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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2251
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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281.  ヒーローマニア -生活- 《ネタバレ》 
“正義の味方に憧れて”というよりは“日頃の鬱憤を晴らすため”の社会悪退治。主人公が欲したのは、日頃やりたくても出来ないコトを実行するための(彼らなりの)キッカケなり、大義名分なのでしょう。ですから『ヒーローマニア』というタイトルにも関わらず、コスプレ感が希薄なワケです。『キック・アス』よりも『市民ポリス69』の世界観の方が近いかもしれません。イイなと思うのは、主人公らの人物造形。人間の汚い部分をきちんと(恥ずかしげもなく)描いていること。横領に下着泥棒って、なんて自分の欲望に正直なんでしょう(苦笑)。そういう意味では純粋な“ヒーローもの”より、圧倒的にリアリティがあったと考えます。彼らが戦うのは、暴走族、通り魔、会社組織。言い換えるなら“違法行為”“不条理”“システム”です。紛れもなく、彼らも属している『現実』に対する抗い。結末は、周りを無理矢理変えるのではなく、とりあえず自分が変わることでした。いつか周りも変わることを僅かに期待して。悪くない落としどころだと思います。竹中直人でも、香川照之でもなく、おじさん役に片岡鶴太郎をキャスティングしたのは素晴らしい判断でした。片岡氏が持っているナチュラルな“狂気”が役柄にピッタリ。今の鶴ちゃんなら、金槌くらい携帯していても不思議じゃないなと(失礼)。ちなみに小松菜奈のメガネ女子ぶりは国宝級でありました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-08-20 10:58:35)
282.  獣道 《ネタバレ》 
ナレーション役の須賀くんが再三口にするように、本作のテーマは人間にとっての“居場所”の重要性。ヒトが初めて手にするそれは、親の腕の中にあります。沢山の愛情を受け、絶対的な自己肯定を獲得する場所。温かな家庭は、巣立ち後に待っている新たな居場所を手にいれるための“孤独な戦い”の備えをする場所です。言い換えるなら、孤独に耐えるための技能と体力を養うところ。しかしながら、本作の子供達は、最初の居場所で満足な支度が出来なかった様子。人生のレールどころか、進むべき道さえ示されません。そう、彼女らの人生は獣道。銃の扱い方も知らぬまま、戦場に放り出されるが如し。孤独に耐えられないから群れるしかありません。あるいは、孤独を孤高と言い換えて、自分自身を騙します。居場所の作り方を知らないから、他人の居場所を盗むような真似をしますし、せっかく手にした居場所の守り方も知りません。彼女らのストーリーを知る観客は、同情することが出来ます。しかし、現実には個人の事情を他者が知る術はありませんし、一部の暇人や好事家を除いては、そもそも他人の境遇に興味がないのです。一定の年齢を過ぎれば例外なく自己責任を求めるシステムを、私たちの社会は採用しています。そう、沙莉ちゃん、もといアマンダちゃん、もとい愛衣も、自己責任で居場所を確保するしかありません。子供時代と寸分違わぬ現在地は、成長していない証。たぶん愛衣が一番その現実に慄いているんじゃないでしょうか。だからラスト、彼女は須賀くんを呼び止めたのだと思うのです。さて、須賀くんの居場所に彼女は必要なのでしょうか。もし必要ならば、それを愛と呼ぶのでしょう。ももクロの茶色担当こと伊藤沙莉ちゃん目当てで、生涯初めて公開初日の舞台挨拶付き上映会を体験してきました(出張のついで)。なんとまあ、沙莉ちゃんのカワイイこと。あのハスキーボイスは大変な武器。そしてコメディエンヌとしての才能を再確認しました。ちなみにアントニーが想像以上に存在感を示していたことにも驚きました(そもそもデカイですしね)。バラエティーに富んだキャスティングは満点級。各人の演技も上々。ただ脚本は、ちょっとマニアックだった気がします。初見で『すげー面白かった!』とは言い辛いお話でしたが、繰り返し観ると良さが分かってくるタイプの映画だと思いました。実際自分の中で反芻するうち、どんどん味わいが増しています。体を張った沙莉ちゃんに5点、韓姉さんに2点、須賀くん、吉村さん、アントニーと矢部太郎に各1点だと10点を越えてしまうので、やっぱり矢部はマイナス2点としておきます。その方が芸人的にはオイシイでしょうから。それにしても、マイベスト映画『幕が上がる』の下級生役の皆さんの活躍ぶりは凄まじいばかり。この先『幕が上がる』が、どれほどのお宝映画に化けるのか、とても楽しみです。
