281. 48時間
よほど視聴率が良かったのか、一時期再放送しまくってました。 ニック・ノルディーの気怠そう(ブルース・ウイリス張り?)なキャラが良い味を出しています。エディー・マーフィーとの掛け合いが面白い。思わず笑ってしまう場面も多々有りました。 白人刑事と黒人の囚人。何故か最後には“何とも言えない友情”を感じてしまいます。 6点(2004-03-15 17:08:17) |
282. 大逆転(1983)
《ネタバレ》 生活・境遇の変化が人間に与える影響を実験形式で試みる設定は、「マイ・フェア・レディー」に似たようなイメージですね。賭もしていますし・・・。 いろんなネタが散りばめられていて、コメディーとしてハイレベルな作品です。エディ・マーフィー、ダン・エイクロイドのコミカルな演技が微笑ましい。ちなみに「トゥルー・ライズ」のジェイミー・リー・カーティスも出てますね。 市場での先物取引というやり方(戦法)は本来ややこしくて解りづらいのだが、ルイスとビリーが仕掛けた“オレンジ大収穫の誤情報”と“市場取引のシーン(デュークの買い一辺倒な状況と、それを目して頭打ちするまで買って最後は売りまくるルイスの戦法)”を見れば、たとえ株に知識が無くても理解できるように設定してくれているので、分かり易くて良かった。 7点(2004-03-15 17:07:30) |
283. 戦火の勇気
《ネタバレ》 これはなかなかの作品だと思います。 まず難点から先に言えば、キャスティングが悪いこと。メグ・ライアンにあの役所は無いでしょう。演技が下手とかでは決して無いのです。むしろ凄く頑張って熱演していると思います。が、キャラクターが違いすぎますよ。 あと、低予算だったのかも知れませんが、戦闘シーンの描写(戦車での戦闘シーン)が少々安っぽい。ただ、これは我慢できる範囲内ですが・・・。 逆に良かったところもたくさん有りました。生き残った兵士達の証言の食い違いを表現するために、2パターンの回顧シーン(ウォールデン大尉の行動)を見せます。良くある表現法ですが、これは面白いやり方ですね。 あと、モンフリーズ(ルー・フィリップス)に本気でムカついたこと。これは役者と演出が上手い証拠です。イラリオ(マッド・デイモン)の軟弱ぶりにもムカつきました。これも役者と演出が上手い証拠です。 この作品の中のエピソード〈サーリング中佐(デンゼル・ワシントン)の誤射・ウォールデン大尉の死〉のように、実際の戦争でも“闇に葬られた真相”というものが有るのでしょうね・・・。 ウォールデン大尉は最後まで部下を気づかい、リーダーとしての役割を全うして死んでしまいます(しかも裏切りを犯した部下を)。最後にサーリングは自分の勲章をウォールデン大尉の墓に捧げます。“名誉勲章”は、本当の勇気を示した彼女にこそ相応しいと感じたのでしょう。 7点(2004-03-15 17:06:45) |
284. スパイダー パニック!
これはダメですね。細かいことは何も考えずに見るタイプの作品なのですが、本当に面白くない。 何ですか、あの不甲斐ないクモのCGは・・・。役者に関しても魅力ゼロ。なにも無い映画です。 2点(2004-03-15 17:06:01) |
285. 明日に向って撃て!
