221. たそがれ清兵衛
清貧。いや正貧?愚痴を言わず、人のせいにせず、くさらず、へこまない生き方に感銘。なかなか出来ないよ。「ギルバートグレイプ」をちょっと思い出してしまった。もう少し子供へ対する愛情が描けていたら、清兵衛の潔い生き方がいきてきたと思います。山田洋次だけにもう少し会話の面白さを期待していました。数々の賞も含め評判が良かったからもう少し盛りあがるかなと思ったのですが、そこそこ面白かったです。「決められたリズム」いい歌~。 7点(2003-04-07 20:46:35) |
222. レッド・ドラゴン(2002)
楽しめました。「羊たちの沈黙」に及ばぬまでも、怪獣映画となってしまった「ハンニバル」よりはよく出来た作品。プロファイリングもきちっと復活。解決に犯人自身の自滅的行動が絡んできてしまうのが少々残念。平然としてる犯人の意見を論破し、懲らしめる展開の方が私好みでした。レクターも死なないけど、エドワードノートンも死なないなぁ。 8点(2003-03-25 12:58:03)(良:1票) |
223. カリスマ
「なすがまま」? 誰かに説明して欲しい。いやはやなんとも・・・・。 3点(2003-03-11 14:11:55) |
224. バイオハザード(2001)
静寂の怖さ、徐々に出てくる強いキャラなどのゲームの面白さが損なわれていました。ハリウッドの大味。でも「2」への期待を感じるラストはミラのチラッ(?)も含めてよしよし。 5点(2003-03-10 11:53:09) |
225. 青い春
最初は「家族ゲーム」のような独特の空間がある映画かなと思っていたのですが、トイレで包丁を使うシーンから不快感が出てきました。確かにユーモアのある会話やバイオレンスの刺激で飽きはしないが、安易すぎる暴力描写がやりすぎで安っぽい。学芸会のような喋りは下手なのか、それとも漫画で言う「ヘタウマ」なのか? 6点(2003-03-10 11:11:19) |
226. モンスターズ・インク
子供の動きの正確さ、キレイな青色、芸能人の顔を思い出させない吹き替えに◎。 6点(2003-02-26 11:02:06) |
227. チョコレート(2001)
感情をコントロールしつつ冷静に生きていく後半の主人公が良かった。落ち付いた感じの音楽がいい効果を出していた。争いを求めず自分を求める映画。蛇足ですが、濡れ場はすごい。ちょうどその時に女房が見に来たので、なにも聞かれてないのに「こういう映画ではないよ」と言い訳してしまった。 7点(2003-02-25 16:05:27) |
228. 戦場のピアニスト
ドラマチックな展開はないのですが、生身の人間がひたすら生きていく姿が表現されていました。うまく行き過ぎかなぁという感じですが、実話と言われればピアニストという必要性も含めて納得しないでもないストーリー。しかし、戦争は、ほんとに、地獄。 7点(2003-02-20 14:35:34) |
229. リトル・ダンサー
自主映画卒業直後という感じのシンプルな作り方。基本的には楽しい題材・演出なので「もうちょっと」と何度も思わせる。ダンスはもう少し躍動的なカメラワークを見たかった。だから珍しく「2」もしくはリメイクをつくって欲しくなる映画。 6点(2003-02-12 12:23:03) |
230. ノー・マンズ・ランド(2001)
いつも一番辛い思いをしてるのに、ないがしろにされている兵士達。舞台劇を見るような狭い場所で一生懸命生き残る為の努力する2~3人の行動を描く事で、まわりの多数のあたふたさが余計愚かしく見れました。演出としては類型的な部分もあり、もう少しとんがったところがあるかなと思っていたのですが普通な場面が多かったです。 6点(2003-01-23 11:18:13) |
231. ハッシュ!