[映画館(邦画)] 8点(2017-07-20 05:58:00)
283.  TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 《ネタバレ》 
クドカン映画の“やり口”としては、『少年メリケンサック』の時と基本的に変わりません。楽曲が持つ力、監督の世界観を体現する常連俳優&其処にいるだけで有難いミュージシャン、“らしさ爆発”の笑いに、切なさの詫び寂びをブレンド。これはもう鉄板の面白さです。幸せの青い鳥。何故か多いぞ畜生道。理不尽極まりない自殺判定。汚ねえクソと上品なクソ、どこが違う。何が違う。だってHELLもHEAVENもどちらもHでしょ。極め付けは「わたしも」。右に左に、グイグイハートを掴まれました。自分の、いや、全人類の人生が愛おしくなる映画。沁みますなあ。悪ふざけで感動なんて、きっと一時の気の迷いか錯覚でしょう。でもそれが映画の魔法であり、醍醐味に違いありません。いい映画でした。(以下余談)小6の娘と一緒に居間でTV鑑賞。それなりにウケていたと思いますが、あるシーンで固まりました。主人公弟の、○ナ○ーシーン。それもノーロック・ケツ丸出しのストロングスタイルですよ。これを年頃の娘と一緒に観るのは、何という名前の“地獄”ですか(泣)?『中学生円山』の監督であったことを忘れていた自分を呪います。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-06-30 17:29:21)
284.  インシディアス 第2章 《ネタバレ》 
♪過去と未来とあの世とこの世、行ったり来たり~(byタイ○ボカン)な続編。いやはや、今回もしっかりオカルト、それでいてミステリー。なかなかの見応えでありました。前作の足りない部分を補うというよりは(そもそも前作単独でちゃんと成立しています)、味変というか、薬味足しというか、シリーズ作品全体としてぐっと味わいが増す満足度の高い内容でした。このシリーズ構成はお見事だと思います。バスターズコンビを(控えめながらも)コメディリリーフに仕立てた点、さらにサイコロに糸電話と、小物の使い方も実に巧みで感心しました。この2作で完璧だと思うので、あまり余計な続編は観たくないというのが偽らざる本音。でも、ひょっとしてコチラの想像を超えてくれるのではないかという期待もあります。うーん痛し痒し。現時点では『SAW』シリーズを完全に上回る完成度と考えます。
[DVD(吹替)] 8点(2017-05-30 21:15:41)(良:2票)
285.  クリーピー 偽りの隣人 《ネタバレ》 
『これがあんたの落とし穴だ』高倉が西野(仮)に吐き捨てた最後の言葉は、鈍痛を伴い胸に響きました。そう、それは高倉自身に向けられた台詞でもあったことでしょう。犯罪心理学を学んでいたが故の慢心が、墓穴を掘る形となった1年前の出来事。そして今一度、最愛の妻をも巻き込んで同じ轍を踏んでしまった愚かな自分。“サイコパスとはこういうもの”そんな決めつけ、思い込みが、最も危険だというのに。講義で学生に「参考にならない」そう自ら口にしていたはずなのに。医者の不養生。幸いにも(?)、西野(仮)もまた今までの獲物と高倉を“同質”と“決めつけた”おかげで、主人公は命拾いしたワケですが。数多く過ちを犯した者が勝利した結末とも言えます。夫の胸で号哭する妻の声は、魔界から現世に戻ってきた証。それはまるで産み落とされた赤子の鳴き声のようでもありました。漆黒の中の救い、と受け取りたいと思います。黒沢清監督の映画にしては、筋立ては明快。お馴染み難解ミステリーを予想していた身としては若干物足りなくも。ただし、監督のもう一つの顔“ホラー上手”の面は、如何なくなく発揮されていました。映像面では、光と影の使い方、画における間の取り方。極め付けは“スタジオ撮り乗用車シーン”でしょうか。ツクリモノ丸出しの感じが、異世界を進む西野(仮)ファミリーの地獄道をよく表していたと思います。また、脚本面では、早紀の身の上に起きた6年前の事象を、西野娘の姿を通じて間接的に知らしめる手法が技ありで、得も言われぬ恐怖と不快感を創出していたと思います。黒沢ホラー、ここに在り、です。今回のMVPは勿論香川照之。怪演でしたが、同じくらい西島の体温低い単調な演技も(氏の平常運転ですが)見事だったと思います。願わくば、手品(人心掌握)のタネは、クスリではなく純粋に西野(仮)の人間力であって欲しかったところです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-05-25 18:29:46)(良:1票)
286.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
大味なバカ映画なんだろうなと高をくくっていたところ、意外にもシニカルかつポリティカルなメッセージが込められていたことに驚きました。“本当は戦う必要のない相手がどうして敵なのか”。頭空っぽにしてコングの大暴れが観られればいいと思っていたので、少々面食らった次第です。とはいえ基本は、巨大化け物バトル・ロワイアル。コングだけでなく、”ひたすらでかい”水牛、蜘蛛、怪鳥、そしてトカゲも頂戴できて大満足でした。劇場大スクリーンで迫力を楽しまなきゃ損の娯楽作品で間違いありません。PJ版キングコングから早12年ですか。CGのクオリティに関しては、もう文句のつけようのない極上の仕上がりで、本音を言えばストーリーなどどっちでもいいのですけれども。エンドクレジット後のオマケは、和製怪獣映画に対するオマージュという捉え方でよろしいんですよね。はい、大変面白かったです。
[映画館(字幕)] 8点(2017-05-10 21:42:52)
287.  私たちのハァハァ 《ネタバレ》 
本作は“距離”の映画。北九州から東京までの物理的な移動距離。旅に要する費用などの金銭感覚。憧れのバンドと自分たちとの間に在る隔たり。そして自らの将来に対する希望。どの距離感覚も彼女たちには、全くと言っていいほど備わっていません。いや正確には“測ろうとしていない”のでしょう。実測して現実と向き合い、絶望してしまうことに怯えているのかなと。この心理は理解できます。子供時代の終焉。現実と向き合う大人の世界へ。そんな不安な状況ゆえ、刹那の快楽に逃げるのも無理からぬこと。世間を、現状を、自分自身を、とりあえず見ないふり。まあ、それもいいでしょう。というより私自身、彼女らに説教を垂れられるほど立派な大人ではありません。ただ、心配なのは、今回の旅を“良い思い出”として消化してしまわないかということ。それだけは要注意です。360度いろんな人に迷惑をかけた事実を自覚すること。しばらくは布団に入る度に後悔でジタバタする必要があるでしょう。失敗をきちんと整理し、反省することで、はじめて成長できるのですから。家庭用ハンディカメラの映像をメインツールに臨場感を演出しながらも、通常のカメラも併用し客観的な視点を担保するバランス感覚は秀逸です(純粋に観易いという利点もあり)。ただ、編集用のカチンコをさりげなく本編に入れ込むあたりは、ハイセンス過ぎて鼻につきますが。主演の女子高生はみんな生々しくて素晴らしかったです。
[DVD(邦画)] 8点(2017-03-15 21:28:43)
288.  マリアンヌ 《ネタバレ》 
きっとこんなお話しだろうなと思ったら、本当にそんなお話。そういう意味では、サプライズはありません。でも、骨太の時代劇で見応えは充分。美男美女の悲しきラブストーリーは、やはりロマンス映画の王道ですね。さて、私の関心事は、妻の最期にあります。夫は、この結末を予想していた気がするのです。そのために、あえて銃を妻の手の届くところに置いたと。2人に課せられた2度目のミッションは、家族の幸せを守ること。そのためなら、何だってやります。そう、2人はプロフェッショナルですから。夫は、国を捨てる覚悟までしました。しかし、計画通りにコトは運ばぬもの。大使殺害の首尾が良すぎただけです。プロである2人が、プランBを考えていないはずがありません。同じ目的のため、2人は“暗黙の了解”で、次善策を選択したものと推測します。これが愛でなくて、何を愛と呼べばいいのでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2017-03-10 20:47:28)
289.  サバイバルファミリー(2017) 《ネタバレ》 
