Menu
 > レビュワー
 > やましんの巻 さんの口コミ一覧。18ページ目
やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


…………………………………………………


人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


…………………………………………………

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637
>> カレンダー表示
>> 通常表示
341.  愛情物語(1956)
正直言って、いわゆる「メロドラマ」は苦手なんですが、これは『グレン・ミラー物語』がそうだったように、何より「音楽映画」として、例外的に好きです。特にタイロン・パワーの華やかな存在感と、意外にも洗練された演技派ぶりに好感度大。ラスト、死を宣告された主人公が、弾いていたピアノから立ち去り、それとともに画面からも去って(消えて)いく一連のモンタージュに、ハリウッド映画の洗練の極致を見る思いです。奥さん役のキム・ノヴァクも美しい。決して「傑作」とかいう作品じゃないのかも知れないけど、忘れ難い1本。
8点(2003-10-07 11:28:29)(良:1票)
342.  哀愁
昔の映画って、やはりセットや照明などの技術面がしっかりしているから、例えばこんなくだらない・安っぽい・ご都合主義的なストーリーでも一応「名作」っぽく見せてしまうんですなあ。確かにヴィヴィアン・リーは美しいけど、彼女が出ていなきゃ、とっくに風と共に忘れ去ってしまわれていたでしょうね。この映画を翻案したとおぼしい溝口健二の映画もあったけど何だっけ? あれも溝口にしちゃ正直ヒドイ出来だったなあ… 《追記》うわあぁああっ! 何だこのヒドイ文章は!! 自分で書いたなんて、未だしんじられましぇ~ん(泣)。たぶんあれだな、カミさんとケンカしたか、仕事でトラブッたか、ひそかに好意を寄せていたコが結婚しちゃったか…いずれにしろ、“八つ当たり”以外の何物でもありません。もう、見てから20年近くたってるはずだけど、その時は特に前半のヴィヴィアン・リーの完璧な美しさにア然ボー膳としていたっけ。それだけでも、高評価に値するでありましょう。もうひとつ、溝口の『夜の女たち』も今見直せば、きっと自分の不明を恥じ入って、自殺したくなるに違いない…。削除も考えましたが、点数だけ変更しておのれのスットコドッコイさ加減をさらしておくことにします。この映画を正当に評価されておられる皆さん、本当に申し訳ありませんでしたっ!
8点(2003-10-07 11:14:07)
343.  恋におちたシェイクスピア
他の方のレビューを拝見して、どうも採点「8」が多いという印象。でも、これが本当に「8」な映画なんですよね。つまり、面白いし良く出来ている。けれどそれ以上ではない…という。青年シェークスピアと、彼が生きた時代の雰囲気をいきいきと描いた脚本の勝利だと思うものの、別に映画でなくとも、例えば舞台の方がより面白いものになったんじゃないかと思わせるところが、物足りなさの理由か。でも素直に面白いし、出来としては良い。ああ、やっぱり8点じゃん(笑)
8点(2003-10-06 17:17:54)
344.  マーフィの戦い
初めはピーター・オトゥール扮するマーフィの「たった一人の戦争」に協力していたフィリップ・ノワレの気のいいオッサンが、遂には彼を見放すあたりの感じ…この男の「狂気」にはついていけんという感じが、観客にもストレートに理解できる。前半のユーモラスさと後半の凄絶さのコントラストの妙が、実に効いてます。最後にはUボートの乗員の方に同情してしまうであろう、オトゥールの主人公の「イッてしまいました」ぶりが、強烈すぎて忘れられません。
8点(2003-10-06 17:04:29)
345.  アパッチ砦・ブロンクス
うん、これはいい。冒頭、あのパム・グリア姐さんが頭のイカれた娼婦になって警官をいきなりブチ殺すシーンから、しがない制服警官の悲哀や心意気などが点描される中、当時のアメリカ社会の荒みっぷりがひしひしと伝わってきます。80年代以降のポール・ニューマンじゃ、『評決』とかよりもこの作品が最も好きだな。がんばれ、公僕!
