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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 354
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

サブスクが苦手。

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221.  江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 《ネタバレ》 
禁断の愛+オッパイぶるるるんなエロ+土方巽の暗黒舞踏+大泉/由利の坊主コント+江戸川乱歩の世界(関西なまりの明智小五郎!)という誰もがなしえない題材を簡単に料理してしまう石井輝男に乾杯。最後の花火のシーンは腹筋運動を連続100回行ったような脱力感がありました。【2017年追記:海外版DVDに遅れる事約10年、ようやく初ソフト化。めでたい】
[映画館(邦画)] 8点(2007-09-19 23:49:03)
222.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
居残り佐平次=立川談志/6代目円生か5代目志ん生。品川心中=6代目円生/5代目志ん生。三枚起請=5代目志ん生。明烏=8代目文楽か3代目志ん朝。芝浜=3代目三木助。船徳=8代目文楽。大工調べ=6代目円生/5代目小さん、10代目小三治。文七元結=6代目円生/3代目志ん朝。お見立て=3代目志ん朝。を前もって聞いてみるとより楽しめる、かな?あと映画館で見るのも良いけど副音声の付いたコレクターズエディションで見るのもグッド。愛蔵版のDVDとしてここまでやってくれると嬉しい。邦画史上最高のエピローグの一本として(たとえ監督川島の意図通りでなかったとしても)私自身の記憶に残る日本コメディ映画の頂点。
[映画館(邦画)] 9点(2007-09-16 22:55:18)(笑:1票)
223.  裸の銃を持つ男 《ネタバレ》 
OJいろんな意味でお疲れ様。そして「アカデミー助演男優賞俳優」という肩書きを鼻で笑うかの様な存在感を見せ付けるG・ケネディ、あなた漢だよ。そしてレスリー・ニールセン。「ポセイドン・アドベンチャー」を先日見直して船長役で出ていたあなたがこうなった事に良い年のとり方を感じたよ。あともう一つ。「浜辺でラリアット」自分もぜひやりたいよ。馬鹿馬鹿しさが良い。
[映画館(字幕)] 5点(2007-09-15 13:23:18)
224.  生きる 《ネタバレ》 
この映画に関しては語りつくせぬほど個人的な想いが溢れてたまらない。自分の人生をいかにして生きてゆくのかを黒澤明が教えてくれた。何でも良い、自分自身が後々後悔する事があってもその目標に向かって進む勇気。そして日常のささやかな幸せを忘れずに感謝の念を想い生きてゆく事。生ける者に対して必ず訪れる「死」に対しての心構えやその行動。下手な文学を100冊も読む必要はない、この映画を見れば十分だ。魅力的な配役・素晴らしい脚本・映像効果もさることながらやはり役者志村の映画の神が舞い降りたような奇跡の名演。(トム・ハンクスや幸四郎にはできるわきゃぁない!)この映画によって今を「生きる」人間がどれだけ励まされ、頑張っているか。感謝の念でいっぱいだ。今日も異国の空の下夕焼けを見て心に残る感動をかみ締めよう。そしてこの名作をより多くの映画ファンが見て何でも良い、心に何かを残して欲しい。この映画に関わる全ての人々に、本当に有難う。
[映画館(邦画)] 10点(2007-09-14 17:26:53)(良:1票)
225.  ファニーとアレクサンデル 《ネタバレ》 
