341. 御法度
シュールで淡々と進む雰囲気が良かった。キャストは大衆向けなのに、テーマはアブノーマルっていうアンバランスさも良かった。坂上二郎とトミーズ雅が面白くて笑ってしまった。眠気を誘う前半を耐えれば、後半のサスペンスっぽさを味わえる。大島渚監督やビートたけしといったネームバリユーに惹かれて見ると肩透かしを食らったような感触を受けるんだろうが、B級映画やキワモノ好きな人ならそこそこ楽しめると思う。やっぱ自衛隊とか監獄とか、男祭りなところにいるとそうなっちゃうのかねぇ。そこんところは生涯理解できそうにありません。 7点(2003-09-27 15:48:08) |
342. AKIRA(1988)
面白い。原作と内容が変わっている所もあるがこの内容をアニメーション化しちゃってるのが凄い。生命のエネルギーとか判り難く大きいテーマを機軸にしつつ、友情、希望など判り易いテーマも織り交れていてバランスが取れていると思う。だけど、ストーリー云々より映像を楽しむのが一番。 7点(2003-01-13 21:18:45) |
343. エルム街の悪夢(1984)
《ネタバレ》 フレディが思いの外コミカル。ギャグキャラですね。殺人鬼としての凛とした感じはなくて、いたずらっ子みたいな感じ。アル中のお母さんと頭の固いお父さんに落胆して、途中から強くなっくるナンシー。しまいにはホームアローン級のDIYトラップを超短時間で仕込むという覚醒っぷり。この映画の中で一番好きなシーンは、ラストの終わり方。全て夢だった~!...と思いきや、やっぱりフレディは居たんだ~ナンシーママずりゅりゅ~。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-06-25 23:26:00) |
344. Strange Circus 奇妙なサーカス
《ネタバレ》 後半の二転三転する展開は、ミステリー小説のようで面白い。前半の非現実感の表現がちょっと(ダサい)ので、これが最後まで続いたら辛かったので危なかった。悪趣味で鑑賞後胸クソ悪いけど、それがこの監督のウリなので、これからもこの路線で頑張ってほしい。 [インターネット(邦画)] 6点(2018-04-11 18:51:34) |
345. かもめ食堂
《ネタバレ》 日本人の女性が、異国の地フィンランドで食堂を開き、慣れない土地ながらも少しずつ仲間や常連客が出来ていく物語。 クスッと笑わせるようなユーモアが随所に散りばめらている。不思議な個性のある登場人物ばかりだけど、映画を見ているとなぜだか前向きになります。 どこか親近感のあるキャラクター達が、映画の中で活き活きとしています。 [DVD(邦画)] 6点(2016-01-15 15:57:46) |
346. ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版
《ネタバレ》 他の劇場版と比べると、盛り上がりはいまいち。ミスリードさせてるのはいいんだけど、それならもっと伏線をしっかりして欲しい。「実はターゲットはあっちじゃなくてこっちだった」って後から言われても、それって単に説明不足なのを視聴者の想像力に頼ってるだけになってる感がある。 [DVD(邦画)] 6点(2015-06-01 20:48:41) |
347. グランド・ブダペスト・ホテル
《ネタバレ》 例えメジャー(公の場)で賞賛されなくても、一部の人達の中で「実は壮大な物語があるよ」と人伝で語り継がれる。そんなポジションを美徳と捉えてる映画でした。主人公のムッシュ・グスタヴの生き様に、この映画そのものの価値観を凝縮しています。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-15 23:20:49) |
348. アナと雪の女王
《ネタバレ》 アナは可愛らしく、オラフは面白い。姉妹の愛はとても強い。ストーリーはヘンテコ。構成が弱いので、導線が薄く、展開が急すぎる。場面場面での単体で観てみると、どうにかまともに見える。アニメーションでファンタジーなので仕方ないのかもしれない。感情に訴えかけてくる場面は多々ありますが、深みはなく、薄っぺらい映画でした。登場人物は愛嬌があり、主題歌も良いので、軽くアニメを楽しみたい人にはオススメできる映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2014-09-05 15:01:48) |
349. 謝罪の王様
《ネタバレ》 阿部サダヲの動きが面白かった。謝る時は、相手にどう映るのかが重要だということが分かった。謝罪上手になりたい。 [DVD(邦画)] 6点(2014-07-11 20:27:27) |
350. スノーピアサー