8点(2003-10-06 15:44:29)
346.  まぼろしの市街戦
朝吉殿、輸入盤ならDVDが入手できますぞ。そして、確かにビジョルド(ビュジョルドが正しいんだろうけど、こちらの表記の方が好みなんで)は、ほとんど天使的な可愛らしさ。最後、精神病院の患者たちの方が「正常」で、戦争をくり返しては死んでいく現実世界の人間の方が「異常」だというメッセージは、なくもがなだとは思うけど…素直に「美しい映画」です。
8点(2003-10-06 15:08:45)
347.  アリゲーター(1980)
当時流行した「巨大生物パニックもの」の1本。とは言え、そんな中でもピカイチの面白さでしょう。捨てられたペットのワニが下水道で巨大化した…とは代表的な”都市伝説”のひとつ。それを、一見ストレートに見えて、小技の効いたウィットとユーモアで「現代の大ボラ話」にしたジョン・セイルズの脚本と、ルイス・ティーグ監督のセンスの良さが光ります。『ジャッキー・ブラウン』に通じる、ロバート・フォスターのオフビート感もナイス! …ただ、巨大ワニの造型には、あまり期待しないように(笑)
8点(2003-10-06 13:57:09)
348.  クリープショー
けっこうオーソドックスなホラー・ネタを並べて、それぞれがみごとにオチている。いかに、スティーブン・キングとジョージ・ロメロが「恐怖・怪奇もの」のマニアであるかが伝わってきて、思わずニンマリしてしまいます。個人的には、「ワシの誕生日を祝えっ!」と、地獄から蘇ってくるゾンビ爺のおぞましくも笑えるエピソードが最もお気に入り。ロメロにしちゃ、軽いけど良く出来たエンタテインメントとして、推奨します。
8点(2003-10-06 13:46:26)
349.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 
こればっかりは、いくらネタバレを認めるこのレビューでも、バラしちゃいかんでしょう。それほど、最初から最後まで見事に仕組まれた展開の完璧さに脱帽。しかも、ネタがわかっても、また見たくなる、映画としても実に上出来のウエスタン・コメディであります。それにしても、さすが名優たちで、その芸達者ぶりがあってこその作品であることも、最後まで見ているとよ~く分かる。…なんて、本当はバレてはいけないネタがあると書いた時点で、もうネタバレの恐れがあることに、気づいた。とにかく、ポーカーがメインとなるストーリーだけに、そういった駆け引きの面白さを最・後・ま・で・楽しみましょう。ジョアン・ウッドワードに、乾杯! 完敗!
8点(2003-10-06 13:37:39)
350.  パーティ
60年代のブレイク・エドワーズの映画は、どれもハズレなし。これも、ピーター・セラーズ扮するインドから来た俳優が、ハリウッドの俗物性をコテンパンにぶっ壊していく、ただそれだけの内容なんだけど、後半なんかほとんど台詞もない、サイレントのスラプスティック喜劇調がなんともクール! クルーゾー警部とはまたひと味違うセラーズの「聖なる道化」ぶりも、素晴らしいです。
8点(2003-10-06 13:12:44)
351.  海辺のポーリーヌ
他愛ない男女のよしなしごとを、ほとんど古典的な優雅さの会話劇に仕立て上げるロメール監督。一方で、若い女性、特に少女に対するまなざしがなかなかにスケベで、高尚なロリコン映画としても楽しめます。なかでも、『クレールの膝』と並んで最も「萌え」ているのが、本作。ポーリーヌのきゃしゃな胸の三角ビキニ(?)にゃ、思わずドキドキします。…って、ロメール・ファンに怒られそうだけど。
8点(2003-10-06 12:41:10)(笑:1票)
352.  マイケル
そう言えば、『フィールド・オブ・ドリームス』の中で、「ここは天国か?」「いや、アイオワさ」という台詞があったなあ。アイオワじゃ、トラボルタみたいな天使がたばこ吸ってても全然おかしくないって感じが、とてもよく伝わってくる。…って、随分前に見たんで、主人公たちが向かう先がアイオワだったか、ちょっと自信ないのですが。でもまあ、どうであれ、この作品自体が”天使的幸福感”に包まれてるよね。うん、好きです。
8点(2003-09-26 15:25:34)(良:1票)
353.  僕らはみんな生きている
公開当時、かなり感心したことをおぼえてます。何にって、ヘンなナショナリズムを交えることなく、今のニッポン人の醜さや切なさ、そして愛しさをきっちり表現していたことに。アジアでの我々って、所詮ああいった情けない醜態を現地の人間の前でさらけだしているんだろうな。でもって、そんな我々にも、まだニンゲンとしての心意気が残っているだってことをしめした真田広之のクライマックスでの言葉に、けっこうカンドーしちゃいました。滝田洋二楼カントク、そして一色伸幸サンの脚本が巧いです。
8点(2003-09-25 14:13:35)
354.  ダーティファイター(1978)
『許されざる者』みたいな”陰”のイーストウッド作品もいいけど、こういった徹底的に陽気でノーテンキなイーストウッド作品も大好き(最近じゃ『スペース・カウボーイ』がこっちの方向だよね)。イーストウッドの主人公を中心とした、オランウータンを含むへんてこな”家族”に、ぼくも加わりたいっす…。ラストの意外なホロ苦さも、絶妙なテイストになっとります。それにこの映画のソンドラ・ロック、可愛いじゃん!
