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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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3061.  ゴジラ2000 ミレニアム
CG満載のアメリカ版ゴジラ、コイツが登場したらもはや日本のキグルミ怪獣は出る幕なしか、と思いきや、これが日本のゴジラファンには意外なほどの不興を買っちゃった。ははん、いくらCGで何でも出来るからって、「やりすぎ」はダメなのね。むむ、そうか、デジタル時代におけるゴジラ映画の落とし所が見えてきたぞ!ってな感じで、キグルミとCGをうまく組み合わせた新しいゴジラ映画が生まれたとさ。いや実際、迫力ある映画になったんじゃないですかね、なかなか丁寧な合成映像が多用され、臨場感を生み出しています。この路線でいいと思いましたよ・・・ストーリーだけ、もうちょっとちゃんとしてもらえたらね。これじゃあさっぱり、とらえどころがないよね。佐野史郎がなんだかアヤシイので、「実はコイツが宇宙人の手先だったとか?」というドンデン返しを期待したのは、これは私が悪かったけどね。あと、できたら、一応は先輩の意地として、アメリカ版ゴジラを「髣髴とさせる」ようなシーンは入れないで欲しかったね。そういやあのナゾのUFO、『インデペンデンス・デイ』を意識したのかもしれないけど、少々強引な特撮、正直『ナビゲイター』を思い出しちゃった。でもタコ入道は良かったよ、昭和ガメラのバイラス星人を意識したんだね(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-23 18:01:57)
3062.  男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
寅さんという人は、日本地理もよく知っているし、人の名前と顔と人となりを実によく記憶し、頭の中で整理している。こんな優秀な人物、世の中そうそういません。ちゃんと就職すればビジネスマンとして大活躍しそうなもの。でも、計画性や物事の順序の判断に人並みはずれた欠陥があるもんだから、やっぱり優秀なビジネスマンにはなれないだろうな~、と思わせる、前半の結婚騒動。思わせぶりな寅さんの言動に色めきたつとらやの面々、「こりゃきっと、実はとらやの人たちの勘違いでした、というオチだろうな」と思わせて、実はやっぱり、寅さんひとりの勘違いだった、というオチがうまいところ。しかし映画後半は、『柴又慕情』の後日談をいささか都合よくまとめた感じでやや安直。寅さんは単なる狂言回しの色合いが濃く、極論すれば、別に寅さんがいなくても物語は成立するんじゃないの~。歌子さんのセリフ「寅さんに会えて本当によかった」も、少々しらじらしく聞こえてしまいます。というわけでやや物足りなかったのですが・・・でも、宮口精二がとらやを初めて訪れるシーン、皆の視線が集まる緊張感が、とても印象に残ります。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-19 18:51:17)
3063.  三大怪獣地球最大の決戦
「人間そっくり」の自称・金星人。ってまさかアダムスキーの影響か?そんなアホなと思いつつ、これが実は侮れない。彼女が金星人ではないということは実は証明できそうでできないのだ。同様に我々もまた、本当に地球人なのか、それとも地球人そっくりの異星人なのか。これぞ人間存在の根幹を揺るがす価値観の転倒だ。⇒というわけで、安部公房が本作に触発されて『人間そっくり』を書いたということは想像に難くないのであります・・・。それはさておき(笑)。ゴジラとラドンの闘いが、怪獣同士の対決ではなく、小動物の小競り合いにしか見えないのがナントモカントモ(ラドンのクチバシ突っつき攻撃が一番効いてそうに見える)。両者の説得にあたるモスラ幼虫、一番年下の癖にずいぶん大人びてるじゃないの。しかも、彼らを見限ってギドラに単身立ち向かう姿は、実に渋くてかっこいいではないか。う~む、背中に哀愁が。そうそう、これはギドラ登場の記念すべき作品でもあって、久しぶりに見ましたが、ギドラ登場シーンにはつい「おお~」と声をあげてしまいました。本作単品で観れば、ラストが完全決着でないのが惜しいところ。・・・それにしてもあのナントカ王国の人たちの、首にシャンプーハットを巻いたみたいな服装には、言葉を失いますナ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-19 14:46:59)(良:1票)
3064.  プロジェクトV(バイオント) 史上最悪のダム災害
