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ちゃかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 551
性別 女性
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301.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
ルワンダ紛争。アフリカ中央部にある小国で1994年4月~7月の間に100万人とも言われる大量虐殺があった。フツ族のツチ族に対するジェノサイド。たった十数年前にそんな民族間虐殺行為があったことを知らなかった自分を恥じ、さほどの事件として取り上げなかった情報網に猜疑心を抱く。また国連や大国の不甲斐なさ、正義感の欠如に恐怖を覚える。もちろん最大の被害者は、最も守るべきはずの最も罪の無い子供。それが悲しい現実。この作品では、想像される惨たらしい殺戮シーンをあえて描いていない。それはこの作品が紛争の残虐性を訴えるだけのものでは無く、むしろ傍観者の残酷さ、無力さを訴えているからだろう。そこにこの作品の存在価値があり、エンターテイメントを求めるところの映画ではないことが伺える。更には植民地だったことによって根強く残る民族意識、差別意識まで考えるととても重いテーマであるし、考えさせられる事の多い事件である。見て良かった、というより、観るべき作品。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-03 16:44:05)
302.  カサブランカ 《ネタバレ》 
久々に鑑賞してみて、あれ?こんな感じだったんだね、という印象。超ビッグスターの共演でのメロドラマ、独り歩きし過ぎたいくつかの名セリフのせいで、本質を見失いやすい種類の作品です。ラブストーリーというよりは当時のような世界情勢下に置かれた人々、とりわけ若者たちが、その逆境の中でたくましく生きている、生きていかざるを得ない、そんな状況なのにそこで交わされる会話はさり気なくクールでおしゃれ。そこにしびれるわけなのです。当時のカサブランカという微妙な場所で、昔別れた男女が再開してまた別れる。人がただ通り過ぎるだけの土地。実は極めて叙事的な作品なのかもしれない。イングリットバーグマンはとにかく美しく品があり、目がキラキラしていて、誰もがメロメロになるでしょう。余談ですが同じようなストーリーの「脱出」の方が、会話はウィットがきいて面白みがあります。そして何と言っても特異な魅力を放つローレンバコールの存在感が物凄いです。当時の女優って日本の同世代の女子の目にはどう映っていたんでしょう。日本でも戦後間も無く公開されたと思うのですが、そりゃアメリカ人の美しさとカッコ良さに度肝を抜かれた事でしょう。戦後復興の子供世代の私なぞは、ジュリーのあの歌が頭の中で流れます。ボギー、ボギー、あんたの時代は良かった。
[インターネット(字幕)] 7点(2008-03-20 10:48:54)
303.  タイトロープ
主人公刑事も犯人もいまいちキャラが立っていなかった。更に連続暴行殺人の手口は絞殺ばかりでインパクトに欠ける。その凶器がいつも赤いリボンだった点に変質性のこだわりがあるはずなのだが、その理由も特に描かれてはいない。数々の猟奇的連続殺人モノに比べると普通な感じ。背景がダークな世界なのに、殺人鬼にダークさがあまり感じられず、肩透かしを食らった気分で終わった。
[地上波(字幕)] 5点(2008-03-17 16:57:56)
304.  魔法にかけられて
とにかくジゼルが可愛かった。演じている女優さんも可愛かった。絵本から出て来たのだからもちろんスレていない。演じる女優さんもホントに今絵本から出てきたかのようにピュアで、癒されました。子連れで行ったのでやむを得ず吹き替えを見たのですが、原語で見たかった(泣)。ミュージカルはやっぱり吹き替えはいけません。決して悪くは無かったけど。あと、あのバカ王子が、X-MENのサイクロップスだと後から気づいて、そのギャップに唖然としました。スーザンサランドンも頑張ってました。よくやったなぁ…。
[映画館(吹替)] 7点(2008-03-15 21:43:42)
305.  ブロークバック・マウンテン