8点(2003-09-18 12:05:01)
355.  奇人たちの晩餐会
最近あんまり笑ったことないんだけど、この映画見た時はそれこそ死ぬほど笑い転げました。バカを笑うつもりが、自分の方がバカを見たという、皮肉と諧謔とナンセンスのオンパレード。どうしても舞台劇調になるのは仕方ないけど、ここまでおかしけりゃ文句なし! ややペーソスをまじえての後半は、このまま無難に終わるのか…と思わせつつ、ラストでもう一発カマしてくれるあたり、ほとんどひれ伏したくなりましたです。おすすめ!
8点(2003-09-18 11:55:24)
356.  地球爆破作戦
おおっ、この隠れた佳作SFを取り上げてくださった↓の方に感謝! グローバル・ネットワークが現実と化した今こそ、その無気味さがよぉ~く身にしみます。考えてみれば『ターミネーター3』なんてこの映画のパクリみたいなもんだし(…とは、ちと言い過ぎだけど)。それにしても、米ソのスーパーコンピュータが”合体”する展開って、考えようによっては、一種の「狂気の愛(!)」ものでもあったんだなあ。TV映画じゃ秀作を連発してきたものの、何故か劇場映画となると実力が発揮できないジョセフ・サージェント監督だけど、これはその幸福な例外。
8点(2003-09-16 18:26:08)
357.  エバースマイル、ニュージャージー
サイドカーを走らせて、歯の啓蒙活動にいそしむ歯医者の主人公。南米アルゼンチン…というよりパタゴニアの風景そのものがシュールなまでに空虚で、別世界していて、その中を古風な革の上下に身を包んだ主人公がサイドカーで通り過ぎると、それだけで「詩」を感じさせてくれます。ダニエル・デイ=ルイスが、最もチャーミングな作品としても、特筆したいな。うん、ステキな映画でありました。
8点(2003-09-16 15:43:02)
358.  ダークマン
サム・ライミがいかにアメコミ大好き人間だったかが、ひしひしと伝わってくるね! 基本的には「オペラ座の怪人」のコミックヴァージョンなんだけど、ヒーローも悪役も、その他大勢もキャラがたっていて、少々のグロ味も効果的。監督がいかにもノリまくって撮っているのがよおく分かります。ただ、この映画を賞揚するのに『スパイダーマン』をもってきてケナすのは、どうでしょうか。あれはあれで、見事なライミ的青春映画になっていたとぼくは思うのですが…。
8点(2003-09-16 11:02:04)
359.  レインマン
特に斬新な映像も、才気きらめくショットもない、あくまで変哲のない画面に、どんな題材を撮ろうと奇妙にライトヴァーズな語り口の物語が展開する…それがバリー・レヴィンソン監督の映画に共通する感覚です。しかし、そこには現代アメリカ映画のみならず、この国の文化シーンにあって最も「大人」の眼差しが貫かれていて、それがこの「チャイルディッシュな国」にあってとても貴重なものじゃないかと。評判のよかった本作ですが、そこにある「障害者をとりまく社会の不寛容さへの、諦念に満ちた静かな否」を、本当に”彼ら”は受け止めたのだろうか。そして、ぼくたちは…?
8点(2003-09-13 14:17:52)
360.  HERO(2002)
チャン・イーモウとしては、やはり先行するアン・リーへの対抗意識があったのか? それとも、チェン・カイコーに対して? …しかし、彼はウォン・カーウァイの『楽園の瑕』こそにもっと学ぶべきだったんじゃないか。あの、ほとんど失敗作すれすれのところで奇蹟のように「映画」を成立させた、カーウァイの最も野心的かつ真摯な凄みに比べ、イーモウの本作は(いつもの彼の作品同様)あまりにも破綻なく達者で、まとまりすぎている。もっとも、それこそがこの才人の魅力であり限界でもあるのだし、そういう意味では見事に観客の期待を裏切らない出来映えは、やはり評価しなくちゃなんないだろうなあ。とにかくマギー・チャンとトニー・レオンのふたりが、あまりにも素晴らしい! その分、ジェット・リーがワリを食っちゃったけど。
8点(2003-09-09 12:55:16)
081.09%
140.55%
250.68%
3202.74%
4253.42%
5598.07%
67810.67%
79212.59%
817123.39%
98411.49%
1018525.31%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS