301. ルパン三世(1978)
公開当時は、ずいぶんと酷評されてたっけ。 「大人向けの初期ルパン」という触れ込みだったけど、 自分の予想と大きく違っていてガッカリ度が高かった記憶がある。 正直絵もストーリーも今イチ。 あまりにもお話が大きくなり過ぎて、 ルパンが持つ本来の魅力を完全に殺してしまっている。 近年になってから再評価を受けているようだが、 それだけ新作が駄作ばかりだということなんだろうな。 確かにテレビのスペシャル版より出来はいいとは思うけど・・・。 [映画館(邦画)] 4点(2011-07-11 01:50:36) |
302. ディア・ハンター
とても上映時間の長い、実験映画のような作品で、 腰をじっくりと落ち着けての鑑賞は必須。 若者たちを通して戦争の明暗を時間をかけて描いているため、 確かに戦争の醜さや悲惨さはより際立っていた。 鹿狩りで主人公の心情を表現した演出もよく、 さすがはチミノ監督と唸らせる内容に仕上がっている。 配役ではクリストファー・ウォーケンが良かったかな。 ちょっとリアル性を欠いた終盤の展開だけは残念。 [映画館(字幕)] 9点(2011-07-10 02:38:13) |
303. 激突!<TVM>
単純明快、捻りがあるわけでもないのに抜群に面白い。 気がついたら、ぐいぐいと引き込まれていた。 見せ方がうまいのはもちろん、この映画の特筆すべき点は、 主人公の心理描写が巧みに描かれていること。 気の弱い冴えない主人公の強烈な人間臭さが感情移入し易く、 カーアクションに心理サスペンスの要素がくわわって、 見応えのあるドラマにも仕上がっていた。 スピルバーグのデビュー作らしいけど、 彼の天才ぶりをしっかりと見せてくれる作品。 [地上波(邦画)] 8点(2011-07-09 16:10:43) |
304. ルパン三世 カリオストロの城
面白い。スピード感溢れる展開、ストーリーもよく練られている。 娯楽作品としては申し分なし。 不満なのは登場キャラの設定ぐらいかな。 絵もルパンファミリーのキャラも子供向けの作り。 とにかく甘ったるい。 ラストの銭形やじいさんのセリフはまじで引きました。 勘弁してよ。 でも人には薦められるアニメ作品。 [映画館(邦画)] 7点(2011-07-08 03:59:43) |
305. マジンガーZ対デビルマン
タイトルからして、二大ヒーローが戦うのか! と子供心に期待したんだけど、 よくよく考えてみたら、 そんな内容で話の収拾がつくはずもなかった。 このときの自分は完全にデビルマン派だったが、 主役はあくまでマジンガーZ。 かなりがっかりして映画館を後にした記憶があり、 これでアニメからは完全に卒業することになった。 個人的には思い出の作品ではある。 [映画館(邦画)] 3点(2011-07-08 02:54:30) |
306. 愛と誠(1974)
懐かしい。 昔は劇画のB級映画化作品がたくさんあった。 「愛と誠」は3部作で完結ということだったけど、 ヒロインの早乙女愛役はそのまま、 誠役がコロコロ変わっていたのは覚えている。 西城秀樹の誠役は今ひとつ。早乙女愛は良かったけど演技のほうは・・・。 ストーリーは単行本16巻分のおよそ3巻までで、 一応ラストは何とかまとめているものの、全体的にB級感はぷんぷん。 作品としての評価はこんなもんだと思うけど、 もう一度見てレトロ感を満足させたい。 [地上波(邦画)] 2点(2011-07-03 04:38:03) |
307. グレート・ハンティング
《ネタバレ》 公開当時、本編のリアルなシーン1ヵ所だけがもの凄く話題になっていて、 「ジョーズ」に続く大ヒットを記録した作品。 前宣伝ばかりが先行して、実際には大したシーンではなかった。 他のシーンは、自然界の厳しい現実を描いたドキュメント風の普通の記録映画です。 レビューの数を見ても、あまり記憶には残らなかったようで・・・。 [地上波(吹替)] 2点(2011-07-02 00:48:47) |