせるような班長の行動に目が離せないのである。 他方、減点ポイントとしては最近流行りのぶれまくりでガタガタなカメラ。しかも寄りが多いため、とにかく見づらい。確かに臨場感、緊張感を煽る効果はあったと思うが、このカメラのせいで疲労も2倍。 こういう濃い作品にスポットが当たることは良いことだと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-09 18:15:20)(良:1票)
202.  コララインとボタンの魔女
何気に結構怖くて、キャラクターも雰囲気も演出も下手なホラーより怖い。怖いと言うより気味が悪い感じ。 主人公のコララインがかなり逞しくて、普通のガキんちょならドン引きして泣き叫ぶようなところでもほとんどビビらないのが頼もしい限り。 ストップモーションアニメという古典的な手法と、最新の3D技術が綺麗にマッチしていて、眼に楽しい作品。ホラーと人形の相性はやはり抜群。 CG全盛の時代だからこそ、こういう映画にはもっとヒットしてほしいなー。
[映画館(吹替)] 8点(2010-02-28 19:24:11)
203.  処刑山 -デッド・スノウ-
おもしれー!くだらねー! ノルウェー産、ふりきれてる容赦なしのバカスプラッターファンタジーホラーだ! 血しぶき吹き散らし、臓物だだもれ。 息を引き取る最後の瞬間までボケることを忘れない緊張感のない登場人物達と、何故か必死の形相で、隊列を組みながら猛ダッシュでタックルをしかけてくるナチゾムビ達との血みどろの死闘が腹筋をこれでもかと刺激してくる。 場内も爆笑の渦に包まれていた。 お約束をふまえつつも、アイデア豊富で研ぎ澄まされた笑いのセンス、スプラッター描写、飽きさせない怒涛の展開・・・初期ピーター・ジャクソンに全くひけをとってない。 PJの「バッド・テイスト」と同じ香りする。(てか、似てる) 久しぶりに元気をもらえる映画を観た。 ばーかばーか。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-02-26 14:36:38)(良:1票)
204.  空気人形
この映画は表現が多角的であり、色々な受け止め方ができると思う。 淡白ながらも静かで美しいBGMと映像が、じっくりと腰を落ち着けさせ、考えさせてくれる。本作の人々は生々しい姿を見せながらも、誰も声を荒げて感情表現しないし、誰も他人に悪意を向けたりしない。でも、善人というわけでもなく、どこか空っぽ。 淋しくて、苦しい彼らにとっては、心なんてない方が楽だったかもしれない。でも、ギリギリのところでとりあえず日々を生きるしかないのだ。 「あなたの代わりはどこにもいない」と、いつかそんな風に言われたい、思われたい、そして誰かを満たしたいと願いながら。  鑑賞後、ジワジワ来る。 
[映画館(邦画)] 9点(2010-02-19 10:41:05)(良:1票)
205.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
マンデラさんの偉大さは十分に伝わってくる。 しかし、ラグビーチームの面々の描かれ方が薄く、クライマックスにテンションが上がらなかった。 深刻な人種差別問題を提示することではなく、更にその先に眼がいっていて、人種差別の非道さを批判するだけでは何も解決しないという極めて寛大で前向きで実践的で、正当なメッセージである。 マンデラさんもさることながら、マット・デイモン演ずる主将も人格者すぎて、親近感が持てる部分がなかったことや、これといった困難や悲劇が描かれていないことが、僕個人の感動につながらなかったのかもしれない。
[映画館(邦画)] 6点(2010-02-19 10:18:11)
206.  おとうと(2009) 《ネタバレ》 
現代劇とは思えない古臭さ! しかし、古臭くっても全ての人がしっかり人が息づいている山田洋次ワールドが僕はとても好きだ(東京者には体温が感じられなかったが)。 前半、中盤の笑いとシリアスさのバランスは絶妙で、ベタながら、人情喜劇のお手本とも言えるべき、安心感がある。 それだけに、後半はいわゆるお涙頂戴な流れになっていったのが大変不満だ。 確執を解決するのが不治の病だなんて、都合が良くてつまらん展開にはちょっとガッカリ。 野垂れ死にもできず、死を家族に看取られるなんてフーテンにあるまじき最期だ! 仮に寅さんのラストがこんなんだったら凄く嫌だと思う。