「サラバンド」を後年撮っているとは言え、この作品でベルイマン自身の「大河ドラマ」はここに完結した、と言ってもいいでしょう。教会関係者の子供として生まれた彼は幼い頃からキリスト教の厳格な定義に向き合った生活を余儀なくされた事で「絶対的な神」の存在に対して疑問を常に抱き続け、その存在意義を模索し続けた映画人生でありました。ある意味亡霊の見える少年アレクサンデルは下の方が述べておられるようにベルイマン自身の投影に他なりません。ラストシーンでアレクサンデルは自分を苦しめてきた養父の亡霊に生涯付きまとわれる事を感じます。これは彼自身が妥協という意味ではなく、キリスト教徒として生まれた人生に対する悟りのようなものを体感したからではないかと私は思ったわけです、ハイ。5時間版DVDがでたこともあるし、ぜひ皆様にも堪能していただきたい。小難しい話ではなく下手なサスペンス映画よりも断然面白い。特にオープニングの映像表現と養父との生活が始まる三部からの流れは圧巻!文句なし。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-09-14 11:39:40)(良:1票)
226.  隠し砦の三悪人
言いたい事は多々ありますが、この後2~3本の映画に出演しただけで「自分には才能がない」と引退した上原美佐にこの点数をささげます。あなたはまさに(アストロ球団ではないですが)「一映画完全燃焼」の人でした。演技を越えた存在感。
[映画館(邦画)] 7点(2007-09-09 16:45:34)
227.  ターミネーター 《ネタバレ》 
改めて振り返ると「現代で命を失った未来人の子供が生まれる(ややこしい)」という設定はありえないのではないか、と考えてしまったがそんな詮索を無意味にしてしまうほど力の溢れた一本。何よりもこの映画は悪役ターミネーターの存在感もさることながらヒロインであるサラ・コナーの成長譚として見るべき。彼女を導く未来の戦士カイル(マイケル・ビーン好演)も良い。そして最後に強調したいのだが骨になったターミネーターのストップモーション撮影!CGに見慣れた人には苦笑ものかもしれないがカクカクだから良いのだ!これにより一点追加。
[映画館(字幕)] 7点(2007-09-09 14:28:45)(良:1票)
228.  ターミネーター2
良くも悪くもこの映画と「ジュラシック・パーク」がCGの映像効果を世間に強く知らしめる一本となったのかなぁという気がする。確かにJ・キャメロンの畳み掛けるようなアクションシーンは圧巻でその後に続く「団栗の背比べ」的作品群に比べれば映画としては楽しい。ただこの映画のポイントは母親であるサラと息子カイルの成長譚であるべきで一作目に感じた「未来からの戦士カイルの志の継承」という部分で話が薄っぺらくなってしまい説得力に欠けるというのが正直な感想。
[映画館(字幕)] 5点(2007-09-09 14:17:07)
229.  緑の光線 《ネタバレ》 
夏のバカンスなのに何をやっても楽しくないオールドミスが見つけた一瞬の奇跡。ラストシーンに「緑の光線」を映し出すまで我慢できるかがこの映画に対する評価の分かれ目ではないでしょうか。話の本筋なら「光線は見えないけどいいわあなたが一緒なら」で終わる処を本当に見せてしまったハッピーエンドっぷり。話をうまく着地させたロメールの腕の見せ方に堪能できる一本。
[映画館(字幕)] 9点(2007-08-31 21:09:42)
230.  風が吹くとき 《ネタバレ》 
核戦争の恐怖を描いた映画の中で私にとってもこれがベスト。死の灰によって命失われる老夫婦の最後を描いたこのアニメ、原作が「さむがりやのサンタ」「スノーマン」のレイモンド・ブリックス=明るいパステルカラーの絵柄の特徴の彼が黒や茶色の線を多用し、日常の平和な生活がだんだんと蝕まれ老夫婦の体が衰弱してゆく様子をただ淡々と描いているのだからインパクトは凄い。もともと核戦争の恐怖が取りざたされていた1982年の出版とはいえテロや戦争が絶えない今現在でもこの映画の印象は変わらないはず。点数でいえば絵本の方が凄すぎたのでちょっとパワーダウンするのは仕方が無いか。小学校の時トラウマになった友達、私の周りにも結構いました。それでも必見でしょう。