BGMを極力廃し(たまに挿入されてもシンプルなもの)、スクリーン上で繰り広げられる物語が“電気のない世界”であることを控えめに、でもしっかりとアピールします。そう、本作は真面目なサバイバルシミュレーション。とはいえ、そこはそれ、矢口監督お得意の大衆向けコメディ。修羅場レベルはミニマムに抑えられています。強盗、略奪、強姦といったハードな展開は一切ナシ。家族揃って安心してご覧になれます。この甘口仕様は、リアリティ至上主義の観客の口には合わないかもしれません。でも、どんな予測にも幅があって当たり前。日本人の国民性を希望的に見積もれば、こんな優しい展開だってナイこともナイでしょう(そもそも電気がないだけで、社会秩序が失われるとしたら、人類は途方もなく退化したことになりますし)。それに矢口監督は、きちんと本作が寓話であることを示唆しています。お父さん奇跡の帰還(流石に無理あり過ぎ)、電気復旧でいきなり家に明かりが灯るなんて(誰が発電してたの)ホラもいいところでしょう。必要なのは矛盾点探しではなく、テーマをきちんと受け取ることと考えます。かつて夫の手をさりげなくかわした妻が、自から夫の手を握った変化。電気復旧時の妻の寂しげな表情に、本作の主張が見て取れる気がします。地方創生が叫ばれる時代の「バックtoザ日本人の原生活」映画。一次産業最強、田舎暮らし最高な筋書きは、リアル田舎生活を送る者からすれば、悪い気はしません。しかし、そう単純な話でもありません。この世の中は、それぞれの役割分担で成り立っています。野菜をもらって、卵をあげる。お手伝いをして、お肉をいただく。それは、情報や娯楽、あらゆるサービスにも当てはまるでしょう。キレイ事ではない、真の“助け合い”が、サバイバルの極意と感じました。百かゼロかの極端な選択ではなく、丁度良い塩梅に文明と、そして隣人と、付き合っていくことに、ヒトが人間らしく豊かに暮らしていく為のヒントが隠されていると思うのです。(以下余談)劇場(シネコン)を出た途端、違和感に襲われました。当たり前の風景が当たり前でないというか。地に足が着かない感じ。こんなに便利な世界でいいの?という疑問。この感覚は作品世界にどっぷりハマった時特有のもの。良い映画で間違いありません。
[映画館(邦画)] 8点(2017-02-15 00:29:07)(良:2票)
290.  天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬 《ネタバレ》 
“『天才バカボン』を蛙男商会テイストでパロディにしてください”という発注のもとに作られた映画、という説明でFROGMANファンには100%伝わる作品。正直、劇場版『鷹の爪』よりも脚本の骨子がしっかりしていると感じましたが、オチだけは考えるのが面倒になったのか超テキトーでした(それもまた“良し”ですが)。今回痺れたのは、村井國夫さんの声。もう大好き。本当に好き。私が女性だったら、あの声に抱かれていいと思いましたね。マジで。誰か村井さんに、国民栄誉賞とか、正力松太郎賞とか、何でもいいのでご褒美を上げてください。大拍手です。もう一人の殊勲賞は、ネロ役の瀧本美織さん。このお二人の功績で、オフザけアニメに在るはずのない“深い味わい”と“詫び寂び”が付加されています。もちろん浜田岳さんや、一声出演のチームしゃちほこ“名古屋レッド”こと秋本帆華さんも良いお仕事ぶりでした。本作の声優陣は全員素晴らしかったです。8点はあげ過ぎだと思いますが、村井さんの声にはそれだけの価値があります。
[DVD(邦画)] 8点(2017-01-20 18:26:24)
291.  バイオハザード: ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
謎が謎を呼ぶというよりは、迷走していた印象が強い本シリーズ。ヒロインはどんどん無敵化していきますし、アリスプロジェクトだの、クローン軍団だの、正直「私は一体何を見せられているの??」な状態でシリーズを追ってきました。ですから、最新作プロモーション用地上波放送で観返したⅣやⅤは兎も角も、7年以上前に観たⅡやⅢに至っては漠然とした記憶しかありません。(Ⅱではアリスがビルを駆け下りていたな、Ⅲではカラスが沢山燃えていたな、程度)。恥ずかしながら、ウェスカーって何者なのか未だによくわかりません。そんな状態でも本シリーズを見放さなかったのは、ミラ・ジョヴォビッチの美しさと、エンターテイメントに特化したアクションに惹かれたからに他なりません。つまり完全にストーリーを追う事など放棄していたのです。そんなワケですから、完結編となる本作にも正直期待しておりませんでした。今更「辻褄合わせ」などいらないと。しかし、です。“オリジナルアリスもまたクローン”が確定したことで、シリーズ全体に一本筋が通った気がします。世界浄化計画を促進する“攪拌要素”であり“道具”であったアリスが“製作者”の意図に背き、自らの意思で行動してきた事実。さらに大ボスの最期には、オリジナル>クローンという価値観を覆す効果がありました。クローンだろうと、ゾンビだろうと、元は同じ人間。リスペクトされるべき命。“代替品の矜持”を見せてくれた本作のアリスが一番素敵に見えました。完成度の高いシリーズ映画ではないかもしれませんが、足かけ15年全6作にも及ぶ長編の大風呂敷をちゃんと畳んでくれたという意味で、私は本作を支持いたします。完結ご祝儀込の8点献上です。以下余談:仮に人類浄化計画が計画どおりに成就したとしても、アリスのようにTウィルスに適応する者も僅かに生き残るのか生命の掟では。箱舟に乗った者たちよりも、明らかに生存能力に優れた者。アリス一人手に負えなかった彼らが、思うような新世界を築けるとは思えませんが……。
