301. 死刑台のエレベーター(1958)
《ネタバレ》 何より愛人が間抜けすぎ。他にもかなり無理を感じる点が多め。エレベーターに閉じ込められている間に別の殺人事件の容疑者にされるというアイディアは面白いけど、こうも詰めが甘くてはどうしようもありません。もったいないことです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-01 22:03:28) |
302. 君とボクの虹色の世界
出てくる人間、みんなどこか頭がおかしい人間ばかり。なんじゃそりゃの連発。まあ薄っぺらいこと限りなし。全てにおいて鬱陶しい。ああ、感想書くことすら鬱陶しい。 [CS・衛星(字幕)] 0点(2007-05-29 20:15:49)(笑:1票) |
303. 小さな恋のメロディ
《ネタバレ》 いろんなところで耳にして馴染んでいる曲はさすがに良い曲が多い。しかし内容は強引な展開も目立つ粗雑な内容。行動に根拠がなさすぎだし、行動が後に影響しなさ過ぎ。大人が全く子供に対応出来ず、だらしないのも嫌な点。肝心の子供も、親友以外は魅力を感じられず。これではどうにも楽しめない。それにしてもこの映画に限らず、子供時代ってそんなに美化したり、全てOKみたいな捉え方をしないといけないものなんでしょうかねぇ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-05-29 19:56:30) |
304. ディア・ハンター
《ネタバレ》 ベトナムに行くまで仲間同士のじゃれあいが延々と描かれる前半。これがあってこその後半なのは十分判るけど、さすがに長く感じます。戦争物というよりは純粋に友情物として観た方が正しいだろう内容。ベトナム戦争の描かれ方が意外に希薄で、まるで友情話のネタの一部分的な扱いにちょっと驚きます。そこにあるのはベトナム戦争というより、ただのロシアンルーレット。とにもかくにもロシアンルーレットで、良くも悪くも強烈に印象に残る。ベトナム戦争物というよりはロシアンルーレット物(そんなジャンルはありませんが)と言うべきなくらいに。 [DVD(字幕)] 7点(2007-05-29 19:39:58) |
305. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
まとまりがいまひとつ。感動するだろうエピソードを適当に切り貼りしたような粗雑な感じ。感動させようという意図が透け透けで、どこまで実話なんだろうかと逆に疑わしくなって感動するには程遠い。主役の子が棒読み調なのも辛かった。 [DVD(邦画)] 3点(2007-05-24 20:11:40) |
306. オーシャンと十一人の仲間
《ネタバレ》 全体にふざけた感じが漂う内輪で楽しむような会話やシーンなどが、リメイク版に通じるものを感じる。随分と簡単に盗めてしまうので拍子抜け。尺も長めで、観ていてだらけてしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-09 22:35:40) |
307. エド・ウッド
《ネタバレ》 随所にティム・バートンの思い入れを感じる作品。エド・ウッドのひたすら前向きなところはもちろんいいけど、ルゴシに対する尋常ならざる敬愛振りが何より好き。構成もいいし、ほどほどのコメディバランスを保って最後まで飽きさせない。最後の登場人物のその後の記述もちょっとひねった感じで良いでけれど、その中で、エドが後に酒に溺れて死んだことが語られていて、この死に方が映画の中の彼とのイメージとは合わず驚いた。やっぱり色々あるんですなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-09 22:20:55) |
308. 縛り首の木
《ネタバレ》 主人公の過去はあまり説明されず、見えてくる暗い過去も結構弱め。若造が無意味に反抗的で、命の恩人であるはずの主人公に感謝するどころかつっかかってばかり。この若造との相互理解も絡めて描かれるのかと思ったら、結局終始若造は自分を棚に上げて主人公に批判的存在で終わってしまった。見ているこっちにとっては終始苛付く存在のまま。ヒロインとの関わりの話はまあまあなものの、最後も暴動に発展する展開とか、なんだかなぁと思わせるものが多く残念です。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-09 21:55:39) |
309. ベッカムに恋して
《ネタバレ》 イギリスとインド映画の融合で、ちょっと風変わりな味わいがするけど、基本はスタンダードな青春物。随分いろんな要素を放り込んでのごった煮。親友の英国人の母親がやたら有名人を例えに出したり、娘と主人公の会話を聞いてレズだと思い込む下りは面白い。出来れば最後まで勘違いしておいて欲しかったが、やっぱり誤解は解けるのね。悪い映画ではないけど、自分にはあまり感じるものがなかった。恋愛話はこの映画に必要ないような気がするんですが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-08 21:31:36) |
310. 船を降りたら彼女の島
