2861. ポワカッツィ
これは正直言ってちょっとイマイチですね。レジオさんが言うには南半球をおびやかす北半球の進歩の波、だそうですけど、それにしてはぬるい感じですね。単調であまり感化してくるものがなかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2005-07-07 22:37:29) |
2862. コヤニスカッティ
人間の営みをもの凄い早回しで見せる一連のシーンがありますけど、ああやって速度を速めて見ていると、すごく傍観視するというか、人間がアリを逐一観察して視てるような感じで、高度な地球外生命体が人間を監視してるようなそんな視点に見えてきますね。ハイウェイで走ってる車が、ハイウェイが血管で車が赤血球みたいな感じに段々と見えてきます。多数の人の流れや市場経済がこれまたなにか目に見えない統制が働いてるように見える。人類がこれまた一つの生命体みたいに。ミクロがマクロに、マクロがミクロにダブついて見えてきます。半導体と都市の画を重ねあわせるシーンなんか見てるとなおさら。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-06 23:16:43) |
2863. ディープ・ブルー(2003)
特に印象深かったのは、海のハンターと言われるシャチですね。浜辺の子アシカに体当たりしてきて、捕まえて海上でポーイ!と投げ飛ばすシーン。凄いの一言ですよ。後半では今度は子鯨を殺しちゃう。でもシャチも必死ですからね。命懸け。あとは深海の生物。自己発光する深海生物は形状が独特で、いくら見てても飽きないですね。なんであんな面白い形になるのかとても不思議です。こういう驚異的な映像を見ていると、あらためて自然というのは偉大な教科書だなという気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-06 22:41:03)(良:1票) |
2864. エイリアンVS. プレデター
ぎゃはははは!思わず失笑!まさかプレデターが仲間になるだなんて。予想だにしない展開!どんなA級作品もこの監督の手にかかれば全てB級になること間違いなし! [DVD(字幕)] 5点(2005-07-06 22:06:47) |
2865. バットマン ビギンズ
よくもまぁこれだけのキャスト&スタッフを結集できましたね。ギャラだけですごいことになりそうですが、、、。中身もかなりお金かかってます。特に終盤の電車のシーンは凄いです。個人的にバットマンシリーズで一番好きなのは「バットマンリターンズ」なんですけど、これはそれに次いでよくできた作品でしたね。それにしても、バットマンの世界って完全に別のところの世界でのお話っていう印象だったんですけど、この作品では現実にちょっと毛が生えたみたいな、結構リアルな世界観になってますね。バットマン自身もまさに一人の生身の人間でした。 [映画館(字幕)] 6点(2005-06-25 23:39:33) |
2866. ハウルの動く城
やっぱり宮崎さんは「見せ場」を作るのがうまい人ですよね。最初のハウルと空中の歩くシーンでメインテーマが流れて、あのシーンで思わずニヤリとしてしまいましたよ。それにしても、今までになくシュールな内容ですね。賛否両論なのもうなずけます。 [映画館(吹替)] 7点(2005-06-25 23:12:42) |
2867. ミリオンダラー・ベイビー
不純なものが一切ない、直球の作品でしたね。ああ、こういうのを本当の映画というんだな、巷に溢れてる映画とやらは単なる商品でしかなく、こういう映画こそが「本物の映画」と言えるんだな、見終わった後にそう感じましたね。こういう作品に言葉は似合いません。言葉にできない、説明しがたい感動が襲ってくるんです。そう、現実ってそういうものだから。二度とあの練習場には戻ってこなかったイーストスッド爺。ああ!切ないね! [映画館(字幕)] 9点(2005-06-25 22:52:47) |
2868. ブレス・ザ・チャイルド
うわぁ~理解不能。悪魔ものってほんと駄作ばっかりだねぇ(オーメンを除く)。 [地上波(吹替)] 2点(2005-05-31 21:38:57) |
2869. 海を飛ぶ夢
アレハンドロさんは本当にすごいですね。まだ30歳くらいでしょ?いやぁすごい。爽やかな感動をありがとうございます。それにしてもこの作品のテーマである尊厳死の問題ってほんと難しい。家族の中に意見の不一致があるのが如実に物語ってますね。死とは何か?愛とは何か?永遠普遍の問いにそう簡単に答えなどは出ませんが、観た後になにかしら感じるものがあれば、それでいいんです。 [映画館(字幕)] 8点(2005-05-06 01:20:08) |
2870. TAXi3
うーむ、前作の方がアクションが多かったような、、、。最初のスタローンのギャラで制作費使っちまったか? [地上波(吹替)] 5点(2005-05-05 21:36:53) |
2871. アビエイター
