281. ターミネーター3
ガガガ!バババ!ドドド!。スケールの大きいずっと騒いでいるどつき漫才を見ている感じでした。今回は2体のターミネーターのキャラと力量に斬新さと明確さがなくぼやけ過ぎ。よって感情移入は難しくハラハラしない。アクションとしては頑張っているから殆ど飽きずには見れます。しかし印象はガガガ!バババ!ドドド!。ジョンコナーにいたっては、最初出てきた時にC級ホラーで最初の方に殺されるルックスと思った。 6点(2003-08-25 21:44:05) |
282. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 スッチーのような女の子をステップ(?)踏んではべらせる宣伝しか知らなかったので、助兵衛を前面に出している、いやしい主人公の物語かなと思っていました。しかし犯罪に愛情をミックスさせて更正といういい味に持っていくおもしろい展開でした。芸は身を助ける。大変な犯罪者なので親の愛が欲しいとか、言い訳がましい内容は本来好きではないのですが、少し主人公の寂しさを受け入れてしまったのはスピルバーグの演出の妙でしょう。しかし相当脚色してるでしょう!?。ハイハイ‘実話である’でなく‘実話にもとづく’ですものね。 [映画館(字幕)] 7点(2003-08-25 20:31:06) |
283. AIKI/アイキ
《ネタバレ》 おさえ気味の演出、ありがち過ぎず奇をてらい過ぎないストーリーでしみじみ良かった。じたばたしつつも、何か前に進む方法を考えている主人公を加藤晴彦が好演。合気道の修行で精神面も落ちついてくる過程が、荒波から凪になる感じで清々しい。それと石橋凌が良い。あんな先輩欲しいですね。しかし最後は2人とも強くなり過ぎ。そこがやりすぎでスーパーマンもしくはチャンバラ入ってしまった感じです。 7点(2003-08-25 19:58:51) |
284. 凶気の桜
イデオロギーによって無軌道に走るのか、無軌道だからイデオロギーに走るのか。私は後者だと思いました。絶望的とも言えるサディズムに恐怖心がわいた。窪塚君が「GO」で同級生に言った「ただ暴れてえだけだろ!?」をこの映画の窪塚君に対して言ってもらいたい。ネオ任侠アクション映画(?)としての価値はあるかも。 6点(2003-08-21 13:29:26) |
285. 9デイズ
どんな路線でいきたかったのだろう。大変シリアスな問題なのに中味がスカスカ。アクションはグズグズ。クリスロックのトークはシラシラ。このような映画の場合、核爆発の危機感かアクションかコメディのせめてどれかひとつ秀でてないと難しい感じです。 5点(2003-08-21 02:29:25) |
286. 友へ チング
友情というよりも、いかに暴力社会の中で生きていくかに重きが移ってしまったと思います。前半と後半で焦点が変わってしまう。ヤクザ以外の二人の人生も描いて欲しかった感じです。映像やセリフの間など腰の据わった手法は、北野作品を少し思い出すみたいで好きです。 7点(2003-08-20 12:52:10) |
287. ズーランダー
笑えない。わざとらしい表情、動き。これはアメリカでうけているのか?このセンスはU.Sでも批判はたくさんあると思うのですが。私にとっては、日本の若手お笑い芸人の方が何倍も面白いです。 4点(2003-08-16 13:55:29) |
288. バーバー
ビリーボブソートンの表情がストーリーの魅力のなさを助けまくっている作品。逆に言うとビリーのたたずまいが決まりすぎて切なさが出なかったのかも。主人公の幼い行動、殺人調査・公判の曖昧な進み方、安易な考えで浮かびそうな事故の起こし方などカッコイイ人がやったからこそ拙さを感じるのだ。 6点(2003-08-14 04:48:45) |
289. コヨーテ・アグリー