[映画館(邦画)] 8点(2007-08-18 22:52:39)
231.  センチメンタル・アドベンチャー 《ネタバレ》 
話としては暗いし印象は薄いかもしれないが、個人的にはイーストウッドの作暦上ベストの一本と思います。①「カントリー・ジャズと西部劇はアメリカ特有の優れた文化」である」と公言している彼にとって思い入れの深い題材である事、②彼の映画に良くある「死生観」が顕著に感じられるから③旅の連れ合いは息子(役柄では叔父と甥だが)肺病持ちのカントリー歌手が殿堂グランド・オール・オーブリーで唄う事を夢見て旅するロードムービー。年を重ねるごとに感動が増すばかりです。イーストウッド自身の歌はともかく、魂こもってますよ。大好きな映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-07-26 22:26:44)
232.  “エロ事師たち”より 人類学入門 《ネタバレ》 
映画としては「にっぽん昆虫記」「赤い殺意」には劣る。今村作品のツボはど根性溢れる女のパワーであってうじうじとした「オタクな」生きかたではないからだ。だが私はズブやんが好きだ。客の性にたいする欲望に応えてゆくうちにインポテンツになり最後はダッチワイフの製作に精神を注ぐ彼は、映像や肉体から来る快楽を越え(「萌えーっ!」ってやつですな)絶対無敵な境地まで行ってしまったのだから凄い事ではある。小沢の演技もさる事ながら肉感的快楽を求める彼の愛人坂本スミ子はまさに熱演。「男と女の生き方は永遠に変わらず続くよ」のココロだぁ!
[映画館(邦画)] 7点(2007-07-25 21:07:17)
233.  殺人者たち
「ダーティハリー」のドン・シーゲルが描き出したハードボイルドな世界!堪りません。この映画で私はリー・マーヴィンにやられました。そして嫌みったらしい大統領、「ビッグ・バッド・ママ」ディッキンソン、寂しいカサヴェテス。良い映画というのは視覚ではなく、雰囲気・空気をいかに生み出すかなのだ。CGではこの雰囲気、出せません事よ。DVD化は目出度い!
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-13 22:12:26)
234.  十三人の刺客(1963) 《ネタバレ》 
黒澤明「用心棒」によって時代劇のあり方は益々リアリズム嗜好が強くなり、その影響から大映「座等市物語」/松竹「切腹」など名作も生まれていた。チャンバラ映画で名を馳せていた東映もまた、その流れに乗ろうと名プロデューサー玉木潤一郎が企画し、新鋭工藤栄一に撮らせた集団リアリズム時代劇の名作がこれ。ところが映画そのものは公開時には当たらず、評価されるようになったのは後年。この映画を取り巻くのは「挫折感」その一言に尽きる。悪役を倒して目出度しといった勧善懲悪の東映映画とは逆の、重苦しさが現在でも胸に残るからこそDVDでも観る事ができるのだ。清廉潔白という武士のあり方とはまったく正反対の暗殺者として暴君を討ち取ろうとする刺客団。東映映画のオールスターキャストながら存在感が皆薄いのはそんな映画の流れもあるからか。むしろ悪役の菅貫太郎そして内田良平の方が強烈な印象を残す。あ、あと邦画史上一番惨めな死に方を見せる剣豪・西村晃ね。暗~い映画館のスクリーンで観る事を、お勧めします。
[映画館(邦画)] 8点(2007-07-13 21:49:48)(良:1票)
235.  秋菊の物語 《ネタバレ》 
最近では妙にオリエンタルチックな作品を連発して私の中では評価がグッドウィルなみに落ちているチャン・イーモウだけどこの頃は中国の大地で「ど根性」で生きている人間(特にコン・リーを主役とした)を描き出して見ごたえのある映画を連発していた。で私にとって彼の最高傑作はこれ。村長に股間を蹴られた夫の為に身重の体を振り振り動き回るコン・リーのキャリアはここで頂点に達したのではないか、という位の存在感である。(ここでいう存在感とは目立つ、とかではなく中国の農民に完全に同化している点で役者を越えたものという意味)映画館のスクリーンで私はニヤニヤしっぱなし、楽しい時を過ごさしていただきましたよ。村長も実は良いやつで主人公の出産の際には率先して病院まで担ぎ運ぶ指示をして手伝っているのがまた良い。しかし現地に今いる私の実感だが、こっちのおばちゃんは皆バイタリティありますな~。たいしたものだ。(ちなみにこの映画の話が理解できないという方がいるのは当然。中国の人がもつ「面子」の重みが日本人にはわかりづらいからだと私は考えます。)
