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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3957
性別 男性
年齢 53歳

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3381.  ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
なんとなくフツーに面白くなく、と言って全然楽しめないわけでもなく、この程度の映画にラジー賞ってのも何だかもったいない気が。なまじ実写でやるから気色悪いんで、アニメだったら、も少し違和感なかったでしょ。しかし、ナニとナニがナンのために戦っているのやら、あんまり興味の沸かない映画ではあります。
4点(2003-12-13 02:24:55)
3382.  モハメド・アリ かけがえのない日々
これは観てて大興奮してしまいました。アリ vs フォアマン戦を前にした当時の熱気というものがよく伝わってきて、観てる方としても十分温まった頃に、ついに試合開始! 試合のヒトコマヒトコマをもっともらしく解説していくのがいいですね。とにかくこういうのに弱い!つい真に受けてしまい、アドレナリン噴出しまくり。「キンシャサの奇跡」一点に絞りこんでいく構成が大正解です。そして敗れたフォアマンもちゃんとフォローしてるのがさらに好感持てます(確かこれが唯一のKO負けですね?)。後の対猪木戦は茶番扱いで完全に無視されてますが、気にしません。私はG馬場派ですからね。ふふ。
8点(2003-12-13 01:51:42)
3383.  木と市長と文化会館/または七つの偶然
この映画、正直言って、面白さがさっぱり解らなかったので、皆様のご意見伺いたく、登録をお願いしたのですが・・・↓ウヲー!ダブルでフルマーク! この後に私みたいなポンコツ君が何かを書こうというのは、申し訳なくもあり、スリルもあり、また恥ずかしくもあり、そちらからは見えないでしょうが、今私は頭を抱えているのです。ああ困った。各セクションが、ドリフ大爆笑の「もしものコーナー」みたいなフリで始まって、期待してたら、何だか無意味な会話がずーっと続いて、別にコレだったらわざわざ映画観ないでも、その辺の人の会話を聞いててもいいんじゃないの、とか思えてきて(これぞジョン・ケージ的思想!ウソですごめんなさい)。そうそう、市長と少女の会話のクダリはなかなか面白かったですよ、ウンウン。というわけで、さすがに100人が観て100人ともが面白いと感じる種類の映画ではないと思いますので、恥を忍んで書かせていただきました。さようなら、修行してきます(そうだ旅に出よう)。
4点(2003-12-13 01:15:47)(笑:1票)
3384.  屋根裏部屋の花たち
まあ何ともかんともイヤな話でして、祖母の家に移り住んだ四人の兄姉弟妹が、イカれたバアサンによって屋根裏部屋に閉じ込められてしまう。空腹に苦しむ彼ら。「ニイちゃん、腹減ったよう」「おおそうか、よし、オレの血でも吸いな」って、キミタチ、それは人間のすることじゃない、まるでオオカミだよ。イヤな話だ。で、屋根裏部屋から何とか脱出しようとする必死の努力の末、なんやかんやあって、結局あんまり救いのないラスト。ああイヤな話だった。内容的に暗い映画も結構ですが、ここまで来ると、「とにかくパッとしない映画だなあ」という印象が先に来てしまいます。
5点(2003-12-13 00:17:43)(笑:1票)
3385.  ガメラ対宇宙怪獣バイラス 《ネタバレ》 
ストーリーが理解できていない私などがレビュー書くのは全くもって申し訳ない事なのですが、この映画、バイラスが最後どうなったのか今もって判らないんです。すんません。クライマックス、バイラスはイカ頭をガメラの頭に突き刺すも(あれは内臓までヤラレてるね。死ぬぞ)、ガメラはバイラスごと回転しながら上昇。早く頭抜けっての。高空の低温で冷凍イカになるバイラス。最後は海に落ちて・・・寒さプラス目が回って溺れちゃった、という解釈でよろしいのでしょうか??難解だ。さてさて、では他の部分はよく判るのかというと、やっぱり判らなくて、バイラス人はあんな宇宙船一隻で地球に乗り込んで、本当に地球を植民地にする気があるんですかね?しかも地球を選んだ理由が、「窒素呼吸するバイラス人にとって、窒素が豊富な地球の環境は最適だから」だなんて。