先日こーんなタイトルの映画を夜中に放送してたので、あー、このタイトルからするときっとパロディ映画か何かだな、たまにはこんなダメそうな映画でも観てみようかなーと思って観てみたら、これが意外にもシリアスな作品、実際に起こった災害にもとづくパニック映画、いやいや、パニック映画ですらなく、なぜこのような人災が起こったかを描いた社会派サスペンス風の映画でしたなあ。どこに焦点をあてようとしてるのやら、イマイチとりとめがなく、淡々と時間が過ぎていってしまい、「おいおい、いつまでたってもなんにも起こらないよ~、そろそろハデなスペクタクルシーンでも見せてくれよ~」とか思ってたら、最後の最後にダム津波が発生。その後のテロップを見て、あ~実はこんな悲惨な事件だったのか、ずいぶん不謹慎なこと考えちゃったなあ、とちょっとヘコんでしまったじゃないですか。ヒドイざんす。
[地上波(字幕)] 6点(2005-10-20 23:43:57)(良:1票)
3065.  マダム・グルニエのパリ解放大作戦
ストレンジラブ博士も真っ青、ピーター・セラーズ大量発生中。こりゃまさに、「マルコヴィッチの穴」ならぬ「クルーゾーの穴」、ですぜ。で、映画の中身は、と言いますと、シマリの無い話が掴み所の無いギャグとともにショボショボと続いて行くという、これがまあ考えようによってはなかなか油断のならない映画でして、この淡々とした進行を観ていると、気付かぬうちにセラーズ中毒になってしまっており、しばらく彼が登場しないと「か、彼を早く出せ、もっと登場させろ~」と禁断症状を発症すること請け合い。いや別に請け負わないけどさ。まあそういう訳で、これも彼無しではありえない映画、彼の魅力があふれた映画、彼が嫌いな人にとってはなーんにも面白くない映画、でありましょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-30 23:50:06)
3066.  えびボクサー
これがホントの異「種」格闘技戦! と言いたいところだけど、試合らしい試合は無し。それどころか、途中、違う意味の「格闘技」が始まっちゃう始末。とほほほ。観ていても勿論こんな世界についていけるハズもないし、実際そういう意図で作られております。映画を観るものの意識は、時に呆れ、苦笑し、時にイライラもし、そして時には誤ってホロリと来たりもする。映画と意識とがシンクロしつつも微妙なズレを生じる、いわばそのヘテロフォニーこそが、本作の魅力なのですね(←意味不明)。ちなみに亀田兄弟のピンポン球練習法は、この映画に触発されたもの・・・んなワケないですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-27 12:47:17)
3067.  3人のゴースト
ディケンズの「クリスマス・カロル」、昔読んだときにも、正直、もひとつピンと来なかったんですけど、コレを現代に置き換え、ドタバタと特撮を絡めてみました、という、さらにピンと来ない映画。主演がビル・マーレーにカレン・アレンっちゅうのが、どうも脇役臭がただよう原因か。で、ですね。この映画、どうやって楽しむのがいいか、と言いますと、主演がビル・マーレーだと思って観ちゃ、いけませんね。頭の中で、主演を、日本の某放送局のアノ社長やコノ会長、あるいはアノ放送局系野球チームの元オーナー、はたまた放送局の買収をしかけて社会問題にもなったあのIT系社長、などなどに、置き換えて、楽しんでみましょう。ホラ、なんだか楽しくなってくるではないですか・・・。
[地上波(吹替)] 6点(2005-08-23 00:07:47)
3068.  もっとしなやかに もっとしたたかに
妻に逃げられた亭主役を演じれば古今無双、右に出る者も左に出る者もいない、奥田英二(瑛二)。いや、さすがです。エッチシーンをあれだけヘタクソっぽく演じられるのも、かなりの演技力と見た。さて、この映画で描かれる三角関係、いや、その三角の辺が完全には閉じていないような、奇妙な関係、それを通して、この映画は何がいいたいのかというと、要するに「男ってのは、アホだ」ということですね、これは・・・。ラスト、少年がラジコン飛行機の真似をしてると、飛行機はあえなく墜落。母はタバコを燻らし、悠然とそれを見守る。この少年もいずれはアホな大人の男性になって、奥田英二の二の舞になるんでしょうなあ、きっと。いやあ、他人事ではない、切ないのう。
[地上波(字幕)] 6点(2005-08-12 00:18:01)
3069.  アドベンチャー・ファミリー
アドベンチャー・ファミリー、とは言うものの、アドベンチャー指数はあまり高く無い映画。むしろピクニック指数がやや高いか。いやはやのんびりまったり、癒しの映画。屋内シーンで天井あたりにやたらマイクの影らしきものが写ってるのもまた、なかなか癒されますな~。野原を駆けるスローモーション映像のなんと美しくも幻想的な事か。ってそれほどでもないか。野獣と死闘を繰り広げるお父さんの姿、激流をボートで下るお父さんの姿に、何度手に汗を握ったことだろう。ってそれほどでもないか。というわけで、この作品を観ていると、つい口ずさまずにはいられないのだ、そう、あの歌を。「ある~日 森の~な~か クマさ~ん~に・・・・」
[地上波(吹替)] 6点(2005-08-11 23:57:35)(良:1票)
3070.  丹下左膳 百万両の壺