[映画館(字幕)] 8点(2017-01-15 11:26:52)(良:1票)
292.  アズミ・ハルコは行方不明 《ネタバレ》 
展開目まぐるしいノンストップアクションでもなければ、生死が懸かるサスペンススリラーでもない本作は、無気力な女、寂しい女にクズ男、刹那の快楽と暴力で画面が支配されており、決して「愉快」でも「楽しい」映画でもありません。しかし、視終えて頭の中で反芻するうちに、染々と心に響くものがありました。本作のテーマは「女の復讐」。確かに劇中登場する男どもは、みな見事にグズばかりでした。ボコボコにされるのも当然の報いでしょう(※ここで注釈。女子高生による男性襲撃事件の全てを、現実と捉える必要は無さそうです。襲撃の大部分は「復讐のメタファー」で宜しいかと。ジャッキー・チェンも真っ青のアクロバティックな格闘術は、劇中アニメと同じデフォルメと考えます)。しかも、春子が推奨する男への復讐法は、「幸せになって見返してやれ」という極めて前向きで健全なもの。大変結構な考え方ですが、グズ男たちに正論や常識が通じるはずもなく、現実にはノーダメージと思われます。また、オジサン的には「本当にそれでいいの?」と説教したくなる気持ちもあります。お前らの行動も軽率だぞと。一人親の苦労を知っているのかと。ただ、その一方、お父さん的には娘が幸せになってくれれば、もうそれでOKなワケで、ラストカット“春子の笑み”で全てのモヤモヤが帳消しになったのでした。行方不明は、いわば自我の喪失。『MISSING』アートが広く拡散されたのは、世の多くの女性たちが、同じ境遇にあるという証。悪い男たちに、身も心も傷つけられているのでしょう(もちろん男と女が入れ替わるケースも同じくらい在るはずですが)。でも囚われると苦しくなります。執着すると死にたくなります。だから“一度消えて無くなれ”は、生き抜く為の知恵として有効だと思います。どんなに冴えなくても、私の人生の主役は私。自分が笑顔でいられる選択なら、それがベストチョイスに違いありません。(新宿武蔵野館にて鑑賞)
[映画館(邦画)] 8点(2016-12-20 19:59:06)
293.  イット・フォローズ 《ネタバレ》 
どうしたら死なずに済むか考えてみました。①飛行機の距離で2地域居住(来たら逃げるの繰り返し)。②洋上生活(「それ」は水が苦手な様子。でもマグロ漁船だと辛過ぎる…)。③『パージ』に出てきたような要塞ホームに住む(「それ」が重機の免許を持っていないことを祈ります笑)。私の貧困な発想ではこの程度が限界。まあ逃げ回ることは可能でしょうが、冒頭に出てきた少女のようにいずれ参ってしまうでしょう。誰かに「それ」を移すのは気が進みませんが、背に腹は代えられません。となれば、若くて、健康で、足が速くて、お金持ちということで…武井壮がベストかと。優しくしてくれるといいな。冗談はさておき、やはりここは根治を目指しましょう。物理攻撃で「それ」を殺せないのは検証済み。ですが壁をすり抜ける能力は無さそう。ということで、鉄の箱にでも閉じ込めてしまうのが一番安心かと(名付けてピッコロ作戦)。理解者が多くいる主人公なら実行可能な気がしますが。さて本作の主題について。“性病の暗喩”と考えたくなるお話ではありますが、終盤ベッド上の友人の語りや、手を繋ぐ2人のラストシーンを見るにつけ、もう一歩踏み込んだ性(生命)へ向けた根源的な解釈をしたくなります。つまり「それ」は“種の存続に対する強迫観念の具現化”ではないかと。今回の現象を表層的に捉えるなら、“死にたくなければ性交渉しなさい”です。それも、できるだけ若く、健康な相手が理想(「それ」を移した相手が自分より先に死んだら、元も子もないワケですから)。生きとし生けるものに架せられた宿命。「繁殖のススメ」。ですから主人公カップルに子供が生まれた瞬間に、「それ」は消え去るのではないかと予想します(あるいは年老いて生殖能力が無くなったら)。文部科学省推薦ならぬ内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)推薦がついても不思議じゃない『婚活も妊活もお早めに』なプロパガンダ映画に違いありません(大嘘)。
