281. ひとりぼっちじゃない
《ネタバレ》 不快なものが多かった。 ただつまらないだけでなく不快。 一番の不快は主演の井口理。 冴えない男の設定とはいえ、あまりにパッとしなさ過ぎる。 最後も全てを捨てて長崎に行くとか中途半端。 あとは虫がわいてるシーンとか、井口の自慰シーンとか、ボコボコボコボコとうるさくてしつこい効果音とか。 不快な演出が多すぎるぞ。 良かったのは馬場ふみかの住んでいるマンションの外観。 マンションの入り口へのアプローチは見事、色彩も緑豊かで安らぐ。 馬場ふみかも透明感があって良い。 [インターネット(邦画)] 1点(2024-07-06 09:24:47) |
282. 暴力行為
《ネタバレ》 戦争時に被害者であった元部下が、結局最後には生き残るという結末は、極めて良識的な終わらせ方と言ってよいであろう。 途中の追いつ追われつの展開や、ラストの三人三すくみのシーンなんか、緊迫感があってなかなか面白かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-03 09:07:23) |
283. コーポ・ア・コーポ
《ネタバレ》 アパートに住まう住人たちの群像劇スタイル。 内容は取るに足らないエピソードばかりなんだけど、ほっこりする内容のものが多く、まったり味合うことができた。 馬場ふみかの金髪がとにかく印象的。 スエットのズボンも良く似合っている。 大阪の街を堪能できるのもポイント高し。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-07-01 00:06:54) |
284. とらわれて夏
《ネタバレ》 ボニーとクライドのように過激な展開はなく、ゆったりゆっくりまったりと進み、そして終わった。 物足りなさや刺激の少なさは感じるものの、平和な話で疲れや虚しさを感じないのは良い点。 きっとこれ以外の結末だと社会的にマズいのでしょう。 仕方ないのかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-30 14:23:18) |
285. 神は見返りを求める
《ネタバレ》 これは面白いヤツ。 岸井ゆきのの豹変ぶりは女性ならあり得るかも。 環境や立場が変われば豹変することは多々あるからね。 そういう生き物なんだと思って諦めるべき類もの。 最後までへこたれないムロツヨシも良かった。 そんなに簡単に心折れてはイカンという気持ちにさせてくれる。 決してへこたれずに復活を期す、そんな気持ちにさせてくれた。 嫌な目に沢山あわされても、希望を持って復活するんじゃ! 立ち上がれ! [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-29 19:25:26) |
286. 虹を掴む男(1947)
《ネタバレ》 ポケタ、ポケタ、ポケタ、ポケタ… 白昼夢を見るたびに飛び出すこの奇妙な擬音。 なんなんだ、これは。 なんとなく生理的に受け付けない独特な雰囲気を持ったダニー・ケイ。 イケメンなのにコメディ全開なもんだから、なんだか違和感もある。 尖った鼻もなにげに気持ちが悪い。 ところどころ笑えたのだが、ダニー・ケイのアクの強さにやられた。 特に歌うシーンの芸達者ぶり、これがまた気持ちが悪い、趣味に合わない。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-06-28 21:33:54) |
287. 窓辺にて
《ネタバレ》 なんか暗くて退屈な話だし長いなーとか思って見ていたけど、終わってみたら案外良かったというか、映画を見たという満足感はあった。 稲垣吾郎や玉城ティナに魅力は感じなかったが、話としてはそこそこ面白いんじゃないかと。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-26 10:16:53) |
288. リラの門
《ネタバレ》 ジュジュの憎めないロクデナシキャラが最高だ。 マリアのことを好きなのに、いつの間に恋の橋渡し役をやらされる。 モテない男あるあるだけに、気持ちがよく分かる。 ラストの銃声が聞こえるシーン。 ジュジュとバルビエが取っ組み合い、どちらが物陰から生きて出てくるかと思ったら、ジュジュだった。 ジュジュが対決に勝ったのだ。 これがこの物語の救いになっている。 これがもしバルビエに殺されて終わっていたら、ただの救いのない話になってしまうからね。 それでもなお、切ない話だよね。 好きなコが騙されていて金目当てで利用されていただなんて。 ジュジュとしてはやり切れない気分だわな。 自分が好きなコとはいえ、バルビエとどこかの遠方の地で幸せになってほしいと願っていただろうはずだから。 最後にこの映画のモノクロ画像について。 1950年代後半だけあって、シャープでとても美しい。 この時代ならではの自然なモノクロ画像にはうっとりさせられた。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-23 17:16:59) |
289. モロッコへの道
《ネタバレ》 二人の掛け合いは意外にも面白い。 悪い奴ら同士を喧嘩させ、主人公たちは美女を連れてニューヨークへと逃げるご機嫌な展開。 だけど最後はスタートと同じ状態に戻り、海の上で遭難。 なかなかうまい作りになっている。 ミュージカルにしては歌の部分が非常に少ないのが特徴的。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-21 08:55:17) |
290. この日々が凪いだら
《ネタバレ》 最後の最後まで沈鬱な気分で見ていた。 けどラストで一気に晴れた。 途中、自身の辛い過去の影響でかなり滅入ったが、そんな辛いこともありながらのあのラストだからまあオッケーかな。 人生辛いことが多いし、うまくいかないこともあるけど、最後に良いことがあればいいじゃん的な単純さはある。 でもその単純さが大事。 終わり良ければ全て良し。 明日から少しだけ踏ん張れる気がした。 あ、そうそう!書き忘れそうになったけど、羊文学の音楽はやっぱりとても素敵だった。 羊文学の音楽が確実にこの映画を一段上に引き上げている。 音楽が映画に与える影響は大きいね! [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-17 22:36:02) |
291. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
《ネタバレ》 終始ドタバタしている。 しかも家族関係が複雑なのでよく理解できない。 よく分からないまま、色んな登場人物たちの恋愛模様が展開される。 唯一分かったことは、この映画はウディ・アレンの恋愛的願望を描いていることだ。 冴えない風貌の男が美女と懇意になる。 金で釣らない限り現実にはあり得ない話。 そう、これは空想ミュージカルだ。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-06-16 22:52:56) |
292. レディ・イヴ
《ネタバレ》 本作でもバーバラ・スタンウィックはスレンダーで美脚だった。 それに惚れ込んだヘンリー・フォンダ、気持ちはよく分かる。 運命の赤い糸で結ばれた二人は、様々な障害をもろともせず、最後は初めて出会った船で結ばれる。 若々しいヘンリー・フォンダに驚いた。 老けたイメージしかなかったので。 話は淡々としていて、特別面白いとは言わないまでもつまらなくもない。 無難なラブストーリーの古典。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-16 13:23:11) |
293. ぼくらの亡命
《ネタバレ》 主演の男性は一年間髪を洗わず撮影にのぞんだらしい。 その相手をした女優さんはさすがのプロ根性。 よくこんな髪の臭い男の相手をしたものだ。 話は分かりやすいのに不思議と目が離せない。 変に話が複雑だったり分かりにくかったり伏線がどうのこうのとかないのに、これは凄いことだ。 やはり内田監督はただモノではなかった。 美人局が腹を刺されて苦しんでいる様を、ニヤニヤしながら眺める主人公、まさに怪演である。 それにしてもこの主人公は気持ちが悪い。 男の私からみてもこれだけ気持ちが悪いのだから、女性からしたらよほど気持ちが悪いだろうな。 この映画は主人公の気持ちの悪さが全て。 気持ちの悪い髪の臭そうな男を、ひたすら2時間鑑賞する映画! それに8点!つけていいのかな?! まあいいっか! [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-13 06:48:27) |
294. レミーのおいしいレストラン
《ネタバレ》 さすがにネズミに料理は無理が… アニメにリアリティは不要なんだろか。 ついていけず。 まあ不幸な話ではないから良いんだけどもね。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-06-10 21:58:30) |
295. ドーナツもり
《ネタバレ》 アート系の人がいかにもオサレっぽく撮りました的な映画。 センスが良ければそれでも全く問題ないんだけど、この映画はわざとらしさが気になるレベル。 つまりは、ケレン味がある。 主演の女性は声がキツイかな。 笑顔は素敵だけどね。 他、出演者たちもどこか魅力に欠ける面々。 ドーナツ屋の店員が逆にあそこまで絡んでくる不思議。 ほんまかいな。 ドーナツ屋の店員はドーナツだけ売ってりゃ…(以下、自主規制) [インターネット(邦画)] 4点(2024-06-08 23:40:00) |
296. めぐり逢い(1957)
《ネタバレ》 「歩けないこんな私じゃ、あなたの負担になるだけだから、あの日交通事故にあって待ち合わせ場所に行けなかっただなんて言えない」 いやいや、そこは本当のことを言おうよ! 彼を待たせてしまった訳を伝えた方がいいだろ! 彼は約束を破られたと思ってるんだぞ、裏切った訳ではなく行きたかったのに行けなかったと伝えてあげなきゃかわいそうじゃないか! と、ムキになっても意味がなく、これは悲劇を盛り上がるための意図的なストーリーなわけだからね。 普通に待ち合わせに間に合っていたら、話として盛り上がらないことになるのかな? だとしたら、なんかわざとらしいストーリーなんだよな。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-08 18:34:20) |
297. 躾
《ネタバレ》 これは単なるいじめを描いているだけで、大した意味を感じない。 メッセージ性があるとすれば、このようなDVをもし受けている人がいたら、この映画のように証拠を録音して通報してくださいということなのかもしれないが、そもそも報復とか後がやっかいだからなかなか通報できないわけで、あまり意味を感じない。 しかも、この夫婦は全くお似合いではなく、夫婦というリアリティが欠如している。 そこからして既につまらない。 [インターネット(邦画)] 0点(2024-06-07 21:17:59) |
298. ブンミおじさんの森
《ネタバレ》 最後の方で現代的な坊さんが出てきて、現代的な音楽で〆られたことから、これはもはやブンミおじさんの遺した伝説かと。 わたしもあまり腎臓が良くないので、透析の話は気分が落ち込んだ。 死を悟って、森の奥の洞窟で死んだブンミおじさん。 なんだか身に迫るものがある。 それにしても、森のシーンで聞こえる虫の音。 とても心地良くて印象的だ。 ずっと聞いていたい。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-07 18:07:27) |
299. ぼくのエリ 200歳の少女
《ネタバレ》 随所に散りばめられている怖いシーンが適度に刺激的。 少年とヴァンパイアの少女との究極の友情。 それは恋愛とかを超越した生き物同士の強い結合意識だ。 時にはおぞましい少女に対し、偏見を持たずにそのまま受け入れた少年。 おそらく心が綺麗なんだろうと思う。 非常にピュアな物語。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-06 23:10:09) |
300. ミュンヘンへの夜行列車
《ネタバレ》 なかなか見応えのある騙し合い。 ドイツのゲシュタポが悪者で、イギリス側が正義の設定。 ラストのロープウェイを使った駆け引きとアクションは素晴らしいの一言! [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-04 22:34:26) |