241. ソルト
《ネタバレ》 想像を超える無茶苦茶な展開と、やりたい放題なアンジーが楽しかった。音を消すために人の身体にくっつけて、弾を貫通させて銃を撃つシーンとか、イカす。 イブリンソルトって必殺技っぽい名前だね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-04 11:35:24) |
242. スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
《ネタバレ》 非常に愉快で、楽しい映画だった。笑いどころも結構あり、場内がドっと湧くシーンもちょこちょこあった。気軽に楽しめるコメディとしては充分。 ただ、どうも惹きこまれない部分が多かった。 ●ゲームバトルになる必然性が全くない 無理矢理でもいいから、設定作りをしてくれた方が入り込みやすかったはず。 ●ネタは面白いが、本筋のストーリーが面白くない。 本筋は『彼女と付き合うために7人の敵を倒す』だけ。 だったら「全部倒して初めてキスできる」とかの方が物語としては燃えるよね。 ●主人公がやってるバンドがなぜかパンク(?) ゲームの世界をモチーフにしたなら、テクノとかそれっぽいサウンドを盛り込んだ方がオタクっぽくていいんじゃないかと思った。 ●ヒロインが非魅力的 全然魅力的に見えないのは個人的な嗜好もあるから、仕方ない。 でも、ドラマーや妹や、周りの子の方が魅力的に見えたぞ。 ●主人公モテすぎる。強すぎる。 モテるダメ男って事で、感情移入できないのは良しとしよう。 だけど、なんであんなに強いの?最初は弱いがレベル上げして強くなるとかあれば良かったんだけど。 ●ゲームネタのバリエーションが乏しい もっと色んなゲームネタがあるのかと思いきや、主に格ゲーばかりなのが残念。 敵によって違うジャンルで闘ったり、レトロゲームのテイストを出したりしてくれたら、もっと楽しめたかな。 まあ、グダグダと色々書いてしまったが、細かい事気にせず、個々のネタを素直に楽しむのが正しい。脇役のキャラクターとか、演出も面白かったし、終盤の自尊心を賭けての闘いの辺りは熱かった。 ・・・結末は嫌いだけどね。 [映画館(字幕)] 7点(2011-05-05 12:42:45)(良:1票) |
243. エンジェル ウォーズ
《ネタバレ》 童心に返ったザッ君が「見て見て!俺こんなん作っちゃったんだ!すげーっしょ?かっけーっしょ!」と、はしゃいでいるような無邪気な作品。 ミュージカルならば歌って踊るところを本作ではバトってみました、的なイメージ。その世界観を楽しめばいいだけの話なんだが、その切り替わり方が雑で脈絡がない。そんなんじゃテンション上がらない。もっと過程を大事にしてほしい。過程があってこそバトルシーンが盛り上がるんじゃないか! その結果、本来見せ場である筈のバトルパートが、むしろ話のテンポを崩していて、回りくどく感じてしまったのも難点かもしれない。バトルパートより現実パートの方がスリリングで面白いんだもの。現実パートの方の映像センスのがカッコ良いし、むしろそっちの方を丁寧に描いてほしかったくらい。 まあ、そういう大味な感じでゴリゴリ最後までズガーンドカーンってやってくれるなら、それでも良かったのに、最終的には妙に上手におさめちゃったのもどうもなぁ・・・。 ゲーム的にしたら最強のボスキャラが出てこないとダメじゃない? あ、なんか貶してばっかみたいなんだけど、充分楽しかったのであります。 ツボの突き方がもうちょっと巧みだったら、かなりの絶賛作品になったと思うので、色々言いたくなっちゃうのでした。 名作とは言い難いが、なんとも愛くるしい作品。 [映画館(字幕)] 7点(2011-05-05 12:12:20) |
244. 怪盗グルーの月泥棒
《ネタバレ》 ミニオンかわええ!!!世界観はドクタースランプっぽく、ある意味乱暴だが、それでいて緩い感じが良い。とにかく大雑把で愉快な作品ですな。鶴瓶師匠の吹き替えはナシだと思ったので、原語に切り替えて観た。 でも、バカコメディが後半シリアスになって最終的にちょっといい話みたいになって終わるパターンはあんまし好きくない。コメディなら、全く感動の要素がない徹底したコメディの方が好きだ。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-16 12:26:53) |