《ネタバレ》 貧富の差って無くならないんんだろうな。あの列車の外で生きていく可能性を広げていったとしても、その先にはきっとまた格差は生まれる。その格差こそが、生態系の維持を保つための必要不可欠な要素なのかと思うと、どうもしょんぼりしてしまう。 [DVD(字幕)] 6点(2014-06-13 12:46:02) |
351. ウルフ・オブ・ウォールストリート
《ネタバレ》 強欲でIQが高い人は、株式ブローカーになります。強欲でIQが低い人は、B-BOYになります。 [DVD(字幕)] 6点(2014-06-06 17:09:00) |
352. 凶悪
《ネタバレ》 ジャーナリズムは、まるで麻薬のようだ。山田孝之の顔が、どんどん麻薬中毒者のような顔になっていた。 [DVD(邦画)] 6点(2014-05-30 23:59:30) |
353. ハロウィン(1978)
《ネタバレ》 今観ると古典的だけど、丁寧な作りに感心しました。前半のじらしがいいです。理屈はあまり考えません(笑)。アメリカっぽくて、ジェイソンっぽい。このぐらいのホラーだと、さくっと観れます。 [DVD(字幕)] 6点(2013-05-27 17:28:09) |
354. イレイザーヘッド
《ネタバレ》 不気味な映画でした。意味不明だし、気持ちが悪いです。終始耳障りな音がして、不快にさせます。だけど映像は洗練されてます。どこかコミカルさもあります。うまく説明できない作品です。監督は変人だと思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2013-04-11 19:39:44) |
355. アベンジャーズ(2012)
《ネタバレ》 ヒーロー達は個性が強く、協調性に欠けます。でも、その弱点を克服し、頑張って協力すれば、悪の支配には負けません。そんなヒーロー達の駄目っぷり、活躍っぷりを楽しめます。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-12-21 23:06:10) |
356. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 長いけど、見せ場が少ないです。もっとマシンの動きを楽しみたかった。ベインはマスクをしてるせいか、口パクに見えてしまうのが何だか残念。本部長は危機的状況であればあるほど、存在が光りますね(笑)。キャットウーマンはお似合いでした。最後の展開は裏をかかれました。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-12-19 00:33:57) |
357. 未知への飛行
《ネタバレ》 怖い映画です。誰しも戦争は怖いものだと思っています。しかし怖いと思わずに、戦争したくてしょうがない人が登場しています。核という、人類がコントールできないくらいの大きな力の恐怖も描かれています。命令系統の複雑さや、制御不可能な機械化人間の行動、そういった恐怖も描かれています。結論から考えると、誰だって戦争なんてしたくないはず。双方でどれだけの犠牲がでるのか考えれば分かることです。しかし、そうは単純にいかないんですね。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-12-03 20:04:26) |
358. 息子(1991)
《ネタバレ》 時代の流れで核家族化が進行することには逆らえません。行き場のない父親の寂しさが伝わってきます。そんな父親は、過去の思い出がキラキラと感じてしまう。仕方ないでしょう。出来の良い息子に厄介者扱いされるよりも、世話のやける息子の面倒を見てあげるほうが、年老いた父親にとっては幸せ。幸せのかたちは人それぞれ、色々です。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-11-23 14:24:44) |
359. 黒い家(2007)
《ネタバレ》 キチガイな奥さんはとっても美人。どんなに悪い事しても許しちゃいます。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-12 20:14:19) |
360. アジョシ
《ネタバレ》 テシクは強い。1人で無茶苦茶頑張っていた。映画の出来映えもそう。ウォンビンのパワーに映画の出来が左右されている。ウォンビンの力量で最後まで突っ走っている。子供っぽくない台詞を吐く子供と、アメコミにいそうな影のあるヒーローとの間で、赤の他人同士なのに心の深い所で気持ちが繋がっているという、作り込み過ぎてる設定は、ある意味おバカ映画。でもアクションは見もの。ハリウッドに負けてない。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-06 20:03:13) |