おおっ、いやいやこれは実に含蓄のある指摘。そういや地球の大気にはナゼこんなに窒素が多いんだろうね。一体この窒素はどこから来たんだろう。地球って神秘的な惑星だよね。アレ何の話だっけ。そうそう、バイラス人だ、バイラス人はガメラを操って破壊活動を繰り広げた挙げ句、二人の少年を人質にとって、地球に降伏を迫る。尊い人命には代えられず、降伏を決定する人類。この場面、子供の頃観てて非常にしっくりいかないものを感じたのですが、それは「あんなフザケタ二人なんか見捨てればいいのに何で人類が降伏するんだよー」という違和感・・・ではなくて、それは今にして思えば、「人質とって降伏迫るなんて、取引きとして成立するのか?」という違和感ではなかったかと。人質とって「金用意しろ」「飛行機用意しろ」とかの要求はあり得るけど、「俺を大統領にしろ」ってのは、ちょっと無理だよね。とまあ、ツマラナイことを色々書いてしまいましたが、主人公の少年達が宇宙船内を彷徨うくだりなんかは、コワくもあり楽しくもある、子供心になかなかワクワク度の高い場面でした。味方だと思った宇宙人が実は親玉だった、というのも、子供心には結構衝撃的で、まあそういう印象深い映画でもあります。
4点(2003-12-12 23:38:01)(笑:1票)
3386.  D.N.A.II
ほほー、『D.N.A.』の続編かー、と思って期待しないで観ると、無いハズの期待をさらに裏切るショボ映画。『D.N.A.』とは何も関係なく、『プレデター』を安物にしたような感じ(つまり激安)、うーむ冒頭で見まちがえるべくもなくハッキリと"DNA"というタイトルが出てたのに、何でこんなに『D.N.A.』と無関係な内容なのか…と悩んでいると、ふと気づく。あっヤラレたっ『D.N.A.』はあくまで邦題だったんだ、関係ある筈ないではないか!と。またひとつ人生の勉強をしてしまった。ところで監督は、ウィリアム・メサという特撮マンです。特撮マンならもう少し特撮を大事にして欲しいもんです(おそらく製作費の割には頑張っているのではないか、とは思われます。が、同情されるようになってはイケマセン)。
3点(2003-12-12 22:20:37)(笑:1票)
3387.  ワールド・アパート
カンヌ映画祭主演女優賞を3人も出した映画。ははは、不思議な賞だ。南アのアパルトヘイト問題を扱った映画です。ですが扇情的に反アパルトヘイトを訴えただけの映画ではないので、制度が廃止された今でも、映画の価値は全く損なわれていないでしょう。活動家の娘の視点で描いたことが、直接的なメッセージ性を避け、逆にドラマの生々しさを浮き彫りにしていますが、脚本家自身の実体験に基づいている、と言いますから、ナルホド重みもあるわけです。派手さは無くとも、力強さを持った映画です。
8点(2003-11-30 16:46:28)
3388.  蝶の舌
衝撃的かつ感動のラストです。そう、確かに感動のラストなのですが「映画の製作者がこのラストに盛り込んだ『感動』程、今、自分は感動していないんだなあ」とか訳ワカラン事を、観ながら考えてしまったのでした。全編のエピソードが些か作為的に思える部分があったので、このラストにも少し作為的なものを感じずにはいられなかったのです。途中、例えば、唐突に「中国人娘っていいよなあ」とかいうセリフがあったと思ったら、本当に東洋人の若い女性に出会ってしまう偶然。こんな偶然無いよね(無いのは僕だけだったりして)、これは余計じゃないの、と、ちょっと醒めてしまいます。エピソードの一つ一つがちと弱い。弱い代わりにエピソード同士が連関を持っている。悪くは無いけどこれが時に作為的に思えてしまう。しかもそのくせ、なんとなく未消化のままうやむやになってしまう。というわけで、中盤の弱さが最後まで尾を引いてしまったかな、と。しかしグレゴリオ先生の人物像、こればかりはとてつもなく魅力的に描かれていて、肩入れせずにはおれません。あと、私のスペイン市民戦争に関する知識と言えば、オーウェルの「カタロニア讃歌」のみというヒジョーに片寄った状態だったので、その意味からも興味深く観ることができました。現在のスペインの人はこの戦争をどう捉えているんですかね。
7点(2003-11-30 16:17:51)(良:1票)
3389.  スズメバチ