そもそも友情なのか愛情なのか、欲望なのか、そこが良く分からなかった。羊番の過酷な仕事によるストレスや酒に酔った勢いで、つい魔が差して興味本位でヤっちゃった感があって、二人の秘密だ忘れようって言ってたのに、もともとノーマルだった人間がたったひと冬の不思議体験を二十年も引きずるのだろうか。それこそさっさと忘れてしまいたい出来事なんではないだろうか。そんな疑念を抱いてしまうのは、この二人が案外あっさりそういう関係になってしまったからで、そこに至るまでの、友情を突き抜けて愛情に変わってしまうほどの決定的な事件や、それが無いにしても徐々にお互いを求め合う心の変化なんかをもう少し時間をかけて丁寧に描いてくれれば、こんな私にも理解できたのではないかと思う。もしくは最初の冬はプラトニックな関係くらいでも良かったかもしれないとさえ思った。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-14 18:11:51)
306.  ヒューマンネイチュア
題材は深い。文明はパンツ。文明の対義語は自由。文明を受け入れた人間は自由を失った。パンツを履かなくてはならない。本能を抑える理性が無くてはならない。ラスト、アスファルトの道路から森へ裸で入っていったパフ。そこが文明と自由の境界線だったのだが、その後の車のシーンにはちょっと驚いた。ライラとの約束は?人間も動物もエロの部分は同じ、エロだけが文明と共存した自由ということか。深い。面白い題材なのでもっと面白い監督に面白く撮ってもらいたかったかな。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-12 16:18:15)
307.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
意外と面白くなかった。女性にとって流行のファッションや高価なバッグは戦闘服、鎧であり、派手なメイクは悲しい顔辛い顔を覆うレスラーマスクのようなもの、というメッセージ性は感じられたが、それとメリルストリープの相変わらず貫禄のある演技意外は何も得るものが無かった。ファッションやその業界に興味があればもう少し楽しめたのかな。主人公や周囲の友人に共感することが出来ず、ストーリーは退屈。主人公は努力して自分を磨いて、その結果少しだけ鬼編集長に気に入られた、みたいな話なんだろうけど、この主人公は特に努力していない。ファッションはデザイナーにコーディネートしてもらってたし、仕事も文句言わずに雑用をやってちょっとツイていただけに過ぎない。私生活がうまくいかなくなったときも、特に言い返すことも出来ずあんなショボい男に捨てられ、仕事目当てもあって成すがままにエロジャーナリストになびいてしまう。結局職場を辞め、また元彼に謝って元さや。あー、書いてるうちにだんだん腹が立ってきた。つまり誤った道を進むと大変だってことなんだろうか。何とも後味の悪いラストもミランダの笑顔によって救われただけ。あと、第一アシスタントのエイミーや、ナイジェルもプロとして光っていただけに主人公の生き方がショボく感じられてしまった。主人公に共感できない作品はダメ。
[DVD(字幕)] 4点(2008-03-11 11:57:19)(良:1票)
308.  時をかける少女(2006)
甘酸っぱい~!アイドル俳優を起用した実写の青春ドラマや映画が横行している昨今ですが、アニメーションでしかもキャラデザインはこれと言って特徴の無い主人公、登場人物。なのに実写と同じくらい、いやヘタな実写ドラマでは表現できない微妙な切なさ甘酸っぱさリアリティを自然に醸し出す事に成功したアニメーションの底力を感じてしまいました。真のアニメファンにしてみればその薄っぺらいキャラに物足りなさを感じてしまうのかもしれないけど、アニメ素人としては若手俳優の熱烈な演技よりもアニメーションの方がむしろリアルにストレートに心に入ってくるという不思議な事実にびっくりしました。素人声優が良かったのかな。タイムリープという非現実世界を、現代的リアリズム全開キャラで表現したところに感情移入してしまう。視聴者も高校生時代にタイムリープしてしまう、そういう錯覚に陥ってしまいました。ラストも余韻を残した感動作。
[地上波(邦画)] 7点(2008-03-08 22:36:17)
309.  マリー・アントワネット(2006)
これはひどい。期待はずれ。もちろん悪い意味の方。マリー・アントワネットといえば悪女だ悲劇のヒロインだと何かと興味深い女性であり、特にフランス革命という歴史的大事件にも関わる人物。それなのに史実は全くと言って良いほど描かれていない。彼女自身が政治に頓着していなかったという目線ということにしても、これはマリー・アントワネットを語るには間違った形だと思う。例えば織田信長を描くとき、その豪華絢爛な暮らしぶりを美しい衣装や調度品やロックミュージックでポップに表現されても、それはそれで面白いかもしれないが、正しい描き方とは思えない。本能寺の変は最低限描いてほしい。つまり本作、ラストの始末が悪い。史実は別の文献で学べ、更に心の内は行間に読み取れと言うのか。何も描こうとしていない行の間を。それではあまりに映画というメディアを馬鹿にしているのではないか。もう少し内容のあるものを撮れる監督だと思っていたが残念。出直してもらいたい。これだけ苦言を呈するがキルスティン・ダンストには何の罪も無い。彼女はとても良かった。