[DVD(吹替)] 8点(2016-10-30 00:28:18)
294.  残穢 -住んではいけない部屋- 《ネタバレ》 
『リング』のように呪いを解く為に主人公が奔走するでもなく、『呪怨』のように呪いの元凶自ら登場で怖がらせるワケでもない、“気づいた時にはもう遅い”静かなオカルトホラー『残穢』。発端となった強大な禍が新たなる禍を生み、連鎖増幅していく穢れ。平岡が言うようにヤバい案件です。そう彼はちゃんと指摘していました。「取扱いを誤ると酷い目に合う」「これとんでもないものを引き当てたのかもしれません」「話しても祟られる、聞いても祟られる」と。でも結局は本気にしていなかったということ。知識があっても実践しなければ意味がありません。「久保さんの前の住人(梶川氏)が転居先で自殺した」ちゃんとヒントは出されていたのに。これは【くるきまき】さんがおっしゃられるように、放射能的厄災と捉えると納得がいきます。穢れへの短期的な接触なら多分セーフ。調査に加わった久保さんのミステリー研究会後輩にまで、災いは及んでいないでしょう。穢れに長期間、そして深く触れ続ける事が問題。総被爆量で基準を超えると発病する理屈です。「顔が歪む婦人図」を保管していた吉兼家菩提寺の住職のように、深入りしない姿勢が防護服代わり。主人公“わたし”を筆頭に、本件に長く、深く、関わってしまった人たちの末路や如何に。そして本作を鑑賞した“あなた”とて例外ではないと……。過度なBGMで煽らず、あくまで“わたし”と同じ第3者の立場で、事象を検証する感覚を創出したのが秀逸でした。淡々と、明らかになっていく真実。気づけば誰もが当事者に。一見弛緩した空気のエピローグに恐怖が纏わりつきます。久々に正統派のオカルトホラー映画に出会えた気がします。流石、中村義洋監督。ホラーを描いても上手いですね。そして手堅く観易いです。今、一番安心して観られる映画監督だと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2016-10-25 20:27:10)(良:1票)
295.  HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス 《ネタバレ》 
インスパイア?オマージュ?パロディ?いえいえ、そんな小洒落た言い方は正しくありません。ただの“パクリ”です。スパイダーマンを筆頭に、モテキ、トイストーリー、ベストキッド、タイムボカン…よくもまあ恥ずかしくもなく、人気作からエッセンスをつまみ食いしたものだと感心します。でも不思議と厭らしくありません。格好悪いとも、ズルいとも思いません。むしろ清々しい。それは偏に「真面目」だからです。奇しくもママンがプラトニック狂介に言い放った台詞と同じ。堂々たる演技。真摯な演出。おいなりさんにフィットさせてイチイチYES(夏色のナンシーかッ)。木根尚登やHIKAKINといった完全な悪ふざけから、カンヌ俳優・柳楽優弥まで、高低差が激しいクレイジーなキャスティングに納得してしまうのも、誠実だから。馬鹿馬鹿しい事をひたむきに。おフザけだって全力で。そんな素敵なサムシングが本シリーズには在るのです。たぶん、誰からも評価されようなんて思っていないでしょう(これで好意的な評価を期待しているのなら、どうかしています)。ごく一部の好事家(変態ともいう)に向けて送られた渾身のラブレター。嬉しいかな、悲しいかな、私の心にはドストライクでありました。「ツマラナイ」「見る価値なし」貶し言葉が全てホメ言葉に転化してしまうのですから、変態映画ってのは、ある意味“最強”なのかもしれません。(以下余談)前作の感想で、変態仮面に高得点を付けけることを娘に知られたくないと思った私ですが、まだまだ覚悟が足りないようです。そもそもお父さんが本作を観ている事自体、(父の威厳的な観点から)子供に知られるワケにはいかないのです。「何?これ新作?」とレンタルDVDケースを長女が手に取った瞬間の絶望感たるや筆舌に尽くせません。(アプリ登録で1枚何でも無料キャンペーンと“シールが貼ってあるDVDはレンタル厳禁”の家訓が仇となりました。幸いにもタイトルを確認される前に、玄関のチャイムが鳴り難を逃れましたが…回覧板よ有難う!)続編が制作された暁には、必ず劇場鑑賞することを(危機管理的見地から)ここに誓います。
[DVD(邦画)] 8点(2016-09-30 00:28:24)(笑:1票)
296.  ニンフォマニアック Vol.2 《ネタバレ》 