ハイそうですね、これはカーペンターの『要塞警察』です。ラストの方なんか、そのまんまやんけ!と言いたくなるけど、ま、いいじゃないですか。カーペンター氏だって当時お金があったらこの位ド派手にやりたかったんだよきっと、だから代わりにやってあげましたよ、と言わんばかり。アメリカ人よ、フランス人に任せといていいのか? 最初の方、やたら断片的な描写で、うーん、これから何が起るんだろワクワクするなあ、という期待も殆ど萎えかけた頃、ようやく展開が見えてくる(この辺も要塞警察っぽいなあ)。わ。こんな面白い映画だったのか、と、後はもう釘付け。無数の敵に包囲され、孤立無援の攻防戦、これはもはやパニック映画の領域。何かに火をつけるなりなんなり、SOSを発信する努力をもう少ししてもよさそうだけど、あまりしないのはナゼ?でも気にしない気にしない。クライマックスの怒涛の攻撃には、もう観ててアドレナリン全開。やったね有難う。最近アメリカ人はこういうのあんまり作ってくれないんだ。この喜びを一言で表すと「いっそ9点でいかがでしょう」
9点(2003-11-30 15:42:49)(良:1票)
3390.  東京オリンピック
記録映画を作ってもらったハズなのに、出来上がったのは技巧が凝らされた妙な映画、関係者の怒りを買うも、海外でその芸術性が認められ、国内でもその真価が見直された・・・こんなとこですかね、この映画について一般に言われてることって。ハテ、どうなんでしょう、確かにこの空前のイベント、二度と訪れぬ瞬間をカメラで捉え切り、「芸術」映画として再構成した驚くべき手腕、それはよくわかるのですが。ただ技巧のあまり、当時の熱気が伝わりにくい、いや正確に言うと、「当時の熱気とは、私がこの映画から受ける熱気程度のモノではなかったに違いない、のに」という気持ちが拭えないのです。特定の選手をクローズアップするのも、「この選手に思い入れがありゃ興奮するかもしれないけど、知らないんだよなー」と戸惑いが。結局、実際のイベントを素材にしながら絢爛たる映像美の映画を作り上げよう、という意図は見事に達成されているも、逆にその制約のせいで興奮を削がれちゃったからな、という気が。ところで私には別の希望が。そう、プロレスを素材にこんな映画作ってみて欲しいな~(今年のG1は傑作を生み出す絶好のチャンスだったのに・・・?)。
7点(2003-11-30 10:14:10)
3391.  トゥルーライズ
核爆弾の爆発を見ながら「ロマンチックねえ」と、まあ確かにはっきりそう言ってるわけではないけど、事実上そういう描写ですね、これは相当糾弾されていいと思うのですが、ここでは見なかったことにします。見なかったことにすれば、この映画好きですよ。キャメロン作品って、ストーリーは面白くても、「このシーン何てカッチョいいんだ!」と絵でうならされることが、あんまり無いんですが、この映画は例外で、バカかっちょいいシーンが盛りだくさん、別の人の映画じゃないかと思えてくるほど。奥さんを走ってる車から引き上げるシーンとか、その後のハリアー大暴れシーンとか、もう、たまらん。ジェイミー・リー・カーチスが前半不必要にオバチャン臭いので、後半の展開には「やっぱりなー」と思ってしまうけど、別にいいじゃないのさ。面白いんだから。ま、続編は作らんで正解でしょうな。
8点(2003-11-30 01:57:56)(良:1票)
3392.  世紀の怪物/タランチュラの襲撃
タランチュラが巨大化します。そう、映画に出てくるクモは大抵巨大化するのです。しかしこれは古い、モノクロ時代の映画。それにしてもよく出来ております。後半、巨大化したクモが暴れるわけですが、これは実際のクモをクローズアップで撮影してます(麻酔でもかけて動きを鈍くしてるのでしょうか)。これが、広角レンズというのでしょうか、何とも遠近感の狂う撮影なので、クモがノッシノッシ歩く姿に独特の迫力があります。で最後はダイナマイトでやっつけろ!爆弾しかけて、間一髪、爆破! しかし、これが効かないのだよ。さあ大変、クモはいよいよ町へ迫ってくる・・・。こういう「やっつけた!と思ったら効いてなかった!どうするんだよ!」という映画を、私は断然支持します。
7点(2003-11-30 01:28:57)
3393.  カウラ大脱走<TVM>
