261. 南極料理人
《ネタバレ》 せっかくの南極疑似体験がドラマ仕立てのオーバーアクションにちょっと水を差されますが、刺身に天ぷら、伊勢海老、ステーキ、フレンチ、カニと入れ替わり立ち替わりのメニューを見ていると、2、3年は我慢できそうな気がしてきます(料理だけで他の事は無視しちゃってますが)。そして最後にオーロラよりラーメンですか、その気持ち痛いほど分かります。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-04-30 15:09:32) |
262. ラストエンペラー
一般的に知られている溥儀の生涯から、それなりの人物像をイメージしていましたが、大分違いますね。もっとも、この作品の見どころは波乱万丈の細かい中身よりそのスケールの大きさだと思います。壮大さに圧倒されます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-28 23:00:49) |
263. おくりびと
《ネタバレ》 2度目の鑑賞。身内の葬儀も経験していますが納棺師自体初耳でした。知らない世界への好奇心に引き込まれながら、本人や周りの人たちが抱く蔑まれる職業へのオーソドックスな違和感に感情移入大です。しかしながら、風呂屋のおばちゃんが亡くなるあたりから次第に強くなってくる移入した感情の居心地の悪さ、これは初めて見た時と変わらずです。葬儀屋の女性の過去の告白、石ころの話、家出した自分の父親の納棺、これらのエピソードが自分にはかえっておさまりが悪かったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-28 11:28:18) |
264. ゴースト/ニューヨークの幻
ヘアスタイルと小顔のせいで首が太く見えてしまうデミ・ムーア、このヒロイン鈍いのかピンとくるのが遅いし、気付いてからも伝え方が下手くそ。主人公も念力を使えるようになっているんだから、自分でやっつけちゃえばいいのに。まあ、ハラハラさせるにはしゃあないですか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-26 21:18:37) |
265. 明日に向って撃て!
久々の鑑賞。アホなのか、能天気なのか、ヤケクソなのか、窮地に陥っても余裕をかます二人組の軽くて薄い雰囲気が何とも言えないです。当時の西部劇としては極悪人を善人キャラに仕立てた規格外の人間臭い映画だと思います。どう考えても「俺たちに明日はない」的生き方にみえますが、タイトルは先を越されちゃったからしゃあないですか。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-24 23:37:36) |
266. ラビリンス/魔王の迷宮
人形劇はまだいいんですが、中味の方がちょっと・・・ [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-04-24 20:06:00) |
267. 危険な情事
《ネタバレ》 一見頭の切れそうな弁護士も自分の事となると想定される最悪の事態から目を背けてしまうのか、どんどん深みにはまっていきます。抑えきれない本能と幸せ家族の狭間で揺れ動く心理サスペンスも、終盤は怪物ホラーになってしまってちょっと残念です。グレン・クローズの迫力は流石ですが、最後まで人間臭くジワジワと追い詰めていく方が凄味があったのでは? [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-24 00:16:02) |
268. 旅情(1955)
ベネチアの休日はローマとは大違いですが、アラフィフヘプバーンがハイミスの可愛らしさをとても自然に演じています。それにしてもイタリア男は女性の自尊心を傷付けないようにもっとスマートに口説くのかと思いきや、あまりにストレート過ぎて少々きつくないですか? [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-22 23:37:00) |
269. ビューティフル・マインド
2回目の鑑賞。 実話との相違点を考えてしまうと酔いしれた感動も醒めがちですが、初見での作り物っぽい夫婦関係とか幻覚症状への違和感も薄れてくるのが意外… 心の病の克服にノーベル賞、孤独でないことと居場所があることの大切さをしみじみと感じさせる作品でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-04-22 20:28:05) |
270. 帝一の國
《ネタバレ》 誰にも邪魔されずにピアノを弾くため。総理大臣になりたい理由からしてふざけてるけど、序盤から皮肉とデフォルメのきいたくだらなさに引き込まれます。マイムマイムあたりから居心地の悪いシュール感が漂ってきますが、ラストのマリオネット演奏後の主人公のセリフ、「君たちの事だよ」。ナイスな締めでした。 [地上波(邦画)] 7点(2018-04-22 14:22:08) |
271. 火垂るの墓(1988)
希望ってものが全然ないのであまり見たくない映画ですが、未評価だったので高畑氏を偲んで改めて鑑賞しました。生理的欲求や安全の欲求が満たされない中で、自尊心と思いやりを失わない幼い二人、社会的欲求くらいは満たされていると思っている身にもグサリと突き刺さります。やっぱり涙を見せたくないので見たくありません、しばらくは。 [地上波(邦画)] 9点(2018-04-21 18:13:15)(良:1票) |
272. L.A.コンフィデンシャル
《ネタバレ》 久々の鑑賞。のっぽの親玉が黒幕だと分かっているのに、初見より引き込まれてしまうのは何故なのか。うわべやキレイごとなんかクソ喰らえのバド、最後にムカつく諸悪の根源を背後から撃ち殺すエド、爽快感抜群の映画です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-21 00:00:57) |
273. 必殺仕掛人 梅安蟻地獄
裸のサービスシーンはいいとしても時代劇でコロンボはちょっと・・・ [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-04-19 21:50:03) |
274. ニンゲン合格
過ぎ去った泡のような時代の後遺症ですか?シナリオや演出にバブルからなかなか抜け切れないちゃらんぽらんさを感じてしまいます。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-04-17 20:36:17) |
275. ガンマン大連合
とぼけた映画も嫌いじゃないですが、マカロニウエスタン黄金期を倣って無理にそれっぽく味付けしているように感じられます。確かに中味もマカロニみたいに空虚ですが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-11 22:55:05) |
276. 幕末太陽傳
古臭くて慌ただしい時代劇コメディですが、面の皮の分厚い主人公、マルチで超ポジティブなフランキー堺が超楽しい。イケメンではないのに思わず見とれてしまいます。共演者も「時代背景や製作者の意図を考慮してそのまま放映された不適切な表現」を吹き飛ばすくらい活き活きしており、嫌みのない中味もユーモアたっぷりです。「主人公が墓場のセットのスタジオを突き抜けて現代の街並みをどこまでも走り去っていく」とかいう幻のラストシーンの方を見てみたかったのですが・・・ [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-10 23:57:12) |
277. この首一万石
《ネタバレ》 リベート、裏金、買収、隠蔽、詰腹、何でもアリの今様ドラマにぱっとしない都々逸(?)や踊り。終盤まではミュージカル風コメディかと思いきや、結末は予想に反してのアンハッピーエンド。揃いも揃って武士の風上にも置けない弱くて情けない宮仕えの面々でしたが、ずっと昔から変わらない人間性の一面を見せつけられるような時代劇でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-05 23:07:48) |
278. 二十四時間の情事
回りくどい演技に面倒臭い会話。悲惨な出来事に向き合っているようにも見えますが、もうちょっと寄り添う気持ちがあってもいいんじゃないですか? [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-04-04 22:10:16) |
279. 地下室のメロディー
不確定要素たっぷりの随分リスキーな計画ですね。全編退屈な雰囲気が漂う中、現金強奪シーンの緊張感とプールでの虚脱感がなんともドロン的でした。ジャン・ギャバンより渋さを感じました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-03 21:32:57) |
280. バルタザールどこへ行く
人間の本性を追い求めているのかもしれないですが随分独善的で偏っていませんか?こんな人たちもなかにはいるんでしょうけど、思わず「違うだろ」って言いたくなるような映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-03-31 22:48:38) |