[映画館(邦画)] 6点(2010-02-12 00:33:17)(良:2票)
207.  KAMACHOP カマチョップ 《ネタバレ》 
幽霊や死神といったおいしいキャラクターや世界観の設定がほぼ無意味で、人間とほぼ変わらないってのが勿体無い。ストーリーもちんまりとした人情話中心で面白味にかける。 主人公の二人が大して活躍せず傍観者で終わってしまい、最後にもうひと盛り上がりして活躍させて欲しかったところ。 どうも一本にまとめてきれていない物足りなさがあり、ラストの「続く」的な終わり方もそんな気持ちの現われのように思えた。雰囲気は結構好きでした。
[DVD(邦画)] 6点(2010-02-11 19:42:43)
208.  マーターズ(2007) 《ネタバレ》 
序盤、唐突な復讐による虐殺に、これは面白くなりそうだと予感したのが見事に大外れ。訳わかんないグダグダで陰惨グロ映像の垂れ流し。そして、ほぼセリフなしに、ひたすら女の子がボコボコに殴られ、衰弱してく姿を延々と見せられ、反撃もナシ。 ホラー、スプラッター好きの僕もドン引き、そんなカテゴライズ自体無意味の悪趣味変態映画。こんな虐待を最終的に高尚な感じに仕上げようとするところとか、作ってる人マジでちょっとヤバイ人なんではなかろうか(ある意味褒め言葉)。こういう映画は好きになれなくていいや。
[DVD(字幕)] 1点(2010-02-09 23:39:28)(良:1票)
209.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》 
怖いか怖くないかで言えばそりゃ怖い、こんなことホントにあったら。 面白いか面白くないかで言えば全く面白くない。ダラダラ思わせぶりに進めて、あの程度じゃ満足できない。とりあえず、ドア閉めて寝なさい。 全ては二、三の衝撃映像のための長い前振り。 こっちは衝撃映像の連続に阿鼻叫喚が止まらない!ってのを期待してたのだが、期待の仕方を間違えたようだ。
[DVD(字幕)] 3点(2010-02-09 14:25:56)
210.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
差別をテーマにしたものでも、差別する側から描かれたものは案外少ないのではなかろうか。家族、登場人物のそれぞれの考え方が異なっていて、多角的な視点で描かれている。 登場人物に、いわゆる憎たらしい悪人がいないのが逆にリアルで、主人公の少年以外、皆ただ当たり前のものとして差別的意識を持っている。主人公のお姉さんが、そういう教育を受けていき、差別観が形成されていく様が問題の根本なのだろう。 重いテーマながら、コンパクトで分かりやすく、見やすく、頭を抱えてしまうようなラストも素晴らしい。道徳の教材にすべき、価値のある逸品。  あのお父さんは、今後どんな生き方をするのだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2010-02-07 02:05:13)(良:1票)
211.  しんぼる 《ネタバレ》 
何か自分にしかできない凄い映画を撮ってやろうという気持ちで作ってるんだろうが、これはちょっとつまらなすぎる。 密室でのまっちゃんの一人芝居は、おおげさなコント的なリアクションがきついし、どうしちゃったの?というくらい全然笑えなくて、心配になってくる。終始あくびが止まらず退屈。 崇高ぶったラストにもイラッときた。 案外、まっちゃんが出てないシーンはちゃんとした映画っぽかったので、奇をてらわずに、自身が出演せずに真面目な映画を撮ってみたら良いのではなかろうか。 大日本人に2点をつけたので、本作は1点で。  
[DVD(邦画)] 1点(2010-02-05 11:57:02)
212.  ラブリーボーン