どっちかっつーと無口で大人しい役の方が似合いそうなトヨエツと和久井映見が、威勢よく啖呵を切りまくる! 見ててこんなに不安を誘うものもない。いや、二人とも堂々と役をこなしているんだけども、果たして映画の最後まで演じきれるのか、もしや途中で「もう限界です、こんな役、自分に向いてません」とギブアップするのではないか・・・。他にも、屋内シーンが、天井に蛍光灯が釣り下がっているのではないかと思うほど異常に明るかったり、子供のアタマが強烈なまでにカツラっぷりを示していたり、ロケのシーンでは異常なまでに「まとめ撮り」っぽかったり、不安な要素が次から次へと。オチオチ安心して映画を見ていられない、このスリル感。どうやらワザと変なテイストにしているらしい。らしいのはいいけど、引き締めるとこはちゃんと引き締めてくれないと、ただの手抜きに見えてしまう。だもんで、リメイクとしてもパロディとしても物足りない感じは否めません。ところで、変に大仰なバカっぽいシーンになると、つい「最近のチャン・イーモウっぽいなあ、うはははは」と心の中で笑ってしまいます。意外な映画同士が意外な接点を持っているものですな。うははは。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-04 03:42:34)(良:2票)
3071.  ゴジラ対メカゴジラ
子供の頃に観た時の印象は、「この映画のゴジラは顔も歩き方も何だかカワユイなあ」という事と、「メカゴジラの派手な飛び道具で悶絶してたくせに、唐突にゴジラが立ち直って、あっけなく終わっちゃったなあ」という事。で、この度観直してみると・・・まあ、概ね記憶どおりでしたかね。ストーリーや設定の細かいところは忘れておりましたが、いや、なかなか味わいがありますな。松島博士、専門分野は一体何なんだろうか。謎の金属の正体が「スペースチタニウム(←!?)」である事を突き止め、宇宙人に遭遇してもまったく動じず、メカゴジラの故障を容易く修理してしまう。さすがはノーベル賞を受賞したというだけのことはありますね、科学のあらゆる分野に精通している!田中耕一さんだってこのくらいのことは朝飯前なんでしょうなあ。そうそう、宇宙人に遭遇しても動じないのは、こりゃまあ道理であって、宇宙人とは言ってもどう見ても普通のオッチャンだからね。葉巻をくゆらしながら、日本語で独り言をつぶやく宇宙人。七三分けの髪型もバッチリきまってるぜ! 基地の壁には何と壁掛け時計が! いやあ、この緊張感の無さ。で、とりあえず何やかんやで古代の予言通り、キングシーサー復活! でも寝てるぞ! 宇宙人はメカゴジラに指令を出す、さあ今のうちにやっつけちゃえ! マイクでメカゴジラに指令を伝える宇宙人、実にアバウトな指令だ。一方、シーサーを目覚めさせるために何故か歌い始める女性!なかなか起きないから2番まで歌ってしまう。無事目覚めたシーサーに加え、ゴジラも登場。「キューピー人形の体勢で空を飛ぶメカゴジラ」対「ロシアのインチキ超能力者みたいな電磁石ゴジラ」の死闘の顛末はいかに! と、まあ見所の多い映画ですが(うはは)、前半のコンビナート炎上シーンなど、スペクタクルシーンは意外にも冗談抜きで見ごたえありました。というのも、特技監督が中野しょーちゃんなので・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-04 01:35:22)(笑:1票) (良:2票)
3072.  老人Z
なんともクダラナイ話でして、何がヒドイって、主人公のオネエチャン、老人に対しての思いやりは人一倍だが、どうにも上滑りした言動の数々。で、さまざまな事件・経験を通して成長して行く、っというのが、まあ普通、「物語」と呼ばれるもんだと思うんですが、この映画、主人公にまったく成長が見られナーイ。さんざんドタバタした挙句、主人公にはカケラ程の進歩も見られず、ただ厚生省の役人がちょっと反省してオワリ、というこの恐るべき軽薄さ。あのドタバタした大騒ぎの展開は何のためだったんだよ~。と怒りたくもなるのですが、いや待て待て。ケーハクさもここまで来ると、製作者サイドだって百も承知の確信犯のハズ。高齢化社会問題を取り上げたように見せながら実は対して深入りもせず、人工知能などの一般的なSFテーマと強引に結び付け、徹底したドタバタによって爆笑と失笑の間を狙ってくる、このしたたかさ。さすがにハイテンションさにはついていけない部分もあり、ちょっと強引だなあ、とも思うのですが、こういうのも一応アリですかね。絵の動きが映画の進行とともにだんだん緻密になっていくのも、ちょっと目を引きます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-22 22:21:50)
3073.  ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的
前作、別にキライではないけど、シリーズ化するほどのものか・・・と、何を期待して観たらよいのやらと思ってたら案の定、どうもパッとしませんなあ。しかし前年の映画で火あぶりになったポール・ニューマンを今年は水攻めにしよう、という発想はなかなかナイス。ヒーローらしくスパッと脱出しない(できない)ところが彼らしくて、さらによろしいかと。『デリカテッセン』はやはりこれのパクリなのでしょうか???