[DVD(字幕)] 2点(2008-03-04 18:18:19)
310.  赤ちゃん泥棒
ギャグマンガやコントを見ているようなノリで終始笑えた。それでいて構図、カメラワークが芸術的で美しい。ひとコマひとコマが丁寧に計算され、ストーリーはコメディなのに映像美には感動すら憶えた珍しい作品。その計算された構図の中でニコラスケイジ、ホリーハンター、ジョングットマン、ウィリアムフォーサイス等が“生き”ていて、感情移入もできた。さすがコーエン、独特のジャンルを創りあげている。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-01 22:10:36)
311.  コーラスライン
とにかく当たり前だがダンスが素晴らしい。オーディションシーンだけなのに飽きない。究極の室内劇といった感じで面白い。個性的なダンサーたちが、コーラスというあまり個性を発揮できない役を懸けて、自分の個性をアピールする。矛盾しているようだがオーディションに全てを懸ける熱い思いが伝わってきた。合格者の嬉しそうな顔と、ラスト“ワン”を踊る誇りに満ちたダンサーたちの顔がとても良かった。でもブロードウェイの舞台のほうが断然素晴らしいんだろうなぁと想像すると、このくらいの点数でしょうか。
[地上波(字幕)] 6点(2008-02-28 16:12:54)
312.  イン・ハー・シューズ 《ネタバレ》 
キャメロンディアスとトニコレットの姉妹。美貌だけが売りのアホ妹と行き遅れた弁護士鬼姉との女の戦い、みたいなのを想像していたのですが、よりリアルでほろ苦い作品でした。二人とも悩んでいて、お互いにコンプレックスを抱いていて、姉妹ってこんな感じなんだろうなあと思いました。彼女たちの身近にいる人(恋人や友人、父や後妻、そしてもちろん姉、妹)は悩みの種になるばかりで助けてはくれなかった。たくさんあっても履かない靴と同じ。けれど妹はそんな現状を打破しようと思ったのか、ただ単に現実から逃げただけなのか、どちらにせよそこで出会った祖母や老人たち、盲目の元教授によって生き方をちょっとだけ変えることが出来ました。相変わらずの二人だったけど、お互いを思う気持ちに素直になれた“瞬間”を見た気がしました。後味の良い作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-26 09:04:44)(良:1票)
313.  ライラの冒険/黄金の羅針盤 《ネタバレ》 
ナルニア、ロード~、ハリポタなど、最近乱発されるファンタジー。どれもシリーズもので力が入っています。中でもロード~はアカデミー賞11部門受賞という快挙を成し遂げ、比較の対象としては別格だと思われます。しかし私、そのロード~に関してはいまいち付いて行けず、予備知識の無いまま見たことを後悔したものです。にもかかわらずまたしても何の予備知識も持たぬまま本作の試写会に臨むことになってしまいました。というわけでかなり不安だったんですが、大丈夫。分かりやすかった。登場人物の名前や善悪は分かりやすく、難しい固有名詞やキーワードも理解しやすく覚えやすい。主人公の味方つまり善人たちは頼りがいがあり、キャラクターも個性的で(よろい熊のイオレクとか気球乗りのリーとか)なかなか良い。普通に続きが見たくなった。
[試写会(吹替)] 6点(2008-02-24 10:16:04)
314.  閉ざされた森 《ネタバレ》 
とにかく画面が終始暗く、分かりにくい話が更に分かりにくかった。終盤近くになってトラボルタやっぱり!?という転回になったところ辺りは少し身を乗り出してしまったが、結局は死んだはずのレンジャー達がゾロゾロ出てきて自作自演な感じのラストになってしまったのにはシラけた。で結局誰と誰が死んだんだ?と頭の中を整理しなくてはならないような囮捜査はエンターテインメントである映画には成りきれていない気がした。
[地上波(字幕)] 4点(2008-02-18 17:38:22)
315.  めぐり逢い(1957)