丁寧かつ自然な演出に感心いたしました。良い演者を集めています。料理は素材が一番と言っている感じ。ほんと美味しく仕上がっています。結婚して生まれてきた子がいろいろな形で試練に遭っているのを見ると「ありかな」なんて言ってみたいけど、私としてはあのような形での出産は受け入れられない。こんな価値観多様の時代だから「なんでもありよ」なんて理解のあるような事を言ってみたいけど。私は秋野暢子派。 7点(2003-01-22 01:50:39) |
232. ハイ・クライムズ
軍人の失敗を隠す為に虐殺?動機からすごいけど、では何故主人公の旦那に真実を吐かれたら立場の危うい人が告訴するのか?彼の立場だったら取引の懲役5年を受け入れた方が良かったのでは?かみあわせが悪くスキッとしないないようでした。しかし、法廷での争いを中心にいろいろ戦っていく内容は好きなジャンルです。 5点(2003-01-14 14:27:42) |
233. カンダハール
日本の平和さを改めて感じた作品でした。体に傷を受ける事の悲惨さが日常となる恐さ。そして体だけではなくいろいろなものを失っていく。争っていて良い事は生まれないことを痛感しました。あちらの実情を感じるためにもオススメです。 7点(2003-01-13 21:36:39) |
234. ゴーストワールド
オタクにおける社会生活目覚め的作品ッ。全ての事をひねくれ、斜に構えて見ることによって自分を保っていた主人公が、変なりに社会における生き方をちょっと見出していく成長ドラマッ。誰でも他人事とは言えない感じッ。もう少し変な所がが面白おかしく描けていたらなぁッ。 6点(2003-01-13 05:17:30) |
235. ロード・オブ・ザ・リング
キャラも話しの展開も陳腐。昔の作品だから当たり前?でもいま映画化しているのだから。驚かせてください。 5点(2003-01-08 04:40:51) |
236. 模倣犯
何を描きたいのか分らない。愛人の子供で愛を教わってないとか、豆腐屋の親父に説教されただけで爆発(!?)とか、つまらない描写ばかり。主人公は単なる変態バカなのに、天才ぶった独り善がりの勘違い野郎。すごいトリックや複雑な人間関係の妙を期待していただけに幻滅しました。森田監督のカメラは嫌いではないのですけど、今回は悪い方向に働いた場面が多かったです。 3点(2003-01-06 18:35:35) |
237. 鬼が来た!
日本人を殺すか殺さないかで皆で滑稽なくらい大変悩み迷う農民達。それに比べて、計画とも言える宴会で意図も簡単に殺戮を繰り返す日本軍。この比較を痛切に感じました。最後ナタを持って捕虜となった日本兵を切りまくるのは、戦争というものの残虐性に気がついた主人公の逆襲。目には目を鬼には鬼を。鬼のいる所に鬼は生まれ、また育っていく。昔風のくすんだ白黒画面がリアルさを出していました。 7点(2003-01-05 14:11:54) |
238. 光の雨
言いがかりとも言える総括の恐怖を感じました。ストレスがおこす疑心暗鬼はあそこまで暴走するのか。どうしてあのようなことに至ってしまうのか心理学の面から知りたい。現代の若者を描く事で人間らしさを保った映画でした。昔の場面だけでは大変辛すぎる。 7点(2002-12-24 01:27:53) |
239. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ウ~ン感情移入できませんでしたね。愛というものの苦しさを見出せませんでした。そりゃあなたの性格によってそうなるのだろうという感じです。雰囲気は大好きなんですが。音楽と物語の交互の演出良いですね。私は手術していなくても怒りの?インチです。失礼。 [映画館(字幕)] 6点(2002-12-18 03:49:56)(笑:1票) |
240. E.T. 20周年アニバーサリー特別版
無理やりスケールを大きくしなくても面白いSF作品ができるというお手本のような作品。子供たちの自転車チェイスが、生き生きしてて素晴らしい。脚本と演出と音楽の三拍子がうまく重なり合ってました。あえて弱点をいわせてもらえば、音楽の三拍子と一緒でまとまり過ぎに刺激の少なさを感ずるところです。余談ですが、アメリカの住宅事情は羨ましい。あの家の広さ、道路の広さ。 8点(2002-12-16 10:35:13) |