1+2合わせてきっちり4時間!延々と『好色一代女』のアブノーマルな性遍歴を見せられるワケですから、それはもうグッタリです(歳のせいかなあ苦笑)。でも、この“長さ”に価値があったと考えます。お経のような、あるいは校長先生の訓話のような。長過ぎるお話に集中力が続くはずもなく、エピソードは次第に耳を通り抜けていきます。そこで始まるのは自分自身への問い掛けでした。己が知識、経験、人生観と照らし合わせて、主人公の生き様に対する検証作業を行います(テンポの良いお話だとこんなコトしません)。ところが監督は意地が悪いとみえます。折角自分なりの解釈を導き出したと思ったら、終盤ご丁寧な解説が用意されていました。まるで「馬鹿なお前らに、ちゃんとお気に召す答えを用意してやったよ」と、心の内を見透かされたようで。その最たるものが、セリグマンの醜態という事になるのでしょう。自身の矮小さと、愚劣さを突きつけられて、気分が良いはずがありません。本当に監督は性格が悪いです。それでもジョーの子供が命を落とさなかった事、自らの尊厳のため彼女に銃の引き金を引かせた点は、監督の良心と捉えておきましょう。(以下余談)ラース・フォン・トリアー初体験が、果たして本作で良かったのかどうなのか。監督が相当のクセ者だという事だけは分かりました。他の映画も観てみたいですが、精神的に余裕がある時じゃないと無理そうですな。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-06-20 23:54:40)
297.  予告犯 《ネタバレ》 
『八日目の蝉』もそうですが、犯罪者が主人公の感動系ヒューマンドラマというものは、なかなか厄介なものです。犯罪者=悪という社会の絶対的共有価値観(社会の視点)と、個人の人生観に基づく私的信条(個人の視点)のせめぎ合いが、心の中で勃発するから。共に恵まれぬ幼少期を過ごしながら、正反対の立場にあるゲイツと吉野。そんな2人が合わせ鏡のように重なり合う姿に心を動かされるのは何故?死んだらお仕舞。最悪の選択。でも自分の命よりも大切な命が存在するのも真実。ゲイツの自己犠牲を非難できない自分は間違っているのか?青山(窪田)の台詞『大きな事じゃなくても人は動く。それが誰かの為になると思えば』に心震えるのはどうして?ひたすら自身の心に問い掛ける作業を繰り返しました。こんなふうに自分と向き合える映画は久しぶり。お気に入りの一作確定です。ただし、あまりに苦しいので、観返す予定はありません。(以下余談)私は映画ポスターのコレクターでもあるので、ポスターデザインは承知しておりました。生田一人アップの先行版と、生田と戸田が映るレギュラー版。正直ありきたりな図柄で、良作の香りなど微塵も感じませんでした。しかもタイトルはあの『模倣犯』を彷彿とせるもの。邦画サスペンスにはハズレが多いですし、期待値はゼロ。ところが鈴木亮平に、濱田岳、荒川良々と、単独主演クラスが次々と出てきてビックリ。さらに窪田正孝に、小日向文夫、滝藤賢一って、どれだけ豪華キャストなんだと。あれ、監督・中村義洋、脚本・林民夫コンビって『ルート225』、『ゴールデン・スランバー』に『みなさん、さようなら』の名コンビじゃないですか。そりゃ私の趣向にピッタリなハズです。予習をサボったおかげで、良作を引き当て、得した気分です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-05-30 21:29:47)
298.  くちびるに歌を 《ネタバレ》 
心に傷を負ったピアニストが、島の子供たちとの交流を通じて、再びスタートラインに立つ勇気を手にした物語。これを表のテーマとするならば、裏テーマは自閉症の兄を持つ少年の救済物語と考えます。彼は未来の自分に宛てた手紙の中で、心の内を吐露しています。自分は兄の介護をするために生まれてきた存在であると。もちろんこれは誤りです。良い子ゆえの思い込み。もし本当に両親が弟を人身御供にするつもりなら、兄に社会順化訓練などさせませんし、少年の部活を許したりしないでしょう。彼の勘違いは、通常なら心身の成長と共に昇華される思春期思想。放っておいて問題ありません。しかし、です。あの微笑みは、気になります。ただの心の流行風邪。そう決め付けて大丈夫でしょうか。おそらく少年の告白を受けた主人公も同じ不安を抱いたと推測します。彼に優しい言葉を掛けるのは簡単なことです。でも自身に対する気遣いさえも、更なる呪縛に変えてしまうのが、自己犠牲の厄介なところ。それに、彼の考える自身の「宿命」は、一面の真理を捉えています。現に、搾取や介護目的で、子をもうける親も実在するのですから。そこで主人公は、少年の自主性に任せる選択をしました。