僕はいつもスコセッシの映画にクールさとスタイリッシュさを見てきました。彼の映画は実に音楽的です。独特な編集やカメラワークは独特なリズムとテンポ、構成を生み出し、男性的、女性的な側面を作り出します。スコセッシはいわば黒人ラッパーのようなもので、彼が歌うその歌詞はいつも人生の儚さ、切なさ、愛、夢と欲望を語り続けます。僕はそのスタイルに魅了され、そしてこれからも魅了され続けるんでしょう。それにしてもハワード・ヒューズ、本当に凄い人ですね。アメリカの申し子という感じで。強迫症、潔癖性の部分が彼のプラグマティズムな部分とどういう風に関わってるのか、まだちょっとよく理解できていないので、これから時間をかけてそこらへんを探っていきたいです。時間はちっとも長くなかった。良作です。 7点(2005-03-29 03:37:12) |
2872. ジェヴォーダンの獣
ゲーム的な要素てんこ盛りの作品ですね。評価が低いのも無理はない。もっとこう謎解きを楽しめるような展開を期待してたんですが、獣が出てきてからは失笑でした、、。 5点(2005-03-29 02:35:24) |
2873. プレッジ
いやぁ、僕もてっきりラストは犯人が出てきてジャック・ニコルソンが「うへへ、ほれ見ろ捕まえてやったぞ!」とニタッと笑ってVサインして終わるものだと思ってたんですけど、、、、見終わってから結末を受け入れるのになんとも時間がかかりましたね。何が凄いってこんな映画を作ろうとするショーン・ペンの心意気ですよ。こんな映画作るのって勇気いりますよたぶん。 6点(2005-03-28 02:49:40) |
2874. ブラザーフッド(2004)
なかなか面白かったです。僕が今まで見た韓国映画の中では一番よかった。皆さん書かれてる通り、戦闘シーンがすごくよく出来てる。後半の戦闘機墜落などの一連のCGシーンには少々不満ですが、CGを使っていない戦闘シーンは、迫力あってリアルでした。みんななかなかの熱演ですし、ストーリーも人をひきつける力を持っています。兄貴が北の一味になってやってきたのはちょっと閉口しましたけどね、、、。 7点(2005-03-28 02:38:55) |
2875. ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
これが今まで二十数年間続いてきた声優陣の最後の長編作品ということになるんですね。次回からは一気に若返ってリニューアルすることになる。つまりこれからドラえもんを見る子供達はその新声優の声があたり前になり、今までの声は聞いた事もない代物になるわけですね。この映画を観ながら、ちっともわくわくしない大人の心に移り変わった自分と、声優陣交代という現実をしみじみと考えていたら、時の流れを感じてなんだか切なくなってしまいました。大山さんを初めとして、今までの声優の方々、本当におつかれさまでした。たぶん一生忘れる事はないでしょう。 5点(2005-03-26 03:13:28)(良:1票) |
2876. ザ・ワン
こりゃ漫画ですね。たぶんジェット・リーのフェロモンに酔いしれるファンの方以外は、この作品は白い目で見られそうです。設定もさることながら、おもちゃみたいに飛んでやられる敵達のこっけいなこと! 5点(2005-03-25 01:55:48) |
2877. On Your Mark CHAGE & ASKA
あ、あのキャラはこれに似てる!これはあのシーンに似てる!宮崎駿監督のモチーフみたいものがたくさん出てきて、見ていて飽きませんでしたね。曲とも合っていて爽やかな印象を持ちます。 6点(2005-03-24 02:41:17) |
2878. 硫黄島の砂
序盤の会話は至極退屈ですね。あまり葛藤劇としては面白い映画ではありませんが、当時の映像が頻繁に使われていて、それらの映像が貴重でなかなかいいですよね(じゃあドキュメンタリー見ろよって言われそうですが、、)。硫黄島の戦いと言えば、その年のピューリッツァー賞にも輝いたあの有名な写真がありますね。それをきちんと再現していて、最後はまぁ愛国的な感じで締めくくられますけど、この映画が作られた年は戦後からまだ4年しか立ってないんですもんねぇ。戦争映画は、時代によってだいぶ作られ方は変わりますね。ところで、↓で【ノコギリソウ】さんが読まれた「硫黄島の星条旗」がクリント・イーストウッド監督で映画化されるようですよ。いつ頃公開かは知りませんが、、。そちらの方も楽しみです。 6点(2005-03-12 21:27:26) |
2879. I am Sam アイ・アム・サム
ボクは心が薄汚れてるんで、こういうのは素直に感動できませんね(笑)。実際にもしこういうことが起こったら、どういう風な仕組みで対処するのか、社会的な体制に興味を持ちますね。 6点(2005-03-12 04:21:15) |
2880. あずみ
アイドル映画であることは明々白々です。でなければなんのために上戸の生脚をみせる必要がありましょうか、、、。確かに昨今の日本の時代劇はアイドルものが多いかもしれません、、。まぁそれはともかく、見終わって最後に残ったのは、やたらとカメラがくるくる回る例のシーンのみでした。それもいい意味ではなく、なぜあそこだけあんなカメラワークなのかという疑問を持ったからです、、。 5点(2005-03-06 02:13:40) |