201. 紙の月
うーむ。これが実話だったらまだ脳内補完できるのかもしれませんが これをフィクションでやる意味って。 不倫相手の少年に引かれあうシーンがバッサリはしょってるので いまいち入り込めなかったね。 [DVD(邦画)] 4点(2016-11-22 09:19:30) |
202. 闇金ウシジマくん
論評が難しい作品。怖い物見たさじゃないが自分が知らない世界の映像化を少し覗いて見よう。 そんな感覚だろうか。しかし噂で聞いた怖い話や変わった話、都市伝説の延長線上でしかなく 見てみたいと言う好奇心は多少満たされたとしても結果何かが残っている訳では無いので。 ただコレ系の作品を見たときに、フィクションではあるが 真面目に仕事して借金地獄に堕ちないようにしよう。そういう気持ちにはさせてくれるね。 [DVD(邦画)] 4点(2016-11-16 07:07:04) |
203. クライマーズ・ハイ(2008)
《ネタバレ》 新聞記者や編集の仕事でもしてればハマるのだろうか。 早口でボソボソ声はリアルではあるがヘッドホンでなければ聞き取りにくく。 臨場感を出すための無駄なカメラワークが鼻につきました。 みな無駄に怒ってばかりで。血気盛んなこと。これら演出で緊迫感や迫力が 出たとしても、その分、シナリオが犠牲になり、内容が薄い。 他社より早く情報を出す事に命を削ってる様を描きたいのかもしれないが、 事故調がいずれ発表するようなネタを他社より半日程度早く公開する事に 執念を燃やしてるのかもしれないが正直一般人の大半は 正直そんな事は求めて居ないだろう。 選挙速報で他社より早く当選確実を出したがるテレビ局と 似たようなものだろうか。そこが浅く実にくだらない。 [DVD(邦画)] 3点(2016-11-14 00:22:12) |
204. STAND BY ME ドラえもん
いくつかの名作も一つの映画にすることで作品の持つ雰囲気が薄まった気がします。 あまり楽しめませんでした。 過去のドラえもんの感動話を何度でも見たいドラえもんマニアはどうぞ。 [DVD(邦画)] 4点(2016-11-11 07:54:57) |
205. ダ・ヴィンチ・コード
キリストや宗教に何の知識も縁も無い自分には退屈で長いだけの映画でした。 謎を解いたら次の謎を解く、脱出ゲームの映画版・・・と言った所でしょうか。 その手の歴史に興味がない時点で楽しめない事が確定でした。 [地上波(邦画)] 3点(2016-11-07 00:26:50) |
206. 映画 けいおん!
《ネタバレ》 私は漫画もアニメも見ておりませんし、そんなに興味も持つような年代の 人間ではありません。つまりジジイって事ですね。 つまり自分から進んで見たわけではなく、流れで見る事になりました。 せっかく見たのでレビュー。 正直最初はキツかったです。登場人物は多いが全員同じキャラクターにしか感じず、 声もキャピキャピしすぎて早いので聞き取りづらい。展開は平坦・・・。 これがあと数時間続くと思うと耐えられないなぁと内心思いながら見ておりましたが・・・。 ロンドンに行った当たりから、慣れて来たのか、ちょっと楽しくなりました。 街ブラのTVを見て観光を楽しむような感覚で見ることができました。 そんな感じで見ていると、次第にキャラクターや世界観への否定的な気持ちも薄れてきて、 なんやかんや、終わってみると、まぁいいんじゃないの?と。そんな感じでした。 ファンから見たら6点は低いかもしれませんが自分の中では思って居たより良かったので ちょっとオマケの得点です。 [地上波(邦画)] 6点(2016-10-06 14:02:10) |
207. ボビー・フィッシャーを探して
《ネタバレ》 最初から最後まで飽きる事無く見られる作品。でも、ただそれだけかもしれない。 スパルタが良いのか、それとも個性を伸ばすのが良いのか。 一つの事に打ち込むのが良いのか、それとも色々な分野で見識を広げるべきか。 持って生まれた性質と才能を元に成功者が語れば、それら全てが正解になる。 雰囲気で見れるものの、内容としてはちょっと肌に合わなかった。 チェスの師の考え方を否定され決別したが認定書を持って来る演出の所は この物語において重要なシーンのはずなのだろうが、認定書を否定した後の フォローのシーンが無いまま、あのシーンに持って行くのは描き方が雑過ぎる気がする。 少年の成長を描きたかったのならば師と別れた後の家族とジョシュの気持ち、 別れた後の師の気持ちはどうだったか、そこをもう少し丁寧に見せてくれたら良かったかなぁ。 [地上波(字幕)] 5点(2016-09-30 15:08:08) |
208. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 昔話・伝承話というのは特定の原作者が居ないだけに、 様々なひとによって継ぎ足され削られる事により表現が曖昧で不親切であったり、 特定の人物一人の思想ではないだけに、得体の知れない空気感が不気味さを感じさせたり 時を経て価値観や表現方法も変わったりで、それらもあって深くは理解出来ない。 その理解できない所を受け取る側が憶測で埋めて行く事で深みを与える部分もあるのだろう。 そんな昔話の想像の部分、監督解釈では「こういう話ですよ」と言うのを映画化した訳ですから 同じような所に情緒的な物を感じる人にとっては、ドンぴしゃではまるだろうが、 そうでない人には全くはまらないと思う。個人的には全くはまらなかった。 今まで語り継がれて来ている、かぐや姫や竹取物語も理解できないが まだ違和感を感じないのは、荒い故に、自分の解釈で勝手に埋める余地があるからだろう。 30分・・・いや引っ張っても1時間で終わる話を、引き延ばしても正直退屈してしまう。 この映画のオリジナルの部分(捨丸と幼少期からの成長)こそが監督の表現したかった所だろうと思うが、 姫が捨丸と過ごした幼少期の輝いた思い出が心のどこかに引っかかっり、 歳を取ることで汚れていく大人の世界、求婚者や帝に嫌悪感を抱き月に帰りたいと願ってしまう。 それを引き立てる為に、爺さんや帝はより悪者に描かれ、そしてすでに結婚し妻子ある身の捨丸と 心の中?で再会し空を飛び回る演出が人間の世界の業に自らも汚れてしまって居る事を 表現したかったのではないかと想像するがそれが、何とも少し昔にありがちだったストーリー。 いつかどこかで見た話に感じる。若い世代にはある意味新鮮で、またそのような多感な時期を送っている あるいは送って間もない人は共感できたかもしれないが、若いとは言えない私には何とも 表現しすぎで逆に薄く感じてしまう。これらの話は現代劇に近く、今の時代では 理解出来ないさせない気高さがある、神々しい神秘の存在の従来のかぐや姫の方が自分には合っている。 そういう意味では、今回の作画演出はどこか不気味さのような、得体知れない雰囲気を出す事に 成功していると思える所は素直に凄い。あの空気感を2時間を超える映画で出すのは大変だっただろう。 この話を現代風の絵で描いていたら、もっとストーリーが薄味に感じられる物になって 居たのではないだろうか。 [地上波(邦画)] 4点(2015-03-19 12:44:04) |
209. 悪の教典
《ネタバレ》 知能犯が周囲に犯人が知られないよう、様々な方法で一人、また一人と徐々に生徒を消していく。 そんなサイコサスペンスをイメージしていましたが、どちらかと言うとホラーに近かった印象。 一見知的に見える犯人だったが、結局、最後は無関係に惨殺していくのだが。 そこに深い、生徒との心理駆け引きは無く、次々と手当たり次第殺していくだけ。 生徒の側も、犯人に立ち向かう訳でもなく、ただ逃げ惑い次々とやられるだけ。 最後に何かオチがあるのかと思って見ていたが 最終的に、何のどんでん返しもなくあっけなく逮捕されて終わるだけ。 内容が乏しいので、振り返るとつまらない映画だったと言う印象しか残らない。 無差別殺人としての恐怖感の演出は、そこそこ出来ていたと思いますが それを目指すなら、もうちょっとリアリティが欲しかった。こまかなツッコミ所も多く気になります。 そもそも散弾銃は鳥などの小動物の素早い動きを止める為の物でしょ。 つぎつぎ遠距離のターゲットをほぼ一発で次々と即死に至らしめる殺傷能力はないでしょう。 教室から校庭に離れた生徒を打つシーンがありますが、あの距離なら 小動物でも死んでないでしょう。そもそも弾帯も無いのに、あれだけの玉が次々と。 手品師かとツッコミたくなります。見た目がホラー主人公ならその時点で現実離れした 世界観なので良いですがジェイソンなどと比べてリアリティがあるだけに、 どうしても細かなところを突っ込みたくなる。 もっとも、理由無き殺戮で残虐な部分を、これ以上リアルにされても 胸クソの悪さが残るだけの映画になりそうだが。 あとどうせ過激なバイオレンスを描くならセットでもうすこしエロ要素が欲しかったかな。 [DVD(邦画)] 4点(2013-12-24 16:09:13)(良:1票) |