《ネタバレ》 マリッジブルーという設定の方がわかりやすそうなものだが、そうではないらしい主人公の漠然とした自分探し。島という舞台の割りに、島の中で話は落ち着かず、やたら島を出てあっちだこっちだと走り回るのがもったいない。主人公が本当にこの島出身なのかと疑いたくなるほど、島のことに無知っぽいのはどうしたものか。突然一人で何の断りもなく訪ねてくる婚約者には度肝を抜かれる。挨拶も済ましていない結婚相手の両親に対して何故そんなにアクティブになれるとはなんと図太い。親子の関係こそを主眼にすべきだろうに、初恋の人探しだ祠探しだと良く判らんものに大幅な時間を割いてしまって、随分ぼやけたものになってしまっているのが一番の問題。この辺は観光地紹介もはさまないといけなかっただろう事情の悪影響でしょうか。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-05-08 21:07:06) |
311. プロジェクト・イーグル
《ネタバレ》 前作よりもこっちの方が好き。楽しいアクションに軽快なテンポで楽しめるアクション&コメディ。若干お宝に到達するまでが長く、お宝探しの後半はダレ気味だったり、安直に善人になる悪党やら脱出路もないのに自爆ボタンがあったりと、終盤グダグダになったのが残念。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-07 19:58:19) |
312. サンダーアーム/龍兄虎弟
ジャッキーがとても強そうに描かれていてその点は良いし、最後の方のアクションなどは面白いけれど、ストーリーがちょっとね。撮影中の事故で救急車で病院に運ばれるシーンがエンディングのロールバックで流れるが、これは痛快アクション映画の最後に見せるものではないと思う。そんなの見せられてはテンション下がりますよ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-07 19:42:22) |
313. プロジェクトA2/史上最大の標的
一応前作のその後の話だけど、話のつながりは殆どないも同じだし、三人の競演もなし。やはりその点がかなり寂しい。しかしこれ単体として見れば十分に楽しめる。斧を使ったアクションは見事です。ジャッキーものは、妙に現代的なものよりもちょっと古めの時代感のある物の方が好み。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-07 19:25:53) |
314. ポリス・ストーリー3
ちょっと苦手なこのシリーズ3作の中では一番楽しめた作品。やっと国際警察っぽいし。ミシェル・ヨーの存在感が抜群です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-07 18:58:43) |
315. 九龍の眼/クーロンズ・アイ
続編物らしく、前作を見ていると楽しめるシーンもちらちら。アクションも当然頑張っているものの、やり過ぎ感の強い主人公にどうしても馴染めず仕舞い。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-07 18:48:26) |
316. 人狼 JIN-ROH
《ネタバレ》 哲学面がそれほど強く出ていない分見易いものの、やはりごちゃごちゃしている印象。人を殺すのに機関銃で必要以上に撃ちすぎなのはアニメ的な派手さを求めたが故だろうが、他がリアルなだけにここだけ浮いて気分を削がれる。結構期待して観たんだが、なんだか物足りない。感情移入のさせ方が下手なんでしょう。 [DVD(邦画)] 5点(2007-05-05 21:36:53) |
317. いちご白書
主人公はいい加減で調子のいい嫌な奴だし、内容にも共鳴するものは欠片もない。しかし全く飽きさせずに最後まで引っ張り切った見せっぷりは大したものです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-05 21:03:46) |
318. いつも上天気
《ネタバレ》 さすがにダンスは素人目に見てもしっかりしていて、それを見ているだけで楽しい。画面を三分割にしてそれぞれの10年を追ったり、三分割して踊りをシンクロさせたり見た目にも工夫があって楽しめます。ストーリーもそこそこ良いけれど、改心する心模様の描写が、一人についてしか丹念に描かれず、他の二人についてはあったのかなかったのか判らなくなるほどにかなりあっさりしているのがちょっと残念。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-05 20:47:55) |
319. メラニーは行く!
《ネタバレ》 散々語りつくされていますが、主人公が非常に自己中で身勝手。周りをさんざ傷つけ、あげくに逆切れ。あほらしい。市長を無理矢理悪役に仕立て上げて、主人公を善人にみせようとしてますが、さすがにそりゃ無理って奴です。主人公の猫にまつわるエピソードも良く分からない。あれのどこが人道的なんでしょうか。ましてやそれでヒーローになったって、意味不明です。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-05-05 20:36:18) |
320. ミュンヘン
《ネタバレ》 主人公がもっと悩みながら暗殺をしていくのかと思ったら、意外とあっさり、殆ど苦悩もなく殺していく。実際苦悩し始めるのは自分が逆に狙われるようになってからで、これでは単に自分が殺される恐怖に苦悩しているだけ。こんなことからは報復の無意味さなんて感じることは出来ません。また、主人公が見たはずも無いテロ事件をまるで主人公が体験したかのようにフラッシュバックで挟み込むのは一体何なのか。主人公の主観的想像だとしても、作為的であざとく、中立的な視点もかなり危ういものにしてしまった。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-05 20:19:35) |