245. おにいちゃんのハナビ
《ネタバレ》 確かに「泣かせ」ではあるんだが、難病モノ以上におにいちゃんの成長にスポットがあてられていたのが良かった。恋愛要素がないのもヨシ。ただ、親父が大杉連でお袋が宮崎美子、熱血先生が佐藤隆太とか脇のキャスティングが鉄板すぎて面白味にかける。 大杉漣 は数多の出演作で土下座しすぎているからか、土下座にすら風格が漂うな。 兄と親父のぎこちない和解シーンが実は一番グッときた。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-16 12:22:37)(良:1票) |
246. ガリバー旅行記(2010)
《ネタバレ》 想像以上に面白かった。別に3Dじゃなくても良かったけど。 ガリバー旅行記にそれほど思い入れはないけど、こんな話だったっけ?っていう。 ほぼジャック・ブラックの独り舞台。ケツ出したり、踊りまくったり、調子こいたり、暴れたり。 たぶん、ジャック・ブラックが好きでない人にとってはキツい映画かもしれないけど、「ちっぽけでなんの取り柄もないガリバーが奮起する」。 こういう流れは基本的に好物なのだ。ブラック・ジャックなら容姿的にも申し分ない。最近、非モテ俳優といったら、セス・ローゲン推しなオイラだが、やっぱジャック・ブラックもいいね。あんまりしょっちゅう観るとくどいだろうけど、久しぶりなのが良かったかも。それだけに後半の恋愛部がチョロすぎて、物足りない感はあったけど。 あとは他の映画のパロディがちょこちょこあるんだけど、パロディ元があまりにも有名映画ばかりという、節操のなさも案外嫌いじゃないんだよな。 基本ゆるゆるなので、あんまりハラハラドキドキできなかったけど、ジャック・ブラックのドタバタコメディとしては、充分楽しいものだった。エンドロールが最後まで凝ってたのも好印象。小人の世界も映像的にそんなに違和感なかったし、技術的にもレベルの高いものだったと思う。(必然的にジャック・ブラックのドアップが多い)モテない癖に恋愛指南したりとか、他人とは思えなかったな。 [映画館(字幕)] 7点(2011-04-16 12:07:24)(良:2票) |
247. トゥルー・グリット
《ネタバレ》 かなり正統派なウェスタン映画だった! コーエン兄弟って良くも悪くも「よくわかんね」だったり「変なの!」っていうような捻くれたのばっかり撮ってるから、王道っぷりに少しびっくりした。映像や音楽の使い方もいつものコーエン兄弟的な変な感じではなく、一級映画な感じ。むしろスピルバーグ的では? 主人公の女の子があんまり可愛くないっていうのがコーエンらしさか(失礼)。コーエン兄弟って、美人や美少女に興味がないようなイメージがある(失礼)。いや、でもこの娘変な魅力あります。 僕は好きです(フォロー)。 ジェフとマットの意地の張り合いみたいな掛け合いがとか、西部劇なのに妙にコミカル。そのおかげで最後まで楽しく観られた。 ここ!!っていうところもなく、クセもあんまりないけど、高水準な映画であることは間違いないと思う。個人的には、シリアスマンのが好きだけど。 [映画館(字幕)] 7点(2011-03-26 21:44:28)(良:1票) |
248. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 ハードル上がりすぎてた気がする。 キャストも良いし、特に嫌いな部分はなく、手堅い良作として仕上がってるんだけど、想像以上に地味だった。ゴージャスな美術が拝めるような作品ではなく、腰の据わった人間ドラマ。いうなれば、あんまりお金かかってなさそう(それが悪いというのではないけれど)。 普段だったら、こういうちょっと高級感のある小品な作品って、単館でコソっとやってて、いつの間にか終わっているイメージがあるんだけど、そういう作品と違って本作が極めて高く評価されている理由はちょっと分からないかも。 なんだろう、つまらないわけじゃ全然ないんだが、特に悪い人も出てこないし、主人公がそれほど追いつめられるわけじゃないので、最後の上がり幅が弱い気がする。 それにしても、序盤の観衆の前でいきなりスピーチなんて、できないのが普通だと思わないでもないよ。僕は無理です。 王様じゃなくて良かった。 [映画館(字幕)] 7点(2011-02-28 14:35:43)(良:1票) |