遠回りなようで、一番適切な、そして確実な治療法だったと思います。自分を救えるのは、自分だけ。その厳しさは良薬でした。さらに部活は対症療法も兼ねていました。合唱は究極のチームプレー。各々がパートを受け持ち、力を出し合う事で生まれる美しいハーモニー。一人が頑張ればいい、犠牲になればいい、そんな考えとは正反対に位置するものでした。大会終了後、会場内多くの人を巻き込んでの大合唱。たった一人のために、これほど多くの人が心を寄り添ってくれること。助け合うこと、協力することの素晴らしさを湛えた音色は、きっと少年の心に届いたはずです。出発の汽笛は、全ての若人の上に、平等に響いています。(以下余談)ももクロ主演『幕が上がる』と同日公開の本作。巷では部活対決と呼ばれていたようですが、『幕が上がる』が王道アイドル映画として、青春の“表面”を正攻法で描いたのに対し、本作は青春の“裏面”を、奥ゆかしくも丁寧に見せてくれた印象を受けます。どちらも素敵な青春映画でした。勝手に姉妹映画だと思っています。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-05-05 10:29:29)
299.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 
米国製学園映画王道の“ヒエラルキー打破もの”。カタルシスも充分ですし、展開も小気味よいです。結末も潔くて好きだなあ。ただ、1か所だけ惜しい部分が。それはウーズマ・カッパの落ちこぼれたちが、大会終了後あっさり怖がらせ学部に入部してしまったこと。彼らに“怖がらせ屋”の才能が無いことは明白です。学園長は嫌なヤツですが、彼女の指摘は何も間違っていません。そう、彼らには彼らの特長を活かした、輝ける場所があるはずです。ボンベ職人やコーディネーター、それこそ食堂係や郵便係だって、無くてはならない縁の下の力持ち。花形がスポットライトを浴びるためには、大勢の裏方の助力が必要です。職業に貴賤なし。それが身に染みて分かっているからこそ、マイクやサリーは仲間への感謝を忘れないのです。2人が同僚たちから慕われる所以。ですから、ウーズマ・カッパのみんなには、誇りを持って裏方の道へ進んで欲しかったなと。とはいえ、これは大変良い続編。前作の余韻をスポイルしてしまう後日談ではなく、前日譚を描くことでより一層『モンスターズインク』の味わいが増しています。“怖がらせ屋”落ちこぼれのマイクが“笑わせ屋”で才能を花開かせるなんて、胸が熱くなるじゃないですか。シリーズファンなら、絶対観るべき続編でしょう。そして願わくば、もう続編は作らないで欲しいです。インクとユニバーシティの2本で見事に世界が完成されているからです。
[地上波(吹替)] 8点(2016-03-15 18:59:44)(良:1票)
300.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
何と言っても設定が秀逸です。子供の悲鳴をエネルギーに変えるモンスター電力会社。どこでもドア風の不思議テクノロジーで時空を超えて繋がる2つの世界。しかもドアは全て一点もの。この特性を軸に物語が組み立てられており、ハラハラドキドキ最後にキュンの熟練の脚本が堪能できます。またドア収納レーンを利用したチェイスシーンは、立体感・スピード感、共に抜群で、アクションパートの見せ場となっていました(これは是非とも劇場の大画面で観たかった!)。もう一つ重要な設定は、子供がモンスターにとって恐怖の対象であること。モンスターにとっては子供もまた“モンスター”。でも実はこれ、“思い込み”や“迷信”そして“偏見”の類の嘘八百。怖がらせたかと思えば、逆に怖がったり、ホント自己中極まりない独り相撲だったワケです。しかも笑わせた方が何倍もエネルギーになるなんて、全くもって見当違いな労力を払ってきたものです。それは、貴方たち大人の世界にも言えるのではないですか?そんな痛烈なメッセージを読み取ることが出来ます。まあ、物事はそんなに単純ではないですし、大人には大人の言い分がありますが、子供向け映画ですから不問にしましょう。個人的な好みを言わせてもらえれば、蛇足が2点。ラストの再会は艶消しもいいところ。それにピクサー恒例の(?)NGシーンは真剣に止めて欲しいです。ジャッキー映画のNGシーンもそうですが、そんなファンサービス御免です。夢の世界に浸る時間を奪わないでくださいな。
[地上波(吹替)] 8点(2016-03-15 18:58:39)
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