戦時中、オーストラリアのカウラ収容所で捕虜の日本兵が集団脱走し、大勢の死傷者を出したという実際の事件を元にしています。内容が日本人寄りすぎる、とかいう批判もあったとかいう話を聞きましたが。トレンディ俳優になる前の石田純一(私は欽ちゃん司会の「TVプレイバック」でしか見たことがなかった)が熱演しております。日本兵の一人ですが職業は英語教師だったとかで、オーストラリア人と心を通わせあい、なごやかなムード、しかし結局仲間の打ち出した脱走計画に乗ってしまう(この辺の心理描写がすげー甘い。例によって例のごとく妙にタカ派の捕虜仲間がいて、こいつがやたら扇動したあげく、うやむやのうちに石田純一も影響されてしまう)。いよいよ脱走事件が発生、テレビ映画にしてはなかなかダイナミックに描いており、しかも私は事件について全く知らずこのテレビ映画で初めて知ったので、衝撃的でした。石田純一はこの頃の事を思い出して、そろそろ立ち直って欲しいなあ、と思うのです。
7点(2003-11-30 01:14:17)(良:1票)
3394.  さらば、わが愛/覇王別姫
これは実に衝撃的でした。私の中で、これほど尾をひいてしまった映画も珍しい、と言える程。これは本当に香港映画なのか?これが香港映画?ああこれが、香港映画なのか!(←しつこいなあもう)。香港映画と言えば軽い娯楽作を連想しがちだった私。しかるにこのあまりにも壮麗かつ壮大な映画、これは一体何なのか。しかも確かにこれは、「中国人だからこそ」作ることのできた映画と言えるでしょう。芸術と人生の葛藤、これは洋の東西を問わぬ普遍的なテーマではあります。しかし後に残されるべき「芸術作品」を「作り出す」ためではなく、自分自身を芸術と一体化させ、芸術にすべてを捧げ尽くす京劇の世界、この世界をこれほどの説得力と深みを持って西洋人に描き出すことが、果たしてできたかどうか(できたりして)。暖色系・寒色系に染められた映像と、京劇舞台の映像とが織り成す幻想的な世界、しかし激動の歴史はそれを容赦なく揺り動かす。芸術は不変不滅と人は言う。本当にそうなのか?社会の荒波の前に芸術は無力に翻弄されるだけではないのか?そしてついにたどり着く、レスリー・チャンの最後の表情。あまりにも切なく、脳裏にこびりついて忘れられません。夢に出そう---って言うか、映画を観た晩、夢に出た。夢の中で僕はTVを見ていた。夢の中のTVは、この映画にはモデルになった実在の人物がいる、と紹介していた。泣きそうになった。目が覚めて夢だと気づいてもなお切なかった。いや、勿論フィクションだということは重々承知してるんですけどね、なぜかそんな夢を見てしまう。まあこれが映画的リアリティというやつではないか(と、妙に強引に締めくくる)。
10点(2003-11-30 00:36:58)(良:2票)
3395.  暗闇でドッキリ
これもなんだか私にはとっつきにくい映画ですねえ。勿論セラーズのクルーゾー警部が見られるというのは、それだけで非常にケッコウな事、には違いないんですけども。今回は殺人事件を扱っててやたら人が死ぬので、かなりブラック入ってます。ドレフュスも何だか真剣にクルーゾーを殺そうとしてるようで、ちょっとコワイ。結末ももひとつ愛想が無い気が。後のバカ続編(続編と言っていいのかな?)とついつい比べてしまうのがいけないんでしょうけどね。クルーゾーの活躍は、もっとおおらかなユーモアの中で楽しみたいナー。
5点(2003-11-29 01:38:17)
3396.  地獄の女囚コマンド 《ネタバレ》 
何しろ「地獄」で「女囚」で「コマンド」ですからね。これらのどのキーワードで検索しても軽く百万件はヒットするでしょう(それは大袈裟)。まさにテレビ東京仕様と呼ぶに相応しい映画。90年の時点で、よくもまあ、このベタなタイトルが他の映画に使われずに残っていたもんだ、と妙な感心を。さて、見どころは何と言ってもジョージ・ケネディ、彼さえ出ればどんな映画も大作に見えてくるから不思議だ・・・いや、ココに例外があった。残念。某国にて囚われの革命家を救い出さんがために、世界各地から札付きのツワモノ女性戦士(には見えない)をスカウトしてきてコマンド部隊を結成、火花散る特訓を!!ってどこがやねん、ヘナチョコの極み、もう何だかねえ、自分は今、とてつもなく難解でシュールな映画を見てるんじゃないかとすら思えてきます。敵を欺くためになぜか彼女たちはスーパーモデルに成りすます!いいぞ、これは本編中唯一説得力のあるシーンだ。さていよいよ敵の本拠地へ攻め込む彼ら。やっとドンパチが始まる(B級の癖にドンパチ少ないぞ)。そこへ敵のヘリが! でも何だか地上スレスレで無意味に右往左往してるなーと思ったら、あっけなく主人公が飛び乗ってヘリを強奪、このヘリで脱出しておしまい。何とまあ。一応「女囚コマンド」達の中にも、いがみ合う者、途中で命を落とす者、裏切る者などが現れて、本来盛り上がるはずなのですが、誰が誰やらもうどうでもいいので感情移入ゼロ、ちっとも盛り上がらん。そういや、途中喧嘩ばかりしてる彼女達、プールサイドで喧嘩した挙句、プールに転落するシーンがありますが、わざわざ水中カメラでこれを撮影する念の入れよう、これはさすがにアホだと、ちょっと感心。ちなみにポロリはありません。