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-19 23:14:58)
3074.  コン・エアー
そのむかし、当時の職場の仲間の家に集まって、鍋食って酒飲んでやがて夜も更けてきて、たまたまレンタルしてきてたこの映画のビデオがあったので、見ることになりまして(その時間、TVでは『リップスティック』をやってたので皆ソチラを見たがったんだが私が強硬に反対)。いいかげん酒も回ってるので、こういうイキのいい映画は見ててイチイチ盛り上がる・・・ハズが、どうも盛り上がらない。まあ、こんなもんかねえ、と。しかし、ブシェーミのイカした表情だけは、アルコールの回った頭に妙にフィットして、彼の登場シーンだけは盛り上がったなあ(もちろん最後は皆一斉にツッコミを)。シラフの時に見たら、別に騒ぐほどのもんでもないんですけどね。ところで、かつて、ダイ・ハードを観て大喜びしていた私、続編ができたら今度はきっと飛行機を舞台にするに違いない!なんぞといい加減な予想を立て、大ハズレに終わったのですが、この予想が何だか中途半端な形で実現したのがこの『コン・エアー』と言えなくもなく、うれしいやら残念やら(どっち?)。『ダイ・ハード2』と『乱気流/タービュランス』と『コン・エアー』、どれも単体ではイマイチだけど、全部足し合わせたら結構おもしろい映画になったんじゃないの~なんぞという得体の知れない想像を働かせたことも一度ならず。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-06 23:43:59)(良:1票)
3075.  メンフィス・ベル(1990) 《ネタバレ》 
この映画、公開当時、なぜかウチの家族が入れ替わり立ち代り見に行った映画で、最後に見に行ったのがワタシだったのですが、戦争映画なんてまず見ない母親がエラく気に入っていたので、ヤな予感はしておりました。で、いざ見ると、まあ、案の定・・・。私「こんなん、『Uボート』を空に持って行っただけやんか」 母「『Uボート』見たことないし」・・・なるほど。私「しかも、なんやヌルいハッピーエンドやったでぇ」 母「それがええんやんか」・・・なるほど! ウチの母が誉めた戦争映画、という点では、なかなか貴重な映画ともいえます。オバチャンにも受ける戦争映画、いや、結構ではないですか・・・。とはいえ私の願い、それは、母にもいつか『Uボート』を見てもらいたいなあ、ということであります(母には、『Uボート』は一種のパニック映画だと伝えてあります。パニック映画好きな家系なのです)。
[映画館(字幕)] 6点(2005-05-04 00:25:02)
3076.  赤ちゃんのおでかけ
認知心理学の研究によりますと、人間が視覚によって空間を認識する能力は生まれながらのものではなく、経験によって次第に身についていくものだそうで、赤ちゃんも最初は「高さ」というものを認識しておらず、段差から落っこちたりする経験を通してその危険性を学んで行くものなのだそうです。それはこの映画にもよく表れております・・・と言っていいのか? 町に飛び出した危険知らずの赤ちゃんと、それを追いかける誘拐犯たちのドタバタ喜劇であります。赤ちゃんが無心に飛び込む危険地帯(なかでももっとも危険なのはオバチャンのバッグの中?)、追いかける大人たちもそこに足を踏み入れ、その度にひどい目にあってしまう。という、話だけ聞けば面白そうですが、実際には同じようなネタばかりが続く、少々苦しい映画でした。ただ、この映画から得られるもっとも重要な教訓は、「子供の相手をするときは、何よりもまず股間をガードせよ」ということでしょう。いや、ほんとに。
[地上波(吹替)] 6点(2005-05-01 01:58:54)
3077.  ドラゴン・イン 新龍門客棧
まるで素人がとったかと思わせる、ギリギリ精一杯のカメラワーク、その無骨さは何だか、オヤジの手料理を思わせる懐かしさが。アクションはスピーディーで、いやはや、大したものです。でもカメラがぎこちないので、やっぱりどっか変だなあ・・・。キン・フーの『残酷ドラゴン~』のリメイクということで、元映画を(ほどほどに)生かし、中盤は「龍門宿」内における、ドラマ主体の展開。まあ何とか落ち着いた感じが。でもクライマックスではまた屋外に飛び出し、砂漠における謎のような死闘へと。相変わらず動きは実にシャープです。でもやってることはさらにムチャクチャでんな。キン・フー作品とはまるで異次元の世界へと突入、マンガ以外でこんな光景を目にすることができるとは、いや~長生きもするもんですなあ。「で、一体何がしたくてリメイクしたんだ?」、その謎に思いを馳せるのもまた、映画を観る楽しみのひとつ、か。とりあえず珍しいモノ観られたことに、感謝。
[地上波(字幕)] 6点(2005-04-10 00:54:14)
3078.  怪獣総進撃
子供の頃に観た時の印象では、とにかくキングギドラが集団リンチにあう映画、という記憶が強く残っており、イジメを見て見ぬふりをした時のような後ろめたさがあったのですが、先日、観直してみると、いやまあ、リンチには違いないんですが、このシーンは映画の本筋とはほとんど関係ないので、そう深刻にならずに観る事ができました。ははは。不必要なまでに危機また危機の連続、サービス精神あふれるストーリーを楽しませていただきました。しかし。社会人になると見方も変わるもので、観てて、主人公の活躍ぶりに妙に感動してしまいました。月へ地球へと、無茶な指令に振り回され、休み無く飛び回る主人公、その精神的肉体的プレッシャーはいかばかりか。それでも彼は弱音を吐かず業務に邁進し、危機に陥っても慌てず騒がず、状況を見極め、重大な決断を冷静に下していく。地球にいる口だけ大将どもとは、大違いだ。ああ、社会においては、優秀な人間には自然に仕事が集中し、酷使されてしまうもの。彼はきっと公務員なのだろう、でも世の中どこも同じなんだね、ああ、切ないね・・・って何の話だよ。映画に話を戻しますと、冒頭、怪獣ランドが創設されたという旨のナレーションで、「人類は怪獣の性質や弱点を把握し、怪獣を管理してる」みたいなこと言ってましたが、じゃあ、怪獣がキラアク星人に操られて世界中で暴れ出しても、ナンボでも抑え込む手段があったのでは? 怪獣ランド云々が伏線としてあまり機能していないのが、何とも物足りなかったのでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-09 11:43:27)
3079.  トランス/愛の晩餐
主人公の女の子がカワイコチャンなので大変よいです。でもヘンな映画です、ミョーに淡々と進行していきます。やる気あんのか。わははははは。ところで、これはまったく個人的な見解ですが、本作の元ネタは、筒井康隆の『亭主調理法』ではないか、と思っております、ハイ。あと、ラストは『少林サッカー』も少し入ってますね(←単なる丸坊主つながり)。あ~腹減ったナ。
6点(2005-01-25 23:07:29)
3080.  眠狂四郎 殺法帖
あははは、↓「気さくで明るすぎる狂四郎」、そうですね。口数がやたら多いし、笑顔は冷たく無いし、化粧(?)も薄いし、髪型もわりとマトモ、円月殺法では刀の残像も出ない。エキセントリックなところが少なく、なーんや、市川雷蔵ってけっこう男前やんか、と気づかせてくれます(何を今さら。でも後のシリーズを見ると、キツいのありますからねえ)。しかし、やたら大声の独り言、やたらキザなセリフなどは、すでに健在。いやあ、楽しいなあ。ストーリーの方は、癖のある人物を何人も配置して変化をつけ、先を読ませません。だが、残念ながら、先が読めないのも道理、さっぱりまとまりがなくバラバラのまま終わっちゃった感じ。クライマックスもあまり盛り上がらず(バックには謎のような風の音が!)、変なカンフー坊主との一騎討ちも冴えないなあ。映画の軸になるのは、玉緒ちゃんとのロマンスなんでしょうが、映画のラストがコレでは、『女王陛下の狂四郎』とでも呼びたくもなり、あわや、1作のみで降板、なんてことにもなりかねない? まあ、まだハメのハズしかたを模索中の映画、ってな感じですかね。 ところで、音楽の一部が、どうもストラヴィンスキー『春の祭典』にソックリに聴こえるのですが????
6点(2005-01-05 22:42:04)(良:2票)
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