[映画館(字幕)] 8点(2007-07-05 20:03:39)
236.  まぼろしの市街戦 《ネタバレ》 
【2019年改訂】2018年10月に4Kリマスターが劇場公開されてたので鑑賞。混乱に満ち溢れるこの世界で、この作品がますます存在感を増す様になってしまったのは嬉しい事か悲しい事か。強烈な皮肉に溢れたこの映画、これはおすすめ。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-05 19:40:54)
237.  にっぽん昆虫記 《ネタバレ》 
「ある女性の生き様を戦後史とクロスさせて描き出した、今村昌平の力作」と映画の本では紹介されているが、実のところ「戦後史」というのは単なるおまけでこの映画の本質はイデオロギーや理念を超越した女性のすさまじい「生きる力」の表現に尽きるのではないか。主人公が泥の田舎道を歩くも履物が駄目になってしまい、裸足になって進んでゆくラストには女性が生まれ付いて持つ生命力・精神力の凄さを力一杯表現しておりある意味これは今村なりの「女性賛歌」なのだと思う。多分時代が変わっても、彼女は自分の足で昆虫のようなバイタリティを持って突き進むのだ。どこまでも、どこまでも。左幸子の熱演がなければ成り立たない映画だけど知恵の足りない父親を演じた北村和夫、この人の受けの演技があってこその名演だった事も忘れてはならない。
[映画館(邦画)] 9点(2007-06-18 23:24:41)
238.  にごりえ 《ネタバレ》 
最後の「にごりえ」が素晴らしい。樋口一葉の原作は「女性が生きていく事の過酷さ」を淡々とした描写で描き出しているのだがこの映画も負けず劣らず映し出しているのには関心する。役者も皆良いが最大の功労者は主人公の娼婦に溺れて破滅の道を歩んでしまう宮口精二。「七人の侍」における久蔵のイメージはまったく、無い。これだけでも十分元が取れるはず。名優達の演技達者ぶり、お楽しみください。
[映画館(邦画)] 8点(2007-06-16 00:58:21)
239.  トプカピ 《ネタバレ》 
メリナ・メルクーリ(監督の奥さん)を首領とする泥棒団がイスタンブールのトプカピ宮殿にあるエメラルドを盗む為仕掛けた方法とは?色気のあるメルクーリ、美男シェル、巻き込まれる気弱なピーター・ユスティノフのおろおろっぷり、傑作ではないけれど十分快作である。ロシアの宮殿へ行く続編、見てみたかったなぁ。(しかし「天井忍び込み」というテクニックは「穴掘り」と並んで泥棒映画の定番ですな。やたら人を銃で撃ち殺す昨今のやり方に比べるとなんとスマートなことか!)
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-03 19:31:04)
240.  四つの恋の物語(1965)
これは今で言うところの「アイドル映画」なので、話の概要とか不都合な点をあげるのはは論外。ただスクリーンに映し出された四姉妹の魅力を堪能する、それで十分だと思う。ただ何が凄いって、一人でも十分主役級をはれる女優を四人活用しそれを大作ではなく90分にも満たない映画として上映してしまうこの当時の日活映画のパワーに感心する。女優は皆好演だが、特に芦川いづみの可憐さと和泉雅子の明るさ、元気ぶりか。映画館で見れて、良かったなぁ。
[映画館(邦画)] 6点(2007-05-27 11:52:01)
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