3点(2003-11-29 01:06:16)(笑:5票)
3397.  攻撃
↓「図式的に過ぎる」という批判は、確かに有り得るでしょうね。私の浅見を。小説なら一文一句全て作家が書いた人工的なものであり、また書かれたものがその全て。「書かれた」という事自体が意味を喚起し、また読み手も自分のペースで読みつつ、その意味を存分に斟酌する事ができます。一方、映画はと言うと、これも人工的とは言えあまりの情報量。そもそも我々の日常においても、他人の言動からその人の内面を汲み取ったりする事は易しくない。ある上映時間内で映画の作り手が何かを伝えようとすれば、多少リアリティを犠牲にして類型的になるのは止むを得ないのではないかと。それがどこまで許されるかは、観る人それぞれの感じ方、これはしょうがないし、きっとそれでよいのでしょう。で、本作ですが・・・こりゃ確かに境界キワキワですな。私もまあ、実を言うと気にならなくはなかったのですが、この「戦争なのに敵と戦っている気がしない」異様な雰囲気に圧倒されてしまって、もうそれどころではなく。クライマックスの壮絶さは特筆モノです。スゲーもん観ちゃったなあ、と脱力感に襲われました。それで結局、監督の言いたかった事はちゃんと私に伝わっているのか?怪しいなあ。  《追記》↓やましん様の追記を読んで、私こそこの映画を見直さねばならないな、と思いました。「映画」というものにおける登場人物が「類型的」だからと言って「映画」が「小説」に劣る訳じゃない(勝る訳でもないケド)。「類型的」なキャラで「類型的でない何か」を描くのが映画であり、つまりそれが「映画」の「限界」ではなく「可能性」である筈なのだから・・・確かに、映画における「登場人物」に意味あいというものは、一筋縄でいくようなもんじゃありませんね、今後もよく考えていきたいと思います。やましん様、有難うございました。(でもまだ今の所、9点は譲りませんヨ。フッフッフッ・・・)
9点(2003-11-24 13:24:35)
3398.  スパイ・ライク・アス
チェビー・チェイスとダン・エイクロイドの顔を見ただけで、もううれしくなってきます。が、このテのドタバタコメディ、どれだけ笑えたかで印象が大きく左右されてしまいます。私はもうひとつ笑えなかったかな、と。しかし、手術のシーンは、こりゃ大ケッサクでしたな。
6点(2003-11-24 12:05:11)
3399.  シャルロット・フォー・エヴァー
キミたち、親子で何やってるんすか! 娘のための映画ならタンクローリーだって爆破してやるぜ、ってか? でもこれは何だかセルジュ自身のための映画、娘を自分に繋ぎ止めんがための映画、のようですね。あまりに生々しくて(そのせいか、作風の割りに幻想味がやや乏しくなったかな?)。でもよく「近親相姦的」と言われますが、むしろ精神的繋がりを求めて喘いでいるような感じがします。正直言って、もう勝手にしてチョーダイな、という気もしてきますが、それにしてもこのセルジュの姿、痛々しい映画ではあります。
5点(2003-11-24 11:31:34)
3400.  バトル・スカイファイター/隠された大金をめぐるジェットヘリの大追撃<TVM>
これはまさに、ヘリコプターと複葉機による空中アクションを見せるためだけに作ったような映画でして、空中アクションだけを見たい人にはうってつけであります。私もヘリのアクションというだけでワクワクするタチですのでOKです。ストーリーの方は、おおらかというか、牧歌的というか、緊張感がないというか、要するにB級カーチェイス映画にありがちなノリですが、まあいいじゃないですか。その昔TV放送時に、横で一緒に見てた親父が観終わって立ち去り際、一言「面白かった・・・」と呟いたのがいまだに印象に残っております。それにしてもスゴイ邦題だ(NHK教育の「はたらくおじさん」みたいなネーミングセンスですな)。
7点(2003-11-24 10:53:45)(笑:1票)
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