冒頭で“この物語は実話に近い”とあったので、実話に多少のフィクションを加味した作品なのでしょう。 ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードは「スティング」の時も競演(主演)していましたが、今回は全く異なったキャラクターを演じています。ポールとロバートの2人だと気付かないぐらいに役作りされています。 物語はいたってシンプルで、「俺たちに明日はない」とよく似ています。 強盗でしかお金を得ることができない男達。被害者から雇われた殺し屋達(警察も含む)に命を狙われることとなり、強盗が出来なくなってしまいます。ボリビアに高飛びした彼らは、奇しくも強盗から賃金を守る用心棒をする職にありつきます。しかし雇い主が強盗に殺され、お金も奪われそうになります。そこで彼らはその強盗達を撃ち殺すのですが、けっきょく自分たちの行く末も同じ運命だということを考えると虚しくなるようなシーンです。 働きもせず、他人の金を盗んで生活しているようなヤツは本当にムカつくのですが、何故かこの2人には肩入れしそうになってしまう。不思議です。 あと、途中の自転車2人乗りのシーンで流れる曲はあまりにも有名ですが、その曲を1シーンにしか使わないところが憎いですね。 7点(2004-03-15 17:05:07) |
286. ダークマン
予想以上にシリアスな作品でした。人工皮膚を駆使して悪人の一味に化けることで、自分を陥れたやつらへ報復していくというアイデアはなかなか斬新だと思うのですが、ストーリー自体が実にオーソドックスな“復讐もの”なので新鮮味が無い。いたって平凡な作品という印象。 3点(2004-03-12 16:48:13) |
287. スポーン
ヒーローものにしては異色の作品といった感じで、ダーティーな雰囲気が漂っています。物語の前半は妙にシリアスなのですが、何か薄っぺらい。後半になるとすっかりドタバタ物に衣替えします。 あと、CGでの表現なのですが、マントを如何にリアルに見せるかがこの作品のキモとなる部分だと思うのですが、あまり成功しているとは思えませんでした(頑張って作っているとは思うのですが・・・)。 その他にも、“地獄のシーン”や“太ったピエロが変身する化け物”などCGをふんだんに駆使しているのですが、安っぽさを感じるのは私だけでは無いはずです。 全体的にレベルの低いB級作品といった印象です。 3点(2004-03-12 16:47:29) |
288. スーパーマン4/最強の敵
冒険編の3人の敵の方が、凄みがあって強く感じました。 このシリーズもこの辺が潮時かもしれませんね。これ以上の続編は止めた方が良いと思います。マトリックスのネオが飛ぶときのような最先端CGを使ったとしてもダメでしょう。 3点(2004-03-12 16:46:49) |
289. スーパーマンIII/電子の要塞
今回は失敗しましたね。全体的にコメディー色が強いような気がする。スーパーマンがダメ男になってしまうというアイデアは面白いんだけど、立ち直り方が少しベタですよね。もう一捻りが有れば・・・。 3点(2004-03-12 16:46:15) |
290. スーパーマンII/冒険篇
古い作品なのですが劇場で見ましたよ。小さい頃だったのであまり覚えてなかったのですが、最近テレビで見て懐かしく思い出しました。 敵の3人が異常に強いので、子供心に「スーパーマンが負けるのではないか」と心配したのを覚えています。前作にも出ていたルーサー(ジーン・ハックマン)も復活して、今回はけっこう濃い内容です。 当時は喜んで見ましたよ、これは。 6点(2004-03-12 16:45:22) |
291. スーパーマン(1978)
ストーリーは極めて破天荒だが、その思い切ったプロセスが逆に面白い。 それにしてもジーン・ハックマンは悪役が似合いますね。彼の悪役ぶりは見ている方が本気で腹が立ってきますから・・・。上手いんでしょう。 当然ですが、特撮は今となっては古く感じます。それに、地球逆回転というのはどうでしょうか。あまりにもやりすぎだし、逆に回転させたら本当に時間は戻るのでしょうか? まぁ、その辺はSFということであまり突っ込まないようにしないといけないのですが・・・。 5点(2004-03-12 16:44:48) |
292. バットマン(1966)
ジョーカー・キャットウーマン・ペンギン・リドラーの豪華競演!? 海の中のアジト(?)で4人がコメディー色満載のやり取り(作戦会議?)をしている場面が微笑ましい。 バットマンはまだ良いとして、ロビンの扮装はダサイよ! でも、そこがまた良いところなんですよね。 ストーリーもドタバタと騒々しく、何がなんだか訳が分からないところが凄い。 しかし、ラストはなかなか渋く決め込みます。これは“味”を楽しむ作品です。なかなか面白かったです。 6点(2004-03-12 16:44:09) |
293. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
ユマ・サーマンに出演以来をしたのも凄いが、出演した本人はもっと凄い。しかも、シュワちゃんまで出演を快諾するとは・・・。前回に続き今回のキャスティングにも本当に驚かされた。ある意味、バットマンシリーズは恐ろしく贅沢な作品ですよね。 6点(2004-03-12 16:43:32) |
294. バットマン・フォーエヴァー
トミー・リー・ジョーンズ登場。でも意外性は無かった。 ジム・キャリー登場。やっぱりなという感想。 一番驚いたのはニコール・キッドマンが出ていたこと! さらに驚いたのはドリュー・バリモアも出ていることです。恐るべしバットマンシリーズ! 5点(2004-03-12 16:43:01) |
295. バットマン リターンズ
ダニー・デヴィード、ミシェル・ファイファー、と今回も凄い俳優を悪役としてキャスティング。 川に捨てられた子が“ペンギン”として野望を抱くようになったり、内向的な秘書が悪どい上司に裏切られて、猫に助けられることによりキャットウーマンになったりと、馬鹿馬鹿しいけどとてもユニークな発想です。 ペンギンは生まれ故郷の下水道で死ぬし、キャットウーマンも復讐を果たした後、消えてしまう。何か妙に哀愁を漂わせている点もなかなか良かった。 7点(2004-03-12 16:42:23) |
296. バットマン(1989)
悪役として“名の有る俳優”を起用するというコンセプトが面白い。その第一弾がジャック・ニコルソンなのですが、思いっきり役柄にハマッてました。いろんなアイテムを駆使するシーン(特撮)も良いと思うし、バットマン独特の世界観も上手く表現されていると思います。特にジョーカーが持っていた銃身?の長い拳銃が良かった。このシリーズは気軽に楽しめる作品ばかりですね。 6点(2004-03-12 16:41:40) |
297. ザ・ロック
この手のアクション大作は苦手なのですが、これは面白かった。ストーリーもしっかりしているし、ラストのオチも心地よく決まっている。やはり、きっちりとネタ(コンセプト)が練られた作品は、ジャンルに関係なく面白いですね。 個人的な意見なのですが、近代のアクションやコメディー映画は「特に駄作が多い」という偏見を私は持っている。シモネタばかりの下品な作品や、毎度お決まりの陳腐で軽薄な拳法アクションなどなど、明らかな手抜き作品の数々には本当に腹が立ちます。「それなら、そんなジャンル初めから見なければいい」というようなことを平気で言うような人がこのサイトにもチラホラいるようですが・・・、私としては、いろんなジャンルの映画を見ておきたいという気持ちもあるし、勿論その中には良作も有ると思っています。それに、私のように苦手なジャンルでも“暇つぶしに見る”という人もいますしね。 話しがそれましたが、この作品はかなり楽しめたという感想です。 7点(2004-03-10 17:36:38) |
298. スモール・ソルジャーズ
猛烈に面白くなかった。なんだコレ。 久しぶりに究極の駄作を見てしまいました。北野大、何言ってんだアイツは。「同世代に見て欲しい」などとほざいてたぞ。よくあんな仕事(直前映画紹介)受けたな。 ストーリーは勿論のこと、肝心のCG映像もクサイ。笑える場面は一度も無し。俳優陣にしても魅力に欠けるし。・・・と言いつつ、キルスティン・ダンストはが以外と好きだったりする。 1点(2004-03-09 19:02:33) |
299. ウエスト・サイド物語(1961)
かなり張り切って踊ってますね。正直言ってこの手のミュージカルは苦手です。 ダンスというのは本当に時代というのがモロに出ますよね。ティナ・ターナーやプレスリーのダンスは今見ても味が有ってカッコ良いのですが、この作品のダンス(ジェット団のダンス)はハッキリ言ってダサイ。 ジェト団が、警察に対して言い訳を考えるコミカルなミュージカルシーンも「雨に唄えば」と比べると運例の差が有ります。 バルコニーのシーンにしても、最初の歌のシーンまでは良かったのですが、その後マリアがトニーを引き留めてまた歌い出すというのはしつこすぎる。 全体的な印象は、クドイいと言うか・・・、アクが強過ぎる。 5点(2004-03-09 18:44:56) |
300. 俺たちに明日はない
個人的に“一度見たら二度と見たくない作品”NO.1です。ラストシーンは強烈な記憶として脳裏に焼き付いてしまいますのでご注意を。 ボニー&クライドは実際に存在した銀行強盗コンビということを聞いて驚きました。壮絶で豪快な人生をおくった2人の生き様を見事に描ききっています。 7点(2004-03-02 17:54:48) |