ハッキリ言って、ピーター・ジャクソン監督作品で一番面白くなかった。 悲劇性を強調しないドライな死の描き方は悪くないんだが、成仏ストーリーにしたいんだか、サイコサスペンスにしたいのか、最後までこの映画の方向性が見えなかった。 あの世のファンタジーと現世のサスペンスがマッチしてない。 ストーリーも面白くないし、死後の世界は映像みせたいだけって感じがした。 原作は面白いのかなぁ? うーむ…。
[映画館(字幕)] 4点(2010-01-31 03:20:14)
213.  エクトプラズム 怨霊の棲む家
むむむ、この映画結構怖かったぞ。 お姉ちゃんのおっぱいシーンがあるわけでもないし、血しぶきプシャーッとかもない。おバカ女のギャーギャーうるさい悲鳴もない。直接的なエログロのない正統派かつ硬派で丁寧な一作。真面目なオカルトホラーで、これだけ出来が良くて、ちゃんと怖い映画は久しぶり。音でビビらしてくるシーンが多いのが若干気になるが、ジワジワとネットリした慎ましい怖さは上質。 実話を元にしているらしいが、信じるか信じないかはあなた次第。って、最近多いな。 …いわくつきの物件にはくれぐれも気を付けましょう。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-01-30 16:18:53)
214.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
ゴチャゴチャしてはいるものの退屈させない構成もいいし、役者もみんな良いし、楽しく温かい目で見れる。やたら多い登場人物のそれぞれ無理めな恋模様。その中でただ一人、恋に浮かれることのないビル・ナイの下品なダメスターっぷりには惚れた。 着地点が余りにも安易かつ綺麗すぎるので、ひねくれ屋の僕としては、もっと恋に破れたズタボロな人もクローズアップしてほしかったところ。 クリスマスだからっていう理由の告白やご都合主義はずるい!まったくくだらねーぜ!とか思いながらも、そこはかとなくホッコリとした満足感をもってしまってるのが悔しい。面白かったし、安心して人にススメられる一本には間違いない。
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-30 16:10:56)
215.  ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 2 ルージュ編 《ネタバレ》 
part2も観終わり、二部作鑑賞終了。 満足度は高いものの1を見終わったときの期待値は超えなかった。 法廷で啖呵を切ったり、華麗に脱獄する姿は惚れ惚れするが、パート1に面白い部分を詰め込みすぎてしまったか、1と比べると、どうしてもインパクトが弱い。 一人の人間の話を二部作にしたからにはやはりその人間にも変化が欲しい。 冒頭でも見させられるが、彼の結末は死以外用意されていない。結末を先に見せる手法なら、後半につれ改心してみるなり、狂気にとりつかれていくなりの変わっていくくジャックさんの姿を見たかった。確かに魅力的な主人公ではあったが最初から最後までほとんどぶれてないし、ストーリー性も弱いためこの長尺がいきてない。 この映画は完成度がひたすら高く、センスも良く、とても面白いのだが、人間の内面が全く描かれてないため、心に響かない。脇役が次から次へと変わるので、パート1のことを覚えていなくても問題ないのはいいんだが、その分、この二本を通しての名脇役として心に残る人物もいなったのは痛い。 時間も鑑賞料金も二倍の二部作ですから、大作としての要求は当然高まる。三時間くらいで一本にまとまってたら傑作の判を押していたかもしれない。  しかしながら、ハリウッド臭くない上質なフランス産クライムムービーを観れてなかなかに満足した。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-26 18:56:51)
216.  愛のむきだし
劇中で一体何度「変態」という言葉を聞いただろうか。 むきだしの愛を中心に、宗教と友情と勃起と盗撮と血と絶望とが入り交じった青春アクションシリアスコメディサスペンスラブストーリー…とジャンル分け不能のごった煮な映画でありながら、バランス感覚は良い。 長くて無駄が多いし、安っぽさが目立たないわけでもないが、尋常ではない人生を送ってきたむきだしな登場人物たちの行方に目が話せず、4時間近い尺もなんのその。 しかし、盗撮はともかく、好きな女でしか勃起しないなんて変態どころか、究極に純粋だと思うぞ。そして、やはり安藤サクラはエロい。 あと、いくら長いからといって、DVD上下巻に分けて別売りするのはヤメテ欲しいですね。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-24 20:41:41)(良:1票)
