261. この森で、天使はバスを降りた
《ネタバレ》 切ないストーリー。主人公は母性本能炸裂してる。最後は守れなかった自分の子供を助けるような気持ちだったのだろうか。まぁそれよりも馬鹿妻が良かった。馬鹿にされてもしっかりとした芯を持っている。そういうひとにわたしはなりたい。ところであの夫は何の罪にもならないんだろうか。なんか釈然としない。まぁ一番はオープニング。静かに何かが始まる雰囲気。素晴らしい。 6点(2004-07-07 13:31:31) |
262. コン・エアー
最初陸軍がどうのこうのってナレーションが始まったときは戦争映画かと思ったが、その後あらぬ方向に話が展開していったので面白かった。結局犯人集団の目的がはっきりしなかったのが不満だが、ごり押しのアクションでしめくくったところに苦悩が伺えて少し愛着が湧いた。つうかあんだけかわいい奥さんと公然といちゃついてたら、多分酔っ払いじゃなくても切れる。 6点(2004-05-31 23:33:33) |
263. ロード・オブ・ザ・リング
熱いCG戦闘シーンが魅力的だった。この壮大なファンタジーの世界をよくぞ映画にしたものだ。だがこの作品のみに関しては話が中途半端に終わっているのでなんともいえない。 6点(2004-05-23 17:57:30) |
264. となりのトトロ
まぁきれいなお話で。これって意外と大人向けなのかもしれない。 6点(2004-05-23 17:38:22) |
265. スーパーマン(1978)
強く、優しく、弱点を持ち、そして人に言えない秘密がある。頑なにヒーロー像に拘った秀作。いま見ると少しちゃちいけど…。 6点(2004-05-18 23:18:58) |
266. ジュラシック・パーク
恐竜の存在感。これに尽きる。たくさんのお金と技術をつぎ込んで出来あがったもの。こういうのを見ると、人間ってすごいなぁと思える。ハリウッドの精鋭が一生懸命作った夢の世界を前にして、ただただ感動するしかなかった。これぞハリウッドにしかできないこと。でも、単なるパニック映画にして欲しくなかったな。 6点(2004-05-18 14:30:47) |
267. 鬼火(1963)
《ネタバレ》 「欲するものがない」だとか「アホどもが下劣な仕事に精を出している」だとか「怖い、怖い、怖い」だとか。そういう甘えとも取れる悲しい言葉の波。社会に馴染めない、適応できない孤独感、あるいはその中で生きていく苦しみをクールに表現していると思う。でもアランは、街を歩けばいたるところに知り合いがいる。もう少しがんばって欲しかった。やっぱりそれしか答えがないのか?と、気が滅入ってしまった。 6点(2004-05-18 13:58:09) |
268. ゴッドファーザー PART Ⅱ
《ネタバレ》 もうちょっと青年時代を見せて欲しかった。正直いってマイケルが組織を崩壊させていく流れは、なるようになってるだけで面白味がない。わざとらしい悲壮感に興醒め。しかし、素晴らしいのはゴッドファーザーという存在をしっかり表現したところ。見るものにもマイケルの心の穴が伝わり、なにか物足りなさを感じさせる。いい意味で。 6点(2004-05-17 08:18:36) |
269. ゴッドファーザー
うわー、これ面白れー。なんてものではなくて、じわじわとした味わいのある映画だと思う。マーロンブランドをはじめ各々の役者の静かで熱い演技が楽しめた。特にロバートデュバルがかっこいい。が、なんで暴走族のクラクションになってしまうのか理解できない。 6点(2004-05-17 08:10:10) |
270. 第十七捕虜収容所
妙に明るい収容所だな。こんな収容所なら入ってもいいな。なんてことは無い。しかしずっとウィリアムホールデンが犯人だと思ってた。見終わった後も…。すなわち俳優を間違えてたわけで…。なんとなくだが、暴力脱獄のハッピーエンド版のように感じた。 6点(2004-05-17 07:56:57) |
271. 奇跡の海