主人公の女の子はじめ、人間が描けていないから試練から成功への過程に感動しない。バーのシーンはノリの良さにカット割がついて行けない。全体的にメリハリがなく、だらだら過ぎていく映画でした。惜しい題材。 4点(2003-08-14 04:28:47)(良:2票) |
290. ひまわり(1970)
マンシーにの音楽とひまわり畑とソフィアローレンの威圧的な顔。これらの看板によって、今観ると少し平凡なストーリーなのですが力が加えられます。オフコースのライブ「言葉にできない」にひまわり畑を使ったのが分かる。きれいだ。 6点(2003-08-08 10:44:14) |
291. オールド・ルーキー
ホームランではないけれど気持ちのよいヒット。家族、野球、そして夢。好きな作風です。デニスクエイドの抑えた演技によって表現される主人公の素直さが素敵。試練の溜めが弱く達成感が少なくなる面が気になりましたが、素直に生きる事の素晴らしさを感じさせられました。 7点(2003-08-05 12:40:26) |
292. 天国と地獄
なぜこんなに濃い叙事的な映像を作れるのか。全篇搾って搾りきったアイデア。強さと優しさのある三船の眼、荒みつつも鋭い山崎の眼、犯人逮捕へ冷徹とも言える執念の仲代の眼、麻薬中毒者の生気を失った気味悪い眼など人間の中の獣を感じさせる描写は素晴らしい。 9点(2003-07-24 01:45:53) |
293. 8人の女たち
お上品過ぎて面白くない女性漫才を見ているようでした。ありがちなドンデン返しを高らかに描いてしまうのも制作側の力不足が見えてしまう。雪に閉ざされた館にわけありな女性8人という着想は良かったのですが。 4点(2003-07-23 02:56:34) |
294. オーメン(1976)
この映画は飽きないで最後まで見られるのですけど、どうもスルスルッときれいに入ってしまうのですよね。「エクソシスト」に比べると個性の足りなさを感じました。当時も。スパッとガラスはグッドアイデア。 6点(2003-07-10 17:41:58) |
295. 北北西に進路を取れ
アイデアマンヒッチコック。期待してみたのですけど、仕掛けがゆるいかなというところも多々見られました。1959にこれだけの展開盛り沢山作った尊敬できます。 6点(2003-07-10 17:30:29) |
296. ザ・ワン
ジェットリー扮する二人の力量が分からない。銃装備した何人に簡単に勝ったり、たいして格闘できない人に手間を取ったりで。力量が分からないと危機感も判断しにくい。ストーリーは、ひとりになることに固執する意味があまり分からない。♪もともと特別なONLY ONE~ なんて説得できなそう。 5点(2003-07-09 14:30:51)(笑:1票) |
297. ブルーベルベット
「ご想像にお任せしまス」的作りが脳をくすぐります。最近の作品はもっと進化してますが。人も物も素敵に気色悪い。個室を作らせたらデビッドリンチの右に出るものはいないのでは。さすが美術系出身。 7点(2003-07-09 10:15:36) |
298. ロスト・ハイウェイ
夢の中によくある展開。「マルホ~」より分からない。分からないのに許してしまうこの魅力。他では味わえない。・・男は変身できる力をもらい女房をポルノに出したボスに復讐を・・妻はアリスとなり助けた・・ええいっ、全然違う。分かるわけがない。それが楽しいところか。 7点(2003-06-30 19:55:56) |
299. TRICK トリック 劇場版
動機、トリック、謎解きへの流れが希薄でした。随所随所にあるイタズラっぽい洒落っ気は好きなので断片的に見た感じです。他で見るより「トリック」に出ている仲間由紀恵は実にカワイイ。さとう珠緒と対戦させたら面白いのでは。妄想。 6点(2003-06-30 11:05:28) |
300. ザ・グリード
意外に楽しめたニョロ。頑張って贅沢に凝っているニョロ。ノンストップだったニョロ。小粋なジョークをからめつつのB級アメリカンモンスターパニック映画。 6点(2003-06-28 02:58:48) |