217.  レスラー 《ネタバレ》 
勝利のためでも、栄光のためでも、金のためでも、愛のためでもない。死の危険があろうが「リングで戦う事」こそが彼の生きるための唯一の道であっただけなのだ。現実での孤独な戦いと比べたら、リング上では怖い事なんか何もない。 男にとって、人間にとって一番大切な事は、やはりその時々の状況によって変わって当然。身も心も痛々しさと生々しさが全開で描かれ、ある意味消去法的に道を選んだようにも見える男の話だが、全く嫌な気分にならない。これが生きるって事なんじゃなかろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-24 01:43:14)(良:2票)
218.  海角七号/君想う、国境の南
うーんダサいなー、この映画。そして安っぽい。(予算云々の話でなく) なんか演出が、10年以上前の日本のメロドラマみたい。演出とか、セリフ回しとか全てがダサくて安くてむずがゆくて肌に合わない。音楽が重要な要素の一つなんだが、後半は良くなってくるものの特に序盤のBGMは酷すぎる。  そして、主演二人の魅力が極めて弱い。ヒロインなんか凶暴で情緒不安定で意地悪そうで可愛くないし。この二人がどうなろうと全く興味がわかない。 脇役陣はいい感じの人たちが揃っていて、魅力薄な主人公ふたりを食っちゃってます。そんな人達のドタバタは笑えるところももちろんあるけど、こんなおちゃらけコメディとは思わなかった。物語の核のはずの手紙(海角七号)の話がなんか添え物のようだ。  ゲストキャラとして参加してるミュージシャンの中孝介がは、見るも無残な棒演技。 最終的に後味良く帰れたのは完全に歌の力だ。「のばら」は文句なしに名曲。  しかしながら、製作者の日本への友好的なメッセージが伝わってきて、こういう映画が台湾で大ヒットしてるってのは素晴らしいことだとは思います。
[映画館(字幕)] 5点(2010-01-23 11:28:16)(良:1票)
219.  カポーティ 《ネタバレ》 
「冷血」は未読だが、読みたくなった。 死刑囚を題材に小説を書き上げようとするカポーティ。親しくなり話を聞き出すことが目的だが、やはり親しくなればそれなりに同情も産まれる。しかし、彼らが死なないと小説が書き上がらないため、彼らの死すらを願うカポーティ。そんな自分自身に葛藤しながら書いている小説のタイトルが「冷血」。 人間の悪意でも善意でもないドライな部分に切り込んでいて言い知れぬ恐ろしさを感じた。女性的な話し方で相手に気を許させてしまう、底しれない複雑なカポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンが絶賛されたのもうなずける。
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-16 18:23:01)
220.  キャピタリズム~マネーは踊る~
金返せ!!と言いたくなる映画。  あ、もちろん映画に対してではなくって。 今回はお勉強のような内容。こんな大学の教授がいたら授業一生懸命聞くだろうな。 マイケル・ムーア先生のテーマは「資本主義」。徹底的なアメリカの資本主義に対する批判。日本も確実に同じような道をたどってきているな…。 民主主義は素晴らしいが、それが徹底した資本主義じゃなきゃいけない理由もなく、こんな状態なら社会主義的な部分があってもいいのかもしれない。 そういう考え方もアリだな。と、また視野を広げてもらいました。 
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-16 13:33:31)
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