249. ガフールの伝説
《ネタバレ》 壮大なフクロウ戦争アクション映画を100分足らずで描いているため、テンポは良いが、描写不足も色々感じる。映像とかのクオリティは高いし、退屈はしないので、キャラクターにもっと魅力があれば、もっとヒットしたんじゃなかろうか。 でも、お兄ちゃんがあんなんなっちゃう理由が全然分からない。ソコ一番大事なところだと思うんだけれども。 [DVD(吹替)] 7点(2011-02-26 21:54:02) |
250. ザ・タウン
《ネタバレ》 王道かつ上質なクライム・ムービー。 特に弱点もない、隙のない手堅い造り。しっかりと120分楽しめる。 でも、遊びがないというか、特にコレ!っていうところもなく、映画としての可愛げがない。ストーリーもかなり普通なので、たぶん、すぐに内容を忘れちゃうタイプの映画かも。淡泊なので、熱くなったり、感動したりするような映画ではない。 それにしても、こういう主人公嫌いなんだよな。「女に惚れたから足を洗う」みたいなヤツ。男くさい映画なのに、主人公が男としてカッコ良くない。気取ってて、俺は誠実ですって顔してるくせに、女泣かせの嘘つきのふにゃちん野郎だ、コイツは。 「アタシが女だったら、ついていきたい!」って全然思わないね。 一見モテそうだけど、結局女に信用されなくて、逃げられるタイプだね。 だったら、あらくれな単細胞のジェム君のが好きだ! [DVD(字幕)] 7点(2011-02-13 12:10:50) |
251. ソーシャル・ネットワーク
《ネタバレ》 流石フィンチャーさん!というキレ味抜群な編集とカメラワークが素晴らしい。ナインインチネイルズのトレントさんが関わっているというだけあって、音楽も良い。使い方も巧い。そして、テンポが良い上、ユーモアたっぷりな会話の嵐。それが巧く絡み合って、120分ダダダダっとあっという間に終わっちゃう。 文句なしに一流の作品だと思う。 主人公のマーク君も、根暗でオタクっぽさがむんむんで、人との接し方がヘタクソな感じが出ているので、ちょっとくらいゲスい行動があっても何だか許せてしまう。 ただ、あんまり鑑賞後に「映画を観た!!」って感じにならない。 もちろん、映画としての完成度は一流なんだけど、ドラマ性が弱い。 人間よりFacebookに焦点をあてているし、感動のドラマでもないし、事実をもとにしているって事は重々承知だが、それでも、やはりクライマックスの盛り上がりくらいは欲しいとは思った。 もっとも、起伏なく一直線で仕上げたのも「あえて」なのだろうとは思う。 感動の押し売り映画より余程良いし、Facebookの「クールさ」を表すためなのかもしれない。 [映画館(字幕)] 7点(2011-01-30 11:12:15)(良:1票) |
252. スプライス
《ネタバレ》 開始早々映し出される二体のクリーチャーは、ポコチンそのもの。しかも、筋のとこからなんか放射するんだから、これ狙ってるよね? テンポはイマイチ悪いんだけど、鬼頭頭ガールが時に気持ち悪く、薄気味悪い一方で妙に愛嬌だしてきて、嫌だわぁ。1組の男女の研究目的で産みだされ、殺すだの生かすだの、 隠すだの、虐待するだの…ネグレクト。この化学者カップルがホント、どうかしてる。 それはダメ!!ってことをふとしたきっかけでしちゃう。 そんな自分勝手でどうかしている二人の人間と一体のクリーチャーを通して、人間の業であったり、命であったり、愛であったりを描こうとしたりなんかしているんだと思う。 でも、やっぱクリーチャーの造形や動きがイチイチ笑えてしまうのは低予算だから? それを差し引いても、クライマックスは意味わかんない。レギオンみたい(観たことないけど)。 何か最終的にはグチャグチャっとなって、この映画はどの方向に向かってるのか掴めないまま衝撃のラストを迎えるのである。そして、何だか釈然としないまま苦笑いでエンドロールを迎えた。 ストーリーの流れなんかは割とオーソドックスなんだけど、イチイチ趣味が悪い。 クリーチャーはチンコに目が出て足が生えた!みたいな造形だし。 だが、そこが好きだ。 ナイスポコチン! [映画館(字幕)] 7点(2011-01-30 11:04:30)(笑:1票) (良:1票) |