エミリーワトソンは無垢な演技をしようとしている。いやそういう役柄なんだからそれでいいんだけど。無垢なふりをするというのは難しいんだろうなと想像はつく。若干無理してるように見え、わざとらしさ、あざとさを感じてしまった。特に序盤。しかしこの作品、ただ重いだけではなく強い引力を持っている。特に後半。チャプターで区切った意図は体現できていると思う。挿入曲もいいと思うけど、エンドロールの曲(曲名出てこない)が実は一番好きだ…。オチは気にせず。 6点(2004-05-12 09:46:19) |
272. アンタッチャブル
デパルマ作品のなかでも1,2を争う人気があるけど、個人的には彼のダークな部分が好きなので、こういう明るい作品に対しては首をひねってしまう。決してつまらないというわけじゃないけど。いやむしろ面白いんだけど、求めてるものがないんだよなぁ。 6点(2004-05-12 06:26:52) |
273. 七人の侍
刀が刺さってないのが今となると気になる。まぁしかし志村喬と三船敏郎の二人は群を抜いたオーラがあるね。特に三船敏郎はおいしいところをごっそりかっさらっていってる。すごいアクセントだ。 6点(2004-05-12 00:55:50) |
274. ゴーストバスターズ(1984)
この頃はこういう映画を見ることがすごく楽しかった。ハリウッド映画に身構えてしまっている今の自分がどうも好きになれない。 6点(2004-05-12 00:07:11) |
275. 炎の少女チャーリー(1984)
《ネタバレ》 当時としてはしかたなかったのかもしれないが、あんな火の玉じゃどうも物足りない。もっと唸るような炎が見たかった。というのは期待のしすぎだろうか。しかし超能力を持つ人は必ず異端視される悲しいストーリーになってしまうものだなぁ。お父さんの演技が超能力者っぽくていい。キャリーの勝ち! 6点(2004-05-07 18:48:34) |
276. 死ぬまでにしたい10のこと
なんと色彩豊かな映像だろう。こういう色は大好き。この手の作品を見ると、自分の余命を宣告されたらどうしようなどと考えてしまう。主人公が死んでしまう悲しいストーリーだが、逆にというかそれだけに、今自分が生きていることを嬉しく思える。この映画の素晴らしいところはすべて主人公の視点のみで構成されているところ。まるで自分が体験しているような気になる。 6点(2004-05-06 02:48:47) |
277. ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦
楽しんでいいのかどうか分からないようなブラックジョークの連発。こんなこと言ってもいいのかどうか分からないけど、共産主義って馬鹿じゃないだろうか。北朝鮮とか自分が何やってるのか分かってない馬鹿だから怖い。あのプラカードの写真とか風船とか、すごい皮肉。しかし、この映画の面白いところは、資本主義をも皮肉っているところ。資本主義もまた馬鹿だね。なんか世の中が馬鹿馬鹿しく思える。巧すぎて笑えるのを通り越して感心してしまったり…。しかしギャグニーは切れてる。早く仕事を終わらしたいと言わんばかりにまくし立てるセリフの応酬に少々疲れた。 6点(2004-05-04 15:55:34)(良:1票) |
278. ワンダーランド駅で
BGMの効果なのか、常に潮の香りがただよっていて気持ちいい。ホープデイビスの気高さがよく合ってる。かなり自己中だけど魅力的。実は寂しい独身女性って知りあいにも結構いるし、なんか妙に可笑しかった。 6点(2004-05-04 15:49:55) |
279. ロング・グッドバイ
煙草とか猫とか、なんでかセクシーな雰囲気を感じさせる。ただやる気もなく事件を追っていくが、この気だるさが心地よい。ついつい味があるっていう言葉が出てしまう。 6点(2004-04-27 18:18:04) |
280. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
多数の登場人物が複雑に絡み合いながら最後は1つになる…、この練られた脚本にはいつも感心させられる。観客に宝の場所を見せながら、何も知らない登場人物にそれを探させるというこの手法は、どこかしら自虐的で、笑いのツボを刺激してくれた。残念なところと言えば個々のキャラが少し弱いところか。 6点(2004-04-27 18:10:07)(良:1票) |