名作であると構えて見ると確かに名作。ちょっとした視線仕草の演技が、多くを語らずして解かるでしょ、というニクい演出のオンパレード。下船の時のお互いをチラチラと気にする視線、恋人の首に回された手にさりげない間接キス。再会したときの探り合う会話。絵を見て全てを悟った時の悔恨の涙…。心に残る名場面が丁寧に表現されていて、やられたーという感じ。でもここまでベタなメロドラマがちょっと退屈に感じてしまうのは、映画を見る目が贅沢になってしまったんですね。どうしても多くを望んでしまうのは悪い癖です。ニッキー(ケイリーグラント)の祖母の存在が作品全体に大きく影響していて、キャスリーン・ネスビット演じるおばあちゃんはホントに美しく、三人のめぐり逢いといった視点で見れば単なるメロドラマではないヒューマンドラマにも見えてきます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-10 10:59:48)
316.  ヒー・セッド、シー・セッド/彼の言い分、彼女の言い分
人って自分に都合良く記憶をすり替えたり、悪いことばかりクローズアップして記憶を膨らませたりする。男と女に関してはそもそも脳みそからして違うので殊更に感じられるのかも。二回繰り返して見ると双方の記憶のズレがよりはっきり分かり、面白く良く出来たラブコメディになっているが、記憶って曖昧で怖いなぁってのも正直な感想。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-04 17:47:58)
317.  マイティ・ハート/愛と絆 《ネタバレ》 
パキスタンで取材中にテロリストに誘拐されたジャーナリスト、ダニエル・パール氏の行方を追って、現地のテロ対策組織やFBIらがが捜査するノンフィクション。つまり作り話ではなく、「24」のようなドラマはない。しかしこのような事が今もなお現実に起こっていることに悲しみと恐怖と憤りを覚える。アンジェリーナ・ジョリーの迫真の演技によってイラクで亡くなった日本人学生や日本人ジャーナリストの事件を思い出してしまい、辛くなるのだが、人間同士が騙し合い取引し強要し殺し合う、このような事はいつまで続けられるのか。他人の命を自分達のエゴに利用するような行為は何があってっも許されることではない。でも残念ながらこのようなテロ行為が近い将来皆無になるということは有り得ないだろう。そう考えるとやはり憤りと悲しみが尽きない。この作品の作りはと言えば、見えない犯人の覚えずらい人名がたくさん出てきてちょっと分かりにくいのと、回想シーンがちょいちょい挟まれちょっと混乱する。が終盤のアンジーの演技でそんなことはどうでも良いとにかく悲しく不毛な結末であった。
[映画館(字幕)] 6点(2008-02-03 11:01:40)
318.  ウォーター・ホース
予告編ではのび太の恐竜のパクリだ~と思ったが、ピー助もといクルーソーがとても良く撮れていて、スコットランドの美しい景色も手伝って、結構感動した。ストーリーはとても単純で、ストーリーテラーのおじさんの事もラストのオチも想定内だったが、童心に戻ってウワ~って言いながら最後まで退屈することなく鑑賞できた。試写会の字幕だったのですが、付き合わされた子供にも十分理解できたらしく、感動して泣いてました(笑)
[試写会(字幕)] 8点(2008-01-25 08:34:33)(良:1票)
319.  ラヂオの時間
何回見ても面白い。何回見ても同じところで笑ってしまう。密室劇で群像劇でテンポ良くバカバカしく可笑しい。登場人物によるその場しのぎの連続が、練り上げられた脚本と小気味良い出演陣の演技によってかくも爽やかな終結を迎えるとは。素晴らしい。でも大好きな有頂天ホテルと比べると派手さがなく、もちろん派手さを求めていない作品だということも重々承知なのですが、差をつける意味で1点減点させていただきました。
[ビデオ(邦画)] 9点(2008-01-24 13:02:55)
320.  シックス・デイ
人間のクローン化を禁止する法律「6d法」は過去の臆病な法律、寿命を操り死を克服し、そして私は神になるのだ!って怖…。リアリティは置いといて野心家の科学者ほど恐ろしいものは無いかもしれません。題材は重いんだけど、あのキモい人形とかヴァーチャル弁護士、ヴァーチャル製精神科医、ヴァーチャルガール…などがちょっと滑稽で軽いSFアクションなんだなと分かりました。その方向性ならば二人のシュワが協力して悪に立ち向かう姿をもっと期待したのだが。で結局どっちのシュワが残ったのかいまいち確信をもてないままのラスト。面白くなりそうな要素を生かしきれてない残念な終わり方でした。
[地上波(字幕)] 6点(2008-01-21 17:32:49)(良:1票)
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