253. おまえうまそうだな
《ネタバレ》 ほのぼのしたアニメではあるが、弱肉強食の厳しさもシッカリ描かれている。 ウマソウ可愛すぎる。絵柄が良くて、キャラクターもそれぞれ魅力的。 バトルシーンが、少年向けバトル漫画みたいになってリアリティなさすぎだけど、嫌いじゃない。こういうトコロで子どもを飽きさせないようにしてるんだろうな。 特に嫌いな所はないが、目新しいところはあまりなく、無難な作品ではあるかな。 ハートの葛藤シーンはちょっと恐かったけど。 最終的にハートとウマソウがどうなるのかを親子等で話し合うことで完結してほしいような作品であり、親子で観賞することにこそ意義があるような作品なのではなかろうか。 [映画館(邦画)] 7点(2010-12-02 18:12:08) |
254. マチェーテ
《ネタバレ》 期待を大きく上回ることはなかったものの、面白かった。 R-18だけあって、グロ描写はなかなか良い。最初の5分くらいが一番凄かった。 セガールは、子供の頃から「この人、悪役じゃないの?」と不思議に思っていて、ずっと悪役やってほしいと思っていた人なので、この役柄はうれしい。 でも、案外見せ場が少ない。もっと大暴れしてほしかったなぁ・・・。 トレホもセガールもデニーロもみんなクールなのが、イマイチテンション上がらない。 こういう映画にはブチキレたキ●ガイがいないと。 ボケたシーンも多いのに、ストーリーが結構シリアスだから見方に困る。 悪人も善人もゴチャゴチャとして整然としないところもちょっと見づらい。 テンポ良いバカバイオレンスを期待していたから、若干の物足りなさは残った。 ミシェル・ロドリゲスが魅力的でしたなぁ。 [映画館(字幕)] 7点(2010-11-22 00:48:57) |
255. ナイト&デイ
トムが敵を陽気に殺って殺って殺りまくって、たくましいキャメロンがキャンキャン騒ぐだけのアクションコメディなんだが、なかなか先が読めないし、豪快で楽しい。 後半はひっぱりすぎな気もするけど、最後まで退屈することはナシ。 トムが強すぎるし、ふたりとも陽気すぎるのでハラハラドキドキ感はまるでナシ。 アクションに次ぐアクションではあるが、発想が豊かで飽きさせないように出来ている。 血が噴き出たり、ベッドシーンがあったりしないので、家族皆さんで安心して笑って楽しめるような一本。こんなに健全なのにこんなに楽しい映画は最近貴重かも。 すぐに忘れそうだけど。 [映画館(字幕)] 7点(2010-10-11 15:38:21)(良:2票) |
256. インセプション
《ネタバレ》 これは豪快な映画。雰囲気は「ダークナイト」とやはり近い。 長時間ながらエンターテイメント性が高く、クオリティがバカ高い。 あとは、この綿密でややこしい設定をスっと受け入れられるか、「なんだよ、このかったるい設定は」となってしまうかが、楽しめるかの分かれ道。僕はちょっと後者 まー、夢の中を自分の思いのままにできるんなら楽しいよね。 オイラをフったあの娘も夢のなかでは優しくっていちゃいちゃできるんなら、 夢の中に永住したくもなるよね! 現実になんか帰ってきたくないよね! 現実嫌い!! [DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 21:40:26)(笑:2票) |
257. レポゼッション・メン
《ネタバレ》 ジュード・ロウ老けたなー。 序盤、軽い感じで残酷にガシガシ人を殺していくシーンとか、残酷描写を混ぜつつ、笑いと狂気が共存して凄く期待させる立ち上がりだった。バカ映画「アドレナリン」に近いのかな、と思った。 しかし、中盤以降シリアスになってしまって、普通の逃亡劇になって失速したような気がした。ストーリー何かっぽいと思ったら「第9地区」と全く一緒じゃないか? 主人公は序盤で、必要以上に人殺してるからただの犯罪者で若干頭おかしいんじゃないかっていう前提で観てるのに、後半普通の正義の人になっちゃうのが面白くない。 「第9地区」は、その辺の流れがうまかったんだけどな。 ジュードさん、色々薄いよ!(人の事言えないけど) 近未来の仕事とは言え、フツーに人を殺しても許される職業が成り立つというむちゃくちゃな設定なんだから、最後までバカ映画で良かったと思うのにな。 割と普通な映画に仕上がってるのが勿体無い。それなのに、グロ描写にやたら力が入ってる感じが、なんか妙。音楽の使い方、選曲が面白かったので、サントラには興味あり! 好きな部分が多いだけに、面白くなりきらなかったところが少し残念。 [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 01:50:08) |
258. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 もともとB級作品ではあるんだが、こちらもなんか良くも悪くもB級っぽい。 その割にB級的面白味は薄いんだよな。グロさとか、豪快さとかが思った以上に薄味で。 エイドリアン・ブロディは好きな役者だが、不健康そうな役がハマる人なので、マッチョで非情な感じのリーダーといった役柄は正直合わないと思う。だって、弱そうだし。 ダニー・トレホさんも好きな役者さんなんだが、扱い悪すぎだ! で、チャイニーズ・マフィアだと思い込んでた人が、日本のヤクザ屋さん役だった! ジャパニーズヤクザ=サムライ というイメージなんだろうな。 このヤクザ屋さんが一番おいしい役だったんではなかろうか。(彼の見せ場のシーンは、凄く浮いていて笑った) 序盤の仲間が少しずつ増えていくくだりや、プレデターさん登場まではかなりワクワク感があって良かったんだが、登場後は失速した気がする。(この感じってオリジナルもそうなんだよな) 人間同士のゴタゴタも結構面白いことは面白いんだけど、そのせいで肝心のプレデターさんの存在感薄くなってる気がする。複数いるのはいいんだが、複数いることで一匹一匹のありがたみというか怖さがなくなっちゃってる。 プレデターさんは正面から襲ってくる事が多く、正々堂々なのはいいんだが、やっぱその分狩られる恐怖ってのが弱い。 後半の展開は、ちょっと意外な部分もあり、面白かったんだけど、非情なんだか、案外優しいんだかエイドリアン・ブロディの役柄があんまり一貫してないのが主人公として魅力薄。だったら、全員無名俳優で誰が生き残るか分らないような作りだった方がワクワクできたのに。 割としっかりとしたマジメなリメイク(新作)だとは思うが、製作に回ったロバート・ロドリゲスが監督だったら、もっとバカバカしくて爽快で豪快で楽しい感じだったんだろうなーって思わずにはいられない。 [映画館(字幕)] 7点(2010-07-15 23:34:33)(良:1票) |
259. パリより愛をこめて
《ネタバレ》 スキンヘッドで、ヒゲだけでも怖いのに、肩幅が広すぎる凶悪で無敵のオッサン(56歳 殺人鬼)が、敵をブッ殺しまくるだけのお話だった。あと、ちょっと愛をこめたりもしてた。 テンポが良く、全く長さは感じさせなかったし、ラストもあまっちょろくないのは好感度高し。登場人物も少なく、大味でわかりやすい。アクションが嫌いじゃなければ誰でも楽しめるんじゃなかろうか。 でも、もうちょっとフランスの街並みとか見せてくれても良かったし、(中華料理屋とか住宅で暴れてる場合じゃない! 外でやれ!)女優以外でもフランス人を活躍させても良かったのでは? パリという地名をタイトルに入れてる割りには、パリ感が薄かった気がしたなぁ。 [映画館(字幕)] 7点(2010-05-26 21:25:56)(笑:1票) |
260. ニンフォマニアック Vol.2
《ネタバレ》 ううむ、1の勢いのままどんどんエスカレートしていって欲しかったのだが、大分失速。言葉の通じないアフリカ系の黒人さんと3Pは未遂。暴力プレイは結局ただピシピシぶたれてるだけ。しまいにいは、ま●こ痛くなっちゃったのでセックスやめちゃう。レズプレイは爽やかにエロい。 ・・・要は、ちっとも過激じゃないのだ。 どんどんハードに、どんどん変態になっていくと思ったのに!! エロ以外の要素としても、おもしろポイントが大分減ってしまったのも残念。エロい考えを引き起こすものを全て封印仕様とした時に あらゆる角っこやら蛇口やら、家中何にも使えなくなっちゃったのは笑った。 デフォーさんは、本当に無駄遣い。プレイに参加させないなんて酷すぎる。 [映画館(字幕)] 6点(2015-05-21 01:41:20) |